(取り忘れのため、画像は16世紀から)
まずは、私の脳内でサポートをしてくれる助手達をご紹介しよう。
「俺様はJ、内政と外交が担当だ。EU4は外交がメインだから、俺様が今回の主役」
「軍事担当のKです。僕ももう歳なので、雀とも戦いたくありません。そろそろ退役したいんですが」
大丈夫。私の中のKは今でも活発だ。ちょっと高いところから飛び降りると、ドスンって音がするけど。
さて、まずオーストリアの初期状況を確認しよう。オーストリアは最初からHREの皇帝で、君主の能力は2,5,1。君主の平均能力値は合計で9だと言われているから少し劣るかもしれないが、私は標準を6だと思ってる。2,2,2が基本値だと考えているので、十分な君主だ。
ただし、後継者はいない。
保有戦力は38000で、既知の国家の中では最大。第二位のフランスより10000も多い。戦力的には破格だ。
しかし経済状況はそれほど優れていないため、早期の改善が求められる。
最初に外交関係を整理しよう。
我々をライバル視しているのは、フランス、イングランド、オスマン、デンマーク。デンマークがちょっと珍しい気もするけど、まぁ、だいたい普通の顔ぶれだろう。
これ以外の近隣の大国と同盟を結びたい。具体的には、カスティーリャ、ポーランド、ハンガリーになる。ついでに、フランスとの戦争およびイタリアでの戦いを考えて、サヴォイとも同盟しよう。こちらからフランスに攻め込むのは当分先だ。フランスと戦争になるとしたらあっちから攻めてきたときになる。そのとき、サヴォイが損害を担当してくれるとありがたい。
これ、Jの仕事だからね?
「なら、ブルゴーニュとも同盟したら? 外交枠は5個あるよ?」
ブルゴーニュはよくない。フランスがブルゴーニュに攻め込むケースが多い。そのときに参戦を要請されるのはめんどくさい。フランスがサヴォイに攻め込まない保証はないけど、あんまり見かけない。基本的にフランスは、イングランドとブルゴーニュとの戦いで忙しいから。
とりあえず、近場のヴェニス。それから、ポーランドとハンガリーがライバル視しているボヘミア。それと、将来的にイングランドと仲良くなる布石としてフランスかな。
同盟が結び終わったら、外交官一人をヴェニスのスパイにして、もう一人は同盟国との関係を改善させる。あぁ、侮辱くらいは送っておいてもいい。
さて次に軍事面なんだけど、当面の目標はイタリア征服にする。初期目標はヴェニス。ナショナルフォーカスは軍事にして、Diciplineの顧問を雇っておく。早いところ軍事技術を上げたい。
「大急ぎで領地を奪っても、コア化する統治ポイントが足りないけど?」
停戦内容にHumiliateを入れながらにしよう。
あとはTirolの要塞は壊して、残り二つは維持しておく。首都だけでいい気もするんだけどね。裏側占領されるとめんどくさいし。
私結構初心者だからな。
ではゲーム開始。
「同盟は予定通りにくめたけど、まだ枠が一つ余ってる。あと、ヴェニスがサヴォイと同盟した」
あら。じゃぁ、ヴェニスと戦争する前にスイスと同盟しよう。念のため、参戦してもらう。余ってる枠はまぁ・・・何かの時にでも使おう。
後継者が誕生した。能力値は3.3.1。うん、平均値はやっぱり6だって。
よし、では開戦。作戦目標は、Verona、Bresciaの2領とHumiliate。後はお金をもらえればいいなくらい。よろしく。
「意外と敵が多いですよ。こちらの合計45000ですが敵も35000はいます」
とはいえ、負けはしないだろう。しばらくはサヴォイ軍をスイス領が引きつけてくれる。その間にヴェニス領を抑えてしまえばいい。
Salzburgに潜入させよう。
領地はいらない。お金が欲しい。
仕方ないんだ。これも帝国のためなんだ。
「な、なぁ、ほんとに2領とHumiliate要求するのか?」
ん?
「VeronaもらうだけでAE30もらうし、まだ勝利ポイント38だよ」
はて。そんなもんだっけ。前はもっと楽に2領くらいもらえた記憶があるけど。まぁ、バージョンによっていろいろ違うしね。仕方ない。それならVeronaだけもらって停戦しよう。
はいよ。
それじゃぁ、Salzburgからもお金もらってこようか。
皇帝は忙しいな。あっちこっちに領土返せって言いに行かなきゃならないし、外交官が足りないぞ。
分かってるけど、なかなか手が回らない。
Salzburgからお金をもらった。
Augsburgにも請求権作っといたから。
「これ、領土の請求権であって、お金の請求権じゃないからな?」
同じようなものだろ。
この調子で、弱小諸侯からお金を巻き上げるのが親分としての当然の仕事だ。
翌年には集金完了。次はMemmingenだがここはバイエルンと同盟している。計17000の戦力になるので、一端休止。一年待って、軍事技術4を目指す。
いずれはバイエルンからも領土をもらいたいが、今は手をつけない。当面の拡張方向はイタリアだ。
ルネッサンスが発生。発生地はGenoa。Veronaがすぐ側にあるので、7年で受容出来るらしい。そんなにかからずにEmbrace出来るだろう。
ん?
あぁ、まぁ恩寵まで使えばさすがに負けないだろう。どうしてもとなったら、余ってる枠を使って選帝侯と同盟を結ぶさ。
え?
あ。
困ったな。レーベンスブルクも自由都市か。じゃぁバイエルンにスパイを送り込んでもいいけど・・・。
「ミラノにしよう。ちょうど領土の返還を要求出来る。同盟国もいないし、ちょうどいい相手だろう」
よしじゃぁそっちだ。その間にバイエルンにスパイを。
しないとお金が足りないからね。
というわけで、ミラノからパルマとルッカを解放して、160Dをもらった。そしてすぐにバイエルン。こちらだけ軍事技術が4なので、さくっと集金。
トーナメントのイベントが起きた。
「統治点30と45Dで、20年間陸軍指揮が10%向上します」
これはありがたい。これからまだまだ戦争が続くわけだから、これは是非ともやっておこう。
おや、珍しい。あんまり見かけないイベントだな。まぁ、国が大きくなるのはいいことだ。オスマンに負けムードでも、ちょっとずつ領土を明け渡して時間が稼げるだろう。
だってあいつら強いんだもん。
さて、ヴェニスとの停戦がきれた。早速再戦だ。目標はTreviso、前回の感じだと、どうせ一つしかもらえないだろう。一つで十分。1500年まではゆったりとこのペースで拡張しよう。
「今回はサヴォイは不参戦のようです。スイスはどうしますか?」
サヴォイが動かないならいらないだろう。ハンガリーが参戦するし。
「では行ってきます。目の前に17000の敵がいますので、まずはあれに勝たないと」
大軍ではあるが、こちらは倍の戦力をぶつけられるし、士気で圧倒してるからさすがに余裕だった。あとは、のんびりと占領する。首都に手を出せないのが悲しいな。
「うちらの海軍扶養限界は13だけど、これ全部ガレー船にしても勝てないよ」
だろうなぁ。
一年半後、勝利ポイントが46になり、Trevisoがもらえるようになった。
む、今回は気前がいいな。TrevisoだけだとAEが24。Friuliももらうと43。差額は19。
「今、選帝侯は4人がうちらを支持してくれている。その中で一番低いのが+42」
少し距離があるから、43がまるまるペナルティになるわけではないだろう。一応、選挙には勝てそうだ。でも、対抗同盟ってどのくらいから出来ちゃうんだっけ。50までは大丈夫だと記憶してたんだけど。
でもいいや、一個ずつもらおう。Veronaもらったから、Ferraraにも請求権とれたし、AEが冷えすぎてもったいないような場合は他からもらえばいい。一度にどかんとAE稼ぐのは避けたい。
さて、次はどうしようか。Salzburgとの停戦はまだ終わってないし。イタリア側はまだ攻められない。
「しばらく休めばいいんじゃないですか。Salzburgとの停戦終了も3年後です」
それまでお休みか。Ferraraがパルマと戦争中じゃなければ集金しにいけるんだけどなぁ。
「ところでボヘミアが不気味なんだが。ブランデンブルクとThe Palatinateと同盟して票を集めているというのもあるけど、オスマンと同盟してやがる」
オスマンはフランスとも同盟してるな。なんともいやな感じだ。人的資源使い切らないようにしないとな。
「ポーランドがチュートン+デンマーク同盟に敗北したようで、少し領土が減ってます」
フランスの抑えにもう一国強いところと結んだ方がいいかなぁ。でももうモスクワくらいしかないぞ。結べないし。
ブルゴーニュは兵力が10000しかいない。なんだこの弱小ブルゴーニュは。
「イングランドの同盟国はポルトガルだけだし、この分だとフランスが大暴れしそうだな」
KIAIいれてフランスの同盟国に攻め込んで、フランスをちょっと痛めつけるという手もあるけど・・・。
さすがに今はやりたくないか。でも、いつでも出来るようにはしておきたい。フランスがイングランドと開戦したときとかに、背中から刺す感じで。
頼むぞJ。
どうしたんだ?
「ボヘミアを中心としたドイツ諸侯と、バイエルンを中心としたドイツ諸侯が戦争している。そして、もうそろそろSalzburgとの停戦がきれるんだが、Salzburgはボヘミアと同盟している」
なるほど。Salzburgに攻め込めばボヘミアと戦いになるわけだ。しかも相手は、有利に進めているとは言え、大きめの戦争中。
「シレジアを併合してますし、シレジアの解放と、オスマンとの同盟破棄させましょう」
さすがにボヘミアは兵士が多いが、オーストリア+ハンガリー連合軍の敵じゃないだろう。やってしまおう。
ついでに一カ所土地を奪い取ってしまいたい気もするけど。
帝国への編入をしない縛りだから、どうせイタリア地方の離脱は避けられない。ちょっとくらい遅れてもかまわないといえばかまわない。
バイエルンはいつでも完全制圧出来るから急がなくてもいいんだけど、ボヘミアはそこまで楽じゃないから、とれるときにとっておきたいなぁ。
まぁ、戦況を見て考えよう。
Trevisoの一段階目のコア化が終わった。Veronaと合わせて2領になったので、ステート化する。さらにコア化を行うが、統治ポイントがとてもきつい。まだ統治技術を一つもあげてない。アイデアとかいつ取れるんだろう。
「軍事技術は5で先行出来たから、10年たったらナショナルフォーカスを統治にしよう。」
あと、Venetianの文化を受容しておく。たった2領で23%のDevelpmentを持っているらしい。さすがだ。
ついでにスイスも連れて行ってくれ。ハンガリーが自動で参戦する状態だから、スイスを使う場面が特にない。
「さすがに戦力が圧倒的なので、相手も会戦を挑んできません。それでも最後に一度だけ激突しましたが、なんとか勝ちました」
ちょっと救援が遅れて危なかったな。でもまぁ、全土占領も完了したし、要求は何でも突きつけられる。
「でもさ、最優先はオスマンとの同盟破棄と、シレジア解放だろ? シレジア解放に71ポイント使うから、後はほとんど要求出来ないぞ」
あ、ほんとだ。仕方ないな。領土をとるとかそういう次元じゃないらしい。じゃぁ、あとは賠償金と100Dくらいでいい。
「じゃぁ、Salzburgからも150Dもらって、次はFerraraだな」
兵力3000だから、特に何も起きないな。
併合してしまおう。次のヴェニス戦まで4年あるんだが、2年でAEが消えてしまう。もったいない。
一つくらい仕方ないだろう。ここをとれば教皇領ともルッカとも隣接できる。どのみち必要な土地だよ。どうせ、もうじき帝国から離脱するんだし。
というわけでAEが+23された。またちょっとゆっくりしないといけない。
「いつの間にか、マインツがWurzburgに滅ぼされていた。領土返還は受け入れられて、復活はしたけど、選帝侯ではなくなってる」
あれ。じゃぁ、どこかを指名しないといけないな。
「同盟国ですし、スイスでいいんじゃないですか。対フランス戦での被害担当もしてくれますし」
じゃぁ、スイスでいいや。
もう、小銭稼ぎは書かなくていいだろう。
ヴェニスとの停戦が終了した。早速開戦する。今回はできればVeneziaをとりたい。そのためには海峡を渡る必要がある。そこで、ガレー船14隻を用意した。開戦と同時に海戦に突入し、その間に海峡を通過したい。
「うまくいきますかね。ガレー船を損するだけかもしれませんよ」
そのときは仕方ない。そんなに高いものでもないし。でもそうなると、次は戦艦を作らないといけないんだろうか。外交ポイントが余ってるから、提督も用意した。2,0,0,1で弱いけど。いないよりいいだろう。
軍議技術を上げるため、ルネッサンスを受容しておく。費用は420D。2366Dあるから、どうって事ない。
「ではヴェニスと戦争します。敵の同盟国は、ルッカとThe Knight。特に障害にはならないでしょう」
さて、海峡を渡れないことにはヴェニスの主力とぶつかることも出来ないわけだが・・・。
「港に入っているヴェニス海軍主力は、応援に出てきません。士気の回復を待っているようです」
それなら、さすがに倍の戦力で勝てるか。
一週間後、ひとまず海域を奪取した。
無事に到達し、敵軍を蹴散らした。後は占領を待って講和するだけだ。
適当にルッカの相手でもしておこう。
一年後、付近のヴェニス領の占領が終わった。ルッカの占領も終わり次第、停戦する。
Veneziaを占領したことで、港の海軍が出てきてしまい、逃げ遅れた海上部隊が交戦を始めた。あ、やばい、もったいないことをした、とそう思ったのだが、なぜか余裕で勝った。こちらの方がガレー船が多かったからなんだろうけども、意外とたいしたことないんだな。
「ルッカからは250Dと賠償金をもらい、モデナを解放しておいた。でもヴェニスは首都を明け渡したくないようなので、もうちょっと待ってみる」
半年後、Veneziaをもらって停戦。統治ポイントがつらい。
25年の在位期間で、皇帝が崩御した。新しい皇帝も特に優秀ではないが、まぁ、統治が3なのでこちらの方がありがたいだろう。いい加減アイデアほしい。
新皇帝の即位に伴い反乱が発生したが、特に問題なし。ちょっと心配なのは、後継者がいないので今皇帝が死ぬと帝位を失ってしまうこと。
さすがにそれはないだろう。
「帝位継承でIAが50を越えた。Veneziaのコア化も完了したので、一つ目の改革が実施できる」
よし、25年で一つなら、プロテスタントがわき始める前にもう一つ行けるかもしれない。
幸先はいい。だが、ここからが本番だからなぁ。
半年後、後継者が誕生した。
誕生した。
ほら、基準値は2,2,2なんだって。
今は初期状態のウィーンに貿易港がある。ウィーンにも貿易の中心地があり6.6Dの内19%を受け取っている。一方ヴェニスノードには9.9Dの価値があり、32%の交易力を持っている。
これなら、ヴェニスに貿易港を移した方が得だろう。どこに移すかだが。
「仕組みがよく分からない。貿易の中心地があるところに貿易港をおくとボーナスとかあるんだろうか」
そういう風には書いてないから、ないんじゃないかなぁ。内陸に貿易港をおかないと敵に占領されたときに困ってしまう。念のためTrevisoにおくことにしよう。
カスティーリャとイングランドの戦争が始まった。うちらにも参戦要請が届いた。
「イングランドの交戦国は、現在のところカスティーリャおよびポルトガル。カスティーリャの敵はイングランドの他、アイルランド諸侯のようです」
参戦しない理由はないな。ここでカスティーリャと手を切るのはまずい。
もちろん。
ちょっと皇帝らしいことをしよう。
Badenから諸侯二つを解放できる。同盟してるのはTha Palatinateだけ。選帝侯と戦うのは気が進まないが、一戦で二つ解放できるならやっておきたい。
一戦で一つだと遅々として進まないけど、二つは大きい気がする。
あいつらに主力はいらないだろう。
占領完了待ちのこの時期、悪い知らせが二つ届いた。
一回で五領全部持ってくとか、欲張りだな。
「カスティーリャとイングランドの戦争は、カスティーリャが勝ちました。それはいいんですが、なぜかノルマンディーがフランスに割譲されました」
フランス関係ないだろう・・・。なんであれを強くするんだよ馬鹿か。
ブランデンブルクのAEのためか、大きな戦争が勃発。
ボヘミア+ブランデンブルクを中心とした同盟と、チュートン騎士団の同盟がぶつかった。
かといってブランデンブルクが勝つとチュートン領までとることになるのか。対抗同盟が出来るレベルだぞそれ。
まぁ、なるようにしかならないだろう。
「Badenとの戦争だが、The Palatinateからはお金と、ボヘミアとの同盟破棄でいいな」
選帝侯同士の同盟は選挙的につらいからな。
続けて、ヴェニスにとどめを刺しに行く。この戦いで、周辺の領地は没収できるはず。
二年かかったが、無事にFriuliとIstriaを接収。ヴェニスとの戦いは終わった。これからの敵はミラノだろうか。1500まではイタリア方面に伸ばそう。その後は北に集まっているドイツの悪ガキどもだ。
「ようやくVenetiaステートを取り終わったのでミッションを確認してみたんだが、どうやら、帝国領に編入しなくても、このあたりを帝国領にしたと見なされるみたいだよ?」
あれ。
そうなのか。てっきり帝国の領土として宣言しないといけないのかと思った。
なら、イタリアの離脱を防げるだろうか。あと11年しかないが。
「あと5領残ってる。最後の1領はナポリ領だから、アラゴンとも戦わないといけない」
ちょっと間に合いそうにないなぁ。
「教皇領がProvenceを吸収してしまっているため、どう頑張っても一発で属国化は出来ません」
停戦期間違反でもしない限り、間に合わなそうだなぁ。
しかたない、イタリアはあきらめよう。元々その予定だったし。オーストリアの直轄領として活用すればいい。
ふと気づくと、既知の国家の中で経済力が第三位につけている。オスマン、フランス、オーストリアの順だ。もう一声ほしいところだが、今はこれで十分だろう。
心配事といえば、モスクワにライバル指定されたことだろうか。将来的には同盟したかったんだが。
さて、ゲームを開始して30年以上たって、ようやく統治技術が5に出来るようになった。アイデアを採り始められるわけだが、何がいいだろうか。
軍事技術は今すぐにでも取れる。するとまた10年近く先行することになる。軍事アイデアをとる余裕もあるだろう。
でも、やっぱり外交アイデアをとりたい。
「戦争に明け暮れるなら軍事アイデアとってもいいんじゃないですか」
だって、外交ポイント余りすぎなんだもん。
外交併合しないから、ぜんっぜん減らない。余りっぱなし。いまも780ある。これを活用したい。
「じゃぁ、DiplomaticかInfluenceのどちらかじゃないか。Tradeアイデアに頼るほど、交易に期待してないし」
帝位の維持や改革の支持を取り付けるには外交官が必要だろう。今すぐに必要という状況ではないけど、どうせ必要になるし、三番目のアイデアまでは待っていられない。Diplomaticとっとこう。間違いはない。
今度はポーランドから援軍要請だ。
どうやら、チュートンに雪辱戦を挑むらしい。チュートンは現在もボヘミア達と殴り合っている。デンマークがチュートンにつくようだが、特に問題はない。ここはいこう。これ以上ポーランドが弱っても困る。
この戦いは5年続いたが、ダンツィヒが解放されるだけで決着するという分からない結果になった。Poznan取り返さなくていいんですか、ポーランドさん。
「AEもだいたい冷えたから、次の戦争を起こせる。標的は、ミラノかブランデンブルク」
ミラノから領土を奪うか、ブランデンブルクからポメラニアを解放するか。しかしポメラニア領が広すぎて、直接宣戦しないと解放しきれないだろう。しかし、ブランデンブルクに開戦理由がない。
時期的にも1400年代後半。そろそろプロテスタントが出てくる時期。もう一つの改革が間に合うかどうかは微妙なところ。
今、もう一つの改革のために力を尽くして、間に合わなかった場合を考えると、異端対策がすむまでは改革を捨てるのもいい。どうせ、異端を潰しながらでは改革できないのだから。
「じゃぁ、素直にミラノ取りに行こう。教皇領も敵に回るから結構激しい戦いになる」
ところで、なんでマインツはうちの領地なんだ。返却させたのはいいけど、そのまま直轄地になってしまった。いらないのに。属国としても作れないし、どうしたらいいんだ。
まだゲームの仕組みとかが分からない。
まぁとりあえず、ミラノと戦争だ。スイスにも参戦してもらう。
手が出せないので無視。フランスを直接攻めるとオスマンが動くし、フランスの同盟国を殴るのではこちらの同盟国が動かない。無理だ。
ミラノとの戦争は8年間に渡った。教皇領にはフランスとの同盟破棄と賠償金を要求し、ミラノにはBresciaの割譲と、スイスに1領プレゼントして、サヴォイにも一つあげて、小国を開放した。
一回の戦争で一つずつしかとる気にならないから、ミラノには小さくなってもらった。
さて、やることがなくなってしまった。諸侯の解放はしたいが、あまり大変な戦争はしたくない。ブランデンブルクとは戦わなくてよかった。今、周辺諸国にフルボッコだ。そりゃぁ、あれだけAE稼げばそうなる。
結局、ポメラニアが元の状態で復活したほか、ブランデンブルクの3領がザクセンに奪われる形で決着した。初期領土からPotsdamが減ったことになった。
しかし今度は、ザクセンと戦争すれば3諸侯を解放できる状態になっている。これはおいしい。
「でも、ザクセンはポーランドと結んでる。メクレンブルクとも結んでるけど、開戦理由はない」
ポーランドと戦う選択肢はあり得ないので、ザクセンと戦うのも無理っぽい。仕方がないから、1領だけ返却させるだけにしておく。
ところが、ここでシステムの勘違いが判明。Anhultはブランデンブルク領だったので、ブランデンブルクに返却するだけだった。意味がない。失敗。
まぁ、このくらいの傷ですんでよかったと思おう。
そしてイタリアが帝国から離脱。諸侯の数がごっそりと減った。
45くらいあるといいんだけどね。でもまぁ、それはずっと先の話だな。
「リューベックがメクレンブルクを併合しました。今戦争を仕掛ければ、二つの諸侯を解放できます」
ではまぁちょっと解放してこようか。リガとかハンブルクくらいの同盟戦力なら、どうということもないし。
じゃぁちょっくらいってきて。
なんだそれは。
「ちょっと前に領土の返還要求を受け入れてるからじゃないか。あれ受け入れると、停戦したことになるんじゃないかな」
連続で要求しても受け入れないのはそういうことか。じゃぁ、手が出せないな。
「じゃぁ、フランスと戦うのはどうだ? ブルゴーニュが襲われていて、ほっとくとまた奴らが大きくなる」
まだオスマンと結んでるけど?
「しばらく前に、アラゴンがうちらの貿易を邪魔し始めた。だからアラゴンには開戦理由がある。そしてアラゴンはフランスの同盟国だ」
オスマンは出てこないのか。
「で、アラゴンとの戦争ならカスティーリャが参戦するといっている」
ふむふむ。
いま、アラゴンはイタリアでの戦線を抱えてるな。これを背後からカスティーリャに襲わせれば、アラゴンは不利だな。イタリアも落ち着くだろう。
そしてフランスも戦線を抱えることになり、ブルゴーニュの領土をとるまではいけないか。
「フランスはまだエランを持ってません。ナショナルアイデアはまだとってない段階なので、戦争中にパワーアップすることもありません」
なるほど。
じゃぁ、ここで軍事アイデアとろうか。Defensiveとって士気+15%すれば、士気で圧倒できる。軍事技術は1負けるけど。7と8の差はそれほど大きくないはずだ。
よしでは、第一次フランス戦だ。戦略目標は、フランスに対してダメージを与えること。出来るだけ、自軍の被害は小さくしたいが、少しくらいは大丈夫。
そろそろこちらも兵力を増員しよう。歩兵の1/3は傭兵にすることにして、人的資源の減少を軽減しよう。お金はたぶん、大丈夫だろう。貯金はたっぷりある。
「最初の会戦はフランス北部、Cambrayで行われました。自軍4万対敵軍2万。士気は4.7対3.5」
士気が勝つか技術が勝つか。戦力比も考えれば圧勝するはずだが・・・。
勝ったな。この戦いは勝てる。荒らせるだけ荒らしてやれ。
ブルゴーニュとフランスが停戦した。続ければまだまだ取り返せただろうに、Cauxを割譲してしまった。仕方ないか。
これ以上フランス領を増やさせないための戦争だったが、決着してしまったので作戦を変更する。
これからブルゴーニュに攻め込み、帝国領土を奪い取ろう。
どうせ時間の問題だ。ドイツの土地はドイツ人が持っていた方が安全だろう。
オスマンとの同盟破棄。
アラゴンは適当に停戦。
しばらくはフランスは動かない。うちにもブルゴーニュも攻め込めない。ゆっくりと料理してやろう。
デンマークの首都でプロテスタントが誕生した。
現在のIAは24。やっぱり無理だ。間に合わない。二つ目の改革は断念するしかないだろう。
翌年にはさらに二つの中心地が誕生。いずれもベルリンの隣。UckermarkとPotsdam。首都に涌いてくれなかったか。首都じゃないと、戦争で強制改宗しても中心地消えないんだよね。これはつらい。
さて、ここらかが正念場。いかにして異端を消して改革可能な状態にするか。
それは次の世紀で考えよう。
「で、ブルゴーニュ戦だが、スコアは80だけど、100ポイントまでなら何でもいうこと聞いてくれるようになった」
ブルゴーニュが持っている帝国領は5領ある。3つの諸侯を解放して4領、あと1領はうちらがもらっとこう。これでブルゴーニュを帝国から追い出したことになる。
ついでに、Calaisをイングランドに渡して、イングランドとフランスの争点を作ろう。
あとは賠償金と300Dで終わりかな。
緩衝国がなくなったことで、これからはフランスとの戦いが激しくなる。
イングランドを同盟に入れよう。カスティーリャと互いに敵対関係だけど、たぶん大丈夫だ。もうオスマンの後ろ盾もないし、オーストリア、イングランド、カスティーリャでフランスを殴れば、さすがにあいつらも成長できないだろう。
それに、ドイツ諸侯に手を出すということは、うちにも手を出すということだし、うちの同盟国にも手を出すということだから、おいそれとは動きにくいはず。
そうそう。
さて、ミラノとの戦争だ。AEはほぼ冷え切ってる。大丈夫そう。
ちなみに、今年の末にはフランスとの停戦もきれる。本当は先にそっちと戦いたかったけど、カスティーリャが一年待てと言ってるので、その間にミラノをすましてしまいたい。
Colonialism誕生。発生地はGranada。Veneziaあたりは早めに来てくれるんじゃないだろうか。
それから二ヶ月後、ミラノの全土を占領。2領もらってしまうとかなりの国にAE50以上を与えてしまうので、首都だけで手を打つ。ゆっくり進もう。まだ前半戦だ。
イングランドがブルゴーニュと戦争を開始してしまった。フランス戦に付き合う気はないらしい。イングランドなしでも戦えるのは確認済みだけど、出来れば一緒がいいなぁ。もし負けても、あいつらの領土を渡して停戦できるし。
他の戦争は領土を奪う戦争になるので、これからはあまり動けない。AEが冷えるのを待たないといけないから、ゆっくり進んでもいい。でも、ある程度急がないと、間に合わないかもしれないからなぁ。
どうしてミラノのAEが40でボヘミアのAEが30もあるんだろう。結構離れてるんだから、もうちょっと目減りしてもいいのに。この分だと、イタリアとドイツを両方同時に奪い取るのは無理そうだ。
どうやって間に合わせよう。タイムリミットはだいたい150年なんだが。