各国戦略
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はじめに†
データ/中華皇帝も適宜参照のこと。
明は1444年時点では他の列強と比較し、三倍以上の開発度を持つ最強国家である。
しかしながら明には様々な難題が発生していく為、オイラトや女真などで清や元を形成*1したほうが経済面以外は楽である。
そんな明でプレイしていく為には、国内の難題を解決していくことが最も大切だ。
今回はオスマン・フランス・イングランド・スペインのような大国を難なくプレイできるレベル以上を想定し、植明帝国の形成を拡張方針として解説していく。
DLCに関しては全入りを前提としているが、中華皇帝としてプレイするのでMandate of Heavenは最低限必要だろう。
準備説明(諸問題の内容と拡張方針の説明)†
まず明が抱える諸問題について説明する。
一つ目は開始時の明は北の遊牧民たちに対処しなければならない。→ 1~3で解決
これを放置すると開発度が300を超え、隣接している遊牧民国家が完全独立国*2かつ中華皇帝と同盟しておらず、停戦していない場合、国難「無防備な国境線」が発生して天命が低下し弱体化する。
二つ目は初期段階においてGoverning capacityの上限まで届いている点だ。
→ 注意点で説明
三つ目は改革の時代以降の国難の「明朝の危機」だ。→ 5で解決
これを回避するには天命を50未満にしなければいいのだが、それは中華皇帝の改革をあきらめる事を意味する。(v1.33で30未満に変更される予定)
しかし改革をしないと中華皇帝は嬉しい地位とは全く言えないだろう。
AI明が崩壊する原因の多くはこれである。
四つ目は最大絶対主義*3である。 → 6で解決
これは上の三つと比較するとさほど問題ではないが、大拡張するなら対処する必要がある。
続いて拡張方針についてだが、なぜ植民?と思う方がいるかもしれないので説明すると、明は経済が優秀な為、ダカットに関しては余るので植民の余裕がある。
また新大陸やアフリカに入植することで周辺国家を朝貢させ、君主点を手に入れ、1ヶ月で得られる天命を改善でき、新大陸の金山とアフリカ貿易でダカットを大量に稼げる。
全体を通しての注意点†
- 中華帝国改革
- 基本的に天命が100近くになったらすること。
改革をすると天命が70も下がりとても強烈なマイナス補正を受ける。
- 儒教の他宗教との調和
- 85~100ぐらいでから始め、異端寛容が高い為、異端は調和しなくて良い。
低い調和は能力主義・開発コスト・国教寛容度/Tolerance of the true faith (ToT) に悪影響を与える。
- 顧問
- なるべく能力主義が保てるようにレベルを高くしておく。
低くなったら軍事点を使うのもあり。
- 拡張
- 異教の土地を直轄領にしたとき、調和が完了するまで貿易会社にしておくことがおすすめである。
これにより、異教ペナルティと非受容文化ペナルティがなくなる。
- 階級の土地
- なるべく没収し、crown landの割合を上げよう。
これを上げると最大絶対主義が上がる。
- Governing capacityについて
- 征服した土地はなるべくテリトリーにすること。
収入源ではないノードの貿易会社は分離主義が残ってて、不穏度が気になるときだけかキャパに余裕があるときに指定しておく。
ステートはキャパシティがないときは作ってはいけない。
なぜ、ここまでテリトリーの状態が良いかというとステートは100%、貿易会社は50%、テリトリーは25%の開発値がgoverning capacityに加算され、この上限を超えるとペナルティを受けるからである。
なお、統治コスト減の建物は統治Lv8と22、工場系建物の州議事堂/State Houseは統治技術Lv22で解禁される。
- 遷都
- 制度の受容や伝播のため、より国の中央へ遷都するのも一案だ。
杭州、西安には交易の中心地があるし、初期の首都である南京遷都も選択肢になりうるだろう。
全体としての流れ (6段階に分けます)†
1. 初動†
まず階級/Estateの管理だ。
貴族階級の特権で属国・辺境伯を二つ以上持つことで「強力な公爵領/Strong Duchies」を渡そう。
外交枠+2かつ独立欲求/Liberty Desire(LD)-10%と強力なものだからだ。
他に与えたほうが良い特権としては顧問コスト減の特権だ。これに能力主義と茶の交易ボーナスを含めれば、最大-60%カットできる。(顧問スキルの合計値は能力主義の増減に影響する)
また貴族階級のIncresed Leviesという特権も明は初期の貴族階級の土地の割合が多いため、人的資源に大きなボーナスがつく。
最後に君主点+1の特権を与え、残りの王領は売ろう。(注:v1.33で10%未満時の売却は不可になる予定)
イベントで王領が30%近くに戻るので心配ない。(ただし、貴族階級の特権枠に空きがある必要がある。)
次に最初の侵略先を決定しなければならない。
侵略先は遊牧民がいる北か密教地帯の西のどちらかだが、ここでは遊牧民の国難を早期に対処したいので北にする。
また、西のカムは外交属国化できるためでもある。
ここで即侵略できる国はオイラトもしくはホルチンである。
しかし、いきなりオイラトを攻めるのは軍の運用が上手くないと相手の軍質が高く、国土が広いために消耗も激しい。
もしオイラトを攻めるなら君主と後継者に指揮させてはいけない。
彼らがオイラト軍に野戦で負けるとイベント「土木の変」が起きて大変なことになる。
一方、ホルチン攻めはオイラト攻めに比べて相手の軍質はそこまで高くなく、国土も狭い為に簡単だ。
いよいよホルチン攻めとなるわけだが、その前にホルチンを倒した後を考える必要がある。
ホルチンを倒した後に考えなければならないのはオイラトへの対処だ。
おそらくこいつが遊牧民による国難を引き起こさせる原因となるだろう。
オイラトへの倒し方は大きく分けて二つある。
一つ目はモンゴルと関係改善して独立支援する。
こうするとオイラトの戦力は激減するが、問題点としてはいつ独立戦争が起こるかわからないことと独立戦争では主導国になれない点だ。
二つ目はオイラトをライバル視しやすいチャガタイと関係改善して同盟して土地を確約して攻めることだ。
今回はチャガタイと同盟する作戦を想定する。
2. ホルチン侵攻~ソロン侵攻†
ホルチンから領土を獲得したときのことを考えたとき、彼らの領土はテングリと密教である。
密教領地に関してはチャハルを解放して属国にして譲渡するか、モンゴルに返還してLDを上げるのも良い。
問題はテングリ州だ。明にとってはcapacityがギリギリであるため、あまり直轄地にはしたくない。
そこでテングリを国教とする国を属国として持つことをおすすめする。
しかし注意しなければならないのは、遊牧民を武力や外交による属国化をするとややLDに困る。
なぜなら遊牧民政体はLD+10%の補正を持ち、扶養限界や軍事力が高い為に戦力比から得るLDが上昇する。
これを回避するには国家解放するか遊牧民政体ではない国家を属国化する必要がある。
ちょうどこれにぴったりな国が明の近くに存在する。
それはソロンだ。
この国は国教こそテングリだが、政体は遊牧民ではない。
またNIも女真グループよりも若干優秀である。
またこの国は外交的に孤立しやすく同盟国が弱いことが多い。
ホルチンとの和平は先述の通りチャハルを解放するのも良いだろう。
そしてモンゴルに独立支援するならモンゴルにコア州を返還するのも良いだろう。
得た領土は密教地帯をチャハルにあげて、テングリ州はコア化せずに放置。
続いてソロンを攻める。おそらくニヴフが同盟国なのでこの国も属国化すると植民の点で良い。
そしてソロンを属国化して先程の放置した州をあげよう。
ソロンはpagan/土着信仰グループを調和できて、governing capacityに余裕が出るまで併合は避けるべきだ。
3. ソロン侵攻後†
ソロン侵攻後はオイラト以外のテングリ部族を統合したり(すべてを征服する必要はなくモンゴル以西とその他を分断する。また、沿岸部を優先的に獲得すると植民で有利だ)、
密教地帯のチベットを攻めたりするのも良い。
さらに、朝貢国の請求権から武力脅迫を利用して開戦(脅迫が成功してはいけない!)して東南アジアの島々に進出すると植民の効率が良くなる。
テングリ部族を征服するなら、沿岸州と儒教州以外はソロンに丸投げした方が良いだろう。
こうして征服していくとルネサンスが発祥して技術ペナルティが出てくる。
よって首都北京を開発しておこう。
ルネサンスが発祥した頃には1番目のアイデアが取れる感じだろう。
最初のアイデアは探検である。
なぜなら植民地主義を発祥させることができれば、君主点が貰えて君主点の節約も出来る。
またそれが出来なくても、開発せずに自然伝搬ができる可能性があるからだ。
植民地戦略は次項にて述べる。
続いてオイラトと軍事技術差が出てきた頃合いなのでチャガタイと組んで攻めよう。
チャハルのコア回収やソロンに領土をあげたりすると良いだろう。
ソロンはNIで戦勝点コスト減を持つため、和平時に直接渡すとなおのこと都合が良い。
チャガタイには一つも領土を渡さなくて良い。
4. 1500年までの過程 (ほとんど植民戦略)†
※植民については下の項目でさらに詳述。
まず植民地戦略だが、東南アジアに入植または征服(武力脅迫を利用)とカムチャツカ半島の部族を併合しよう。
東南アジアについてはザンジバルや喜望峰(この二つを征服すると貿易でかなり儲かる)への足がかりとなる。
カムチャツカ半島についてはアメリカ大陸(主に金山目当て、他には対西欧列強植民地)への足がかりとなる。
また、オーストラリアへの植民もおすすめする。なぜならパプアニューギニアの土地を渡すことができ、そこから隣接している領土を渡せば、capacityの節約になる。
植民については植民者を使い回し、新大陸ルートと東アフリカルート両方を併行していく。2つまでならそこまで負担にならない。
アフリカ方面はマダガスカルまで植民距離が届くようになったらダカットで領土を買い喜望峰に入植し、象牙生産地(外交評判+2の交易ボーナスは強い)とCoTを積極的に征服すると良い。
また、1500年に近づくと調和が90近くになるだろうから調和を行う。
最初に調和するのはイスラムグループ(≒スンニ派)かダルマグループ(≒ヒンドゥー)が良い。
個人的にはイスラムをおすすめする。
イスラムの方のが範囲が広く、アフリカに入植するならそちらの方が有利なためだ。
5. 1500年から絶対主義時代前まで†
いよいよ明の二つの課題を対処することになるだろう。
まず改革の時代以降の国難「明朝の危機」は絶対に取り組むべきだ。
前にも書いたとおり、これを避ければ改革は実質不可能だ。
1.32.2版 「明朝の危機」所感
「明朝の危機」は1.32でより凶悪なものに変更された。
以下は所感で完全なものではない。
また、反乱軍蜂起以外の国難中イベント(1.31時点で追加された「雲南保護国」など)に触れていない点も付記しておく。
- 『事前準備』
- 宋明理学の復活 / Resurtgence of Neo-Confucianism
1500年以降に起こるイベントで、国教変更しない限り異端寛容を+2に出来る選択肢がある。
不穏度の低減に役立ってくれるだろう。
- 国難開始時に天命がほぼゼロに落ちる。国難とは別に降ってくるペナルティを把握しておく
- 借金があるなら返済し、国難発生時の汚職対策に2000ダカット以上を最低でも用意
- 安定度の減少対策のために統治点をためておく(安定度は天命の増加に影響する)
- 陸軍維持費を最大に上げる
- 改革が出来るようになったら、例外的に即改革を行う
(国難発生時に天命が-35されるので、開始前に改革して天命をうまく使おう。)
(ただし、下記の通りデバフが激烈になったので準備が整わないなら改革すべきではない。この国難は基本的にはプレイヤーが選んで起こすものなので、しっかり準備を整えたい)
- 『イベント反乱軍への対応』
国難が発生したときに出る最初の反乱は要求を呑んで構わない(安定と拡張画面から「要求を受け入れる/Accept Demand」)。
受け入れても天命などに影響がなく、戦うには規模が大きすぎる。
それ以降の対応は大して難しくない(個人の感想)。
反乱軍サイズは国の総開発度によるが、あらかじめ複数の軍を各地に配置しておき、ポップアップを閉じる前に蜂起する場所に配置すればいい。
場所は中華亜大陸のどこかに限定される。
もともと開幕当初から統治限界的に厳しいので、拡張を謹んでしっかり内政に励み、大軍を養える経済力、人的資源を確保しておく。
鎮圧する選択肢を選ぶと天命が増加する点は変わらない。天命が75以上にならないと国難は終わらないので鎮圧一択だ。
(余談だが、日本語化ユーザーは検索ウィンドウに中国の地名入力が難しいので反乱軍蜂起地点を探すのに手間取るかもしれない。
イベントタイトル文にエリア名が記載されているので、まずマップモードを「エリア」に切り替えてエリアを探し、その中から目視で州名を探すことをおすすめする。)
- 『イベント外の反乱への対応』
国難中の国家不穏度が+5から+15に変更された (笑)。
これに天命ゼロデバフも加わって、そこらじゅうで分離主義反乱やらがお祭りを始める。
(これにより自治度を上げても相殺は難しくなったが、反乱のタイミングなどをコントロールするのには使える。)
反面、反乱軍の蜂起を操作できるようになったので(反乱軍サイズは大きくなるが)、手が空いた時に潰して回るのがいいだろう。
領土が広大なので分離主義反乱蜂起に間に合わないケースもあるかもしれない。
要塞のZoC下では占領されても分離主義などのペナルティが残らないので、ある程度「ZoCバリア」をはっておくのも一つの手だ。
また、ZoCは国難中の月間荒廃度+0.08への対策にもなる。
(国難前ならお金には困らないはずなので。前ならば。)
- 『イベント反乱、通常の反乱対応に共通するポイント』
以前と同様、国難(士気-15%)と低天命のペナルティ(被ダメージ増)で軍質は大きく落ちている。
とにかく「大戦力をぶつけて圧勝し人的資源の減少を抑える」ことだ。
海上輸送なども用いて戦力を必要な時に必要な場所に集中させよう。
- 『明朝の危機の正体』
とはいえ、個人的にはここまで書いた点ではそれほど苦労しなかった。
厳しいのは国難中のデバフが大明帝国の経済を徹底的に痛めつける点だ。
生産量補正、税収補正が-50%となり、もう一度書くがこれに天命ゼロ由来のデバフも乗っかる。
昨日まで月収50ダカットだった皇帝から借金王に転落する。
そしてある時に「終了条件にある「借金5口以下にする」とか無理なんじゃないか」と思い始める。
終了条件には「腐敗度5以下」もあるので、「貨幣改鋳」にもほぼ頼れない。(腐敗度は開始時に+5される)
高額な傭兵にも手を出しづらくなる。
「明朝の危機」とは軍事的な危機ではなく経済的な危機なのである。
以下に対応策を幾つか挙げる。
- 「階級に土地を売る」
事前にしっかり取り上げておく。ただし、クールダウン期間があるので国難中に使えるのはせいぜい1、2回。
- 「イベント外の反乱軍を潰しておき小休止が取れるタイミングを作る」
維持費を下げられればある程度経済をもたせられる。
注意点はイベント反乱があるので完全には下げられないことと、下げると補充が遅れる点だ。
- 「臣民から搾取」
雲南あたりの異教異文化州を中心にダカット(または人的資源)をむしる。
中国は広いので搾取し放題で、極論だが天井に張り付きがちな統治限界の解消にもなる。
反乱軍の数は反乱派閥の不穏度がある州の開発度準拠なので、この点でも効果はある。
- 「同盟国にたかる」
外交の好意アクションでダカットや人的が貰えるので有効活用したい。
ただし、超大国の明にとっては少額だろうし、突然戦争に巻き込まれる危険がある。
- 「朝貢国に貢がせる」
貢物として君主点のほかにダカット、人的資源も指定できるので活用。
- 「軍縮」
イベント外反乱を潰しておけばイベント反乱軍の対応をすればいいだけになる。
塩梅は難しいが、部隊を連結して連隊数を減らすのも選択肢になるだろう。
なんとか、2回めの分離主義反乱が始まる前に国難を終わらせよう。
- 『補足事項』
- 国難が終結すると天命が100近くになり、また改革が出来るようになる。
- 「発見の時代」には発生しない。その間に2回は改革を通せる。
- 人的資源が枯渇したら布告をだす事も検討してみる。ただし、財政負担が増えるので、あらかじめ人的の建物を集中的に建てたエリアを作っておき、布告を出す範囲は最小限にする。
6. 絶対主義時代以降†
前に書いた通り、明は正統性がない為に、特権を使用する場合は、最大絶対主義が100を下回る。そこで国難の「宮廷と地方」を利用する。
この国難は他の国難と違いメリットがでかい国難だ。
国難終結時に65以上あれば最大絶対主義が20もあがる。
そして国難前に必要な最大絶対主義は85以上(国難中は最大値が-20される)だ。
明が85以上*4を満たすには、王領の割合を増やして高め、特権を剥奪したり、黄金時代を利用して上げるとよい。
次に国難を発生させる方法。
この国難はプレイヤーの場合、自然発生させることが難しい。
発生条件を満たすには安定度や疲弊度を利用し不穏度を上げる必要がある。
最初に絶対主義を上げる必要があるので、分権派の要求を受け入れた後に自治度を下げていくと中国文化グループの開発が高い為、50以上はいくだろう。
次に国難に必要な絶対主義がそろったら、コアを返還し停戦破棄やNOCBで宣戦すると良い。相手国は儒教または(AE面で)テングリが望ましい。
国難が発生したらすぐに安定度と疲弊を下げる。
その他†
内的要素†
中華皇帝政体†
中華皇帝は改革と能力主義を利用する法令からコア化コストを-20%にできる。
また中華皇帝は朝貢の強制CBから陸で隣接したら有効になるので請求権がなくても宣戦が可能。
能力主義から顧問コストを最大-25%でき、階級の特権があれば高い顧問も安く出来る。
朝貢国*5は便利であり、その国にはAEが全く飛ばず、包囲網を組まれたときにも解放することで自国の領土を失わない。
探検以外のアイデア†
- 統治系
- 統治アイデア:コア化コストの低下やコンプリートボーナスのgoverning capacity+25%の効果があるためとても強力。
- 革新アイデア:顧問コスト減があるが、それ以外の効果がイマイチで、軍質とのポリシーも歩兵戦闘力+10%に弱体化されたため採用する必要性は薄い。
- 宗教アイデア:調和した宗教に対し、聖戦CBが無効になるため、儒教でプレイするなら必要性0。
- 経済アイデア:拡張プレイなら必要性は薄い。
- 拡張アイデア:コンプリートボーナスのテリトリー最低自治率-10%は強いが、人文や統治のが欲しい。
- 人文アイデア:不穏度を減らし、調和速度が早くなり、AE減にもなるので統治の次におすすめ、しかし寛容度や統一度は無駄にはなりやすい。
- 外交系
- 影響アイデア:属国を多用する必要があったり、外交枠を増やせる特権のある1.30では重要である。
- 外交アイデア:全体的に優秀で、辺境伯の解除のペナルティを無視できるのも良い点だ。
- 諜報アイデア:AE減があるのはいいが、テリトリーからの汚職が無くなったため、影響や外交と比べ、必要性が薄い。
- 交易アイデア:1.30では貿易会社を広範囲に作れるし、探検アイデアを取っていれば、植民地からももらえるため、必要性は薄い。
- 軍事系
- 貴族アイデア:内政強化にもなるため、軍事点が余り、軍質に余裕があるなら取る価値あり。
- 攻撃アイデア:規律+5%や攻囲能力の上昇が優秀であり、人文とのポリシーで分離主義や不穏度を減らすことができるため、一番おすすめ。
- 防御アイデア:士気上昇や損耗の減少が優秀であり、人文とのポリシーでさらに損耗を減らすことができる。
- 軍質アイデア:頼みの革新とのポリシーが薄くなったため、攻撃や防御に比べ必要性は薄い。
- 軍量アイデア:明のような大国なら扶養限界に困ることはないが、包囲網対策にはなる。
儒教以外の宗教†
1.30では市民階級の特権で異端/異教寛容度を+2できるので、人文アイデアがあれば、スムーズに国教を変更できる。
個人的にはヒンドゥーかキリスト教グループがおすすめだ。
ヒンドゥーであれば、さらに異教寛容が高くなるため、人文と組み合わせれば、異教の改宗は不要。
キリスト教グループはヒンドゥーほど異教耐性は高くはないが、改宗力も高く、同君連合を組むことができる。(下記キリスト教イベントチェーンも参照)
もちろん、スンニ派も交易ポリシーを利用することで改宗もできるため、悪くはない。
この項目は1.31.6で確認されています。
該当ページもご参照ください。
調和中は年間で調和は-3されるが、モニュメントや他の補正を活用すると黒字化も可能。
(1.33で変更予定)
- 年間調和増加(合計+3.25)
- 基本:+1
- 安定度+3:+0.75
- 人文アイデアコンプボーナス:+0.25
- 聖職者階級の特権:+0.25
- 孔廟(Lv3):+0.5
- フエの皇城(Lv3):+0.5
明隣接の交易会社†
- 四川
- 商人の獲得
商人を得るのはさほど難しくない。
カムエリアのみ交易会社にできる。ここを交易会社化して交易会社投資の「社有倉庫 / Company Depot」(400ダカット。エリア内交易力+4、エリア内生産効率+50%)で商人が得られる。
(少なくともGC開幕後の状況では交易の中心地があるデルゲ州に「市場 / Marketplace」(州交易力+50%を建てる、200ダカットの「社有貯蔵所 / Company Warehouse」への投資、その両者の組み合わせでは必要な交易力が得られない。
中華皇帝システムの法令 / Decreesの州交易力増加は非交易会社州の交易力も上がってしまうので用をなさない)
- 中核化コストを節約したい場合
カムエリア全体を中核化するには統治点が110点必要になる。
少しでも消費を減らしたいなら開発度6の打箭爐/Tachienluは奪わなくても、上記の投資を行えば商人が得られる(80点で済む)。
- 統治限界への影響
1.32.2現在、開幕時の明の統治限界は1070のうち1055を使用している。
カムエリア全体を交易会社化すると11増加して1066となる。
- 戦略
交易会社投資にかかる400ダカットは超大国の明にとっても序盤ならば大金である。
中核化コスト、統治限界の問題もあるので、とりあえずカムを属国化に留めておき、あとで外交併合するのも選択肢の一つになるだろう。
得た商人は広州ノードに配置し、杭州ノードに流すのに使用するのが最も効果が高い(観察した限りでは北京ノードでCollect、四川ノードからTransferさせるより収入が増えた)。
- 北京・西安
- 商人の獲得
西安はほぼ無理だろう。
北京は下記の交易会社化できる2エリアを交易会社化し、高レベルの交易系建物、交易会社投資、開発を総動員すれば獲得可能。
(ただし、北京を開発すればするほど難しくなる。遷都前提かもしれない)
- 地理情報
- 「北京」
「遼寧 / Liaoningエリア(満州 / Manchuriaリージョン)」「内モンゴル / Inner Mongoliaエリア(モンゴル / Mongoliaリージョン)」が交易会社化できる。
内モンゴルエリアに明が領するのは1州のみだが、遼寧エリアはすべてが明の支配下にあり、ここを交易会社化すると収入が下がる。
また、植民地主義発祥を狙って開発度を上げているなら、発祥条件は「交易の中心地がある、または開発度12以上の沿岸のステート州」なので交易会社にしてはいけない。
- 「西安」
「オルドス / Ordosエリア(モンゴルリージョン)」のみ交易会社化可能。2州だけが明の領土で非受容文化(モンゴル文化)、異端(密教)と収入面での貢献度は低い。
- 戦略
・北京ノードの内モンゴルエリア、西安ノードのオルドスエリアをステートから外すのは統治限界の逼迫を僅かだが軽減してくれる。
・交易会社投資の「入植地 / Township(1000ダカット。陸軍伝統+0.025/年*6、ノード内の交易額 / Trade Value+10%」を行えば収入増につながる。
しかし、生産、交易関連の補正が大きくなるまで効果は薄いので、実際にこれを行うのはゲーム後半になるだろう。
交易会社州があれば「生産量増加 / Production Increase」という形でノード内の非交易会社州の交易品生産量補正/Goods Produced Modifierをブーストしてくれる。
(該当ページはこちら。)
ただし、受容したInstitutionにより補正されるため、これによる収入増加もゲーム後半までは大きなものにはならない。
交易会社化はいつでもできる。
統治限界の余裕のなさ、収入への貢献度の低さから、この2エリアは必要に応じてテリトリーに格下げするのもいいかもしれない。
ただし、再ステート化には統治点が必要になる。
荒廃度対策としてのヴェトナム国境要塞†
(コメント欄でご指摘を受けたとおり解囲戦においては渡河ペナルティは発生しません。該当箇所を削除しました)
荒廃度は天命に大きな悪影響を与えるが、初期状態の要塞網にはベトナム方面に穴がある。
どこに要塞を建てるべきか、立地、地形などを考慮して考察してみた。
記事には要塞州で敵を待つケースについても記載したが、大戦力を有する明が守勢に回ることはあまりない。
むしろ、別方面から急行して要塞を救うようなケースが多いだろう。
結論としては廉州が良いのではないだろうか。
*地形、気候、天候については該当ページを参照されたい。
- 立地重視
- 敵の侵入による荒廃度をシャットアウトするなら廉州/Limchow(2161)か南寧/Namning(2164)が候補になる。
条件は似ており、熱帯、標準的な雨季、地形はジャングルである。
難点は防衛値にボーナスがなく、中国最南端のため陸上移動では到着に時間がかかる所だ。
- 廉州
輸送船で直接乗り付けて解囲戦を挑む事ができる。
ヴェトナム側のクアンニンから侵入すると渡河がないため、敵を待ち受ける点では南寧に劣る。
沿岸州であることは、海上封鎖の包囲ボーナスの関係で長所にも短所にもなりうるが、長い海岸線=海軍規模と財力のある中華帝国がよもや制海権を奪われはしないだろう。
- 南寧
海上輸送で廉州に上陸し、すぐに解囲戦に移行できる。
全方向どこから侵入しても渡河が発生するので敵を待ち受ける場合は廉州に勝る。
内陸の州なので海上封鎖されない。上記と同様の理由で長所/短所になりうる。
- 防衛値を重視
- 地形が丘陵の桂林/Guilin(1840)、高地の鎮遠/Zhenyuan(673)、産物が塩の柳州/Liuzhou(2163)まで防衛線を下げなければならない。
陸を南下して救援に向かう場合、廉州、南寧より早くたどり着けるが、海上輸送後の移動距離は長くなる。
欠点は荒廃度の回復を早めるZoCから外れる州が増える点。
河川の位置的に要塞州に陣取っていても敵を渡河をさせにくい点も惜しい点だ。
- 桂林
輸送船で乗り付けて南から移動する場合、恵州/Waichow(2157)→韶関/Shiukwan(2158)→桂林を30日程度で移動できる。
また、下記の鎮遠、柳州を救援に向かう時より上陸地点が海パネル1個分、東になるため、北京、杭州方面から移動するなら数日時短になる。
待ち伏せる場合、敵が西隣の柳州から侵入すると渡河が発生しない。南隣の梧州/Ngchow(2162)からの侵入では発生する。
また、生産品が絹なので、要塞に建物スロットを使うのは惜しい。
- 鎮遠
海上輸送を使うなら肇慶/Shiuhing(665)→桂林→柳州→鎮遠と進軍すればいい(40日程度)。
敵を待つ場合、ヴェトナムからの最短経路で通過する南隣の柳州から敵に侵入させても渡河が発生しないのは残念。
- 柳州
農地のため、解囲戦でダイスロールペナルティがないという大きな欠点があるが、生産品が塩で防衛+15%が得られる(丘陵、高地に勝る)。
また、雨季こそないが桂林、鎮遠と違い熱帯に属するため敵損耗も重くなる。
海上輸送後に南から向かう場合は肇慶→桂林→柳州のルートをたどると35日程度で到達できる。
南側のいずれの州から侵入しても渡河が発生する上、農地で損耗を受けにくいのでので機動の高い将軍に守らせておけば別の戦線に集中できる。
外的要素†
朝貢国とのお付き合い†
朝貢国からはインタラクションで威信/Prestigeを手に入れることができる。
独立欲求が高まるが明には莫大な収入と無尽の人的資源があるので簡単になだめられる。
朝貢国を利用して人的/ダカットを威信に変え、その威信で高開発度の従属国の独立欲求をマネージできるのだ。
廃位、廃嫡ガチャの引き金もかなり軽くなる。
ただし、人的資源で独立欲求を下げるインタラクションは朝貢国が戦争中にしか使えない。
朝貢国領の州画面の国マークを右クリックして「関心のある国」に指定しておくと、朝貢国が戦争になった時点で通知のポップアップが出るのでこの機能を利用するといいだろう。
植民について補記†
(1.32.2の記事)
- 基礎データ
詳細は専門のページ参照。
なお、以下の説明に置いて植民ルートを記載する際の植民距離は直前の入植地からの距離である。
- 地理的影響(抜粋)
- 寒帯/Arctic、熱帯/Tropical、乾燥帯/Arid:-10
- 自領に接していない:-5
- 使節移動時間
首都の位置で変動する。(州名は以下の説明で使用するものから抜粋)
首都 | 使節移動時間 |
カラガ | 千島列島 | ニアス島 | ホラーヴァイ | ケープ |
北京 | 111日 | 113日 | 164日 | 210日 | 373日 |
杭州 | 79日 | 95日 | 132日 | 178日 | 341日 |
広州 | 58日 | 124日 | 100日 | 146日 | 309日 |
- 植民範囲
国家補正。アイデア、顧問で変化する。
植民範囲の基点は自国の領土で、拡張により遠方に植民できる。
明の場合、初期状態の植民基点は以下のようになる。(一部例外あり)
・太平洋:福州(台湾島対岸)
・東方:蘇州(長江河口)
・東南アジア:崖州(海南島)
以下はゲーム初期に入手可能なものを抜粋した。
外交技術 | 顧問: +20% | 探検アイデア③: +50% | 両方使用 |
Lv3:160 | 192 | 240 | 272 |
Lv7:275 | 330 | 412 | 467 |
- 「①台湾」
- 目的:ミッション達成で入植速度をブーストできる国家補正を獲得する
- 植民戦略
台湾の3州に入植するミッションを達成すると20年間の時限の国家補正「植民地への熱意 / Colonial Enthusiasm」(効果:入植可能性+5%、植民地人口増+25)が手に入る。
入植完了する必要はなく、3州に入植を開始すればミッション達成となる。
観察した限り、台湾に植民しても植民距離は伸びないので、ミッション報酬だけもらって入植地を放棄してもいいだろう。
入植完了する場合は気候が温帯で入植速度が早い北端のケラン/Kelangを最後に入植し、植民にかかる時間と維持費を節約する。
ただし、3ヶ所同時に入植すると毎月16ダカットかってしまい収入が1ケタ台に落ちてしまう。
補正が有効な20年間を植民者の使節移動時間として浪費しないようにしたい。
- 「②太平洋諸島」
- 目的:①ミクロネシアの入植ブーストモニュメント「ナンマトル」の獲得 ②時代目標「2つの大陸」の達成
「2つの大陸」は入植開始と同時に達成できる(最も近いのはパラオ)。他の時代目標「大都市」「交易中心地の支配」は開幕時に達成済みなので、無理なく黄金時代に入れる。
- 植民戦略
この植民を行う時期を考慮して「外交技術Lv7未満」、「探検③を解禁(多くの場合、カラガ入植を終えた頃にはできているはずである)を前提とする。
- 1:顧問を雇い、カラガ(崖州から距離189。熱帯。ミンダナオ島東部)入植
- 2:探検③解禁
- 3:ミクロネシア(距離212。熱帯)
以下、その他のケースを参考までに記載する。
▼開閉
▲開閉
「探検③がある状態で開始」
顧問あり:パラオ(崖州から距離259。熱帯)→ミクロネシア(距離160以下。熱帯)
顧問なし:カラガ(崖州から距離189。熱帯)→ミクロネシア(距離212。熱帯)
「探検③がない場合」
顧問あり:カラガ(崖州から距離189。熱帯)→パラオ(距離160以下。熱帯)→ミクロネシア(160以下。熱帯)
顧問なし:タイタイ(崖州から距離160以下。熱帯。ルソン島、ボルネオ島間のパワラン島)→カラガ(以下同上)
※タイタイは東南アジア→インドへの植民に使えるため踏み台に丁度いい。
- 「④インド~喜望峰」
- 目的:ヨーロッパ勢をインド・太平洋から締め出し、交易額の流出を防ぐ
- 植民戦略
前記「4. 1500年までの過程」にあるとおり州の購入が簡単な方法だ。
購入には「植民範囲内」「別大陸」「大金」が条件になる。
植民範囲の条件を満たすためには、外交技術7、探検③があっても、少なくともホラーヴァイ(温帯。インド洋中の孤島)に入植する必要がある。
とはいえ、広範囲の探検が必要で、先に上げた植民より後代になるだろうから、植民範囲も広がりルート選択の自由度は高いだろう。
なお、ホラーヴァイに最も近いのはニアス(ホラーヴァイまで距離183。熱帯。スマトラ島西沖の島)である。
喜望峰ノードに入植する際にはできるだけ温帯を選ぶようにしたい。
キルワ州を購入するとケープまで距離433となる。これは外交技術Lv7&探検③(植民範囲412)でも顧問が必要になる距離だ。
ケープに一手で植民したいなら顧問を雇うか、購入先を「マダガスカル北端より南の州」にすべきである。
大金を払いたくない場合は植民を重ねていくことになる。
キルワに隣接したザンジバルノード南端のイニャンバネには交易の中心地があるので、急がないなら選択肢になりうる。
インド、アフリカへの進出を最優先するなら、以下のルートになる。顧問さえいればすべて入植可能だ。
タイタイ(崖州からの距離160以下。熱帯。前述)→ブリトゥン(距離166。熱帯。マレー半島とボルネオ島間の島)→ニアス(距離160以下。熱帯。前述)→ホラーヴァイ(距離183。温帯)
なお、テストしたケース(「弾圧政策」を採用)では1540年3月にケープ入植が完了した。欧州勢は喜望峰未入植で西アフリカに数州を所有する程度だった。
(ちなみに探検隊の喜望峰到達はポルトガルに遅れること4年8ヶ月の1517年5月19日だった)
インド方面優先†
(英Wikiより抜粋、再構成。英Wikiの記事はバージョンが古いがこの項目はまだ使えると思われる)
インドは豊穣の地だが強大国が出現してからの征服には手間がかかる。
とくに1600年代には他大陸の国家と同盟するようになる――つまり欧州列強国のことだ。
こうなるとインド国家を全土占領しても満足な戦勝点が稼げない。
そこで早めにカム、ツァンを滅ぼしてチベットを打通し、インドに接続しておく。
まずはヒマラヤの小国を平らげながらインド情勢を観察しよう。
北インドではおそらくデリー、ジャウンプル、ベンガルあたりが争っているはずだ。
この中で競争から脱落した国を襲い全土併合する。(州数5~7。開発度70程度)
そしてコア化せずに属国解放する。(統治限界対策でもあるが講和での「属国化を強要」より自由欲求が低く抑えられるそうだ。要検証)。
その後は当面外交併合せず、同盟関係を注視しながらこの国を手先としてインドを制圧を進める。(辺境伯化も視野に入れる)
高開発度の影響で独立欲求が問題になりそうなら別の国を属国解放して手先を交換する。
もちろん、外交枠が許すなら複数の属国を併存させるのは定石である。
こうすれば強大なインド国家の出現を予防でき、ティムールなどのインド侵入に干渉しやすくなる。
他のインド国家が明=インド属国に宣戦する可能性は低く、属国にたらふく餌を与えて肥えさせることができるだろう。
属国たちの存在自体がインド諸国家の自由な拡張に対する防波堤にもなる。
さらにインドには多数の国家があり、これを朝貢国化して外交点を搾り取り探検アイデアにつぎ込むこともできる。
加えて強力な属国 / 辺境伯は北方騎馬民族を駆逐する上でも役立ってくれるだろう。
日本征服†
旧バージョンと比べて交易会社にできる地域は大幅に拡張された。
日本征服後も少なくとも一定の地域は交易会社に組みこむことをおすすめする。
日本地域には天災のイベントが多く、それは天命にダメージを与える荒廃度を大量に生む。
太平洋側の州は警戒地域なので注意。(こちらをご参照ください。)
天災発生後に交易会社にしても回避できるが、コア化に使った統治点は無駄になる。ご征服は計画的に。
イベント†
明キリスト教チェーンイベントメモ†
この項目は1.32.2で確認されています。
※詳細は省きます。完全に把握したい方はゲームファイルか他のHPを参照してください。
- ヨーロッパ国家に明が知られると「中国の鎖国(flavor_mng.5)」が発生する(平均発生期間32ヶ月(2年半))。
- 鎖国:安定度+1。(または統治点+50)。国家補正「閉ざされた中国」を得る。・アイデアコスト+10% ・国内Institution伝播 -10% ・世界州交易力/Global Provincial Trade Power +40%(永続)
- 開国:安定度-1。国家補正「開かれた中国」を得る。・アイデアコスト-10% ・技術コスト-10% ・世界州交易力/Global Provincial Trade Power -25%(永続)
- 「中国の鎖国」以降に発生条件が整うと「イエズス会の到着(flavor_mng.7)」が発生し、彼らの滞在を許すとキリスト教のイベントにつながる。
(「教皇領が発見」&「中華亜大陸内にカトリック国が4州所有」を両方満たすことでも発生するが、台湾は3州で条件を満たせないため、通常は「中国の鎖国」から発生する。)
- バッドイベント「イエズス会の追放」は「キリスト教グループを調和済み」「カトリック国になっている」「中華亜大陸*7内に10以上のカトリック州を領有していない」のどれかを満たせば発生を回避できる。
- 国フラグ「mng_end_of_christian_missions」が立つと「キリスト教の普及」「キリスト教の大臣」「西洋人が中国の伝統について口論」「中国の儀式は非キリスト教的だ」が発生しなくなる。
- 「中国の儀式を巡る論争」は教皇領用のイベント。AIの選択により連鎖先が決まる(たいてい「ドミニコ会支持」を選択)。
▼一覧表を展開
▲一覧表を展開
イベント | 条件と時期 | 選択肢 | 備考 |
イエズス会の到着 (flavor_mng.7) | 条件:以下のいずれかを満たす ・「中国の鎖国」が発生済み ・以下の両方を満たす ・教皇領が華北/華南リージョンを発見済 ・華北/華南リージョン内にカトリック国が計4州以上所有 | 「受け入れる」 ・全君主点+100 ・いずれかの州で以下が起こる ・州宗教がカトリック ・ルネッサンス進捗が50になる ・明の首都を発見済のカトリック国 ・評価補正「イエズス会容認(評価+50)」を10年間得る | キリスト教イベントチェーン開始 |
「受け入れない」 ・安定度+1(または統治点+50)を得る | チェーンは開始しない |
セント・ポール大学 (flavor_mng.20) | 条件:マカオを所有している 平均発生期間:300ヶ月(25年) | 「大学容認」:マカオに以下が発生 ・州補正「セント・ポール大学(州改宗強度-8%)」を得る(永続) ・州宗教がカトリックになる。 ・ルネッサンス進捗が100になる | 「キリスト教の普及」が発生しやすくなる。 プレイヤーがこの時代までルネサンス未受容なことはまずないが、キリスト教調和の機会ではある |
「圧力をかける」 ・威信+15 ・統治点 (または安定度) を得る | |
キリスト教徒の大臣 (flavor_mng.26) | 条件:キリスト教グループでない 平均発生期間:600ヶ月(50年) | 「大臣を更迭する」安定度+1(または統治点+50) | |
「大臣を留任させる」 ・統治者補正「キリスト教徒の大臣/Christian Minister」 ・外交技術コスト-5% ・国内Institution伝播+5% | 「キリスト教の普及」が発生しやすくなる |
キリスト教の普及 (flavor_mng.24) | 条件 ・安定度2未満 ・以下のどこかに非カトリック州を領有 ・広西エリア、西広東エリア、広東エリア 平均発生期間:800ヶ月(66年8ヶ月) | 特定地域のいずれかの州宗教がキリスト教になる | 他のイベントにより発生までの期間が変わる 低安定度ほど発生しやすい |
キリスト教、皇帝のための信仰? (flavor_mng.25) | 条件 ・支配的な宗教がキリスト教 ・キリスト教グループでない 平均発生期間:30ヶ月(2年半) | 「キリスト教を受け入れる」 ・国教がカトリックになる ・国フラグ「mng_end_of_christian_missions」が立つ。 | 一部のイベントが発生しなくなる |
「拒否」 安定度+1(または統治点+50) | |
マテオ・リッチ (flavor_mng.18) | 条件:1580年~1600年未満 平均発生期間:60ヶ月(5年) | 「リッチを宮廷に迎える」 ・統治者補正「マテオ・リッチ」を得る ・年間威信+0.5 ・外交技術コスト-10% ・国内Institution伝播+5% | ・良イベント「坤輿万国全図」に連鎖 ・「キリスト教の普及」が発生しやすくなる |
「マカオに帰らせる」 ・安定度+1(または統治点+50) ・威信+15 | |
坤輿万国全図 (flavor_mng.19) | 条件:「マテオ・リッチ」以降 平均発生期間:60ヶ月(5年) | 威信+5、外交点+100 | |
(中国の儀式を巡る論争) (flavor_mng.21) | 条件:1650年~1767年未満 平均発生期間:350ヶ月(29年2ヶ月) | 「イエズス会支持」 60日で「西洋人が中国の伝統について口論」に連鎖 | 教皇領用イベント。AIは75%の確率でドミニコ会を支持する |
「ドミニコ会支持」 ・明:評価補正「中国の儀式を巡る論争(教皇領への評価/Opinion-40)」を得る ・教皇領:威信+20 ・60日で「中国の儀式は非キリスト教的だ」に連鎖 |
西洋人が中国の伝統について口論 (flavor_mng.23) | 「中国の儀式を巡る論争」から60日 | 「宣教師追放」 ・教皇領:評価補正「中国の儀式を巡る論争(評価-40)」を得る ・国フラグ「mng_end_of_christian_missions」が立つ | 一部のイベントが発生しなくなる |
「残留させる」 外交点+25 安定度+1(または統治点+50) | |
中国の儀式は非キリスト教的だ (flavor_mng.22) | 「中国の儀式を巡る論争」から60日 | 「宣教師追放」 ・教皇領:評価補正「中国の儀式を巡る論争(評価-40)」を得る ・国フラグ「mng_end_of_christian_missions」が立つ | 一部のイベントが発生しなくなる |
「残留させる」 外交点+25を得る | 「キリスト教の普及」が発生しづらくなる |
イエズス会の追放 (flavor_mng.13) | 条件 ・1700年以降 ・国教がカトリックでない ・キリスト教グループを調和していない ・中華亜大陸*8内に10以上のカトリック州を領有 平均発生期間:200ヶ月(16年8ヶ月) | 「追放する」 中華亜大陸内のカトリック州で徴税開発度-1 | 「キリスト教の普及」が発生しづらくなる |
「追放しない」 安定度-2 | |
- 連鎖表
| 連鎖先① | 連鎖先② |
イエズス会の到着 | セント・ポール大学 (選択により「キリスト教の普及」発生率に影響) |
キリスト教徒の大臣 (選択により「キリスト教の普及」発生率に影響) |
キリスト教の普及 |
キリスト教、皇帝のための信仰? |
マテオ・リッチ (選択により「キリスト教の普及」発生率に影響) | 坤輿万国全図 |
中国の儀式を巡る論争 | 西洋人が中国の伝統について口論 |
中国の儀式は非キリスト教的だ |
イエズス会の追放(選択により「キリスト教の普及」発生率に影響) |
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