金樽美酒千人血
玉盤佳肴萬姓膏
あなたは、私のオレンジの片割れ
あなたとならパンとタマネギだけでいい
1733年 世界はこのように色分けされております。
スペインはサハラ地域を抑え、南北新大陸もメキシコを除き勢力圏へと加えております。
ちなみに本プレイではフランス=コモンウェルス、オーストリア=スカンディナヴィアの同君連合が成立。
欧州は大国同士ががっちりとにらみ合い、うかつに手が出せない状況ですね。
もしもこれがロシアプレイであった場合、オスマン・ムガール・明にも包囲され拡張先がなくて積みそうですね。
むしろ史実のロシアも大国に挟まれたせいでシベリアへと活路を求めるしかありませんでしたし、ロシア好きには心地良い状況かもしれません。
財政と軍事事情、あとはDEV値も目安に載せておきます。
軍事強化はプロテスタント化。富豪・攻撃・軍質アイディアをコンプリート。
経済+軍質 規律+5% 拡張+軍質 陸上指揮官射撃+1 経済+攻撃 砲兵戦闘力+10% のポリシーを上乗せ。
革命の時代のボーナス(DLC要素)から+20% Artillery damage from back row の補正を受けています。
戦闘正面幅は40の時期です。
まずはオスマン戦。
2日で殲滅。しまった、気の利いたコメントを考える前に戦闘が終わってしまった。
まずはオスマン戦。リテイク。
左から順に開戦1日目・3日目・9日目です。
1日目 まず火力フェイズで前列配置の砲兵による斉射。相手の士気を6割り削りました。
3日目 相手の士気を8割り削りました。敵兵数が増援の到着により増えております。
9日目 相手の士気を7割り削りました。敵兵数が増援の到着により増えております。
敵軍の士気が回復されてしまいましたが、敵増援は渡河によるマイナス補正を受けていますね。
よしこれはもう勝ったな、風呂行ってくる(慢心)。
自軍88k vs オスマン軍171k 死者約19k : 約47k
倍の敵が相手でも勝てますし、砲兵100%の運用にも手馴れてまいりました。(慢心)
さあどんどん行くぞー。
開戦17日目 自軍の前列が崩れておりますがどうにか勝利。
自軍84k vs オスマン軍155k 死者約26k : 約74k
倍の敵が相手でも勝てますし、砲兵100%の運用にも手馴れてまいりました。(慢心)
さあどんどん行くぞー。
ちなみに感の良い読者であれば、今回の2つの実験結果に対して今までとは違う強烈な違和感を感じる事が出来ると思います。
詳細は後程。
自軍65k vs オスマン軍222k 死者約65k : 約76k
開戦14日目 3倍の相手に敗北 やはり負ける時には戦列が乱れておりますね。
自軍86k vs オスマン軍310k 死者約57k : 約76k
せっかくなので4倍の相手に挑みやはり敗北。
さて大軍との争いを続ける中でようやく筆者は気が付きましたが、敵軍の殺傷数が76kまでで頭打ちになっておりますね。
そして大軍と戦う場合、敵軍の砲兵死傷者がほぼ存在いたしません。
軍が戦闘中に常に正面戦闘幅を満たし続ける事の出来る歩兵+騎兵を保有し続ける場合、砲兵は優先的に後列へと配置されます。
後列配置の砲兵は前列配置部隊と士気ダメージを共有しますが、前列が入れ替わると後列配置の砲兵も士気が復活します。
つまり現在のスペイン軍では大軍と争う場合、常に敵軍の支援砲撃に自軍がさらされ続ける事を意味します。
ゲーム後半は砲兵が大きく強化されるゲームシステムですので、火力が半分で計算される支援砲撃であっても無視できない痛手です。
仮説の根拠としましてまず対フランス戦。
左から順に開戦1日目・2日目・3日目です。
射撃フェイズの戦闘でほぼ相手を壊滅状態へもって行きますと―――
増援が到着し士気を回復されたとしても、順次砲火力によって圧倒。各個撃破と変わりませんね。
自軍82k vs フランス軍72k 死者約12k : 約72k
ちなみに今回のフランス軍は歩兵・騎兵・砲兵の比率が3・5・2でしたね。
騎兵が大目に配備されており、AIフランスの中身が騎兵論者だったとは驚きです。
こんなところで騎兵と砲兵の宗教対決が起こってしまうとは、やはりスペインは砲兵の神に愛されているに違いありません。
お次はコモンウェルス軍。
左から順に開戦1日目・2日目・3日目・7日目です。
1日目 相手の戦列が乱れており、敵軍前列両翼へ砲兵が配置されています。
2日目 オスマンの増援が到着、士気が回復するものの肝心の増援は後列配置ですね。
3日目 オスマンの増援が前列へと配置されますが、コモンウェルスの前列砲兵は後列への移動が叶いません。
7日目 敵軍配置には変化なし。敵軍からの砲撃を受ける自軍前列中央・両翼の砲兵が沈黙。
しかしながら自軍最両翼の砲兵は戦闘力を維持しております。
自軍82k vs コモンウェルス軍62k 死者約21k : 約62k
会戦を通じてコモンウェルス騎兵が敵軍中央に配置され続けておりましたね。騎兵は両翼へ配置されやすい補正があるはずなのですが?
敵軍の配置が乱れる場合と乱れない場合の見極めが、接敵前に可能であれば楽なのですがそれは贅沢ですね。
なんだか戦闘力が物足りないのでさらにスペインを強化する為には何が良いかと思案―――
そうだ 革命しよう
本来であれば技術LV32の段階で砲兵のさらなる強化がなされます。
しかしながら技術の基準が1835年と未来技術に含まれますので、実験は技術LV30で最後とさせていただきます。
財政と軍事事情、あとはDEV値も目安に載せておきます。
軍事強化はプロテスタント化。富豪・攻撃・軍質・防衛アイディアをコンプリート。
革命の時代のボーナス(DLC要素)から+20% Artillery damage from back row の補正を受けています。
戦闘正面幅は40の時期です。
色々と補正を山盛りにした結果、士気補正が100%を突破いたしました。
ここまで士気を高めますと、面白い事が起こります。
左から順に開戦1日目・2日目です。
1日目 砲撃により敵軍前列の士気が0となり、沈黙いたします。
2日目 敵軍前列の穴埋めの為か、兵の再配置で後列に隙間が見え始めました。
自軍119k vs オスマン軍80k 死者約3k : 約80k
射撃フェイズのみで殲滅。キルレシオは20倍の大台を抜けました。
兵数が残っていたとしても士気が0の軍隊は攻撃を行いませんので、スペイン側の死傷者が抑えられています。
これはオスマンが技術LV30に到達せず士気の基本値が5であり、士気補正が少なかった為ですね。
何だろう。鉄条網で守られた機関銃が突破できない、第一次世界大戦の様な状況と言えばよいのでしょうか?
オスマン戦は軍事技術差が露骨に出た極端な結果でした。
では士気の基本値が6である他国の軍隊と争ってみます。
共に開戦1日目です。敵軍士気を砲撃で7~8割り程吹き飛ばせます。
自軍114k vs コモンウェルス軍55k 死者約1k : 約55k
自軍120k vs ムガール軍61k 死者約3k : 約61k
射撃フェイズのみで殲滅。乱数に恵まれキルレシオは50倍の大台を抜けました。
この時期ですと戦闘正面幅は40とされております。
仮にそれを満たしていたとしても、前列壊滅後にそれを補えるさらなる予備兵力がなければ軍としては機能いたしません。
ゲーム後半になると士気は重要ではないとの学派もEU4には存在しますが、何事も状況次第であると筆者は考えます。
さてここまで砲兵100%運用における士気優位について一定の結論を得ました。
それでは改めて大軍同士の戦いへと戻りたいと思います。
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