今回のプレイでは半ば実験的に、初手統治2つまでを試してみました。
統治アイデアの本体であるコア化-25%は2つ目で貰えるので、そこまで取って一旦アイデアを止める戦略です。
マジャパヒトのNIの序盤は重要なものでなかったので、NIが止まるのを許容できます。
しかしこの選択は微妙でした。アイデアのためにADM800を費やすだけでも、最序盤の出費としてはあまりにも痛いです。
コア化コスト-25%の効果で出費を回収するためには、ADM3200=DEV320のコア化が必要であり、これはインドネシア地域の征服より後になる計算。
素直に初手DIP系安定だと、つくづく思う次第です。
2攻勢→3人文は、お馴染みの反乱対策セット。
4交易は、攻勢とのポリシーの移動速度+10%を目当てに獲得しました。金策の面では、もはやダブつきあったので微妙でした。
ここで発生した問題は、テルナテと世界各地の往復を強いられる外交官の不足です。三人では追いつかず、宣戦と和平にそれなりにラグが生じてしまいます。
加えて「不適正な要求」によるDIP不足も重なり、にっちもさっちもいかない状況。
やむを得ず五番目を貴族とし、外交官を一人だけ貰う対症療法に出ました。
貴族自体は、指揮官包囲+と指揮官枠+1で、包囲4とか5の司令官がゴリゴリ要塞を落としてくれて快適ではありました。
しかし、このアイデアの組み方は深刻な問題を引き起こすことになります。それについては次回。
日本からピンポイントで遺産を貰いました。
参勤交代屋敷こと江戸藩邸は、文化・宗教を問わずに使える便利な謎遺産です。
戦争税無料は言わずもがな、将軍コスト二割引は熟練→MP変換を捗らせます。
江戸藩邸-20%、特権-25%、革新性で激安です。
理論値としては、革新性MAXで-10%、黄金時代で-10%、政府改革で-10%も合わせて-75%にできます。
MP変換には使えませんが、熟練MAXの-50%を合わせれば-125%で延々と将軍ガチャできるのでしょうか?*1
こっちも露骨な遺産確保を兼ねながらの属国化。
パルテノンの顧問費と汚職マイナス、マウソロスの技術費マイナス、どちらも宗教文化を問わず*2に使え、そこそこ優秀な遺産と言えます。
なお、オスマン属国化に伴うDEV収奪で2900→3144まで膨れ上がっています。
属国から貰える大量のFLによって、1608年、FL施設をまったく建設してないにも関わらず陸上覇権を発動できました。
経済覇権の条件はだいぶ前に満たしてましたが、WCでは陸上覇権の各種効果が極めて優秀なのでこちらを優先。
いつも思うんですが、覇権条件のバランスは変ですよね。
経済は簡単に達成できるのに対し、陸上は通常プレイでは遠く、海上は盛大な無駄遣いをしないと達成できない。
だいぶ遅れて世界交易が発生。
マラッカノードでの発生は圧倒的財力により確定していたわけですが、マラッカノードにおいて発生条件を満たせる州が一つのみ、
つまりLv2以上のCoTがブルネイ一つしかなかったので、運にも恵まれずグダグダと遅れてしまいました。
なお、マラッカノードのCoTを一つもアプデせず、なおかつ首都を置かなければ、いつまでも世界交易を発生させないようにすることができます。
それになんの意味があるかと言えば・・・?
この頃、既にフランス・スペインも属国化しており向かうところ敵はありません。
強いて言うなら、出たり入ったりが忙しい包囲網のポップアップが邪魔なのと、イギリス・オーストリア同君連合の処理が面倒そうです。
探検アイデアを取っていないので、地図は片っ端から買い叩いているわけですが、
南大西洋のこの海域の地図だけがどうしても空いてくれません。
当然スエズ運河も開通していない年代のため、アジアの艦隊を大西洋・地中海に展開できない深刻な問題。
これのせいでイギリスとデンマークを泳がせる形になってストレスがマッハでした。
4~5番目のアイデア選択あたりで瞬間的に探検を開け、二つ目まで進めていた探検と要地入植をやっといたほうが捗りますね。
新大陸の自動探索では君主点を拾ってくれるので、けっこう直ぐに元が取れるはず。地図を埋めた上でさっさと破棄して他アイデアへ。
とはいえ、他のアイデアを一刻も早く取りたいのも本音、難しいところです。
もう一回焼けるドン!
しかし、さすがに焼ける量が少なくなってきました。DEV2-2-2より下回らせることができないのが残念。
その点razeって容赦なく1-1-1にするから神だわ。
絶対主義時代に入ってからは、急ピッチで特権を剥がしながら絶対主義を50まで上げ、「宮廷と国家」の国難をトリガーします。
ここで一つ問題が発生しまして、この国難のトリガーには国家不穏度+1以上も必要なんですが、
人文コンプと陸上覇権、その他の諸々の要素によって不穏度がゴリゴリ下がっているせいで、不穏度を上げるのに苦労するというトリッキーな状況。
コア化を放置し過剰拡大を溜めたり、Estateを怒らせて各+1を拾ったりしてようやく国難を発生させています。
開始から10年後の時点で絶対主義が閾値の65を超えていれば、最もポジティブな形(最大絶対主義+20)で国難を終えられます。
この国難を踏まずとも絶対主義100まで上げられないことはないですが、20相当の特権を入れられると考えると起こし得でしょう。TAじゃないから止まっても良いですし。
絶対主義75を満たしてミッションが入る入る。
つよそう
つよい(確信)
部分的に未訳になってますが、マンダラ制と同じく収奪時のDEVロスが発生しない効果です。
マンダラ制の短所だった統治キャパ-33%も消えて最強に見える。
ちなみにスターテン・ヘネラールの政府改革を採用してるので、転輪聖王が四年で交代することもあります。どうなってんだ。
スターテン・ヘネラールは、君主制にとって汎用的かつ最優の改革と考えます。
・常に二人の中から統治者を選べるので、君主点の期待値がそこそこ高くなる ・必ずしも君主点の合計値が高くなくても、欲しい種類の君主点に強い統治者を選んでも良い ・(指揮官化による戦死以外の)統治者死亡で安定度が下がらない ・その癖して安定度コスト-10%が付いてるので、noCBのお供に適する ・統治者入れ替え時の正統性が90固定でこれまた安定 ・議会派優勢なら不穏度-1と外交評判+1、君主派優勢ならMP回復+10%が貰える
国王派と議会派のシステムを能動的に活用するのは難しいですが、深く考えず優秀なほうの統治者を選んどくだけで問題ないでしょう。
君主制Tier5の政府改革は、事実上の対抗馬が「最大絶対主義+5」のみですが、どう考えてもスターテンが上回るんじゃないでしょうか。
ちなみに革命共和制・騎士団神権制でもスターテンと同じシステムを導入でき、当然それらも優秀です。
ステートが香料諸島のみ*3のマジャパヒト帝国、Estateからの土地没収で反乱を引き起こすと・・・?
ステート内でしか没収反乱が起きない仕様と、反乱規模がDEVに準拠する仕様の組み合わせでエグいことが起こってます。
ちなみに、まともに軍をぶつけると敗北するわけですが、ちゃんと勝つ方法はあります。
まず戦闘幅を満たす歩兵+砲兵のみを戦闘に投入し、予備兵力は段階的に投入するモラルチャージが有効です。
戦闘幅からはみ出ている予備兵は、白兵戦・射撃戦に参加していなくても士気が下がっていきます。
これを避けるため、できるだけ小刻みに歩兵を投入していくことで、士気を最大化しつつ戦闘を継続することができます。
AI大国との野戦時、AIは周囲から兵をかき集めて段階的に投入してきますが、これは必然的にモラルチャージの効果を持っているわけですね。
これに合わせ、自軍も段階的に投入したほうが野戦に勝ちやすくなります。
国家変態するほど収奪のクールタイムがリセットされることを利用し、One Tagの状態でいくつもの国々を転々とすれば、世界のDEVを首都に集めることができるはずです。
ただし、収奪したDEVの一部はステート内に分配されるので、一部が首都に集まらなくなってしまいます。
これをできるだけ防ぐためには、一ステート(エリア)二プロビ*4の南大西洋諸島エリアなどに首都を置く必要があります。
もしこのようなプレイを行うなら、End TagではなくWCしやすい国、やっぱりカザンあたりが妥当になるでしょう。
razeによるDEV減少については、アイデアや大学の力を借りれば、むしろrazeで得る君主点によるDEVポチの増加が上回るはずなので、むしろ遊牧民が推奨されるはず。
私はこれをプレイする気はありませんが、超時空首都を作りたい方はお試しください。
全世界のDEVをクローブに集めれば、以前に言及した収入最大化プレイにも繋がるはずです。
アプデによって新しいアプローチが開拓されて喜ばしいことですね!
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