中間職(ミッドランド)はつらいよ

1年前に完成していた内容なのですが、更新を見合わせておりました。

例の如く、画像は帰宅後に添付致します。

不在

対Ottomans戦の計画がHindustanによってリークされた事で
Netherlandsはやる気を失い、リタイアを宣言した。

この事態に対し、味方のMingのみならず
敵方であるはずのOttomansやScandinaviaからも励まされていた。

しばらくしてHindustan経由で「今日はAIで進めて欲しい」と告げられるも
保護の申請までは確認が取れなかったようだ。

≪プレイヤー国家AI時の対応≫
・原則、通常のAI国家と同様に扱う
・全てのプレイヤーは、欠席に際しプレイ3回まで保護を要請でき、この時はその代理AI国家は保護される。(前項に対する例外)
・他プレイヤーに宣戦した場合など、AI settingを怠ったときは、保護を要請していた場合でも保護されない。保護要請のカウントは消費される。(前項に対する例外)
・保護の要請は当日のプレイ開始時刻までになされなければならない

※保護の内容
・代理AI国家に対して宣戦してはならない
・代理AI国家に対してCtAしてはならない
・代理AI国家が防衛側でCtAされた場合、即時分離白紙和平する

プレイヤー国家のAI委託については、日程調整が上手くいかず*1
モチベーション維持すら難しい状況を打開する為に施行されたものだった。

隣国のプレイヤーは、荒ぶるプレイヤー国家AIに振り回される危険性があるため
あまり奨められた代物ではない。

観戦

今回のマルチ開催には日程調整の関係上参加が出来なかった
ベテランプレイヤー2名が、弱小国家でもいいから入って観戦したいと申し出てきた。

彼らの気持ちも分からないでもなかった。

ゲームバランスに関わらない事を条件に、MalindiとObserverにそれぞれ加わった。

権力者の戯れ

RussiaとScandinaviaの戦争も遂に決着が付いたようだ。

本人らに問い合わせたところ、Mingからシベリアプロビを買い取る為のお金が足りず
苦慮したRussiaが、Scandinaviaに資金提供を受ける代わりにNovgorodを譲ったという話だ。

エデンの東

予てより、MingからManchuにプロビを売り続けてきた結果
Manchuの国土は見違えるようにデカくなっていた。

相変わらず破産POPは絶え間なく出続けては反乱軍のSpawnを増長させていた。

負担がデカくなったと考えたのか、RussiaはKazan攻めを理由に
一度反乱鎮圧の場から離れる事を表明した。

代わりにシベリア地域の反乱鎮圧を他の3ヵ国で請け負う事になる。

そんな折、Ottomansが「いつになったらこの反乱は収まるんですかね?」とMingに尋ねたのに対し
「思っていた以上にヤバかった。」と返事を返していた。

そら、破産のペナルティが軽かったら、史実スペインみたく破産DE逃げ切りしますって。

死闘

MalindiにJoinしたベテランプレイヤーは、さっそく隣国Adalに宣戦布告をし
文字通り死闘を繰り広げていた。

元々やせこけた土地である事から、一度の会戦の趨勢がとても大きなウェイトを占める。

初戦の結果の程は、戦勝点を見た各国が「あっ(察)」と言った反応を見せる状態にあった。

本人は「大丈夫、これ位なら後背の地で兵力溜めつつ相手の兵力を尽きるのを待つだけ」と
鍛え上げられた経験でカバーを図ろうとしている様子だ。

実際問題、Adalとの国力差は如何ともし難く、正面からぶつかった所で勝ち目がないというのは悲しい所である。

保護

The Palatinateを先の戦争で独立させたHRE勢であったが
和平期間が切れると同時にNetherlands AIは同盟を組んでしまい、面倒な事この上ない状況であった。

和平期間+3年位は組めないようにして欲しい...。

Austriaは手がまったく付けられていなかったSwitzerlandの残骸と思しき国を食べる事にした。

Netherlands AIが方々で同盟を組んでいる事をそことなくVCで尋ねた所...。

――――――――――――――――――――全体チャット――――――――――――――――――――

France
「いいんじゃないですか?暇ですし協力しますよ。」
Spain
「保護はNetherlandsだけだからな。」
Ottomans
「領土を取らなければいいんですよね?後になって文句言われそうではあるけれど。」
Hindustan
「もう一度、保護について聞いてこようか?」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Hindustanが気を利かせて、Netherlandsに尋ねてくれたようなのだが
いくら待てども返事は返ってこなかった。*2

王前試合

ブレーメン戦争中、反乱祭りにまみれて陸軍を派遣できなかったSpainが
現状の軍質が世界水準でどれほどなのか試したいという事で、模擬戦をしたいと相手を探していた。

特にやる事もなかったので、Polandはこの誘いに応じる事にした。

場所はAustria領Hungury、陛下の御前で負ける事は許されない。

聞きつけた他国が続々と「見せて欲しい」と観戦を申し出るが
ネタで「観戦料を頂くとするかな」などと冗談を口にしてみると、各所から200~500Dが送られてきた。

現地に向かうと、既に各国の観戦用連隊が到着して表示がごった返していた。
(画像はOttomansから貰ったものである)

Insultを送り合うとすぐさま宣戦を行い模擬戦は始まった。

こちらの60kが90kの敵軍を文字通り瞬殺したばかりか
別働の30kが相手の予備隊を溶かした為、ゲーム内時間で2ヶ月経たずに試合は決した。

――――――――――――――――――――全体チャット――――――――――――――――――――

Spain
「これはダメみたいですね...。」
France
「始まったと思ったら終わってた。」
Ottomans
「御祝い金送っておきます。」
Hindustan
「まったく、Spainも不甲斐無いなぁ。」
Spain
「あ?」
Hindustan
「」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

各国から祝金として合計3000D程頂いた。

死体蹴り

Netharlandsからの保護申請を確認できず、AsutriaとBrandenburgはやきもきしていた。

Netharlandsの意思こそ確認できなかったものの、参加しているメンバーからOKを頂いたので
BrandenburgとAustriaはThe Palatinateに攻め入り、Netherlandsと戦争状態になった。

さすがにPoland無しでも勝てるだろうと考え、Ming側の反乱鎮圧と内政に専念する事にした。*3

しばらくして、ふとBrandenburg側に目を移すと
そこには敗走するBrandenburg/Austriaの姿が...。

     【敗因まとめ】
・Netherlandsの将軍の能力が高い
・初動がBrandenburgだけで戦闘を行っていた
・両国が軍を逐次投入してしまった

既に死に体と甘く見ていたことが災いして大損害を被ったようだ。

Brandenburgが一度白紙講和をして殴り直す事を表明していたが
戦勝点ではマイナス方向にぶっちぎっており、それすら遠い道のりであった。

今更感漂う所はあったが、Poland本土に待機させていた90kを加勢させた。

FranceやSpainもNetherlands攻めを助けてくれるという申し出を受けた。

TradeがNetherlands AIによって吸い続けられており
艦隊を沈めてその比率を下げたいそうだ。

Franceは西から、PolandとSpainは東から加勢する形となり
Netherlands AIは敗北した。

敗走した先にはもれなくFrance軍が待ち受け
旧家の恨みと言わんばかりにNetherlands軍を痛めつけ続けた。

The Palatinateを完全に取得するにはもう一発殴る必要があるようなので
改めて宣戦する必要がありそうだ。

完全体

The Platinateに殴り掛かろうとした所、未だにNetherlands AIとの同盟が解除されずにいる事が判明した。

同盟を講和時に切り忘れていたようで、またもNetherlandsが参戦する事になるようだ。

今度はPolandも参加する形になり
開戦と同時にNetherlands軍を撃滅し、その後まもなくThe Palatinateは併合された。

Germany化の条件をクリアーした後
Brandenburgは変体を高らかに宣言した。

――――――――――――――――――――全体チャット――――――――――――――――――――

Germany
「ヘンシーン」
Austria
「独逸ばんざああああああああああああああああい」
Spain
「汚ねぇ色だ。」
Ottomans
「見てください、僕の緑色。そんなどす黒い緑とは比べ物になりませんよ。」
Hindustan
「僕の緑だって綺麗ですよ。」
Poland
「GermanyもHindustanも、色的にちょっとキモイ...。」
Hindustan
「」
Germany
「キモい言わないw」
Malaya
「色キメェ!」
Germany
「チクショー!」

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あれほど拡張先が危ぶまれていたHREであったがここまで成長を遂げた。

最終戦争

いつもであれば、完走までは遅くとも1ヶ月半と言ったところだったのだが
今回ばかりは同じ期間を使ってやっと200年過ぎるか過ぎないか位の年数しか進んでいなかった。

プレイ回数の少なさもさることながら
プレイ中のリホストの多さや開始時間延滞などで遅遅として進まなかった。

余りにも長いプレイ期間に嫌気が指したのか
多くのプレイヤーからそろそろ終わりにしないかという持ちかけがあった。

最終戦争の開催の決を取った所、異論無しのスピード合意がなされ
直ちに内容の具体化を進めていく事になった。

最終戦争開始年代については緒論あるようで、なかなかユニークな展開になった。

――――――――――――――――――――全体チャット――――――――――――――――――――

Ming
「あまりに開始が早すぎると、アジア国家は不利になると思うのですが。」
Spain
「それは年代によって誰かしら不利になるから仕方ない。」
Ming
「早くゲームを終わらせようと票を投じた身として可笑しな発言かもしれませんが」
「なるべく遅い時期にお願いしたいです。」
Hindustan
「うーん、僕としては早く終わらせてほしいんだけどな。」
「長すぎる!ほんとコレ!!」
Poland
「ちなみに、理由をお聞かせ願ってもよろしいですか?」
Ming
「今お金が余りまくっているから、それを使って軍事系の施設建てまくって連隊を大量に出したいです。」
Hindustan
「それはちょっとwww」
Ottomans
「私も長く楽しくプレイしたいですけど、それはないかなw」
Poland
「それは不味いでしょwww」

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筆者の本心としては、なるべく遅い時期に開戦する事によって
騎兵の戦闘力が増す年代で最終戦争を行いたい気持ちがあったので、Mingに同調したい所であった。

しかし、これより先のプレイ期間を考えた時
今の調子で続けるには他の参加者のモチベーション維持が難しいようにも思えた。

――――――――――――――――――――全体チャット――――――――――――――――――――

Poland
「最終戦争開始の期日について、以下の選択肢よりお選びください。」
「1.1650年」
「2.1670年」
「3.1700年」
Scandinavia
「1」
Spain
「1」
Ming
「3」
Malaya
「3」
Ottomans
「3」
Austria
「2」
Russia
「1」
Brandenburg
「2」
France
「2」
Great Britain
「3」
Hindustan
「2」
Ming
「3に投票する国に5000ダカット払います。」
Scandinavia
「333333333」
Brandenburg
「3!」
Austria
「33333」
Great Britain
「3!」
Spain
「ネタでもこういうことするのやめようぜ。」
Poland
「面白いけど、票の有効性としては疑わしい所かなw」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

結果としては、早過ぎずも遅すぎずもしない1670年(プレイ年代より約40年後)に決定された。

内容の策定については、最終戦争開始年代直前のプレイ終了時に打ち合わせる事で合意し
各国はそれへ向けての内政にシフトチェンジしていく事になった。

置いてきぼり

Mingとの条約に則り、RussiaとOttomansはMingのシベリア領を取る為に戦争準備に乗り出した。

Mingのシベリア領と言っても、この時既にMingにプレイヤーは入っておらず
いつの間にかAI化されシベリアしか残されていなかった。

Russiaからの要請を受け入れPolandも加わる事になり
CBはCoalitionを使った宣戦だと伝えられた。

――――――――――――――――――――全体チャット――――――――――――――――――――

Poland
「それじゃあ、Coalitionに入ればいい感じですね?」
Ottomans
「はい、お願いします。と言っても、Mingは既に残りカスなわけですが。」
Poland
「破産で士気下がってますからね...w」
Russia
「宣戦しまーす。」
Ottomans
「え?PolandさんがまだCoalition入ってないから待ってください。」
Russia
「しました。」
Poland
「」
Ottomans
「え?え"えぇ....。」
Russia
「Mingに宣戦したらManchuも来たwww」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

この時、ManchuはMingの属国下位に収まっていた為、宣戦と同時に自動的に参戦した。

PolandはCoalitionに入る前に宣戦されてしまった為に別途で参戦する必要が出たが
WarLeaderがOttomansに変わり、同盟参戦すら出来なくなってしまった。

結局、対Ming戦はRussiaとOttomansで行う事になり
シベリアに派兵したPoland兵は帰途につくほかなくなった。

討議

プレイ終了後、最終戦争について話し合いの場が持たれた。

開始年代は既に1670年に決まっている為、残るは形式や付随する関連ルールである。

すると、最終戦争の報を聞きつけてNetherlandsプレイヤーが戻ってきた。

――――――――――――――――――――全体チャット――――――――――――――――――――

Netherlands
「最終戦争するの?」
Poland
「開始は1670年ですね。」
Netherlands
「お、いいね。最終戦争だけ出るわ。」
Great Britain
「すみません、Netherlandsさん。Kentどうしましょう?」
Netherlands
「知らないよ、力ずくで奪って。」
Great Britain
「取ろうに取れないんですよ...。」
Netherlands
「俺はルールに従ってるだけだからわがまま言われても知らないよ。」
「PolandだってRussiaやScandinaviaに意図的に肩を持つルール導入してるじゃん。」
Poland
「一体何の話...。」
Spain
「いい加減やめとけって言ってるだろ。また喧嘩を繰り返すつもりかよ。」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

NetharlandsがBrandenburg/Austria/Poland/France/Spainに攻められた話を聞き
Franceの裏切りを非難していたが、Spain/Hindustanになだめられていた。

保護の申請こそ無かったものの、Netherland的にはしたつもりでいたようだ。

沈められた船の賠償を求めたが、しばらくして我に返ったのか、願いは取り下げられた。

――――――――――――――――――――全体チャット――――――――――――――――――――

Poland
「最終戦争について話題を変えますか。盟主から決めちゃいましょう。」
Netherlands
「世界の盟主、France様に決定だろ。」
France
「他にもっといるじゃないですか、OttomansさんとかSpainさんとか。」
Spain
「俺は嫌かな、もう一方の盟主がMingならまだしもOttomansになったら近すぎる。」
Hindustan
「もしもOttomansとMingだったら、僕の領土が焦土になるんですがそれは...。」
Netherlands
「OttomansとMingが盟主だったら欧州から遠すぎるだろ。」
「欧州国が盟主になるべき。」
Poland
「Spainさんはやりたくない感じなんですかね?」
Spain
「うん、俺は正直こういうの向かないし。」
Poland
「どうしよう...投票取りたくても名乗りを誰も上げてくれないとなるとどうしようもない。」
Netherlands
「Ottomansは決まりだろ。欧州勢ならFrance以外盟主に合うやついないだろうし、時間も押してるから、ちゃっちゃと決めちゃおうぜ。」
Poland
「盟主戦の構図は一先ずおいておくとして、他の選択肢として文化・宗教圏で分ける形とかはどうですか?」
「それと、仮に盟主戦になるとして、Ottomansさんが抜擢されたら引き受けてくれますか?」
Ottomans
「私は別にかまいません、正直何やったらいいか分かりませんけど。」
Poland
「ロマンや資金援助とかで釣って仲間を増やしていく感じですね。以前の最終戦争みたいになると思います。」
Spain
「慣習にのっとって、後はFranceで良いんじゃないかな。今回のFranceさん、内政上手いから国力育ってるし。」
「Franceさんがいい人だって、プレイを通して分かったしな。」
Poland
「Franceさんは如何ですか?」
France
「私がやるのは少し抵抗があるんですけど、拒否って出来ませんか?」
Poland
「この雰囲気を見るに、誰もやりたくは無さそうですね...。」
Hindustan
「ずるずる開催日がずれ込んで、結局最終戦争もやらないってなるのだけは避けたい。」
Netherlands
「OttomansとFranceで良いだろ、俺からするとFranceは今でも相当強いし、他に良い国が見当たらない。」
「それとも、Polandはやりたいの?」
Poland
「Poland vs Ottomansじゃ近すぎるのと国力差が如何ともし難いので、陣営構造を変える必要に迫られますね。」
France
「どうしてもって言うなら...やりますけど、気乗りしません。」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

結局、誰からも明確なYESを貰えぬまま時間だけが過ぎて行った。

他の案として、宗教と初期技術グループで陣営分けの選択肢を設けた、3つからなる採決を取る事となった。

【最終戦争形式についての投票】

2つの陣営に分けた最終戦争を行い
今回のマルチは終了させて頂く形となりました。

そこで、最終戦争の形式について
皆様方にご意見賜りたく、選択方式での回答を頂ければ幸いです。

尚、賛成票が最も多い選択肢が可決され
2つ以上の同数票の者があった場合は、決戦投票に移行いたします。

≪最終戦争陣営分け≫

1.宗教(キリスト教vsイスラム+儒教)で陣営分けを行う。
2.ヨーロッパ国vsアジア(初期非西欧国家)で陣営分けを行う。
3.2名の盟主(FranceとOttomans)が外交よって各国を陣営に引き入れる。

      【投票結果】((***は氏名。))

|CENTER:(1)|CENTER:『0票』||
|CENTER:(2)|CENTER:『4票』| (*** *** *** ***)|
|CENTER:(3)|CENTER:『7票』| (*** *** *** *** *** *** *** ***)|
|CENTER:(放棄)|CENTER:『1票』| (***)|

熟練プレイヤーが盟主を務めて見本を見せる所であったのかもしれないが
Spainプレイヤーが1:1チャットで「やりたくない」と切実な胸の内を打ち明けたのを見て断念した。

魔界転生

アフリカ内地に変な国が出来ていると話題が挙がった。

どうも、滅んだはずのTripoliがまさかのアフリカ内地で復活したようなのだ。

これは不死鳥枠Byzantineもビックリである。

トレンドに敏感な熟練プレイヤーが見逃す訳が無く
リホストに際して乗り換えを決意した。

無人

対Ming AI戦はプレイ日を跨いで行われることになった。

講和時にどちらかの盟主がAIになってしまい、講和もままならぬままずるずると戦争だけが続いた。

――――――――――――――――――――全体チャット――――――――――――――――――――

Ottomans
「Mingを半分くらい占領したのですが、戦勝点が一向に溜まりません...。」
Manchu
「属国のManchuがデカすぎて、そちらも占領しないといけないかもしれませんね。」
Ottomans
「RussiaさんがAIになって遣り辛さが増して...あっ」
Manchu
「え?...あっ(察」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

何に対して困惑しているのかと目を移すと
Russia AIがMingではなくManchu領に攻め入り、攻城を開始した。

自国に侵入して来たRussia軍を放置する訳にもいかず、Manchuはそれを蹴散らしにかかっていた。

依然として垂れ流されるRussia軍を前に
さすがにたまったもんじゃないと、早期講和を呼びかけていた。

――――――――――――――――――――全体チャット――――――――――――――――――――

Manchu
「Ottomansさん、講和って出来ませんか?」
Ottomans
「いえ、それが...参戦しているMingの属国のManchuがデカ過ぎて戦勝点が思うように溜まりません。」
「それに加えてRussia軍が負けまくって戦勝点が...w」
Manchu
「どうしたもんだこれ。」
Ottomans
「Manchuさんの領土を占領させて頂ければ、白紙講和なら出来そうですが、それすら応じて貰えないんですよね。」
Manchu
「領土を占領するなら、いっその事Manchuを属国開放してくれませんか?」
Ottomans
「え?まぁいいですけど、戦勝点がかさみますよ。」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Manchuも戦争が終わらない事には自主的に独立戦争すら出来ない為
自国プロビの占領を了承せざるを得なかった。

延々と戦争は続き、終止符が打たれたのは会戦より10年も後の話であった。

一朝一夕

TripoliにJoinした元Malindiプレイヤーはさっそく動きを見せた。

Spainが攻め入った直後の弱りきったMaliに対し宣戦し
ほぼ無欠開場に近い形で占領をし、見事1プロビ国家から4プロビ国家への躍進を遂げた。

このプレイヤー、チャンスを見逃さないところがさすがである。

――――――――――――――――――――全体チャット――――――――――――――――――――

Tripoli
「見よ、Tripoliの雄姿を!」
Ottomans
「同じイスラム国家としては感傷深いところがありますね。」
Spain
「諸事情でTS3からの音声出力切るから、用があったらチャットして。」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

喜んだのもつかの間、直後に悲劇が起こる。

VCをミュートしたSpainがTripoliに人が入っていた事をすっかり忘れ
Mali戦後に手持ち無沙汰だった軍隊でTripoliに攻め入ったのだ。

――――――――――――――――――――全体チャット――――――――――――――――――――

Tripoli
「ちょっとおおおwww Help me!!!」
Poland
「一体何が起きてるの...。」
Ottomans
「Spainさんが、Tripoliさんに攻め入ったようですね。」
Ming
「儚い栄華だったか。」
Tripoli
「待って、滅んじゃうって。誰か助けて、Spainさん!!!!」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Tripoliが絶叫する中で、他のプレイヤーがSpainにコンタクトを取ろうとしていたが
それら全てがVCを介しての事であり、そろいに揃ってミューとしている事を忘れてしまっていた。

Spainが事態に気づいた頃には時既に遅く、Tripoliは地上から消し去られてしまっていた。

――――――――――――――――――――全体チャット――――――――――――――――――――

Tripoli
「...。」
Spain
「ゲームが止まったけど、なんかあった?」*4
Ottomans
「さっき、Tripoliさんが助けを求めてましたね...。」
Hindustan
「もう滅んじゃったけどw」
Spain
「ごめん、Tripoliに人が入っているのすっかり忘れてた。なんかTripoliが調子乗ってんなーって思ってたんだ。」
Tripoli
「んもぉ...。」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Tripoliの最後の一言が、とても口惜しそうに感じられた。

通常プレイ最後となるこの日に、Russia/Netherlandsは欠席する形となった。

最終戦争が執り行われる10年前、1660年までプレイは継続され
皆黙々と内政に打ち込んでいた。

最終日は陣営戦に身を投じるわけになるのだが...。

次回、最終話!!

2つの大国、それに呼応かのように参じる国々。

歓声と悲鳴がこだまする中で、哀しい魔王は生まれました。

  『After All...』

     『Everything Was Blown Away...』



???
「...。」
「.........。」
「...............。」
???
「...さんは、あまり長くは持たないよ。」





次回へ続く...。

中間職(ミッドランド)はつらいよ


*1 2週間に1回出来れば良い方とかだった
*2 Hindustanが確認したところ、他のゲームをプレイ中だった
*3 Ming領のほとんどが未開拓の霧が掛かっていて意思疎通が取り辛く手間取ってた
*4 マルチでは、プレイヤー国家が消滅するとゲームが止まる

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