鎖を引けー! 砲を並べ鎖で繋げよー!
お前達、一人々々が砲台となり、鉄の力で戦友との絆を作るのだ。
そうすれば誰にも打ち破る事の出来ない、無敵の部隊が誕生する。
1654年 財政規模と軍事状況がこちらです。
領土についてはアフリカと新大陸で拡大しただけなので省略。
全ての砲兵を傭兵へと置き換えても、問題の無い財力を確保しております。
軍事強化はプロテスタント化、富豪・攻勢アイディアをコンプリート。
経済-攻勢 のポリシーによりArtillery Combat ability +10%の補正を受けています。
お相手はまたもやマムルーク。
左から順に開戦1日目・3日目・6日目です。
1日目 まず火力フェイズで前列配置の砲兵による斉射。相手の士気を2割り削りました。あまり効いていないような?
3日目 相手の士気を6割り削りました。効果がなさそうに見えたのは別に気のせいでしたね。
むしろ敵軍の歩兵が約6k消失している点が、今までにない手応え。
6日目 敵軍右翼が白兵フェイズの戦闘を耐え抜き、0.23の士気を維持する事に成功。
恐慌状態ではありますが0ではない為、あと1日くらいは戦闘を続けてくれるでしょう。
よしこれはもう勝ったな、風呂行ってくる(慢心)。
自軍67k vs マムルーク軍67k 死者約19k : 約25k
敵に増援がやってきましたが、問題なく撃退。
戦闘正面幅を満たせば大軍同士の戦いでも勝ち目が見えてきましたね。
では戦闘正面幅を満たすものの、満足な支援砲撃を行えない分だけの砲兵を投入してみましょう。
左から順に開戦1日目・3日目です。
1日目 まず火力フェイズで前列配置の砲兵による斉射。相手の士気を1割り削りました。あまり効いていないような?
3日目 相手の士気を4割り削りましたが……射撃戦の時点で自軍の士気が3割り削られています。危険な兆候ですね。
自軍53k vs マムルーク軍53k 死者約40k : 約15k
大敗北です。同数での戦闘なのに全く勝てません。
技術LV20の段階では戦闘正面幅が34です。
砲兵100%部隊を運用する場合前列と後列の双方を満たせるだけの部隊数、つまり68k以上を1単位として扱う事が推奨されますね。
え? 40kを超える部隊を1領邦に滞在させると補給限界を超えて損耗するって?
ハッハッハッ ナイスジョーク!
その為の100%傭兵です。傭兵は損耗をしても補給に人的資源を消費しませんし、戦時疲弊も上昇させません。
金さえ払えば何とでもなる、それが傭兵100%プレイです。ver1.29.5時
やっぱりこれは将来の弱体化修正が予告されるだけあって、ゲームバランスを破綻させる行為ですね。
ですが今回は検証を名目とした実験的なプレイですので、このまま傭兵100%で最後まで押し切ります。
さてここまでの実験結果から、そろそろ砲兵100%部隊って実は弱いんじゃないの?
と考え始める背教者が現れそうですね。
いえいえ、そんな事はありませんよ。俯瞰して見れば場当たり的な戦闘でも勝利の方が多いです。
むしろ相手を選べば野戦での敵軍殲滅も、視野に入れて構わないと言えるでしょう。
自軍67k vs マムルーク軍 31k 死者約7k : 約31k
自軍65k vs ホルムズ軍 32k 死者約6k : 約32k
自軍60k vs ネジド軍 27k 死者約6k : 約27k
自軍62k vs アジェルラーン軍 40k 死者約6k : 約40k
左から順に全て開戦1日目から3日目にかけてです。砲撃によって数日で敵軍は半壊いたします。
そしてEU4の野戦では開戦から10日以内で敗北した場合、撤退できずに殲滅されるとの特殊判定がなされます。
よって戦場付近に友軍の存在しない30~40k程度の部隊までであれば、労せず退治できます。
絶対主義の時代に入りますと、費用対効果の面で見ても砲兵は役に立つ存在になったと言えるでしょう。
註 架空歴史解説です
次回へ続く