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ポーランドは東欧カトリック国の覇者で、分割されやすい国家と認識されています。北はカルマル同盟、西は神聖ローマ諸侯たちに仇敵ブランデンブルク、南はハンガリーとオスマン、東は盟友リトアニアと宿敵モスクワ/ロシアに囲まれています。
手短な拡張先といえば北にいる両騎士団くらいしかありませんが、歴史イベントに恵まれており非常に楽しめる国家です。
またNIも強力で、代名詞たる騎兵戦闘力+33%や騎兵コスト-10%だけではなく、歩兵戦闘力、陸軍士気、規律が伸びる陸軍国家です。宿願は異端寛容度+3であり、キリスト教は友、異教徒は敵を地で行くロマンあふれる国家。
ミッションも強力で、東欧や一部北欧に対して拡大していくものが揃っています。宿敵の打破を目標に掲げているものも多く、ロールプレイでも楽しめるでしょう。
だが悲しいかな、立地上いつも分割される運命にあるのがポーランド/コモンウェルス。では、その運命を変えるために必要なものは何か?それはオスマンとモスクワを初期の時点で叩き潰す覚悟だ。
伝統:騎兵コスト-10%、受容文化枠+1
①:生産効率+10%
②:安定度コスト-10%、戦争疲弊-0.02月
③:人的資源+25%、歩兵戦闘力+10%
④:騎兵戦闘力+33%、歩兵に対する騎兵割合+10%
⑤:連隊雇用コスト-10%
⑥:規律+5%
⑦:陸軍士気+15%
宿願:異端寛容度+3
ポーランドのナショナルアイデアは、歩兵と騎兵を強化する陸軍国家として見てとれます。人的資源も増やしてくれたりと申し分ありません。
もう少し掘り下げますと、陸軍士気+15%はポーランドを含めたったの10カ国しかありません。もちろん陸軍士気+20%を持つフランスとプロイセンには及びませんが、かなり優遇されていることがわかります。更にそこに規律+5%を組み合わせで持つ国家はスペインだけです。また、歩兵戦闘力+10%と騎兵戦闘力+33%は、スペインはおろかフランスさえ持ち合わせていません。
つまり、NIだけ見ればポーランド/コモンウェルスはプロイセンの次に強い国家だといえます。というかコモンウェルスになるということはプロイセンが生まれないということなので(領土を失陥した場合を除く)、実質世界最強です。
宿願は異端寛容度+3となっており、キリスト教であれば改宗の必要性がありません。北は北欧、東はロシア、南はバルカン、西は言わずもがな切り取り放題です。
さらに正教に改修すればイコンも使用でき、軍質の更なる改善も狙えます。
注意点として、ポーランドの陸軍強化は特に後半に白眉のものがあります。ですので、大戦争を仕掛けるときは3つのアイデアグループをコンプリートしてからの方が良いでしょう。
選挙君主制の時に選べる二つの特別な政府改革について
初期ポーランドの経済は税金で賄っているところが多く、交易は殆ど役に立っていません。クラクフノードは基本HRE諸侯からウィーンノードに流出されており、上流もキエフしかないので全く栄えません。将来を見据えて交易首都を移転したいです。
手短に交易を改善したいのでしたら、リューベックノードを抑えてバルト海から交易を流してしまうのがいいです。もしくはダンツィヒに交易首都を移してバルト海ノードにうま味を感じるのがいいでしょう。
じっくりと計画を練るのであれば、ヴェネツィアノードを抑えるのがよいでしょう。コンスタンティノープル→ラグーザ→ヴェネツィアの流れを手に入れられれば大幅に改善されるはずです。
まずアルバニアと関係改善を行い、オスマンがアルバニアに再征服CBによる宣戦布告をしたら、準備を整えてアルバニアと同盟しこれを撃破。アルバニアトラップを活用します。オスマンのアルバニア侵攻は開始直後というわけではありません。恐らくリトアニアとの同君連合、さらにはモルダヴィアの辺境伯化イベントが終わった後に発生するはずです。オスマンはまずビザンツの息の根を止めることを優先するので、こちらもある程度準備を整えることができます。
開戦後はひたすら土地の包囲、そして主力軍との戦闘は避け、散開した敵軍を各個撃破することに努めましょう。相手がデススタックを用いてこちらの要塞を包囲してきたら諦めるほかありませんが、モルダヴィアの先にある広大なポーランド=リトアニア国土を占領するAIオスマンは必ず軍を分けて占領してきます。その隙をついて敵軍を撃破しましょう。
もし、アルバニアが別の大国、つまりオーストリアやハンガリー、ヴェネツィア、マムルークあたりと手を結んでいたら、オスマン軍がバルカン半島でうようよしていないかもしれません。そんなときはエディルネ要塞やイスタンブール要塞を包囲してやりましょう。運が良ければ何とかなります。なお、この時点でアナトリア方面に行くにはコーカサス回廊を通らなければならないのですが、移動中に敵主力と遭遇したら殲滅される上に、そもそも通行すら厳しいかもしれないので侵攻はやめておいた方がいいでしょう。
アルバニアが主導の防衛戦争なので戦後処理の結果はまちまちですが、オスマンを返り討ちにしても油断は禁物です。ちょっと目を離したらアナトリアを統一したオスマンがマムルークを食べて手に負えなくなるでしょう。ですので第二第三のアルバニアトラップを用意するべきです。
具体的にはジャンダルやカラマンと関係改善を行って、オスマンが侵攻したら同盟からの防衛戦争に参加です。一度目の戦争で勝っていれば、二度目は適当にやっても勝てるはずです。序盤でオスマンをぶっ潰したらあとは何とかなるでしょう。
もし、序盤でオスマンを仕留めきれなくとも大丈夫です。ハンガリーやマシュリクに向けてオスマンが拡張出来ていないというのであればいいです。後々NIやアイデアによって強化された優秀なポーランド陸軍が、アナトリアグループの宿命たる年代による陸軍の弱体化により弱ったオスマンを真っ向勝負で倒せるはずです。
……ver.1.30オスマンは何故かあんまりアグレッシブではないので、もしかしたら余裕で倒せるかもしれません。
第二の対オスマン戦略は停戦が切れた後の1450年代に仕掛けることです。
基本的にはビザンツのハンガリー同盟戦略を参考にするといいです。
ポーランドの場合はリトアニア・アルバニア・属国達(モルダヴィアとマゾフシェ)を利用します。
ポーランドの場合では、同盟国を利用しなくても十分な軍量を用意できますが、優秀な将軍がいないため、アルバニアを含めました。
ただ、今回はハンガリーを含めていないということは、フニャディ・ヤーノシュがいないことだから、スカンデルベグのみに頼らなければならず、将軍の面ではビザンツの時とは違い、一枚劣ります。
ビザンツとの同盟も悪くはないですが、ビザンツの領土欲がポーランドの占領を邪魔してしまいます。
それに注意すれば、勿論ありで、オスマンとビザンツに停戦期間を作らせることができます。
理想的な世界線としては、オスマンとの軍事技術差を出さないためにMILにフォーカス、モルダヴィアと同盟→リトアニア同君→オスマンをライバルに→モルダヴィアを辺境伯化という流れです。
なぜ、このようなことをするかは、モルダヴィアのミッション報酬により、オスマン帝国の君主や相続人を死なせることができるからです。これを利用すると名君メフメト2世を亡き者にできるため、序盤のオスマンの優位を低下させることができます。
そのためには、そのミッションの前提ミッションを満たす必要があります。前提ミッションの完了のためにはオスマンがライバル視しているかオスマンをライバル視する国と同盟することが条件です。
モルダヴィアミッション
なお、ポーランドは初期からオスマンをライバルにできず、リトアニアと同君連合になった後でライバルに設定できます。
いざ、宣戦できるようになったらアルバニアを呼び、オスマンに宣戦します。それと同時にビザンツに保証をかけている場合は保証を切ります。
首都を包囲完了後はモルダヴィアに占領権を譲ります。1ヶ月後には、前提ミッションを完了させている場合、メフメト2世がいなくなっているはずです。
そして、和平についてはビザンツのコンスタンティノープルと隣接するように割譲します。
この後、ビザンツとの停戦が切れたら、モルダヴィアのコンスタンティノープルの請求権を使い宣戦します。
オスマンが通してくれなくても、ビザンツの同盟国(セルビア・ワラキア)を全土占領し、単独講和せずにいれば、しばらくすると属国化できるはずです。
オスマンとの停戦が切れたら、オーストリアなどを呼んでビザンツのコアを取り返します。
なお、ダンツィヒも属国化するとLDがきつくなります。ダンツィヒは開発度が100未満まではミッションで属国化できます。そのため、その猶予の間にモルダヴィアとマゾフシェを併合しておくといいでしょう。
まずモスクワはロシア化させてはなりません。そのためにもノヴゴロドと手を組んでモスクワを迎え撃つ必要があるのですが、ポーランドはオスマンを最優先で抑えたいのでなかなかモスクワにまで手が回らないかもしれません。なのでノヴゴロドとは手を敢えて結ばず、モスクワ-ノヴゴロド戦終了後の人的資源が少なくなってきた瞬間に戦いを挑むというのが良いでしょう。
コモンウェルス化していないタイミングでは領土をとることはせず、ノヴゴロドなどのモスクワの敵に対して領土を返還させ、金をしこたま集めるのが一番いいでしょう。兵を殺し、土地を奪い、経済を破綻させればいくらモスクワでも土に還ります。講和内容でお勧めしないのは属国解放です。それはモスクワが強大なハン国と防衛同盟を可能とすることを意味します。貧弱な属国を抱え続けさせることが何よりいいのです。
もしくは、ロシア化の条件の一つであるノブゴロドをこちらが抑えるのもいいでしょう。モスクワがいくら東へ南へ拡張しても、ノブゴロドを抑えられなければロシアにはなれません。
コモンウェルス化したら多分何やっても勝てます。ライバルとして永遠にダカット、PP、威信をむしり取ってもいいですし、さっさと征服してもいいでしょう。
……ver.1.30のモスクワは借金に漬かってるので、一度破産させてしまえば簡単に倒せるかもしれません。
ポーランドは1444年開始から直ぐに選挙君主制になるイベントが発生します。この時、リトアニアを同君連合下位へ自動的に組み込みますが、うまくいけばその他の国に対しても同君連合下につけることが可能です。
選挙で他国の君主を招き入れた時に同じ王朝判定になるので、その国の後継者がいない又は請求権が弱ければ婚姻を結んですぐさま王位を請求することができます。
こちらの君主が死亡し王朝が変わったりすると当然請求出来なくなりますが、うまくいけばオーストリアやブランデンブルクといった強力なHRE国を手中に納めることが出来ます。
シュラフタの特権について (工事中)
名称 | 効果 | 剥奪条件 | 忠誠均衡 | 影響 | 直轄地 | 絶対主義上限 | 備考 |
Golden Liberty(黄金の自由) | 人的資源+50% seize land時、貴族階級の土地が減少しない(忠誠は減少する)。 | 自国がコモンウェルスもしくはポーランドでコモンウェルスが存在しないとき、1600年以降もしくは選挙君主制でない、安定度2以上、摂政政でない。それ以外の国のとき、無条件だが、剥奪時、選挙君主制を廃止するかどうかのイベント発生。剥奪時安定度-2。 | +5% | +10% | - | -15 | 初期から存在 |
The Nieszawa Privileges | 安定度コスト-20% 技術コスト+5% | +5% | +5% | - | -5 | イベントから | |
Pacta Conventa | 戦争疲弊削減コスト+50% インフレ削減コスト+50% | +5% | +5% | - | -5 | イベントから | |
Veto of Heir Apparent | 自国後継者の支持率+0.33/月 | -5% | - | - | -5 |
(特権メモ:英Wiki1.32準拠)
ここではポーランドプレイでお世話になりそうな他国の話をします。
・チュートン、リヴォニア騎士団(とリガ)
チュートンは初手ライバル→凌駕でのPP稼ぎに。1444年では停戦しているので禁輸PPは稼げないですが、凌駕はほぼ確実にできるのでOK。
リヴォニア(とリガ)は殆どの土地が痩せていますが、海岸に面しているということがとても重要。今後に向けて海軍を創設したいので、水兵を集めるためにもちゃんと征服しておきたいところです。
なお、チュートンは属国化するとイベント「The Teutonic Order」により歴史的ライバルが外れる。
・マゾフシェ、リトアニア、モルダヴィア、ダンツィヒ
順に初期属国、同君連合下位にして一発統合可能、運が悪くなければイベントで辺境伯化、独立後ミッションにて属国化。
問題はこいつらのせいで、一時的に外交枠を圧迫されることですが、1枠くらいはオーバーしてでも防衛同盟先を見繕うべきです。
ひとまずマゾフシェはさっさと併合してミッションを進めましょう。
・オーストリア
初期の同盟先候補No.1。というのも、ハンガリーと同盟されないために必要です。また、オスマンの締め付けに失敗した場合における防衛同盟先としても優秀です。逆にいえば、ポーランド側の地盤が整っていないときにHRE諸侯と戦争してオーストリアとの関係を悪化させてはならないということです。
もしオーストリアがハンガリーと同君連合を組んだら、ポーランド=リトアニア連合として容赦なく(釣りだし宣戦を駆使して)ぶっ潰そう。属国開放だ!
・ハンガリー
ミッションで同君連合下位にできるやつその1。ついこの間まで同君連合組んでいたはずなのに大抵ライバル指定してくる。リトアニアとコモンウェルス化しなければハンガリーを下位に置けないので注意。
また、先にオーストリアが同君下位においてしまうと、土地の請求権を得るというへなちょこミッションになってしまいます。必ず独立させてから、侵攻する前にミッションを完了させて殴ろう。
あらかじめオスマンをつぶしておけば無駄に土地が食べられることがないうえ、ハンガリー自身の請求権でバルカン半島に広い請求権をとれるので、ぶくぶく太らせて統合してしまいましょう。
・ボヘミア
ミッションで同君連合下位にできるやつその2。まずはシレジアの征服をしてからでないと請求できない。シレジアとボヘミアはポーランドと同じ文化グループに属しているのでさっさと征服しよう。
ボヘミア自身は(コモンウェルス比では)対して大きくないですが、開発度の高いオーストリア領などHRE領土へ侵攻するなら、コア化コストや過剰拡大を逃がす国家として暫く生かしておくのもありです。
・クリミア(不安定)
序盤のライバル候補。同盟もオスマン以外は大抵貧弱ですが、遠方の遊牧民国家と結んでるときは注意が必要です。屈辱PPと君主力各100点を調達する国として認識すればいいでしょう。凌駕してしまったら征服しましょう。ザポロージェやアゾフはステップ階級配布用に、クリミアは高い開発の収入元としてステート化したいところ。たまにモルダヴィアやリトアニアが独立国時代に請求権を作成してくれることがあるので、それを活用して捻り潰してもいいでしょう。
・大オルド
クリミア方面の遊牧民でライバル候補。よく東のカザンやウズベクと同盟しており安易に攻めるのは危険です。しかし彼らはよく戦争をしているので、防衛同盟として参戦してこないタイミングを見計らうことは出来るかもしれません。ウズベク方面の地図が見えないのが難点ではあります。
・ノヴゴロド
最初期のライバル兼属国候補。モスクワをロシアに変態させないためには、モスクワかノヴゴロドのどちらかを引っぺがす必要がありますが、距離的に近いノヴゴロドのほうがまだやりやすいです。
そこでノヴゴロドを属国にして、再征服CBでモスクワから取り上げてしまおうという算段。モスクワの統治技術が10になる前にはやっておきたいところです。
・ビザンツ
対オスマンの属国候補。非常に広範囲に渡る永久請求権を取れる国家ですので、地中海への侵攻を考えているのであれば解放して属国にするのがよいでしょう。
・マムルーク
対オスマンの同盟先もしくはデコイ。よくオスマンに虐められている国家。それだけならば対して問題ないのですが、マムルークがオスマンに対して戦争で勝ちすぎると、マムルークがそっくりそのままポーランドの脅威になってしまいます。幸い、マムルークの軍質NIは規律+5%のみですが、経済力にものを言わせた大軍の運用をされると厄介です。あまり対オスマンで助けすぎず、必ずオスマンに対し一緒に宣戦布告し停戦期間を付ける等肥大化させないよう注意をしたいです。
普通にとるならばこれらがオススメ
→統治、人文、影響、外交、軍質、攻撃
陸軍はNIが勝手に強化してくれるので、あえてMILアイデア0というのもよいかもしれません。そうするのでしたら、財政を良くするためにも経済を取りたいところ。
また、宗教改革の時代に改革派を選ぶのであれば、人文は取らずに別の何かに差し替えてもいいでしょう。ポーランドのNIには異端寛容度+3があるので、キリスト教に対してなら人文がなくても反乱を抑えられます。
やっぱりロマンや国家に合わせたアイデアは時にプレイヤー厭戦を下げてくれる
→統治、経済、諜報、影響、貴族、軍質(外交、革新)
貴族と軍質は騎兵戦闘力をアップさせますし、貴族-諜報ポリシーで更にアップします。貴族-経済ポリシーで騎兵コストが下がり、軍質-経済ポリシーで規律が上がります。
貴族を1つでもアンロックしておけば、ピンチの際にディシジョンで「戦争疲弊-10、陸軍伝統+30、軍事点+100」「歩兵連隊+10、騎兵連隊+5がランダムなコントロール下の州に出現」が得られます。
(ただし、国家フラグ「librium_veto」が立ち、イベント、国難の進捗に影響します。また、フラグ除去時に安定度-3される可能性があります)
もし技術レベルオール32(実績「Poland can into space」)を目指すのであれば、革新、統治、外交、貴族を揃えておきたいところ。これらをすべてとれば、少なくともアイデアの効果としてオール技術コスト-20%を貰えるからです。
ポーランドは初期がカトリックですが、正教に国教を変えることが出来ます。ハールィチ・ヴォルィーニ公国のコアがない州で維持費0の宣教師を置いておけば、黒塗りの反乱軍が湧いて正教に変えてくれます。なお、要塞を撤去していないのであればモスボールしておくとなおよいです。
正教ポーランドはかなり強力。元々軍事よりのNIを持っているポーランドに聖ミハイルの聖像を置くだけでゴリゴリ相手の兵士を溶かします。また元々ポーランドはオスマン帝国と国境を隣接していたら人的資源が回復するランダムイベントが発生するのですが、正教会にも同じく人的資源を回復するランダムイベントがありますので、相乗効果でバリバリ回復します。更に正教州は総主教の権威によって最大33%人的資源が増えるのでかなり余裕ができます。正教強すぎ
ポーランドはオスマンとモスクワさえ処理できれば、比較的容易にローマ帝国建国及び実績を目指せます。というのも、黒海沿岸は目と鼻の先で、北欧はパーフェクトコモンウェルスの驚異とはなりにくく、HREは常に内乱しており、イタリアは大抵教皇や植民主義スペインが握ってるので宣戦される心配がなく、驚異となる敵がいません。マムルークやティムールも技術差とNIで強化された軍隊で殴れば勝てます。
アイデアや絶対主義が揃わないうちはオスマンとモスクワを適度に解体しつつ、クリミア→コーカサス→バルカン・オーストリア→アナトリア→マシュリク→エジプト→チュニス→モロッコと征服し、然るのちにイタリア、イベリア、フランス、ネーデルラント、イギリスと時計回りのように拡大しましょう。唯一ブリテン島上陸に手間取る可能性があるので、複数の大型船建造と旗艦に上陸時間短縮オプションをつけ、上陸部隊に強行軍を発動させておきたいです。
イギリス攻略の奥の手として、大航海時代に大量のガレー建造を行い、スコットランドを武力属国化するという流れがあります。
時代ボーナス【属国の移譲】を取り請求権リレー、またはデンマークからノルウェーを移譲させて諜報アイデアと組み合わせて快適に請求権リレー、もしくは抵抗がなければNOCBでもOKです。
オスマンやモスクワと停戦している時は比較的に暇なので、チャンスがあれば出来るはずです。
HRE皇帝は改革を進めることで属国ファンネルを形成できる特権があります。
ポーランドのようなHRE外の大国が狙う場合、選挙で勝つことで皇帝になり、首都を編入して帝位を安定させるのが一般的です。
しかし、選挙で勝つためには選帝侯と同盟をしたり、属国化することが必要不可欠でそれらは手間や外交枠に負担がかかり、またHRE外の国が勝つのは難しいです。
ただし、ポーランドはプロヴァンスやチュートン騎士団などで用いられるオーストリアと関係を改善して首都を編入して加入する戦略をとることができました。
その方法を紹介しようと思います。
一見するとポーランドが何もせず直接領土を組み込むことは不可能です。
ではどうするかというと、マゾフシェを独立させることでオーストリアのポーランドに対する評価が200以下で編入できます。(現状191)
しかし、ただ関係改善をするだけではリトアニア同君イベントやモルダヴィア辺境伯化イベントが起きて、間に合いません。
そこで素早く関係をよくする必要があります。
ポーランドがオーストリアに対し出来る方法として挙げられるのは
同盟+50
婚姻+25
通行を許可する+10
贈り物をするmax+25
などが有名ですが、忘れやすいもの*1として二国に共通のライバルがいる(毎月+1,max+20)、ある国に対し威信5を消費してScornful Insultを送ることでその国をライバル視してる国の評価+25もあります。
他にも関係改善を早くするものとして外交顧問の関係改善+20%、交易ノードに商人を派遣し交易方針から関係改善+15%もあります。
尚、必要な関係改善値は31*2以下です。
オーストリアがライバル視している国をポーランドもその国をライバルに設定します。
顧問は威信顧問と関係改善顧問を雇い、ウィーンノードに商人を派遣し交易方針を関係改善のものにします。
オーストリアと同盟をして翌月に関係改善を行い、その翌月に軍事通行権を与えます。婚姻はオファーが来なければ通行権の次に与えます。
リトアニア同君イベントやモルダヴィアイベントが来たら放置します。
オーストリアのポーランドに対する評価が141*3以上になったら、オーストリアに贈り物をします。ダカットが足りない場合、借金ではなく貨幣改鋳*4で用意します。
このあとにオーストリアがライバル視している国に侮辱をする。このとき下のチェックボックスにチェックを入れることを忘れないでください。
そうしないとScornful Insultになりません。また、威信0以上(属国放棄もするので実質5以上)なければ出来ませんのでご注意を。
その次に従属国との相互作用からマゾフシェのScutage/軍納代金のオンオフを繰り返し行い、独立欲求が50*5を上回ったら属国化を放棄(威信0以上なければ出来ません)します。
その後、首都を編入することで完了です。
これのデメリットとしては公国ランクに下がる点とマゾフシェを独立させることですがメリットはとても大きいでしょう。
また実際にはこれらが完璧に行かない場合でも成功することがあります。(関係改善顧問を雇えなかったり、オーストリアがライバル視している国を一つもライバルに出来ない場合)
逆にすべてが上手くいってもリトアニア同君イベントを放置してたらイベントが強制消化され、同君になり失敗することもあります。
また補助金を与えたり、領地の開発を下げて加入しやすくするのも手かもしれません。
一応、机上の空論ではないかと思う方もいるでしょうからアイアンマンで実行したときの成功例を載せときます。
ミッションツリーからもボヘミア同君CBを得られますが、ミッションで同君にするにはシレジアを確保する必要があって大変です。
そこで、初手にボヘミアを同君にすることで、シレジア併合のAEを節約でき、序盤から戦力を高められます。
まず、オーストリアがボヘミアをライバル視している、もしくはポーランドがHREに加入出来る世界線を選びましょう。
そして、ボヘミアと婚姻しますが、同盟はしないでください。
ボヘミアの王が自国の王朝になった途端に王位請求をします。(もちろん、ボヘミアに別の王が即位することもある、また、このときポーランドは空位ではないことが必要条件)
その後、ボヘミアに宣戦し、同君連合を強要して和平をします。
西進作戦の狙いはいくつかあります。
まず、西進作戦をするにはHREを解体する必要があります。そうしなければ、毎度毎度、皇帝とAEに悩まされるでしょう。
初手でHREを解体する方法は後述します。
オーストリアとの停戦が切れた後は、再度攻めて、スティリアのコア一つとそれ以外の領土をとって和平をします。
次の侵攻ではスティリアを属国として解放し、再征服CBを利用し、コアを奪取します。それとともに、チロルのコアを一つとり、それを利用して再度再征服を行いましょう。
オーストリアを滅ぼした後は、オーストリア文化に主要文化をシフトして、オーストリア文化のコアを6つ持つことでオーストリアに変態できます。
なお、オーストリアのコアを引き継げるため、チロルなどを外交点0で併合できることがあります。
そして初手ボヘミアと西進作戦を組み合わせた理由として、同君下位国に属国を作らせる方法を利用できるからです。
ボヘミアの属国に敵の首都の占領権を譲ることで、ボヘミアの属国にすることができて、ポーランドがAEや外交点を負担しなくてよくなります。旧HREは小国が多いため、この二つは相性が良いです。
なお、オスマンと併行してできる余裕があるなら、併行して進めた方がいいでしょう。
ポーランドは、列強入りするまでとはいわないものの東欧の大国であり、高確率で初手でHREを解体させることができます。特に最序盤は解体しやすい環境が整っているため、一戦略としてここで紹介します。HREを解体できれば、HREにある各種の防衛機能がなくなり、わざわざドイツ人の皇帝に土下座してHREに加盟させてもらうこともなくなるのです。
ここでHREの解体の条件をおさらいすると、皇帝及び選帝侯を自国の同盟国か交戦国とし、交戦国となったこれらの国の首都を占領すれば、解体することができます。
今回行う方法は、選帝侯とできるだけ多く同盟し、同盟を結べない選帝侯に宣戦し、皇帝と選帝侯の首都を包囲するというものです。念のため確認すると、マインツ・トリーア・ケルン・ボヘミア・プファルツ・ザクセン・ブランデンブルクが七選帝侯です。帝国西側の選帝侯のプファルツ・ケルン・トリーア・マインツが隣り合っていて見にくいので漏れがないようにしましょう。
具体的には以下のとおりです。
【参考】トリーアNoCB宣戦からの1448年HRE解体成功例*9
概要のみ記述する。詳細は元ファイルか英Wikiをご参照ください。
(1.33で確認)
能力の低い国王とセイムの関係性のイベント。
(編集中)
国王とセイムの特権関連のイベント。
1460~1485未満で発生し、譲歩して特権を与えると貴族階級に特権「ニェシャヴァ特権」が与えられる。
(安定度コスト補正−20%、技術コスト+5%)
年数に応じて4つの除去可能な選択肢を持つイベントが用意されているが、これを利用する場合は安定度-3と引き換えになる。
「ソビエスキの軍事改革」にも除去できる選択肢があり、こちらは安定度は下がらないがサイズ3の反乱軍が蜂起する。
「黄金の自由」剥奪か国難「王権をめぐる争い」の終了イベントでも剥奪できる。
また、特権があることは国難「王権をめぐる争い」の進捗条件になっている。
発生時期がおおむね予測できるイベント
絶対主義の時代(少なくとも1710年以降)に発生する。
この国難を通じて選挙王制を外すことができる。
こちらを参照。
※国難のイベントもリンク先を参照。
(編集中)
ウルシュラ・マイェリン、エルジュビェタ・ヘレナ・シェニャフスカ、マリー・ルイーズ・ゴンザーグのイベントがあり、安価な顧問として迎えるか彼女らを統治者とするかを選択する。
統治者とした場合、スキルは全員3-4-2だが、統治者特性は異なっている。
ウルシュラ・フランチシュカ・ヴィシニョヴィエツカのイベントは「顧問として雇う」か「君主点を得る」かを選ぶものだ。
チュートン騎士団が戦争中でなければ、1460年~1499年末までに発生。(平均発生期間6ヶ月。1466年以降×0.1)
AIチュートンは「破産中」か「戦争疲弊10以上」でない限りダンツィヒとの戦争に突入する。
すると、ポーランドでイベント「プロイセン同盟はポーランドの支援を求める」が発生。同盟が成立し、ダンツィヒは直ちにポーランドに救援を求めてくる。
(この際、ダンツィヒがイベントにより得る中核州の数はチュートンにおける市民階級の影響力に準拠する)
これを受ければ(国家フラグ「supported_prussian_confederation_flag」が立つ)、ポーランドは戦争に加わる。
ダンツィヒの独立を守ればミッション「プロイセン同盟」を通じてイベント「トルンの和約」を起こせる。
ダンツィヒを属国化、ヘイムノ州をダンツィヒが領有しており、州文化がポーランドならポーランドの中核州となる。
また、西プロイセンエリアに恒久的請求権が発生する。
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