AAR/世界の舎窓から
00(2020~2020)解説・戦略
以下では本wiki内の宗教(個別)やNI、政府改革などの各ページからこのAARに関連のある部分を引用(切り貼り)している
詳しい情報を確認したい方は、元のページを参照して頂きたい
対異端布教強度 | +2% |
被白兵ダメージ | -5% |
諸々の効果を合わせ、最終盤には対異端布教強度が24.5%に達していた 被白兵ダメージ軽減も役に立っては居ただろうが、軍質に特化したアイデアを取得していたため同数ならばほぼ負けることはなく、この効果がどの程度寄与していたのかはよく分からない
DLC「Emperor」で有効化。
プロテスタントと同様の教会権力システムを持ち、教会権力値を消費することで補正を得ることができる。
教会権力は毎月、 基礎君主力*0.10*{(宗教統一度)+(他の追加効果)} の式の値だけ手に入り、200まで貯められる。
100を使用することで、信仰の様相 / Aspects of Faithを1つ選択し、その効果を得ることができる。
これは最大で三つまで同時に選べ、任意のタイミングで削除した後に改めて教会権力100を使用し、他の効果と入れ替えられる。
名称 | 効果 |
聖職者の清貧 Clerical Poverty | 安定度コスト-15% |
聖職者階級の影響力-10% | |
パンとワイン Bread and Wine | 国教寛容度+1 |
交易品生産量+5% | |
聖書のみ Sola Scriptura | 他宗教国との和平協定の戦勝点コスト-10% |
アダム派の礼拝 Adamite Services | 文化転向コスト-20% |
平和主義 Pacifism | 関係改善+30% |
宣戦による安定度への打撃+1 | |
罪業の処罰 Punishment of Sins | 汚職-0.05/年 |
貴族階級の影響力-10% | |
定例の窓外投擲 Regular Defenestrations | 過酷な処置コスト-33% |
ターボル派の再起 Taborite Resurgence | 人的資源+20% |
孤児団の指導者 Orphan Hetmans | 陸軍伝統自然減-1%/年 |
説教の自由 Freedom to Preach | 異端寛容度+1 |
宗教統一度+10% |
今回のAARとの親和性が高かったのは「聖書のみ」だった。これがあったから初挑戦の神権制国家の宗教をフス派にした、といっても過言ではない。次節で詳述する
タイトルの由来となった「定例の窓外投擲」だが、中盤までは役立つ場面もいくらかあった
縛りの関係で後半はOE(Over_Extension=過剰拡大)を抱えることが殆どなく、安定度もほぼ+3だったためそもそも自国領内で反乱が芽吹かず存在感がなかった
あくまで縛りの下では目立たなかっただけで、なかなか有用な効果だと思う 例えば汎用ミッション(-33%)や絶対主義の時代の能力(-50%)と合わせれば、苛酷な処置に必要な軍事点を極小化できるため、絶対主義を一気に上げるのに役立つ
最後の1枠は基本的に「ターボル派の再起」を使用していた。「聖職者の清貧」や「パンとワイン」を使ったときもなくはなかったが、
統治者が死亡しても安定度が下がらず、後半は自分でコア化することもほぼなかったので統治点が余りやすく前者は1回しか使わなかったと思う*1
後者は金銭に困ったときに、交易品生産量+5%目当てで何回か使ったと思う。その他の様相は全く使わなかった
本AARに関係するものを抜粋
改革項目 | 効果 | 固 定 | 条件・特記事項 | |
---|---|---|---|---|
和訳 | 英語名 | |||
第1段階/Tier1 | 主導権 / Leadership | |||
騎士修道会 | Monastic Order | 要塞維持費-20% | 政府ランクが公国級に固定 | |
国教寛容度+1 | ||||
第2段階/Tier2 | 国内外への宣教 / Internal & External Mission | |||
国外への宣教 | External Mission | 人的資源回復速度+10% | ||
第3段階/Tier3 | 宗教的目標 / Divine Cause | |||
異端との戦い | Combat Heresy | 陸軍士気+10% | ||
第4段階/Tier4 | 行政における聖職者 / Clergy in Administration | |||
神聖な貴族 | Divine Nobility | 年間陸軍伝統+0.25 貴族階級の忠誠度均衡+5% 貴族階級の影響力+5% | ||
重商主義的十分の一税 | Mercantile Tithe | 世界交易力+5% 市民階級の忠誠度均衡+5% 市民階級の影響力+5% | ||
修道院醸造所 | Monastic Breweries | 穀物の生産収入+75% ワインの生産収入+50% 生産財補正+10% | 自国内に穀物orワインの州の所持が必要 また、以下のどちらかを満たす必要有 ・宗教がカトリック ・文化がスコットランドorケルトグループ | |
第5段階/Tier5 | 世俗化 / Secularization | |||
部分的世俗化 | Partial Secularisation | アイデアのコスト-10% 制度の普及+5% | ||
第6段階/Tier6 | 権力分立 / Separation of Powers | |||
一般選挙の解放 | Open Public Elections | 安定度コスト補正-10% | 20 | Tier1が「修道会」の場合のみ(またはエルサレム) 選挙システムを有効化 |
第7段階/Tier7 | 信仰の性質 / The Nature of Our Faith | |||
教会と国家 | Church and State | 無料政策+1 | 宗教が異教グループの場合選択肢から消滅 | |
神と人 | God and Man | 宣教師+1 布教強度+1.0% | 宗教が異教グループの場合選択肢から消滅 | |
第8段階/Tier8 | 信仰と世界 / Our Faith and the World | |||
神の下の一つの国家 | One State Under God | 他宗教に対する戦勝点コスト-30% | 宗教が異教グループの場合選択不可 | |
国際的聖戦 | The Global Crusade | 大聖戦CBへのアクセスを得る 戦争での改宗の強制コスト-40% | 宗教が儒教or土着信仰グループの場合選択不可 ※大聖戦CBは異教であっても改宗の強制が可能 |
後半に強力な効果を持つ改革が多い
絶対主義の最大値+20は勿論だが、選挙システム"Militarists and Theocrats mechanics"の効果も魅力的だ
先代の統治者(騎士団総長?)が死亡するとMilitarsits(軍事主義者?マイナス方向)とTheocrats(神権主義者?プラス方向)、それぞれの候補者(能力値はランダム)のどちらかから
新たな統治者を選ぶのだが、そのときに選択した派閥の側に権力が移っていく(1度の選択でそれぞれの方向に33%移動する)。また各種イベントでも権力は移ろうようだ
どちらの派閥がin_Power(権力を持つ?)かによって、国に与える効果が異なる
今回のプレイでは主に「他宗教に対する戦勝点コスト-15%」を目当てにMilitarsitばかり選択した
プレイ中はこれらの効果が、イスラム教のPietyのように割合に応じて得られるのだと思っていたので
どれほど無能であろうとMilitarsitsの候補者ばかり選んでいた(イベントも同様)のだが、今考えると単にMilitarsitが優勢(0未満)であれば良かったのかもしれない
例えば2回連続でMilitarsitsを選んで-66%の状態で、次の候補者が無能なMilitarsitsと有能なTheocratsならば後者を選んでも問題なかったのだと思う
今回はOF(One_Faith)を目指すわけではないので特に魅力に感じなかったものの、Theocratsが権力を持った場合の布教強度+2%も方針によっては大いに役立つだろう
本プレイにおいては前者を選択した。縛りの都合上自国も属国も急拡張をしないため、後者を選んでも改宗できる州がなかったためである
ただし終盤にPortugalやGreat_Britainを併合して引き継いだ新大陸の植民地国家については話が別で、これまた今から思えば 君主点を余らせており改革進行点も貯まっていたので、柔軟に再選択していれば良かったかもしれない
後者で得られる大聖戦CBが本AARの目玉となるので基本的にはそちらを選択していたのだが、前述の通り改革進行点は使い道がないまま余らせていたので、
Russiaを解体するときやGreat_Britainを併合するときなどは一時的に前者に付け替えたりもした
その場合の他宗教に対する戦勝点コストは
(聖書のみ)+(Militarsits in Power)+(神の下の一つの国家)=-10-15-30=-55%
と半分以下まで割引される(しかもここに外交アイデア⑥による-20%が加わり、更に統治効率やCBによる割引が乗算される)
詳しい場面は本編に譲るが、最終盤には1度の戦争でDEVの総合計800以上に相当する州を獲得したりしていた
詳細はこちら>
異教国にも改宗を強制できる。宗教アイデアを完了していれば、実質帝国主義CBの上位互換だと思う*2
国際的聖戦の効果には戦争での改宗の強制コスト-40%もあり、「これらを用いれば大国にも改宗の強制が容易にできるのでは?」という着想から本AARは出発した
注意点として、改宗を強制できる異教国は主交戦国(宣戦布告した相手)のみであり、敵同盟国には(共戦国に指定していても)できないことが挙げられる
敵同盟国が異端(今回ならキリスト教グループ)ならば当然可能。ただしCBによる割引が適用されるのかは不明
Cost_of_enforcing_religion_through_war(改宗の強制コスト)に割引があるNIを持っているのはGeneva(-33%)とTrent(-25%)の2カ国
ちなみに州戦勝点コスト割引の方を重視するならば、Asturias(-15%)が最も大きい 確認していないので机上の空論ではあるものの、-55(上記)-20(外交アイデア⑥)-15=-90%に達する計算だ。機会があれば試してみたい
見ての通りGenevaの方がより大きな割引を得ることができるため、こちらを選ぶべきだった。だが実際に使用したのはTrent
戦略立案段階では政府改革Tier8の解放を急ぐことが重要だと考えており、TrentのNIには改革進行点増加+10%があったためである
またテストプレイにおいて属国作成した際にTrentは宗教アイデアを完了していたのに対し、Genevaは取得していなかった点もその考えを後押しした
実際にはTeutonic_OrderからTrentに乗り移った時点で政府改革は第7段階が完了+53点が貯まっており、残りの347点の貯まる早さが10%増加したところで2~3年ほどしか変わらなかっただろう 先にも触れたとおり後半君主点(特に統治点)は余り気味だったので、ゆっくり宗教アイデアを採りなおせば良かったのだ この8%の差が響く場面がそれなりにあり、プレイ中に何度も後悔した
次の画像は欧州における宗教MAP上にBohemia、Austria、VeniceとGC開始時点で神権制の周辺国家を載せたものである
Bohemia内のオレンジの5州が開始時点でフス派の州 AustriaとVeniceに挟まれた薄紫がTrent
最初はTrentで始めてフス派の種地まで国土を伸ばすことを試みたのだが、それはすなわち
のどちらかを選ぶことであり、しかもそれらをBohemiaが(フス派を選択しない場合)5州を改宗してしまう前に成し遂げなければならない
仮にBohemiaがフス派になることを選択した場合、戦勝点100からの敗北和平という選択肢もありうるものの、いずれにせよ高い壁であることに変わりない
そこで以前六芒星シリーズで試した属国作成からの乗り移りでこれらの問題を回避することにした
とりあえず深く考えずにTrentとフス派の両者に隣接するAustriaで開始した
無事にフス派の州を確保してTrentの属国化→太らせて外交併合も問題なく終わり、いざ乗り移ってみて愕然とした。君主制だったのである
何のことはない。属国作成で誕生(再誕)した国家の政体は作成元の国家と同じになる、という仕様を忘れていたのだ
神権制のTrentを属国作成したければ、神権制の国家でTrentの属国化→太らせて外交併合、というプロセスを踏む必要がある
周辺の神権制の国家で国力等を勘案した結果、Teutonic_Orderが最適であると判断した
またTeutonic_Orderの間の努力目標として、
これらのことも心には留めていた
テストプレイでの経験から、乗り移り後の改革進行点は宗主国のものを引き継ぐ(実施済みの改革分の改革進行点が還付された状態)ことが分かっていたので、
序盤からとにかく自治率を下げることに執心し、統治キャパシティの超過も無視して可能な限りステート化した
※改革進行点は国内の平均自治率が低いほど多く入手できる
基本的に欧州から出ない。上記のイタリア地域の確保と国力の増進に努める
そのほかには大国の妨害、隙を見て異端の中小国にフス派への改宗を強制する
なるべく属国軍や自国軍が無駄な移動をせずにすむように、方角を決めて順番に異教国に宣戦布告していく
その際に現地の外交関係や軍事通行権を確認して、特に属国軍がExiled(放浪軍?黒旗状態)にならないように注意する
敵同盟国との個別講和の際には同盟関係の破棄に重きを置き、停戦明けにその国に宣戦布告する際の負担を減らす
せっかく戦争で敵国の国教をフス派にしても、その国が狂信者反乱を鎮圧できずに元の国教に戻ってしまうことがある(あった)
それを防ぐために、場合によっては通行権を貰ってでも代わりに鎮圧する
Teutonic_OrderではTrent併合を見越して影響(Influence)と統治(Administrative)、軍事と財政のために軍質、経済の順で採用した
Trentに交代時点で防衛・宗教・攻撃が完了しており、経済が6番目まで取得済みだった
その後上記の戦勝点コスト割引を目当てに外交アイデアを採り、防衛を破棄して代わりに軍質を採用した
AAR/世界の舎窓から/01(1444~1509)第一次プラハ窓外放出事件