プファルツの皇帝就任で中欧は大荒れ。ブルゴーニュからHRE州を取り返すもアンドレ卿の誤解によってプファルツが殴られる。
カトリックから改宗する際は右下の教皇影響度に注意。多分溜まっているので消費してから改宗しよう。
前回プファルツの領土を奪ってしまったのでまたどこかを殴らなくてはいけません。あと例の茶番は続ける場合、今後十回以上はやらなくてはいけなくなるため割愛していきます。それと同じ手法を何度も使う際に説明が面倒なので以下のように名称定義しておきます。
「コアロンダリング」
HRE諸侯からHRE州を奪うと皇帝陛下から返還要求が飛んでくるが対象国が戦争中だとこれは発生しない。また、コア化済の州は返還要求の対象にはならない。このことを利用して領土獲得後すぐに別の国に宣戦して不当な領土ペナルティを避けることができる。
ではミラノへ突撃します。
味方 | 敵 |
スイス | ミラノ |
ジェノヴァ | バイエルン |
- | ルッカ |
そうそう、アンドレ卿ですが既に(6,6,6)に到達しバリバリ現役で活躍中です。
ただ共和国元老院とは大分揉めているようですね。これまでの政策-外交方針に始まり征服地の統治、財政などに関する決定-は全てアンドレ卿の暫定であり共和国元老院で正式な決定に至ったものではないようです。まあそれもこれも元老院議会の決定が遅いのがいけないんでしょうね*1。
戦争も外交もすべてアンドレに握られたこの状況に議員や民衆の一部からは「もはやアンドレ様を君主に戴いた方がいいのではないか」という意見が出ております。
かくして戦争の真っ最中でアンドレ氏が不在の中このことに関する議論が始まりました。当初は共和派が優勢でしたがある書簡によって事態は急変します。それはオーストリアからの最後通牒だったのです。この時すでにHRE諸侯はスイスに対する包囲網を結成しており、いつ襲い掛かってきてもおかしくない状態でした。もしも今のまま何も手を打てずオーストリアの軍門に下ることになれば征服地をすべて失った挙句スイス国民は三食ザッハトルテという地獄のような刑に処されること間違いありません。これを聞きアンドレは急遽首都ベルンに帰還します。
「アンドレ公万歳」。ベルン市内に入るなりアンドレは無数の民衆に迎えられました。元老院は国家の危機にあって君主を戴くことを承認するに至ったのです。ここにスイス共和国の歴史は終わりを告げました。コンブルク(Komburg)朝スイス公国は初代君主アンドレ公の元この国難ともいえる状況に立ち向かっていくこととなります。
アンドレ「私に考えがある…。」
味方 | 敵 |
スイス | オーストリア |
フランス | アウクスブルク |
ジェノヴァ | ウルム |
ミュンスター | ザルツブルク |
- | ケルン |
- | ラーフェンスブルク |
フランスを召喚しました。勝ったな、風呂入ってくる。
しれっとミラノと講和。では私はバスクリンを楽しんできますので読者のみなさんはスイス同盟(主にフランス)の雄姿をご覧ください。
そもそもミラノ戦争の目的はコアロンダリングでしたのでこれで講和します。
けっ、皇帝崩れが。二度と来んじゃねえぞ。
ブルゴーニュ戦に始まる十年戦争の中、共和国は滅びた。激変する時代はウルリヒ、アンドレといった強力な個人の主導を求めた。それは相次ぐ戦争によって行き着いた結論であったのかもしれない。アンドレ公は君主制下においても元老院を廃止することはなくその意思を尊重したが、歴代君主の統治のもと元老院は行政の中枢から君主の諮問機関へと成り下がっていくことになる。そして後継国家スイス公国もまた時代の荒波にさらされる宿命にあった。
1章 崩壊する共和国 完
次回予告
齢54歳にして遂に後継者を得たアンドレ公はその娘の言葉に突き動かされ更なる征服へと向かう。ゆけ、アンドレよ。たとえそれが叶わぬ夢だとしても。次回第8話AAR/Helvetia/征服公アンドレ。「おとーさんあのね、わたし、こーてーになりたい」
???AAR/Helvetia/スイス卿の休憩室???