EU4の初心者にとって最初の壁となるのは開始直後に何をすればよいかというところです。
ゲーム開始直後は様々なことを確認、設定する必要があり、それらをしっかりできるかがこの先に大きく影響してきます。
このページで何をする必要があるか、何ができるのかを学んでいきましょう。
工事中…
統治面で重要になるのはアドバイザーの雇用です。
ゲーム画面左上の国旗をクリックすると開くダイアログ(以下国家ダイアログ)の一番左のタブ(王冠のアイコン)であるCourtの左下のAdvisorの項目の3つの空白(上から統治・外交・軍事の順)をクリックすると選択画面が開きます。
開始直後であれば、イスのアイコンのバナー告知が表示されているかと思いますので、それをクリックしてもOKです。
アドバイザーは統治、外交、軍事の3分野それぞれに1人雇うことができ、それぞれが固有に持つボーナスが発揮されます。
外交では関係改善+20%や外交評判+1、軍事では陸軍士気+10%や規律+5%が評価が高い効果になります。
また、各アドバイザーのレベル分だけ毎月得られる各君主点である統治力(通称ADM)、外交力(通称DIP)、軍事力(通称MIL)がそれぞれ上昇します。
君主点はゲーム中色々必要となりますので、それを底上げできるのがメリットとなります。
ただし、アドバイザーの雇用には費用を要し、また、雇用したアドバイザーには毎月維持費が発生します。レベルが高いほどコストがかさみますので、開始直後はLv1を軸に考えるとよいでしょう。
国家によっては最初からいくつかのディシジョンを採択可能かもしれません。
採択できるディシジョンがある場合は、巻物のバナー告知が表示されていますので、それをクリックして開きましょう。
もしくは国家ダイアログ内のDecision and policiesのタブ(巻物のアイコン)を開いてもOKです。
ディシジョンには様々な効果を持つものが国家や宗教などに応じて存在しています。
説明を読んで必要と判断したら採択していきましょう。
国家体制や宗教に応じて国家には統治者であるあなたの他に、様々な階級が存在します。
序盤~中盤にかけては貴族階級、宗教階級ならびに商人階級を筆頭としたそれらの階級のご機嫌を取りつつ、彼らから恩恵を受けていくことを目指す形になります。
階級との付き合いで大事になるのが、直轄領(王領)と階級の忠誠度になります。
国家内では土地を国の直轄領と各階級に割り当てられた領土という形で分配しており、直轄領が30%を下回るとマイナス効果が発生します。
また、階級の忠誠度が30%を下回ると、その階級が反乱を起こすことがあります。
開始時点は各階級の忠誠度が50%でそこから時間が経つにつれ、忠誠均衡値(大体50%よりも低い値)へと下がっていきます。
階級忠誠度による反乱は30%を切ったら発生しますので、開始時点は反乱なく土地を奪う(全階級の忠誠度-20%)ことができます。
そこでまず土地を奪った後、各階級の忠誠均衡値が50%近くにすることを意識しながら「土地を渡さない」特権をチョイスしていきましょう。
将来的には(議会開催の+5%を活用しつつ)全階級の忠誠度が50%を超えたら土地を奪い、土地が増えてきたら、自身の王領支配率が30%を下回らないように土地を渡す特権を付けていきましょう。
オススメは君主点を+1する特権(忠誠均衡値-5%、王領-10%)と統治キャパシティを+100する特権(忠誠均衡値+5%、王領-5%)です。
前者はいくらあっても困らない君主点の増加速度を上げることができるもので、後者は拡張していくと徐々に不足してくる統治キャパシティを底上げできると、いずれも非常に助けになるものです。
他にも様々な効果が持つ特権が存在し、うまく使うことで多くの恩恵を受けることができますので、説明を見ながら付与していくとよいでしょう。
EU4にはライバルというシステムがあります。
これは、各国家が3つの規模が近しい国をライバルとして設定することができるというもので、ライバルに設定してある国家に対しては外交・戦争時に様々な効果が発生します。
近い将来衝突しそうな国家や、仲良くしたい国家がライバル視している国家を選んで好感を得るなど色々な選択肢があります。
EU4の世界では各国家が自身の勢力を拡大しようと虎視眈々と機を窺っています。
そのため、各国の間には対立と協調の関係が成立しやすく、それを利用して自身の味方を増やすことが重要になります。
その最も基本的な形が同盟で、同盟関係にある国家が戦争をしかけられた場合、参戦する余裕がない状況でなければほぼ確実に同盟国が参戦してきます。
逆に、攻撃をしかける場合は領土を与えることを約束したり、信頼関係を築いているなどの条件次第で参戦してくれることがあるという感じになります。
同盟が成り立つかは様々な要素に影響を受けますが、同じライバルを持つ国家や、同宗教の国家、歴史的に仲の良い国家などは同盟が成立しやすい傾向にあります。
また、最初は同盟が不可能でも関係を改善していくことで同盟可能となる場合もあるので、敵視されているとかでなければ関係改善を試みるのもよいでしょう。
強力な軍隊を持つ国家と同盟して、他国が手出ししにくくしたり、関係の良い小国と同盟し将来的には属国にしていくなどの選択肢があります。
開始直後に軍事でやれることは多くないですが、まずは現在保有している軍の規模と保有上限(通称FL)を確認しておきましょう。
FLはその国が持てる軍の適正な規模を表したもので、これを超える軍を保有すると維持費が跳ね上がり財政を圧迫します。
後は財政と相談しつつ、どの程度の軍量を確保するか決めていきましょう。
あなたの国家の部隊を陸軍なら将軍、海軍なら提督に指揮させることができます。
将軍・提督がいる部隊はその将軍の能力に応じたバフを受けることができ、会戦を優位に進めることができるようになります。
将軍・提督は国家ダイアログのMilitaryタブ(ヘルメットのアイコン)の右下のアイコン群のうちRecruit a General(将軍・一番左)とRecruit an Admiral(提督・左から3番目)をクリックしMILを50消費することで雇用できます。
戦争を始める前に部隊に配備してあげましょう。
各国家には固有(もしくは共通)のミッションツリーが存在しています。
ミッションは達成することで様々な恩恵を受けることができるもので、特に主要国の固有ツリーには強力な効果を得られるものが存在しています。
どういう条件で達成でき、それによってどういう効果を得られるのかを確認して、狙えるものは積極的に狙っていきましょう。