AAR/伝説の巨人の力

目次

衝撃の黒歴史

ここは、とある月の人類史博物館。


戸惑いの声と沸き立つ悲鳴が場内をこだまする。


9度に渡る人類文明のリセットと
10度目の興亡がそこに映しだされていた。


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「なっ...リアルCB?初心者潰し?」
「これは映画じゃないのですか...?」



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「古代の歴史の記録です。」
「踏みとどまりただ延命策を講じる者。武力を開放して喜ぶだけの者。発展の為にと行動しようとする者。」
「そのような者達が互いに理解する事を拒めば、大きな災いを呼び込むだけなのです。」

「長い長い闘争の歴史があったのです。この事実を理解して、結果を想像して貰いたい。」
「我々は決して...。」





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「決して、黒歴史を忘れてはならないのです。」



1775年の世界情勢

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私は見届けるよ。この世界を、君達のフィナーレを。

そうして観客は力無い拍手と共にこう呟くのだ。

「むなしい努力」と...。

統計タブ CountryArmiesNavies

プレイ中

サバイバルゲーム

AustriaとRussiaの二カ国が欠けた状態で最終日を迎える事になった。

以前に散っていった国々も含め、今回は欧州勢のみがリタイアをしていった。

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France
「周辺国が全部死んだ、Hansaという国があるらしい。」
Hansa
「私はただ生きようとしただけなんだよなぁ...。」
Japan
「Hansaさんと利権対立した国が全部滅んだのを見て、敵対しちゃいけないと思いました。」
Hansa
「いやだなぁー、反海賊同盟としてお金を送った仲じゃないですか。」
France
「欧州がサバイバルゲームになったである。」

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不思議な事に、首位レースについて触れるプレイヤーは居なかった。

直前では、Franceとの1:1チャットにて
「平和的な方法で首位を狙う」と言明されたが、闘争本能が

変に目を付けられて叩かれることよりも
余生を平和に生きたいと思っているのか、あるいは...。

副産物

首位レースに向けた準備をぼちぼち進めようと、各地の内政状況を確認する事にした。

貿易路については、Mughals領内を一度くぐる形で
アジアの富のおこぼれを頂戴している状態だ。

Crimeaへ流れてくる分については、雀の涙とはいえ
もはや咎める者も居なくなったと言うことでConstantinopleトレードノードへ流すことにした。

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ここで気になったのが、Hansaが作った属国の動きである。

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Krakowトレードノードに属する地域に存在する1プロビ国家であるそれは
何故かAleppoトレードノードからコンスタンティノープルへ富を引っ張ってくれている。

お陰様で、なんの努力もせず貿易収入が伸び始めた。

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Ottomans
「Hansaさん、Krakowにある属国ですけど、これは一体何のためにあるんです?」
Hansa
「いやぁー、ある事に使う予定だったんですよ。」
Ottomans
「私としてはConstantinopleトレードノードが豊かになってくれているので全然いいんですけど」
「なんか、彼がAleppoトレードノードから富を引っ張ってくれてるんですよね。」
Japan
「あれ、なんだこれ...Hansaさんの属国にまったく関係ないところに流してるw」

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属国の商人を利用して、各所トレードノードからKrakowトレードノードへ富を集めさせ
そこからLubeckトレードノードへ自分で流すつもりだったのかもしれない。

しかし、彼の属国は親Ottomans派のようで
宗主国そっちのけでこちらに尽くしてくれていたのだ。

世界から海賊が消えた日

首位レースに向けて内政をしていた時、Hansaが統計画面を見て欲しいと呼びかけた。

Treasuryがバグっている件でツッコミが入るのかと思ったが、どうも違うらしい。

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Hansa
「おかしいですよ、おかしいですって!」
「なんでOttomansが収入トップなんですかw」
「っていうか、僕の収入Mughalsにすら負けてるし...。」
Ottomans
「やったじゃないですかMughalsさん、ツートップっすよ。」
Mughals
「全力で産物ブーストの建物建てたら収入が跳ね上がりました。」
Ottomans
「ちょろちょろ漏れてくる貿易収入が激増したのは、それが原因だったんですか。」
Qing
「トレードノード最上流の僕達にも分けてくれ...。」
Japan
「Ottomansさんの収入が300D以上も伸びてるんですけどw」
「QingさんはRussiaじゃなくてMughalsのDoabトレードノードを取りに行くべきだったんですよ。」

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Mughals国内のProduction値が激増していたが
内政の賜物とでも言うべきか。

それだけではない。

海賊がアジア方面で吸い上げていた富が凝縮され
Constantinopleトレードノードへ到着する頃には数百単位の富に様変わりしていた。

反海賊連合諸国は海賊対策として
Main Portの移動やTrade Powerの増強等の出来る限りの事はしてきた。

一方で、されるがままでなんら策を講じずに副収入で生きてきた2カ国は
得るはずのなかった貿易収入という主収入手にしてしまった。

「Income」「Trade Income」の二本柱で首位レースを勝ち抜く為の海賊禁止令のはずが
巡り巡ってMughals/Ottomansの2人勝ちへ誘ってしまった。

地獄の蓋ならぬ、オブリビオンゲートは今まさに開かれようとしていた。

第二次Austria戦争

欧州に忽然と現れた空白地域を前に、再びプレイヤー国家が動き始めた。

「Income」「Trade Income」で遅れをとっている事を認識してか
France/Hunsaらは領土拡張で対抗する姿勢を見せ始めた。

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France
「Austria殴っていい?」
Hansa
「Austriaと戦うんだったら、北ドイツ欲しいんで私も参加したいです。
France
「殴りに行きますか?」
Hansa
「行きましょうか。」

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先のRussia戦から日が浅く、軍の再編成をしたかったので
特に参加表明は出さず見守ることにした。

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対Austria戦の開幕と同時に、Franceはアルプス方面から攻勢をかけたが
有り余る資金を投じ生み出されてくるAustria傭兵軍がこれを迎え撃った。

予想を上回る軍量と、緒戦で山岳地帯で攻勢に出てしまったことが裏目に出てしまい
Franceは旧Savoy領の平野地帯まで一時撤退を図った。

一時はFrance軍の半数を撃退せしめたAustriaであったが
所詮はAI、平原に引きずり出されてからは徐々に押し返され始めた。

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Franceは主会戦でAustriaを引き付け、Hansaは撤退先に回りこみ殲滅することで
対Austria戦は順調に進んでいった。

粗方戦争点を稼ぎ終えた頃、France/Hansaらは講和をし
和平期間後に再度攻めこむと表明していた。

予兆

首位レースに向けて内政に励んでいたところ
ゲームクライアントが異様に重い事を体感し始めた。

他のプレイヤーも同様の現象に見舞われていたようだが
欧州へ画面を移すと負荷は極まり、コマ送りどころか動作が停止してしまった。

リホストを何度か挟み、「Austria/RussiaのAIがバグってるかも」や
「揃って軍を生産し続けていたことが原因では」と憶測が飛び交った。

いずれにせよ、残り僅かな年月で終了を迎える事が出来る事に変わりわないので
一時の我慢で事足りるだろう。

...そう誰もが考えていた。

哀愁戦争

更新準備中...。

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