お父さんは潰瘍が破裂して死んじゃったけど、ライオンさんの言うことをよく聞けば大丈夫だっていつも言っていました。
これからどうぞよろしくお願いします。
うむ、久しぶりに幼げな子羊がやってきたの。よしよしワシに任せておけ。
おぬしが登極したことで貴族どもが騒いでいるようだが、親父殿がしっかり対策を済ませておる。
やつめ、くたばる直前に黄金時代を発動してゆきおったわ。最後まで抜け目がない羊だったの。
反乱軍どもは順番に潰してゆけばよい。
正当性も軍事点でほれこの通り、2回ほど投入してやれば危険水域はすぐ抜け出せるぞ。
この後も余裕が出たらまた投入すれば完璧だ。
じゃあさっそくオスマンを蹴っ飛ばしに行きますか?
ここに軍を進めると連中が噛みついてくるので鬱陶しいことこの上ない。
オスマン軍と反乱軍が潰し合うのを待ちつつ、カラマン・CANDAR連合を先に叩くとしよう。
カラマンはルーム・セルジューク朝再興に必要な州をまだ抑えておるし、CANDARはオスマンの同盟相手だ。
はい、やっつけました。途中からラマザンが割り込んできたので旧ドゥルカディル領は彼らに明け渡しました。
この間にバルカン半島では反乱軍が暴れまわっています。首都も取られちゃってるみたいです。
ふむ、反乱はまだ続きそうだの。今仕掛けると同盟関係はどうなっておる?
オスマン側にはチュニス、ラマザン、それからHISN KAYFAが参戦する見通しです。
一方こちらはマムルークが参戦してくれないみたいです。。。
あんまりのんびりしてるとハンガリーやヴェネチアがまたオスマンに噛みついちゃうみたいです。
それはいくら何でも土地を取られ過ぎるな。えぇい仕方がない。今のまま仕掛けるぞ。
・・・どうだ戦況は?
はい、まずラマザンの首都を占領して賠償金だけで離脱させました。
そのあとHISN KAYFAに兵を向けたんですが、レベル3要塞なのでなかなか落とせないみたいです。
アナトリア半島西部のあっちこっちをオスマンに占領されています。戦勝点は-35%。
ここは我慢のしどころだの。要塞を攻め落としたら野戦を挑むぞ!
アナトリア西部を回復。エディルネを落としました。
あっ、ハンガリー領で湧いた反乱軍がせっかく占領した土地に! 21kもいます。うちより強い・・・。
戦勝点は58%だがバルカンのオスマン領は全て回収できるの。では停戦するぞ。
連中のことをよく観察するのだ。ブルガリアの独立主義者どもだろう?
ならばブルガリアを属国として解放してやればよい。
もともとブルガリアは解放して将来バルカンに進出する際の足掛かりにするつもりだったからの。渡りに船よ。
ところでブルガリアの国教は正教か。一方で奴らに渡した2州はオスマンがスンニに改宗させたばかりよな。
これでは宗教統一度が0に張り付いたままで反乱ばかりになるの。。。いっそ国教を変えさせるか。
まだあまり威信も稼げぬので正直賭けなのだが・・・今回は宗教も意識したプレイをするつもりゆえ試してみよう。
ライオンさんライオンさん、領土が増えた結果、うちが大国ランキング8位に入りましたよ!
重畳よな。では次のオスマン戦までワシは少々休むとしよう。アリ、任せたぞ。
それは御先祖でしょう。私はアリの弟のウズン・ハサン[3/3/4]。3年前より亡き兄を継いで群を率いております。
おおそうだった、お前たちの親父は長男に自分の名前を、次男にはその先代の名前を継がせたのであったな。
運動中のケガが元? 気をつけないとな・・・。
ではハサン、王国の現状を説明してくれ。
はっ。3度目のオスマンとの戦いを終えた後、我が国は暫し内政に努めておりました。
その後ラマザンとの和平が切れたのを潮に同国に侵攻、1州を残して併合し全てドゥルカディルとして属国解放いたしました。
またマムルークの支援を受けて南方のMUSHASHAにも攻め入り、バグダッドを含む3州を奪っております。
ちょうどこの直前に統治技術が10となりましたので、3番目のアイディアとしてReligiousを選択し1段階進めました。
これでアイディアはInfluence6段階、Administrative2段階、そしてReligious1段階の計9段階。
国家アイディアは第3段階に到達し、コア化コストが20%削減。累計45%の削減を達成いたしております。
さらにはかつて黒羊朝から独立したSORANに攻め入りました。
ここまでが兄の治世での出来事にございます。
SORAN攻めの最中に兄がなくなりましたので私が群を率いるようになりました。
かの国は1州しかございませんからそのまま完全併合いたしました。
またオーストリアに親善使節を送ったところ憎きヴェネツィアの敵と思いのほか歓待されまして、同盟を結ぶに至りました。
いよいよオスマンとの和平も明けましたので、下準備としてHISN KAYFAに使者を送りオスマンとの同盟を切らせたところで
ライオン殿にお声がけしたという次第。現在は1525年にございます。
まとめるとあれか、それなりに勢力を拡大しつつ、オスマンを滅ぼす準備が整った、ということか?
イメレティ、ドゥルカディル、ブルガリアが属国ですがブルガリアは改宗を根に持ってまだ言うことを聞きません。
我が国の常備軍は22k。
オスマンの同盟相手はチュニスとクリミア。我が国と同盟しているマムルーク・オーストリアは参戦の意志がございません。
まぁよい。オーストリアはともかく、マムルークが参戦しないというのはやや引っかかるが、準備は整っておるのだな。
では開戦だ!
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開戦から3年ほど経ったの。ハサン戦況はどうなっておる。
はっ。わが軍はアナトリアに残ったオスマン領を急襲、奴らの兵力を壊滅させるとともに全領土を制圧いたしました。
その後遅れて到着したチュニス・クリミア軍をアナトリア周辺にて各個撃破。
そこで軍を分けてチュニス・クリミア本土に侵攻し、チュニスとは賠償金で個別和平。
現在はクリミアの首都を攻城中・・・陥落いたしました。
おめでとうございます。これにて我が国はルーム・セルジューク朝再興の条件をすべて満たしました。
さっそく勅令を・・・
あほう! ルーム・セルジューク朝を再興するということは政体そのものが変わるのだ。
この画面をよく見ろ。
各氏族を力で押さえつける中央集権体制となるのだから氏族からの忠誠度は意味を持たぬ。
今は勝利に浮かれている氏族たちも手のひらを返して騒ぎ始めるぞ。
あっ、勅令の効果に20年間の不穏度+1・・・。
この15年間で武力併合した土地がどれだけある? 全てに不穏度+5だぞ。
せっかく豊かな土地を抑えたのだ。国内の宗教統一を進めつつ要地を中核化しておけば
ルーム・セルジューク朝再興の暁には素晴らしい国力となって返ってこよう。
欧州への本格的な進出はそれからだ。
・・・時は流れて1542年7月
第1部・完