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指揮官の雇用にはコストを要するが、指揮官の有無によって戦闘の結果は大きく左右される。
敵主力軍との決戦を行う際には、できるだけ優秀な指揮官を配属しておきたい。
将軍・征服者はMILを、提督・探検家はDIPを、各50消費して雇用できる。
統治者・後継者は、成人男性であれば、一部の政府を除き、無償で将軍にできるが、死亡リスクが高まる。
ランダムイベント・史実イベント・ミッションによって得られることもあり、極めて強力な指揮官を得られることもある。
また、探検家以外は、各階級との相互作用で得ることもできる。
平均して、雇用後12年で死亡する。戦死する場合もある。
なお解雇は、指揮官が配備されていない状態でさえあれば、任意に無償で可能。
基礎値を1とし、以下の要素で+1ずつされていく。
Institution「封建制」受容 / PP25以上 / 帝国ランク / HRE皇帝 / 教皇の支配者 / ズィンミー階級との相互作用 / AIボーナス
各国NI / 革新アイデア7 / 海運アイデア6 / 貴族アイデア6 / 外交+貴族ポリシー
雇用枠を越える数の指揮官を持つと、超過分のMILが、毎月低下する。
なお、将軍化した統治者・後継者は、雇用枠に含まれない。
指揮官は、白兵・射撃・機動・包囲の四つの部門で、それぞれ0から6までの能力(pip)を持ち、
計算式:(白兵 + 射撃) / 6 + (機動 + 包囲) / 18 + 1 (切り捨て) で、1から3の星*1が算出される。
将軍 | 陸軍伝統100% |
征服者 | 陸軍伝統80% |
提督 | 海軍伝統100% |
探検家 | 海軍伝統80% |
統治者・後継者 | 陸軍伝統50%+軍事能力*7 |
この、伝統の反映を基礎値とし、乱数を加味した値が生成された後、その値が更に乱数により四部門に割り振られ、能力が決定する。
そして計算の最後に、NI・アイデア・ポリシーによる、各部門への付加が処理される。
プレイヤーが介入できるのは、伝統を高めること、該当のアイデア・ポリシーを得ること、良い指揮官が出るまで引き続けることである。
白兵・射撃は、pipが高いほど、該当フェイズにおける戦闘力を強化するというシンプルな理解で差し支えない。
特に序盤ほど、指揮官による戦闘結果への影響が大きくなる傾向がある。
機動・包囲は、陸海軍で効果が異なる。
機動については、要素が多いため、以下に独立して記す。
包囲は、陸軍はpipごと要塞包囲ボーナス+1、海軍はpipごと封鎖効率+10%。
pip1ごと+3%される。
特に陸軍は、敵を捕捉しようとする際に、機動が高いと便利。
川を越えて攻撃する際に-1、海峡(線でつながっており輸送船がなくても渡れる場所)を越えて攻撃する際・輸送船から上陸攻撃する際に-2のペナルティが発生する。
このペナルティは攻撃側の機動pipが、防御側の機動pipを上回ると発生しない。
高機動の指揮官が、途中から戦闘に参加してもペナルティを打ち消すことができる。
自陣営側の要塞を包囲中の敵軍を攻撃する場合は一律で越境ペナルティは発生しない。
海はともかく、川のペナルティを受ける機会は多いため、意識すると戦闘に勝ちやすくなるだろう。
pip1ごと+10%されるが、補充数の上限値である100人/月を越えることはない。
自国領であれば、特に補正が無くとも100人が補充されるが、非自国領だとこれが50%になるため、機動が生きてくる。
機動5以上の指揮官が居れば、非自国領でも、自国領と同じ速度で補充される。
pip1ごと、連隊が1少ない扱いとなる。
たとえば、補給限界 Supply limit が20の州に、24連隊を配備すると通常は損耗が発生するが、機動4以上の指揮官が居ればこれがなくなる。
pip1ごと+10%される。
超重要、海軍が機動ゲーとされる所以。
海軍の戦闘幅は、単純に同時に戦闘に参加できる船の数であるから、高ければ高いほど数で優位に立てる。
機動6の指揮官は、機動0の指揮官を、1.6倍の数で殴ることができる計算となり、質が同等なら結果は語るに及ばない。
もちろんこれは、両艦隊の数が海軍戦闘幅の基本値である25を上回っているときにしか意味が無いが、中盤以降の艦隊決戦では、得てしてこれを上回っている。
pip1ごと+5%される。
バカにできない数値であり、交易保護・私掠船任務には、高機動の指揮官を配置するように心がけたい。
pip1ごと-1%される。誤差みたいなもの。
海戦の終了時に機動の差によっては鹵獲が起こる。(pipが直接確率をブーストするのではない。)
戦闘終了後、前提条件を満たしているとき、戦闘で獲得した伝統に比例する確率で、特性を習得できることがある。
特性は一人一つまで、征服者・探検家も覚える。
原語 | 日本語 | 前提条件 | 効果 |
Glory Seeker | 栄光の探求者 | 陸戦で得る威信+50% | |
陸戦で得る陸軍伝統+50% | |||
Born to the Saddle | 鞍生まれ | 陸軍全体の騎兵比率が20%以上 | 騎兵の攻撃範囲+50% |
Defensive Planner | 防衛計画者 | 被白兵ダメージ-10% | |
Battlefield Medic | 衛生兵 | 補充速度+33% | |
Ruthless | 無慈悲 | 与射撃ダメージ+10% | |
Inspirational Leader | 鼓舞する指揮官 | 士気回復速度+10% | |
Master of Arms | 武術の達人 | 陸軍全体の歩兵比率が20%以上 | 歩兵戦闘力+10% |
Goal Oriented | 目的地に向かう者 | 移動速度+10% | |
Hardy Warrior | 屈強な戦士 | 消耗-20% | |
Siege Specialist | 攻城の名手 | 陸軍全体の砲兵比率が1%以上 | 攻囲能力+15% |
Cannoneer | 砲手 | 陸軍全体の砲兵比率が1%以上 | 砲兵戦闘力+10% |
原語 | 日本語 | 前提条件 | 効果 |
Extortioner | 強奪者 | 船交易力+15% | |
Ruthless Blockader | 冷酷な封鎖者 | 封鎖効率+25% | |
Buccaneer | 海賊 | 私掠船効率+15% | |
Prize Hunter | 戦利品ハンター | 鹵獲率+20% | |
Ironside | 剛勇 | 耐久力+5% | |
Naval Engineer | 造船技師 | 修理速度+25% | |
Naval Showman | 海軍の演出家 | 海戦で得る威信+50% | |
海戦で得る海軍伝統+50% | |||
Ram Raider | 衝角襲撃者 | 海軍全体のガレー船比率が20%以上 | ガレー戦闘力+10% |
Naval Gunner | 海軍砲手 | 海軍全体の大型船比率が10%以上 | 大型船戦闘力+10% |
Accomplished Sailor | 熟練した船員 | 移動速度+10% | |
Level Headed | 冷静沈着 | 沈没時の士気減少-10% |
陸軍指揮官は、敵国の州(ここでは占領地は占領している国の領土と考える)に居ない限りは、自由に配置することができる。
どんな距離でも瞬時にワープして指揮を始めるため、必要に応じて入れ替えると有効。
一方で、海軍指揮官は、港に居るときだけ、配置することができる。
ただし、DLC「Mare Nostorm」を有効化していると、海上に居るときにもsupply range内であれば自由に配置できるようになる。
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