本ページの内容は、ver1.30.3で確認されたものです。
征服者ティムールによって築かれた帝国はゲーム開始時点で大量の属国に分解し、崩壊の危機にあります。
しかし、プレイヤーならばそれを乗り切ることは容易であり、
属国を統合してムガル帝国に変態すれば、恵まれた独自政体・NI・ミッションによってトップクラスの拡張能力を備えた強力な国家となります。
また、豊かなペルシア・インド一帯を基盤にできるため財力にも余裕があり、世界でも有数の大軍を比較的容易に運用できるというのも魅力です。
ティムールの初期属国はトランスオクシアナ、シスタン、アフガニスタン、ファールス、ホラーサーンです。
ティムールには初期君主であるシャー・ルフの在位中は属国の独立欲求が大きく抑えられるという特別な仕様が与えられており、
彼が亡くなると属国の独立欲求が跳ね上がり、独立戦争を仕掛けられて崩壊するという展開が仕込まれています。
そのため、まずはこれを回避することが最初の仕事となります。
以下のことをすることで独立欲求を抑えることができます。
・独立欲求を下げるイクター制の選択、外交評判を高める顧問、関係改善
・貴族階級の特権Strong Duchiesの採用
・兵力を増強してアジャムからの再征服による領土回収
・会戦は属国に任せて人的資源を温存する。ミッション達成の上でも人的資源は重要
現バーションでは上3個をこなすことで独立欲求を抑え込むことができます。多少LDが50を超えていたとしても(なんなら100だとしても!)、1454年までに抑えられれば問題ありません。トランスオクシアナはぎりぎりになることがありますが、気になるなら婚姻なりDevポチなりで多少宥めてやればいいでしょう。LDが50を超えていても、要は独立戦争されなければよく、オスマンやジャウンプルと同盟するなどすれば独立戦争を挑まれることはほぼありません。
さらに、アジャムを征服してしまえば、国力比から属国のLDは大きく下がります。
つまり、巷でよく行われているようなシャールフ生存リセマラは実は必須ではありません*1。
序盤のアジャム戦を終えれば、友好度を上げて独立欲求を上げないようにしつつ併合可能な状況にもっていくだけです。
1454年になり、属国の併合が可能となったらまずトランスオクシアナを併合しましょう。
残りの国もファールス・ホラーサーンは全土ティムールのコアを持っているためDIP・期間無しに併合することが可能です。シスタン・verによりアフガニスタンはコアがないプロビがあるので時間がかかりますが、併合しておきましょう。属国併合によるオピニオン低下があるのでできれば同時併合が望ましいです。
ただし、トランスオクシアナはウズベク領に多少ですがコアを持っていて、ファールスは海軍力になり中東侵攻に便利なので、後回しにしてもよいかもしれません。
なおトランスオクシアナのコアを回収した後は(ティムールコアがないので)即時併合でなくなるため、どうするかは好みの範囲でしょう。
これらに並行して征服予定地の請求権作成やラダック・カシミールなどのインドに進むために必要なルートを確保するための征服を行いましょう。
現在のバージョンでは、カシミールが早々にムルタンもしくはデリーにのみこまれがちで最短経路が使いにくいため、バルチスタン経由やチベット経由などのルートも適宜考える必要があるでしょう。
西側に領土を拡大するならば黒羊朝は量質ともに油断のできない相手です。
とはいえ、周辺の大国と折り合いが悪く、同盟相手が小国のみになりがちなことがつけいる隙になります。
特にマムルークに戦争を仕掛けられることがあり、これは便乗参戦のチャンスになります。
また、黒羊朝はアジャムのコア回収中に便乗宣戦してティムールコアのあるアジャムやルリスターンの領土を奪っていることが多いため、AEの発生を抑えられる再征服CBを使えるのもこちらの強みです。
さらに最初の戦争でイラクを独立させる州を奪い再征服CBを用いることでさらなるAE対策もできます。運がよければ対マムルーク戦まで使えるシリア解放も狙えるでしょう。
これらを駆使して効率良く解体していきましょう。
オスマンとは序盤こそ同盟が可能ですが、高確率でいずれライバル視されるため、共同でマムルークを攻め、シリアを奪うことで拡張先を塞いでしまうのも手です。
オスマンが白羊朝と堅固に同盟してミッションが進まずにメソポタミア方面の請求権が得られない展開(意外と多い)になるならしめたもの、対マムルーク戦でがんがん使い潰してあげましょう(ただし借金を理由に断られることも多いですが)
インド方面ではムガル化の条件を満たすことを目指します。
カシミール征服からパンジャーブ作成、再征服CBが基本ですが、
運が良ければ広大なコアを持つサラビラントやデリーを属国にすることができます。
この場合でも完全にはコアが被らないためパンジャーブも活用できます。
インドは有力国同士が同盟関係を構築していることが多く、ティムール単独での制圧は中々大変なため、こちらも外交を駆使して少しずつ切り崩していきましょう。
大国だけではなくて、周辺国の外交状況もよく観察しながら立ち回るのがコツになります。
また、インドは豊かである=コア化コストがかさむ傾向があり、AEも広がりやすいため、属国解放からの再征服CBが使えないかを常に意識して立ち回りましょう。
ムガル建国によってミッションが更新されるため、直前にティムールのミッションをクリアしておきましょう。
史実のムガル建国者バーブルなどの強力な将軍や、15年間コア化コスト減を得ることができます。
ただし、ティムールの領地保有系ミッションはティムールの直接保有が達成条件になっているため、属国との兼ね合いに気を付けましょう。
北インドは、スンニが多いため、特にAEに注意を払ってください。オスマンが包囲網に参加することだけは避けるようにしましょう。
ベンガルやバフマニーなどの大国が没落・滅亡していれば、広大な領土を再征服CBで得ることができます。
ヒンドゥスターン文化をすべて征服することで、ムガルの同化システムによりコア化コスト10%減を得ることできるので、早期の取得を狙いましょう。
インドのイスラム国家を駆逐した後、ヒンドゥー国家に手を付けることで、包囲網を組まれにくく征服を進めることができます。
停戦短縮なども活用すれば、16世紀中のインド統一も容易でしょう。
また、ミッションによってデカンを独立させることで、恒久的に統治効率+10%を得ます。
ムガルはチベットから密教(ないしほかの東方宗教)に改宗することで中華皇帝の座を狙えます。
これは絶対主義上限こそ下がるものの、コア化コスト減少などの優秀な勅令を実行可能で、さらに統治キャパが300上がります。
また、文化同化を可能にするムガルのディーワーンはtier2、中華皇帝はtier1なので、ムガル政体の強力さを失いません。
影響・・・属国を用いた拡張を行うならば併合コスト軽減の効果は不可欠です。
統治・・・NI・政体能力などと組み合わせて、合計65%のコア化減を得ることができます。大量の領土を得て安価にコア化というのは拡張志向においては最高の効果です。
軍量・・・インドでの消耗は非常に激しく、人的資源は貴重ですので採用候補です。また大軍を運用できるだけの豊かな財力を持つので大幅に増えたFLを活かしやすいのもメリットです。
人文・・・分離主義の激しいインドでも反乱がほとんど起こらなくなります。
宗教・・・改宗の必要性は現verでは薄れましたが、シーア派(・シク教・ゾロアスター教)に改宗すれば聖戦し放題で拡張が楽になります。スンニ派でもインドから東に行くならイスラム教も少なく、十分使えます。ヨーロッパ方面に進むなら、南スラブ文化の同化により得られる対異端・異教戦勝点コスト-10%との相性もいいです。
政府改革/君主制/改革一覧(ムガルの同化)
文化/ムガルの同化
NI/ティムール
NI/ムガル
ミッション/ティムール
ミッション/ムガル
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照