AAR/天地創造の時代を求めて
AAR/天地創造の時代を求めて/4.ラッシュ!ラッシュ!
開発度も収入も陸軍も植民地国家も十分にそろっています、まあ1772年ですから当然なのですが。
7番目に選択した探検アイデア*2で得た植民者を用いてシベリアとアフリカに入植を進めています。日本のシベリア入植を絶対に阻止する、というシベリアへの植民の仕方。
宣教師数は100年前と変わりませんが、ポリシーやモニュメントが揃ったのもあり布教強度は増加しています。1州6か月のペースではありますがゆっくり改宗中。
この後の一斉改宗と比較すると非常に改宗スピードは遅く、「今まで改宗を頑張る必要性はそこまでなかったのでは」と思いたくはなりますが、『塵も積もれば山となる』で世界のおよそ3分の1にあたる915州もの州を今まで改宗したことで、OF達成可能性が上がっていることは事実でしょう。
国家変態後の宣教師数、布教強度については後程。
まあどの国家もすでに一回殴っていますし、列強すべてが揃っても陸軍数で(おそらく)勝っているので余裕です。
さて、この先1~2日*3の間に多くの国家に変態を行い各国家で補正を受け取る『多重変態』と呼ばれるプレイを行います。
『多重変態』のやり方は簡単。ステートを全部剥がし、変態したい国家の文化がある州をステート化し、主要文化を変更し、ディシジョンから変態する。これを繰り返すだけです。文化受容と主要文化変更に大量の外交点を、多重変態後のステート戻しに大量の統治点が必要になるので、あらかじめ用意しておきましょう。
また、獲得したい補正を得られる条件をあらかじめ満たしているかを確認しましょう。特に最近のバージョンのミッション条件は、建造物や階級忠誠、宗教など一日二日で何とかならない条件が多いです。5年ほど前から各国家のミッション条件をWikiで注意深く確認して、足りないものは急いで補いましょう。
ちなみにこの作業が一番大変でした。ずっとWikiとゲーム画面を行き来して確認するのは精神的にきつい。
今回変態した国家とその理由はこちら。記載順は変態順です。
まずは主要文化をSomaliに変更。神権制Tier1『Somalian Theocrats』を利用するためです。
エチオピア変態のために主要文化としたAmhara文化とは同文化グループであるため、一度異文化グループの文化への主要文化変更を挟む必要があります*7。
政府改革進捗度は、そもそも先住民アイデアの月間政府改革進捗補正/Monthly Reform Progress Modifier*8 によって初めから十分にありました。
重要そうなのだけ適当に載せておきます。
まだインフラアイデア・神聖アイデア・傭兵アイデア・諜報アイデアをすべて選択していないので宣教師数や布教強度は最大値よりは少な目です。
さて、これ以降多重変態で獲得した補正を用いてOFを目指すことになります。
1772年からゲーム終了の1820年までは48年間であり、その間に残り2,357州を改宗する必要があります。単純計算で一年あたり49.1州の改宗を必要とすることになります。
現在の宣教師数が11人で布教強度が42.5%なのでおおよそ1年あたり48.8州*9、植民地国家の改宗や未入植州を加味すれば一見余裕そうですが、布教強度や宣教師数には時間制限系の補正が多く48年間この改宗スピードを維持できるわけではありません。
そこで、まずは世界各地に改宗用の衛星国を建国し、それでも足りなかったら交易保護国を建て改宗する方針としました。結果的には衛星国を9か国ほど建国、交易保護国に頼ることはありませんでした。
改宗の状況については適宜報告する形となります。
フランス本国の大半とフランスのアメリカ東海岸にある植民国家の領土を割譲させました。フランスの植民地国家のうち、アメリカ東海岸だけこちらのAEが大きかったのでこちらは宗主国の全併合による引継ぎを狙わず併合してしまっています。
講和後南フランスに衛星国を樹立させ、OEを逃がしています。
しれっとアクスム/Aksum化していますが特に意味はないです。
ついてきた小国もろとも併合。プロイセンの領土のほとんどは最近獲得したものなので、大きさの割に軍量は少ないです。軍質も補正の暴力には勝てない。こちらも戦後プラハ周辺に衛星国を樹立。
共戦国のスイスもろとも全併合。これでようやく東西ヨーロッパがつながりました。
皇帝ボヘミアはあえてそのまま残しておきます。面倒な国家が皇帝になるよりはマシです。
イタリア半島は陸路では進撃しにくいので海軍も活用して海から効率的な侵攻を行っています。まあそもそも戦勝点コスト減が強くてローマ以南行く必要がほぼないのですが。*10
領土の8割が要塞州の東フリースラント侵攻に手こずりあまり戦勝点がたまらず...。また来ます。
戦争の途中である1778/9/9時点でアルチェリンガ信仰州は1,274、残り42年で1,998州なので1年あたり47.6州、最低限のスピードよりは早いですね。
なお本番ではこんな計算していないのでこれ以降も衛星国をいくらか樹立しています。
イタリアもろとも全併合。開発度が高いのでその分反乱がかなり大きいです。
なお海戦に負けたためゴットランドを割譲できませんでした。戦後に2つ衛星国を作成。
宗主国の完全併合によりコロンビアとペルーの植民地国家を継承。
戦後の1782/7/3時点でアルチェリンガ信仰州は1,519、残り38年で1,753州なので1年あたり46.1州、おおよそ半分の改宗が完了。
ポルトガルから独立した旧ポルトガル領ラプラタ植民地です。要塞が少ない国家には1k部隊による絨毯占領が非常に有効ですね。*13
長い間同盟国であった日本も一発で併合。これだけ甘やかして放置したのにOEが119%にしかならないところに日本の絶妙な弱さが表れている気がします*14。
残っている国家はすべて移す価値のないほどの小国、ペイガン宗教の国家は強制改宗、それ以外は併合しつつ過ごします。
1792/4/1時点でアルチェリンガ信仰州は2,229、残り28年で1,043州なので1年あたり37.25州、勝利を確信しました。
1801/2/1時点でアルチェリンガ信仰州は2,701、残り19年で571州なので1年あたり30.1州、このころになると布教強度は32.5%まで落ちています。
1811年、強制改宗させ残していた南アフリカ国家を併合したことで世界征服を達成。すでに残りの州すべてに宣教師が入り、改宗終了待ちの状態です。
1814年6月、アクスム領ルイジアナ植民地が最後の異教州を改宗したことにより、ついにアルチェリンガによる宗教統一を達成できました。
チャレンジ開始から約4か月、目標であったアルチェリンガOFを達成することができました。今までで一番嬉しいかもしれん。
オーストラリア部族でのWCに関してですが、やはり旧大陸側の国家と比べると大変であると言えるでしょう。一番国力を伸ばしたい16世紀はオーストリアからの旅立ちと東南アジアでちょっと拡大することに費やされてしまい、ある程度中規模な国家が誕生し始める1600年頃にようやく中途半端な国力で旧大陸に進出することになりますので、厳しい戦争を長く繰り返す必要があります。前回プレイしたオマーンのように『序盤だけしのげば中盤は何とかなる』とはいかないのが難しいところだと思います。終盤のラッシュはリアル厭戦が大きな敵、これは全国家共通ですが。遊牧民政体を使える点と、ガウナNIのコア化コスト-20%が大きな救いでした。
OFに関してですが、多重変態による補正が少々OPであると言わざるを得ない気がします。今回は多重変態後から40年で2,357州を改宗したため、1年あたりおよそ59州の改宗でした。これにアルチェリンガだから回収できなかったアフリカの角汎用ミッションによる補正や、結局行わなかった大量の属国による改宗を加えれば、1年あたり65州は余裕でしょう。この場合なんとどんな宗教でも0州から約50年でOFすることができます。
今回はペイガン宗教のOF難易度を測りたかったという理由と多重変態による補正の重ね掛けを経験したかったという理由から、多重変態を用いたOFを行いましたが、これ以降は自制しようかなと思います。多重変態って個人的はリアル感がないしロールプレイ重視の私にはあまり合わないと思っていますし。
本AARを通じてスポットライトがほとんど当たらないオーストラリア部族国家の魅力が少しでも伝わったらな、と思います。[[プレイ計画> AAR/天地創造の時代を求めて/プレイ計画#o19e31a6]]で書いた通りオーストラリア部族国家の中にはユニークなNIを持つ国家がいくつか存在しています。皆さんもオーストリア部族国家でのプレイを楽しみつつ、ネタ実績『Australia-Hungary』達成を目指してみてはいかがでしょうか。
余談、実績『Australia-Hungary』を目指す場合は、本プレイみたいに積極的に拡大しても良いですが、実績だけを考えるなら革命の時代までオーストラリアで籠ることを推奨します。実はオーストラリアに恒久的請求権が得られる国家はほとんどなく、そのいずれも恒久的請求権を得るのが非現実的なので(オーストリア:中華支配、キルワ:オーストラリア植民地 等)、オーストラリアの海岸をすべて抑えてしまえば宣戦されるリスクは限りなく小さくなります。ぬくぬく内政して、コア化無制限が得られるようになってからハンガリーだけ目指して戦争すれば、容易に実績達成ができるでしょう。唯一面倒なのはハンガリーが大きい時だけですが、その場合はリセットしてやり直せばよし。
これにて本AARは終了。皆様、ご覧いただきありがとうございました。次回作は後継作品になるかなと思います。
最後になりますが、本WikiのデータやAARの記事の多くを参考にさせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。