AAR/伝説の巨人の力

神は言っている、そろそろ死んでおけと

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その瞬間であった。イデの発動が起こったのは...。

OttomanとMamluksの対面こそ、イデが与えた最後のチャンスだったのだ。
それを人々は、お互いに拒否した。
そのためにイデは無限力を解放した。
欧州やアジア、まだ知らぬ大地の人々も、次なる世界へ四散したのかもしれないのだ。

-Fin-
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

何があった

ゲーム開始時間になり、続々とプレイヤーがロビーに集まる中「クライアントが立ち上がらない」「すぐ落ちる」等
1.8ver以降の負荷を原因とする症状が続出した。

筆者も起動直後にフリーズする減少には見舞われていたので他人ごとではなかった。

不安な雰囲気漂う中いざゲームを開始してみると、そんな不安は吹き飛ぶかの様に3スピードで進行して行った...が
Ottomanがアナトリア諸候国を征服している最中にブルースクリーンが発生してしまった。

回線落ちならともかくクラ落ちの類なのでゲームはストップしているだろうとVCに戻ってみると、あり得ない言葉が飛び交っていた。

「Ottomansが衣替えしてる。」
「Ottomans逝く逝く逝っちゃうの~」

クラ落ち後もゲームが進みに進んでいたようで、その間に盛り返された様子なのだ。

仕切り直しは悪いと「そのまま続けましょう」と続行を言い渡したが
それが見えているプレイヤーからは「これ死んでる」と静止されてしまった。

他にも「Hugary同君化出来なかったからやり直したい」や「特定の顧問が出なかったの方針変換が辛い」など
仕切り直しに積極的なプレイヤーが居た為、リホストが仕切り直し方向に切り替わっていた。

後日、Ottomansがどんな惨状に見舞われていたのか興味が湧いたので
セーブデータを持っているプレイヤーに頼み分けて貰う事にした。

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Ottomans「(◜◔。◔◝)」

Take2

という訳で、良い子の皆は非常時の連絡手段を確保しておこう。
さもないと筆者の様になる...かもしれない。

今回のOttomansは東西北にプレイヤーを抱え、南には西洋国家が是非とも押さえたいであろう
ザンジバルノードが横たわっている。

何処へ足を延ばしても地獄なこの状態では、一方へ領土を延ばせば
他方に控える国家と連携をされる可能性があるのでなかなか難しい。

さらに言えば、取った後に全方位から攻められる事すらあり得るので
舵取りを間違えれば「とるこ共和国」と表札を改めなければならないレベルに国土が縮みかねない。

筆者が考えた戦略は以下の通りだ。

1.仮想敵国に極力成らない為、必要最低限な領土以外はすべて諦める。
2.重要地点は如何なる外交的犠牲を払ってでも取得。
3.一通り利権を固め終えた後はある程度の期間まで他国とそう変わらないスピードで拡張する。
4.貿易は捨てて海洋国家との敵対を極力抑える。

簡単に書き出すとこんな感じだ。

どうなるかは流れ次第なのと、周辺国のアグレッシブさによってだいぶ違ってくるので
しばらくの間は事の趨勢は見守る事になるであろう。

コンパクトオスマン

まずはMuscovyから外交の持掛けがあった。

以前のマルチでは真逆の立場でプレイしていたプレイヤー同士である。

Crimeaトレードノードの帰属をどうするか、一見すれば大ゲンカに発展しかねない素材を前にしても
筆者はMuscovyがこの段階で大きく押せる立場ではない(序盤で各国からヘイトを被るのは不本意だから)と読んでいたし
Muscovyもまた、Ottomanがバルカン半島までの安全な陸路たらしめる重要地点だと理解している。

交渉が膠着しはじめた頃、Lithuaniaを巡って若干揉めているようなことを小耳にはさんだので
これはと思い交渉に役立てる事にした。

具体的には、Lithuaniaの取得を指示・助勢を提案する物で
先にも触れた通り、何をするにも警戒されがちのMuscovyにとって後ろ盾になるというモノだ。

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Muscovyはこの提案を承諾し、無事Crimea地域はOttomansの利権となった。

続いてAustriaとTimuridsから同時に交渉が飛んで来くる。

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AustriaからはRagusaトレードノードを境にAustria=Ottomansの国境を定めようと提案を貰ったが
思わぬ大幅譲歩に驚きを隠せなかった。

恐らくはFranceかHansa、あるいはイタリア利権を食べ尽くすのだろうと思うが
そこはOttomansとしては関係のない所なので二つ返事で提案を呑むことにした。

Timuridsからも国境線の策定を求められるが
どうもPersiaで貿易をコレクトしたいようで、その重要地点のShirvanと接続プロビが欲しいと言われた。

しかしながら、Persiaでコレクトするという事はAleppoトレードノードにペルシアの富が大量流出してしまう。

それではTimuridsの貿易政策的にあまりよろしくないので
既に得ていたSamarkandトレードノードをすべて領有するという情報を元に、該当地域でコレクトした方が漏れる額が減って却ってとくになる
だからShirvanと接続プロビはあきらめて欲しいとご納得頂く事にした。

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仮想敵国のOttomanに吹っかけられたと考えたのか、長めのシンキングタイムの後に提案の承諾を得た。

続いて西のMoroccoなのだが、どうもこのプレイヤー海賊王()になりたいらしい。

特に差し支えは無いので二つ返事でTunisノード以西の領有を承認したが、一体どうやってそんな海軍を調達するのだろう。

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利権確定後のOttomans。 恐らくはマルチ史上最少じゃないだろうか。

タイムアタック開始

外交は一通り終わり、プレイへ望む体制が出来た。

とはいっても能動的な外交方針なので
しばらくはその辺に転がっている未来のOttomans領を回収して回る事にしよう。

開幕に初期ミッションである『City of the World's Desire』を選択し、開幕でByzantineに殴り掛かる。

余った戦力をアナトリアに注ぎ込み、どれから潰すか吟味していると
Dulkadir/Ranazabだけ何処とも同盟を組んで貰えない便所飯っぷりを露呈していた。

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直ぐに両国へ宣戦し手近に居た8kを向かわせ占領に取り掛かった。

一度小休止を置く為にも宣戦はこれ以上にされないようにし
開始から3年経過した辺りですべての戦争は終了した。

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戦後は属国としてByzantineに旧Athens領を売却し育てておく。

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残りのアナトリア諸候国もCandar+Karaman/Aq Qoyunlu+Karamanの順で宣戦して
アナトリア半島の場かを完了させた。 次はいよいよMumluks戦である。

不運

西のCastileがAragonと戦争に突入したようなのだが
ダイス運が悪いのか将軍の差なのか、Aragon軍を前に劣勢に立たされているようだ。

他プレイヤーもまず思い当たる「将軍」「地形」「厭戦」等、まずは原因となりうるものを次々挙げるが
どうも原因の所在はソレではないらしい。

不思議に思ったEnglandが船を飛ばして見に行った所
あろうことか平地判定の場所でCastile軍15kが5kのAragon軍に後れを取り
将軍が優れている訳でも無く只管ダイスで振りまけ敗退している場面を目にし絶句していた。。

戦争にこそ勝ったものの、あまりの貧運にCastileは酷く落ち込んでいるように見えた。

ポリ連合、終わる

開始から10年過ぎた辺りで、Austriaプレイヤーがある異変に気付いた。

Austria「PolandとLithuaniaの同君が成立していない...。」

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どうもAustriaが開幕Polandを戦争に連れまわした影響で
同君連合化イベントを実行できない期間が生じてしまい、その間にLithuaniaに国王が生まれてしまったようなのだ。

PolandとLithuaniaが一体化しない事で分割する時には楽になったが
隣接していつ襲いかかられるか分からないMuscovyプレイヤーはややも不安な様子であった。

マムルーク戦

アナトリア半島を掃除し終えた次はMamluksを片づける番である。

Mamluksは1.8verからプロビ増加のあおりを受け大幅アップグレードを果たし
タイミングによってはOttomans以上の軍量を叩き出す大国へとのし上がったのだ。

Mamluks自体はプレイヤーの手に掛かればそう苦労もせず勝てるが、問題はそのプロビの特性であり
多くが砂漠地形で消耗が1%付く序盤は非常に面倒な土地なのである。

序盤拡張を急ぐOttomansに取ってMPの温存は必須である為、潤沢な資金を武器に大量の傭兵を投入する事にした。

保護化されているCyprusへ宣戦を行い、国境から離れた地域に主力を配置した所で
Mamluks軍が国境内へ侵攻してくるのを待った。

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Mamluks軍がOttomans領の奥へ進もうとした瞬間にこちらの主力をその先のプロビへ移動指示を出す→Mamluks軍止まる
→こちらも止める→Mamluks軍また動く→こちらもまた動く...という一見何やっているんだと言いたくなる動きを繰り返し続ける。

一連の動作により、Mamluksのマンパワーを只管削り続けると主力撃退後に立て直しが困難になる為
砂漠勝ちの土地で只管追い駆けっこを続ける回数が大幅に減らす事に繋がるのだ。

今回のマルチでは統計を見る事が出来るので
Mamluksがマンパワーが枯渇したのを見計らって主力を撃滅、そのまま領内になだれ込んで講和を行った。

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この際、Moroccoの拡張手助けとしてFezzanを併合・売却をしておいた。

ブルゴーニュ消滅

北のBurgundyでは、継承戦争を狙ってAustriaが絶賛全土占領を行っていた。

どうやらBurgundy分割イベントのトリガーを満たした状態で
発生を待ちわびているようだ。

マルチ特有のリホストをしないとイベントPOPが出ない可能性が指摘され
しばらくしてリホストが行われた。

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すると、無事イベントPOPは表示されたようで
BurgundyはFranceとAustriaによってきれいに分割された。

クリミア遠征

注:ここから自動撮影ソフトの誤作動によりSSが少なめです

Mamluks戦が終わり一息ついていた頃、他のプレイヤーがCremeaがボコられていると発言していた。

Cremeaは開幕にGolden Hordeに攻められ2プロビ国家にまで落ちぶれていたのだが
残る2プロビにTheodoroが攻め込み遂に地上から消滅してしまった。

Historical Friendの復興を目指し、ついにアナトリア半島で暇してた鎮座していたOttomansは立ち上がった。

Theodoroに直接CB捏造は出来ないが、Trevizondと同盟を結んでいる事を利用して
Trevizondを経由して宣戦を行った。

さすがに小国2ヵ国だけでは暇だったので
既得利権のGeorgiaとCircassiaにも宣戦を行い、一気に北方への拡大を目指す。

Timurids救出作戦

特に何の問題も無く講和を迎えようとしていた頃、Timuridsが救援を要請してきた。

Timurids「Qara Qoyunluが攻めて来た。助けて欲しい。」

同盟を組んでどんな調子か見てみた所
どうも軍量で負けているばかりか一度ぶつけて負けたせいなのか、Timuridsのマンパワーも枯渇間近の状態であった。

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残しておいたByzantineにクリミアプロビは食わせ
Circassiaは併合後に属国化したGeorgiaへプロビの売却を急いだ。

すべて売り切ったところでTimuridsに『Call to Arms』を行って貰い、全軍を持って救出に向かった。

Timurids領西武は地形が山ばかりで殴るに殴れない状態が続いていたようだ。

戦端が開かれてから1年ほど時間が経過していたからか
Qara Qoyunluは主力が3つ程に分割されていたので、Ottomans=Timurids連合軍は各個撃破を行っていった。

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さすがに2ヵ国で掛かれば一たまりも無く、適当な内容で講和を行った。

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Timuridsから礼を言われ気分良くMamluksが殴れr...と思いきや
この戦争の影響でWallachia・Qara Qoyunlu・Mamluks・Lithuaniaが包囲網を組んでしまい
プレイ終了までただボーっと眺めている時間だけが過ぎて行った。

Timuridsの方はというと、西の憂いが払しょくされたのを受けて
インド方向へ拡張を急いでいるようだ。

Ottomans「なんだか貧乏くじ引かされた気がする。」

それから月日は流れ...。

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大体5年経過した頃、ようやくQara Qoyunluが包囲網から抜けてくれた。

その間何をしていたかというと、体調が優れずベッドで横になっていた...!

早速Wallachiaに殴り掛かり包囲網の消滅を計ろうとした時
プレイ終了願いが提出され、本日のプレイはここまでとなった。

他のプレイヤーはと比べて序盤拡張が早いはずのOttomansが
出だしからずっこけているような気がするが大丈夫だろうか...。


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