例の如く画像は(ry
2つのグレートパワーが世界を蹂躙して回る世界。
かつて手を取り合い、師弟として戦った事もある両者は
今や全く異なる思いを胸に行動を共にしていた。
一人は世界そのものを手にするために。
もう一人は、彼の創りあげた世界を破壊するために...。
その関係は、歪そのものであった。
3世紀の時を経て、両者は互いに了承を得た上で別々の道へ歩を進めた。
俗世と交わろうとしない一国の処遇を巡り意見を違えたのだ。
彼とのイデオロギー対立は、この些細な別れから始まった。
地の国力と古来より存在した戦術を掘り起こした事が決め手となり
幾度となく繰り返された戦いに勝利を収めた。
しかし、これは単なる序章に過ぎない。
何故なら、戦術的勝利を積み重ねた結果でしかなく
"運が良かった"のであり、相手が"万全の体制ではなかった"だけなのだから。
「何時か決着をつける――」
決して相容れる事の無い相反する思想を胸に抱き
再び相見えるまで、ゆっくりと時が過ぎるのを待ち続けた...。
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他国が内政にいそしんでいる最中、収入減に喘ぐ我が国は君主点を余らす他ない。 国力に差が生まれる前に、計画を急ぎ実行する必要があるようだ。 統計タブ Country・Armies・Navies |
先日来、海賊ロールプレイで生き生きしているMoroccoが、全体チャットでとんでもない提案を挙げた。
海賊を私掠船として雇用することが出来、任意の相手に押し付けることが出来るというものだ。
~モロッコ海賊にお困りの皆様へ~ 当国では報酬を支払うことで世界の各海域で活動するモロッコ海賊船団をお客様の指定したノードで一定期間活動させる事ができるサービスを開始しました。 ぜひご利用ください。 ・報酬はモロッコの独断と偏見で決定されますが、おおむねモロッコがその時点で移動元のノードから得ている金額の倍となる見込みです。 ([移動元のノードからのSpoil of War] * 2 *[期間(月単位)]) ・他国からの依頼で送られた船団を更に別のノードに移す、等も報酬をいただければ可能です。 ・報酬は先払いです。 ・移動させる船の数等を指定することもできますが、報酬の金額は変わりません。(100隻活動しているノードから50隻だけ移動させる等) ・既存の船団だけでなく、船団を新造して指定のノードで活動させるサービスも受け付けております。 ・その場合は建造費用込みで改めて報酬を決定させていただきます。 ・依頼者様の情報を秘匿するオプションサービスも受け付けております。 ・このオプションサービスを利用しない場合でもことさら言いふらしたりはしませんが、聞かれれば答えます。 ・オプションサービス料として別途報酬が加算されます。 ・加算額はモロッコの独断と偏見で決定されますが、1000D程度となる見込みです。 ・その他、お客様が希望されるサービスもご相談いただければ受け付けるかもしれません。 ・モロッコの都合と気分によってご依頼を受け付けない事があります。(モロッコの行けないノードや流れる交易価値が少ないノードが指定された場合等) ・モロッコの都合と気分によってご依頼の受付を停止する事があります。ご希望の方はお早めに。 ・これらの事項は予告なく変更される事があります。予めご了承ください。
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つまりは、自分が手を下さなくても相手を弱体化出来る訳だ。
「契約を交わした国がヘイトを受ける」と言った指摘もなされていたが
これは1:1でやってしまえばバレずに済む。
ただし、このサービス(?)は、Moroccoの都合や気分によっては簡単に終了(フリーザかよ)するので
あまり実用的ではないように思えた。
Mughalsと他愛のない雑談をし、内政談義を交わしていた所
ふとRussia戦の時期について問いかけられた。
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MughalsはKashmir/Samarkandの取得を優先し、その後インド諸藩主らへと領土拡大を行っていた。
しかしながら、その序盤内政の結晶がRussiaに持っていかれて行こう
遅々としてインド方面の拡張は進んではいなかった。
純粋な国力低下が響いたのであろうが、それ故に他国との国力差も話される一方であった。
Russia戦が企画されてから早半世紀近く。
海賊によってかき乱された国際情勢の安定化を模索してきたが
Russiaの動きからはその必要性は無いように思えた。
Russia自身が、Moroccoに纏わる諸問題を武器に同盟網の構築に失敗しているからだ。
本来であれば反海賊連合を組織し、同外交関係を利用して包括的な連合を形成するところなのだろうが
肝心のFrance/HansaがRussiaと接近する事を嫌がっているようにも見える。
原因は、Ottomansが早い段階でRussia戦を行う事を打ち出していた事から
Russiaと歩調を合わせる事でOttomansとの関係が怖る事を危惧していたのかもしれない。
そうであるならば、動くべき時は絶妙なバランスが維持されている今である...はずなのだが
ここで一つの問題が発生してしまう。
その"問題"とは、Russiaプレイヤーの欠席である。
通常、1、2人程度の欠席であれば、代理プレイヤー(一時的に外部プレイヤーへバトンを渡す)を募集する仕組みになっており
当日の急な募集要請に応じる事となった。
外部プレイヤーが操るRussiaに殴り掛かるのもなんだか気が引ける事も有り
Russia戦は延期する運びとなった。
正直、この状況はあまりよろしくない。
何故ならば、後ろにずれ込めばずれ込むほど欧州不可侵条約失効の時期が近づいてくるし
最終戦争期間に向け、外交関係に変動が起きかねない。
そうなってからでは、Russia戦どころの話ではなくなるだろう。
何よりの懸念は、Ottomans自身の軍事力である。
以前も触れた通り、Ottomansが大国足らしめる所以は
序盤の拡張速度と他国に中盤まで他国に介入され辛い立地条件である。
しかし、とうにそんな時期は過ぎ去ってしまっているし
この時期になれば、如何なOttomansとはいえ1:2以上の戦力差で戦いを挑まれては質で押し負ける事は目に見えていた。
そして、その戦力差を生み出す源流はRussiaであり
今回の企画した戦争は差を縮める作用があったのだが...。
Russiaが参加出来ないのであれば仕方ない、というかどうしようもない。
別に代理プレイヤーが入っている最中に戦争をしてはいけないという決まりも
風潮も無いのだが、代理招集をしていたのが筆者であった事から
「おま...代理だけを殺す機械かよ!!」と言われかねないのでNG。
惜しむらくは最善のタイミングで宣戦が出来ない事だが、まあいい。
どうせなら、Russiaにも最大限抵抗を出来るだけの国力と体制を整えて貰おうではないか。
欠席予定のプレイヤーは代理プレイヤーに自身が知る範囲の情勢・状態を教え
プレイをしてもらうのが通例である。
今回Russiaに代理で入って貰うプレイヤーは異例の2名掛かりで
しかも、攻める気満々のOttomansが「戦争が近いので、準備をしておいて」と伝えておいた。
軍事が整わないうちに宣戦されても、相手さんはまったく楽しめないだろうから。
最後になるであろう彼との戦いを
情けない体のままで戦いたくないという個人的欲求もあった訳なのだが。
開始後、しばらくしてHansaがHaitiを攻めたいと申し出た。
この時のHaitiはHansaの利権領域であり、Spainの同君下位であった。
恐らくはHansa単体で事済むだろうけれど
完全に暇していたOttomans/France/Morocoはこれに参加する事となった。
と、ここまでは外交関係を考えれば予想がつくことなのだけれど
なんとAustria*1が参戦したいと申し出てきた。
完全に暇していた事も有り、やる事を少しでも見つけたいのだろう。
続々と上陸を始める4ヶ国連合軍。
そこへ、アドリア海からふよふよと漂ってきたと思しきAustria艦隊が到着し、無事合流を果たした。
「おー来た来た」とのんきに言っている4ヵ国プレイヤーを余所に、衝撃的な展開が待ち受けていた。
遠洋を旅した故と言うべきか、例にもれず原因はアレである。
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直前と直後のSSを見比べてみた所、輸送艦60隻と満載された連帯をロストしたようだ。
現状のAustriaの国力的に見れば、もはや痛くもかゆくもない損害なのかもしれない。
カリブに派遣されたAustriaの大艦隊は遂に戻らず、皆仲良く海の藻屑と消えていった。
粗方占領し終え、各々帰途に就いた。
無論、その船団の中にAustriaの姿は無い。
のんびり内政をしながら世界をグリグリ見回していた所、ニューギニアの辺りにMoroccoが植民しているのを見つけた。
不思議に思い、Moroccoに1:1チャットで聞こうとした所
時待たずしてJapanがMoroccoに抗議を始めた。
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当然こうなるだろうなーと思いながら見ている筆者と、その他プレイヤー達。
どうも、MoldivをMoroccoが取得した事が
ニューギニア植民を可能にしてしまったようだ。
決して関わってはいけないオーラがそこでは立ち込め、引き続き2人の論戦が繰り広げられた。
Moroccoはすぐさま植民地を放棄して見せたが、肝心の海賊はそのまま収奪を続けた。
通常であれば補給県外にあるこの艦隊は消耗で残らず沈没するはずなのだが
モルッカ諸島の特異な地形(ほぼすべての海域が沿岸判定)とMoroccoのMaritime Ideaが合わさった結果
消耗よりも修理が上回るという状態に陥っていた。
これに対し、Japanは「チートまがいの行為」と糾弾し、Moroccoの国際的信用に攻撃を加えていた。
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急に論戦に引っ張り出されてかなり困惑していた。
この場合はMoroccoとJapanが利権交渉をしたのかは分からない。
会話の途中で、利権を定めたかどうかが全く触れられていなかったので
第三者が断片的な情報を掴む事も出来なかった。
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両者とも感情に火が付いて、ヤバイ線に達しつつあった。
実はこの時、Ottomansは名前を呼ばれるまで会話を全く聞いておらず(撮り溜めた海外ドラマ見てた)
話しに付いて行けていなかった。
節々で「え、これってどういう...。」と説明を小声で求めていたが
あまりに会話が白熱しすぎて取り合って貰えなかった。
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急に怒号が止んだ。
さすがに白けきった場の雰囲気がチクチク刺さったのか、二人ともふと我に返ったようだ。
海賊が世界から罰せられる時が来てもおかしくない時期に達しているに違いない。
そろそろ動いておくか...。
ゲームも終盤に差し掛かり、あるトリガーが話題に上った。
そう、革命イベントである。
以前のVerと比べ、革命政府成立後の恩恵と言うのは非常にうまみを増していた。
そして、何よりおいしいのはFrance以外の国が革命を起こしても
トリコロール国旗に変わるという事である。
これは、ネタとして逃せない。
反乱の条件を揃え、湧きだすのを待っていた所
HansaがFrance国内に反乱軍が放置されていると告げた。
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Ottomansよりも先に革命に着手しているプレイヤーが居たようだ。
だが、しばらく考えてようやく理解した。
以前Franceが「Franceはまだ変身を残している...。」みたいなことを口にしていた事を思い出した。
その「変身」とはこのことだったのだろう。
Spain/Austria戦であまり欲を出さなかったFranceが
初めて1位を意識しているかのような行動を露わにしたのだ。
彼がどのような手を使って1位を目指すのか良く分かっていなかったが
最も平和的で堅実なプロセスを踏み、それを達成するつもりで居たようだ。
素晴らしい。
プレイ終了後、Qingから海賊について問い合わせがあった。
JapanとMoroccoが論戦を繰り広げた事を受け
その同盟国且つ当事国であるQingにJapanが何かしらの持掛けをしたのかもしれない。
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Ottomansの問いかけに対して、Qingは根絶丁寧に説明をしてくれた。
上で触れたJapan=Morocco間で論戦の発端となった
ニューギニア植民を使ったテクニックを知るところとなった。
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凄く気怠い話だが、現状でMoroccoとまともに会話が出来るのがOttomans位しか居なさそうなので仕方がない。
というか、対応しておかないと後々面倒なことになること請け合いなので
今のうちに片づけておくべき問題には間違いない。
いつまでこんな爆弾を抱えたままプレイしなければならないのだろう。
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なんか、あっさり過ぎね...?
ともかく、約束は交わした。
直ぐにQingに報告して安心させてやるべきであろう。
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一言二言で、易々OKサイン貰ったなんて言えない。
口が裂けても、言えない。
Qingに気を使ったのは他でもない、彼とは関係を発展させたいと考えていたからでもある。
アジア外交も遂に大詰めを迎えつつあった。
Russia=Japanの連絡を絶ち
欧州をFranceがアジアをOttomansによって、それぞれ管理運営するという構想は直ぐそこにまで迫って来ていた。
だが、そのキーパーソンであるQingの腹の内は計りかねる。
外交画面を見て回ったところ、QingはRussiaとシステム上の同盟を組んでおり
果たしてどう動く気なのかが良く分からなかった。
Qingに欲があるとするならば、MughalsかRussiaのの領土のどちらかに対してである事は間違いない。
仮にRussiaにそれを追求なら好都合だが、Mughalsであるならややこしい事になる。
領土欲の度合いを計り、どこへそれを向かわせる気があるのか、あるいはないのか。
それを確かめるべく、めちゃんこ遠回しに聞き出す事にした。
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まぁ、当たり前か。
Ottomansの頭の中では、「シベリア高産物プロビ」はSamarkandトレードノードを指していたのだが
後々読み返してみたら全く不適切な表現であった。
そら、北インド取得を選びますわ。
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Russiaと同盟を結んでいたのでめちゃくちゃ警戒していたが
何か関係を持って締結に至ったわけではなさそうだ。
リップサービスかもしれないという疑念はぬぐえないものの
QingはRussia戦に前向きであるように思えた。
Russia/Mughals戦の流れを説明すると共に、Russia戦をしたくなるよう
さらっと戦いを有利に進める手立てを解説してみる。
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本当はもっとゆさぶりを掛けて、胸の内を探るつもりで居たのだが
意図せぬ切り口で話が進んでしまった。
「Russia攻めよう!」「攻略先はRussia以外あり得ません」「Mugahals仲間、Russiaまるかじり」と一気に畳み掛けよと右手が疼いたが
高ぶる鼓動を鎮め、女性を扱うように慎重に事を進めるよう心がけた。
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少なくとも、QingはJapanとの関係を大切にしたいように見えた。
前にも触れた通り、この2人の関係は外見から見てとても羨ましい共存関係を築き上げていたので
壊れるようなことはしたくないと考えていた。
何より、そうなればQingの心はOttomansから離れるに違いない。
Qingからの応答はまだ無い。
しかし、不可侵は確実に得る事は出来る事から
Russia戦の打ち合わせを同時並行で進めておいても問題は無かろう。
直接的に作戦行動と関係のある国は、情報漏えいを防ぐ為にOttomansと直接連絡を取り合う形で
包括的支援関係にある国とは、全体の場で会話を重ねておく。
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Morocco海賊を巡り情勢が流動的になる中、これが最後のチャンスになる事は間違いない。
Qingの出方によっては、このRussia戦の形も大きく変わって来るが
少なくとも巻けることは無いだろう。
しばらくして、Qingから返答があった。
Ottomansの要請を受け入れ、正式に同盟を締結しRussia戦へと動き出す運びとなった。
同時に、現在進行形の問題として海賊を如何に処すのかという話題を振られた。
Russia戦を巡る話し合いをJapanと交わした際に、持ち上がった案件なのかもしれない。
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Morocco戦への不介入をカードに使って来たか。
海賊については、いつかそれを巡って戦争が起きるだろう事は理解していたので
容認するつもりで居た。
問題はその時期であり、仮にRussia戦の最中に同時並行でやるというのであれば
ややこしい問題が新たに浮上しそうであったので、避けて貰う必要があるだろう。
今後の予定を含め、相手の意見を聞いておくべきと考え、話し合いの場を設ける事にした。
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後のパッチで、海賊討伐というシステムが追加されたのだが
この時プレイしていた1.8.1Verにそれは無かった。
つまり、やられてたら宣戦を吹っかけて沈没させるか
相手の領土を大幅に減らしたりハラスをするという事しか対抗手段がない。
しかし、この時のMorocco海賊は沈められようがいくらでもテンプレートで復活するし
Morocco NI+Aristocratic Ideaでコア化コストが実に200%増しになっているという凶悪案件と化していた。
何より、ハラスを仕掛けた所でMoroccoプレイヤーにして
逆に快感を与えに行くような構図が目に浮かんでしまい、全く効果が無いように思えてしまった。
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そして、会議はOttomansの発言を最後に終わってしまった。
始めは多少不思議には思ったが、同時並行で行われていた話し合いが都合よく進んでいたか
あるいは何か事情が合って会話に応じることが出来ないのだろうと思っていた。
入れ違いざまに、Franceから海賊に関する問い合わせが飛んできた。
Franceは某所に招かれ、多国間の場に於いて海賊に関する会話が重ねられている事を告げてきた。
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やはり、Japanは海賊対策を目的とした会議を掛け持ちしながら
会話を進めていたようだ。
海賊を巡って、被害者のはずのFrance/Ottomansが謎の連携を見せる様。
マグロ漁獲高を巡る国際会議に於ける、日本とモナコの謎連携と似たようなものか。
いや、違うか。
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今回のマルチで海賊が猛威を振るった事を受け
公式メアドに「海賊討伐パトロール実装はよ」と具体的な実装案を添えて投函していた。
同様の話題がフォーラム内でも多くかわされていた事から
パラドも対応した方が良いと考えたのだろう、その後のVer UPで海賊討伐システムが追加される運びとなった。
さすがJohan、仕事が早い。
Franceとの会話を終えたのと入れ替わりで、今度はMughalsから海賊に関する話題が寄せられた。
どうも、全体チャットの場に於いて海賊が引合いに出されている事が原因の様なのだが
海賊をどうするかという話題を公の場で議論し合っているようだ。
実際、手詰まりのこの状態では広く意見を請うべきでもあるし、至極全うな行動なのかもしれない。
てか、被害者がMorocco以外というのが原因なのだろうが...。
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これだけ大きなうねりと化せば、Morocco戦は避ける事は出来ないだろう。
正直な所、Ottomansは悩んでいた。
既に触れた通り、Moroccoは戦争を吹っかけられても当然ともいえる所業を繰り返してきていたし
義理を果たすには良い相手とは言えなかった。
では、何故問い合わせがある度に「参戦する」という旨を各所に伝えていたかと言うと
自分でも良く分かっていない。
絶望的な戦力比の中で自分を試したいと考えていたが故なのかもしれないし
あるいは、すっぱりと同盟を捨て去る事に抵抗を覚えのか。
何れにせよ、この時の感情を掘り起し当時の手記を元に情報を復元するならば
Morocco戦が海賊禁止以上の要求が付き付けられた際には、Morocco側に参戦し運命を共にしていたと思う。
海賊対策会議のチャットが止まって久しい頃。
QingからRussia戦の詳細について問い合わせがあった。
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Qingには悪いが、こちらの同盟国に関する情報は黙っていた。
情報漏えいに対する備えでもあるけれど
それ以前に参戦する段階になって話しても差し支えは無いだろうと考えていた。
まぁ、言わずともどこが同盟かは察していたとは思う。
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これまでのQingのスタンスは、Japan第一、OttomansかRussiaのどちらに付くかで揺れ動いているものだと考えていた。
しかし、ふたを開けてみればRussiaとのコネクションは微塵も感じられなかった。
Japanとの関係も、「Japanさんと話し合って欲しい」といった文言を投げかけたのに対し
Qing自身はJapanありきで物事を考えているようにはあまり見えなかった。
ここに至って、OttomansはQing=Japanの関係はJapanからは必須のモノでも
Qingからすればアジア唯一の関係国という間柄に思えた。
話しをまとめると、このQingは上記2カ国に対し「情報を漏らさない」という確信が持てたという事だ。
Qingとの連絡を確保した事で、Ottomansと対立の恐れがあるすべての国を
外交的に無力化共にさせる事に世界を分断するのに成功した。
しかし、それで終わりではない。
例え今はそうであっても、この先反旗を翻し情勢が変化すると考えられる。
それを率いるはJapanなのかRussiaであるか、それともAustriaなのかもしれない。
少なくとも、その旗を担ぐのはRussiaであるのは間違いない。
Ottomans同様にどの地域にもアクセス出来る立地。
そして、膨大な国力を背とする軍事力が重い腰を挙げれば、多くの国が追随するだろう。
なればこそ、最後の希望の地を放置して置くほど、私は甘くはない。
希望なんてものは捨て去ってしまえ、あるのは現実(リアル)だけだ。
Russia | この300年間、全部の国家を調査したんだぞ。 |
なのに何故Ottomansが軍の準備をしているのが分からなかったんだ! | |
Japan | 勝利を追い求めるがあまり相手に考え方を押し付ける風潮があるが、これを嫌っているプレイヤーは山ほどいる。 |
俺たちが調査に行けば、同盟国はガードしちまうのさ...。 | |
Russia | Ottomansは私と一緒に思想の異なる連中と戦ったが、こちらの実態がわかって、本当に嫌気がさしたんだ。 |
Japan | そりゃあわかってる。 |
Russia | それで、すべての決着をつける気になったんだよ。 |
Ottomans | マルチは!個人のエゴ全てを飲み込めやしない! |
Russia | 人間の知恵はそんなもんだって、乗り越えられる! |
Ottomans | ならば、今すぐ愚民共すべてに叡智をさずけてみせろ。 |
Russia | 貴様をやってから、そうさせてもらうッ! |
Qing | Russia!あんたちょっとせこいよ! |
Morocco | 残るRussiaを攻め落とすだけで、ソフトパワーの力は示される事になります。 |
それはどんなプレイヤーでもやった事が無い悪行ですよ?それでいいのですかOttomansさん? | |
Ottomans | 今さら説教はないぞMorocco。私はここを訪れた人々の革新を信じている。 |
しかし、真の意味で多様性をもたらすには...誰かが業を背負わなければならない。 | |
Morocco | それで、いいのですか? |
Ottomansさんは、あのRussiaを見返したいために、今度の作戦を思いついたのでしょ? | |
Ottomans | 私はそんなに小さい男か? |
Morocco | Russiaは熾烈な競争こそが外交に刺激を与えると勘違いしている男です。 |
他人ならばそんな男も見過ごしますが、OttomansさんはそんなRussiaを許せない...。 | |
Ottomans | 似過ぎた者同士は憎みあうということさ。 |
Russia | なんでこんな事をする!? |
これでは、外交に流動性が無くなって面白みが無くなってしまう! 外交の冬が来るぞ! | |
Ottomans | 勝つ事が目的である者たちは自分達のことしか考えていない! だから抹殺すると宣言した! |
Russia | 人が人に罰を与えるなどと! |
Ottomans | 私、Ottomansが粛正しようというのだ! |
Russia | エゴだよそれは! |
Ottomans | 多様性がもたんときがきているのだ!そんなことでは!! |