自分もPortugalに限らず、大陸部欧州での拡大には規律が重要だと思う。
その理由の1つに「士気差については結局相手の士気が切れるまで部隊を投入し続ければ戦闘には勝てるので、周辺の部隊を応援に回せばよい」というのがある。
序盤なら会戦勝利→逃げた敵軍を追いかけ殲滅→戦争勝利と直結しやすいので、たとえその会戦で自国の犠牲の方が大きくとも、とにかくその1度の戦闘を勝ち切る必要がありその時士気の差が大きな役割を果たす。
中盤以降は双方の保有兵力が増えて国土も広がる。すると敗走時に逃げやすくなり、減った兵力を埋めるための新規徴兵もしやすい。そうなると1度の会戦で戦争の趨勢が決まりにくくなる。
会戦を繰り返すための継戦能力の観点からは、自国より敵国の犠牲を大きくする必要があり、その際に重要になるのが士気(HP)より規律(殺傷数≒キルレシオ)なのだと思う。
ただしPortugalが同じ植民国家のEngland(Great Britain)、Castile(Spain)、Franceなどに比べて士気向上を重視する必要があるのは理解できる(流石に士気+15%<規律+10%だろうけど)
理由はPortugalがこれらの国々と比較して
①本国が狭く逃げ場が少ない
②貿易会社リージョンでの現地国家との戦争でも逃げ場が少ない
③陸軍FLが小さい
④交易収入が低く海軍が弱い
の4点が挙げられる。②に関しては他の植民国家でも同じだが、Portugalではより致命的になる。
例えば勅許会社(ゴア)を起点にVijayanagarと戦争する際に、SpainやFranceならば陸軍FLが大きくNIで士気も強化されるため、予め大部隊を船で運んでおけば会戦で敗れる可能性は低い。
しかし陸軍FLが小さくNIによる士気補正を持たないPortugalでは敵が部隊を集中して臨めば会戦に敗れるかもしれず、ゴアに逃げ込んでも敵の追撃で殲滅される恐れがある。
Great Britainについては陸上戦こそ似たようなものかもしれないが奴らは圧倒的な海軍力を持つため、ゴアに停泊させておいた輸送船に乗せ付近の自国領の離島に逃れれば、態勢を整えて上陸戦を仕掛けることもできる。
東南アジアの植民州を起点にMalacca等と戦う場合も同様だろう。
つまり陸でも海でも現地国家を圧倒できるほどの質や量を持たないにもかかわらず、逃げ場の少ない陸戦をする局面が多いため1度の会戦で勝ち切るために(他の国々以上に)高い士気(防御アイデア2)を必要とする。
この戦略の筆者もこんな感じのことを言いたいのかな~と思って、頑張って自分の考えを書き起こした後にページを見直してみたら、微妙に(かなり?)違っていたかもしれない。
以上です。長文失礼しました -- この戦略の筆者ではないです 2020-05-24 (日) 22:56:04
あくまでもポルトガルにとっての評価であり一般的なものではありません。
0:伝統/Tradition 1~7:NI順番 8:野望/National Ambition
鬼
強力
1 艦船喪失時の士気低下-33%、撤退率+5%
士気低下により艦船が継戦不能となったり沈没したりしたときに艦隊全体に与える影響を抑え継戦能力を上げる。外洋で大型船を多用するポルトガルとの相性も良い。
5 建設コスト-15%、絶対主義+0.5/年
前者がメインで後者はおまけ。工場一つ建てるにつき75ダカットの補助金が出ると表現すればその強さが分かりやすいか。他の建設費節約効果と重ね掛けして工場ラッシュや大学ラッシュを狙おう。植民地や交易会社にも工場を建てて交易収入を増大させるのだ。
平凡
0 交易効率+15%
2 交易品生産量+10%
3 交易力+10%
上から順に交易収入が水増しされ、生産品の産出量が増えて生産、交易収入に寄与し、ノードの占有率が全体的に上がる。交易国家として見ても破格の補正だ。
0 植民範囲+15%
6 植民地人口増加+15
ポルトガルが先んじてカリブをおさえ、その後も世界各地に高速進出できる理由。立地と相まってなかなか強力。
7 砲兵戦闘力+10%、要塞防御+10%
貴重な陸軍強化。軍事技術の上昇により砲兵はどんどん強くなるため後半になるほど重要性は増す。特にアジア征服の際に役立つ。要塞防御はおまけ。
8 関税+20%
評価が分かれるNI。関税補正ではないため植民地の独立欲求が上昇しやすくなる。影響アイディアなどをとって宥めよう。
貧弱
4 商人+1
ポルトガルが(西欧亜大陸にいる限り)交易会社化や植民国家形成で商人を得られないのは同じ西欧にあるノードのみ。更にそれらの中にはセビリアに流入する物は一つもない。サフィとチュニスを交易会社に叩き込んだ時点でもうお役御免になる未来ががが。まあ序盤の小金稼ぎや未進出ノードには使えるから産廃ではないか。
産廃