AAR/オスマンWCOFのオーソドックス戦略

オスマンWCOFのオーソドックス戦略/第1章 正教のスルタンを目指して

はじめに

 今回は初心者にとっつきにくい要素を極力排除したプレイを目指しています。

 具体的に言うと、

 ・故意の借金を原則しない
 (一回だけ借金タイミングを覚えるという体でやってますが……)
 ・NOCB、停戦破りを乱発しない
 (本プレイでは運が良かったので一回もしませんでした。基本的には一回だけどうしてもやる場面があります)
 ・OEを100%以上溜めない
 (計算ミスで何度かやらかしてますが)
 ・DIP止め、ADM止めをしない
 (技術が遅れてたらなんか歯痒く感じるのは私だけではないはず)

  の四点を基本柱としています。要するにWC特化ではない穏当なプレイングでもWCOF出来ちゃうよ!
 というのを目指しているわけですね。

  というわけで、早速正教への改宗、ヨーロッパの席巻を目指して動き始めます。

セットアップ

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<内政>

・アドバイザー
 統治:てきとー(格安Lv2がいたらそいつで)
 外交:関係改善Lv1(出るまでリセマラ)
 軍事:規律Lv1(士気でもいいが規律の方がいい)
・全要塞の撤去(不安ならガリポリだけ残す)
・ディシジョンは国家不穏度-1以外を取る(これを取ると宗教反乱を起こしにくい)
・ナショナルフォーカスは統治へ(理由は後述)
・安定度はしばらく上げない

軍事フォーカスを維持した方が当然MILは上げやすいのですが、正教オスマンだとコンスタンティノープルを自力でコア化+遷都しなければならず、ここで統治点が400近く吹っ飛びます。
偉大なメフメト2世の能力をもってしても400点はかなりきつい為、統治点極振りで行きます。

アイディアも潤沢な統治点を活かして宗教アイディアから入ります。2番目は攻撃、3番目は権勢の予定です。

<外交>
・アラゴン、ハンガリーorオーストリア(ボヘミアと仲悪い方)、いればイングランド(Vive la France!)、いなければマムルークをライバル指定
・デュルカディルと同盟+婚姻、ボヘミアと関係改善→同盟、フランスと関係改善(百年戦争終わるまで同盟はお預け)
・ラグーザの保証破棄(いつもの)
・ビザンツ、アラゴンへの諜報網作成

諜報網が完成次第、ビザンツは当然コンスタンティノープルへ、アラゴンはナポリのカラブリアなどに請求権を付けます。
ナポリは十中八九イベントでアラゴンとの同君が外れるので、その瞬間殴り掛かるための準備です。

<軍事>
・白兵能力が高い将軍のいる傭兵団1部隊雇用(使い倒すので最低でも白兵3は欲しい)
・ガレー3~4隻追加、輸送船を16隻になるように建造(対アラゴン戦までに)
・海軍ドクトリンでガレー船攻撃力UP選択

<階級>
 最初は特権を付けません。改宗した段階で階級変わっちゃうからです。
 同様の理由で議会もしばらく無視。

チャプター1 正教への改宗

1.ビザンツ戦

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 戦中は特に言う事はありません。ビザンツに負けるオスマンなんてありえないよなぁ? AIさんよぉ?
 ……余裕があれば諜報網作成を継続しておきましょう。
 コンスタンティノープルの割譲はそれだけでAEが35飛んじゃうので、これを可能な限り圧縮しましょう。

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 戦後は当然いつものディシジョンが出てきますが、これを押すと実際に反乱軍を起こさないと改宗できなくなるのでやめましょう。
 反乱軍による改宗は国の開発度の過半数がその宗教に染まっていれば可能になりますが、開発度30近いコンスタンティノープルがスンニに染まると正教の逆転は厳しいです。
 せっかく領土の半分が正教なんですから、それをきっちり生かしましょう。 

2.イピロス戦(orナポリ戦)

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 イピロスは正教国に囲まれたカトリックという立地のせいで味方が少なく、気付いたらアラゴンに攻められてたりします。さっさと回収しましょう。

 ただし、ナポリが独立していた場合は急いでナポリを殴ります。独立したナポリは立派な中堅国です。結構強固な同盟網を組んでくるので、その前に長靴の先っちょを貰いましょう。

 なお、ナポリを殴った場合は“必ず”首都の略奪を行ってください。(1敗)

3.改宗!

 コンスタンティノープルの高開発度、イピロスの開発度orナポリから分捕った開発度があれば、反乱軍を起こさずとも改宗できます。

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 これでオスマンは名実ともに東ローマ帝国の後継者となりました。

(ビザンツがまだ生きてる? うーん……)

 ちなみにドゥルカディルの属国化が完了してからやりましょう。回収後も属国化は出来ますが、やたら時間を喰うことになってしまいます。

4.ニコラウス発動

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 改宗したら主教座を二つ配置し(都合いいことにちょうど二つ配置できます!)、ニコラウスを発動します。
 これでAE低減のついでに軽減も早くなります。

 さあ、これでWCOFの準備は整いました。

チャート2 イベリア橋頭堡作成

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TUEEEEEEE!

こういうイベント系後継者も時間さえたてば高い正統性を持つようになったので大分扱いやすくなりましたね。
(なおその後、病に斃れる)

1.カラマン戦

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 ビザンツやイピロスと戯れている間にカラマンとの停戦が切れているはずなので、早速仕掛けます。
 ジャンダルは結構大オルダ(Great Horde)辺りまで味方につけていたりしますが、カラマンは大抵白い羊くらいとしか結んでません。
 マムルークは序盤にアラビア半島と仲良しごっこしてるので、カラマンにまでは手を伸ばして来ないのです。
 時間が経って属国を回収するとカラマンと同盟を組んでくるので、その前に仕留めましょう。

 スンニWCならカラマン滅亡のついでに白羊朝から領土を剥ぎ取りシリアを作成するところですが、今回のプレイではいったんパスします。
 正教になった都合上、スンニ派との関係改善が難しく、あんまり刺激すると包囲網が作られてしまいます。

2.ナポリ戦

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 今回はカラマン戦の最中にナポリが独立しました。早速殴りに行きます。カラマンもナポリも片手で捻れる相手。
 つまり手が足りなくなるということはありません。

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 長靴の先っちょを奪い取りました。

3.第一次アラゴン征服戦争

 アナトリアでぶらぶらしている間にボヘミアの好感度が溜まっているはずなので、彼を連れてアラゴンに宣戦します。
 早期のナポリ戦はイタリアへの橋頭堡を築くのみならず、アラゴン戦を可能にするという意味でも有益です。

 1.31以降のアラゴンはカスティーリャと仲が悪いので(目標達成までに10回ほどやり直しましたが、一度もカス×アラは起きませんでした)、アラゴンの同盟は貧弱な事が多いです。
 たまにオーストリアと結んでいたりしますが、その時は半世紀早いウィーン包囲をかましてお帰り頂きましょう。

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 今回はサヴォイその他と結んでいました。ボヘミアへ適当に任せて自分はアラゴン本土を侵略します。

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 無事勝利。ジローナから乗って、一直線にナバラまで取りに行き、カスティーリャと領土を接します。中核州化可能距離の関係上、このルート以外では近づけません。

 戦後はカタルーニャを属国作成します。ここで貴族特権のstrong duchies(外交枠+2、LD-10%)を装備します。
 使った人みんな言ってますがこの特権は性能がおかしいです。

 それから、首都と同じ亜大陸に限り、属国中核州の隣に請求権およびコア作成が出来るルールを活用し、ウェスカとナバラを一つずつコア化していきます。
 

 さて、これでイベリアへの橋頭堡が完成しました。ここからどんどん忙しくなっていきます。


AAR/オスマンWCOFのオーソドックス戦略/第2章 大欧州戦争!


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