さて戦争が起こったわけだが、その前に宣戦布告のトラブルについて話そう。
オスマン「オスマン=ポルトガル共同声明を宣言する。オーストリアはこの条約をのめ。」
オーストリア「まてよオスマン、てめぇ不可侵結んでたろうが。」
え、なに?オスマンとオーストリアの間で不可侵あったの?だとしたらポルトガル終わるじゃんっと身をこわばらせたところ、両者が言い争いを始めた。
何でも二国は1500年あたりに文章で、「100年間くらいの不可侵」を合意していたらしいのだ。
オスマンは、「100年くらい」というのはゲーム開始時の1444年から始まっており、今の1536まで100年「くらい」経過しているから問題ないとの主張。
オーストリアとしては条約を破棄するなら破棄するっていいやがれ、そもそもゲーム開始直後に結んでないから100年「くらい」も経過していないとの主張。
これはオスマンに一方的に非があるだろう…1500年に条約を締結したらそこから100年って期間がスタートするのは当たり前だし、ゲーム開始からその期間が始まるってのはさすがに。
まあポルトガルとしてはオスマンとオーストリアが喧嘩してくれてうれしいんですけどね^^
しかしこれでオーストリアがあんなにポルトガルとの交渉で強気に出た理由がはっきりした。
オスマンとポルトガルが同時に来ることは、不可侵条約上あり得ないと思っていたのだ。
やっぱりその前提が崩れたオーストリアの心情はそりゃもうあかんわけで…
あ、ちなみにポルトガルはちゃんと事前に交渉を「決裂させておいた」のでそんなに大きい摩擦は発生しませんでした。やったね。
あと、声明をオスマンに出してもらったのも大きい。やっぱり声明をどっちが言うかでヘイトも変わってくるからね。
そんな感じで三者の思惑が絡みつつヨーロッパは戦火の中へ。
布告と同時にフランスとドイツ小国軍がオーストリアに突っ込んでいく。
memoさんは用兵のうまいプレイヤーだけあって勝ててはいないようだが、着実にマンパワーを減らしていっている。
この調子でお互いに弱ってくれ!
と思ったが肝心のフランス軍がマリに行っちゃってる。そんなとこいいからオーストリアとなぐり合ってくれよー。
でもまあフランス軍の半分くらいはオーストリアとなぐり合ってるし、このまま当分は放置しとけばいいだろう。
その隙に…
説明しよう!トレドを持っていたカスティリャがフランスと同盟していたのでポルトガルは手が出せなかった。
しかし、フランスがポルトガルと同じ立場でオーストリアとなぐり合っている今、フランスはうちにこれないのだ!!
かんっぜんに火事場泥棒を成功させたポルトガルはほっくほく。
そんなことをしてる間にオスマンさんがオーストリアの同盟国とどんどん白紙和平してくれていたらこんな状況に。
ちなみにうちは包囲網宣戦だから、オスマンが和平しない限りみんな永遠に停戦できないのだ。
大分オーストリアも弱ってきたし、ポルトガルが占領に乗り出す。あんまり兵を出さないとオスマンが切れるし。
オーストリアにもはや兵なし。占領がだいぶ進んだところで和平交渉に入る。
和平交渉は結構スムーズに運んだ。条約を破られたオーストリアがオスマンに怒ったくらい。
第一次ヨーロッパ戦争講和条約
オーストリアはベネツィアトレードノードで100年間富を吸い上げない
オーストリアはslavonia・varasd・zagreb・lika・istria・dalmatia・ragusa これらの利権をオスマンに譲る
ワラキアの2プロビンスを返還する
オーストリアは現在の領土にliege、barrois、savoieと現在のスイスと現在のミラノと現在のサヴォイの領土を含めた土地から西へのヨーロッパにおける拡張を完全に放棄する。
オーストリアはイングランドへの拡張・外交交渉を放棄する。
オーストリアはシチリア島をポルトガルに割譲する。
オーストリアはantwerpen tradenodeへの拡張を放棄する。
オーストリアはancona,roma以南のイタリア半島におけるポルトガルの利権を認め、手出ししない。
なお、この条約はオーストリアとポルトガルが片方、もしくは双方が他の国家にformした際はそのformした国家をこの条約の参加者とする。 また、ポルトガルはvaudをオーストリアにsell provinceする。
左のほうがポルトガルの獲得した利権。右がオスマン。
圧倒的ッ…!圧倒的外交的勝利ッ…!
過程はどうであろうとこれはポルトガルの外交的勝利だ。
正直ここまでの利権を認めさせられるとは思っていなかった。
次回へ続く!