前回で無事神の国になったわけだが、今後はどうしようか。前回の終わりに植民するとは言ってあるけど。
もちろん植民も頑張らなきゃだけど、Italia region統一が最優先じゃないのか。
すると敵はナポリとその宗主国カステラか。
カステラは、数少ない非隣接列強だから、できるだけ敵対したくないんだけどな。
ナポリ=カステラの同君連合が切れるのを待ってもいいが、もう同君連合が始まって50年たってるから、切れる前に継承されてしまいそうだな。
残念。敵対しないといけないのか…。
ただ、幸いなことに今回の世界ではフランスが弱いので、フランスの牽制手段としてのカステラの有用性は低い。同盟は切っても大丈夫だろ。
いやいや、フランスが弱いってことはオーストリアの一強ってことで、オーストリア独走ってことは強力な同盟国は黄金よりも貴重なんじゃ?
オーストリア牽制役はポリ連合がいるから大丈夫。それに、今回のオーストリアはハンガリーを吸収してオスマンとも火種を抱えてる。
そこまで考えてるなら、とりあえず目標は半島統一で賛成。他には何かある?
せっかくクロアチアを属国化していることだし、ボスニア→セルビア→ギリシャと進出したい。
ボスニア・セルビアはともかく、ギリシャはオスマン領だから今世紀中には終わらないだろうなぁ。
ならそれは来世紀の課題ってことで。今世紀行ってみよう。
半年ほどボーっと時計を進めたら、ナポリがカステラに併合された。
敵がどんどん強くなっていってる…。
今のところは同盟国だがな。ぼんやりしてられなくなったのは確かだ。
で、どうするの?
とりあえずコルシカ(ジェノア)食べてから考える。
弱い者いじめ反対!
山にこもった敵軍にあわや敗北しかけたりしてるからいじめではない。
この戦いのせいでナポリ侵攻が10年遅れるだろう。
地形くらい見て戦えよ……。
で?みじめな陸戦のせいで遅れたスケジュール、どう暇をつぶすんだ?
とりあえずマリちゃんから寄港権を買ってシエラレオネに植民者を派遣した。
まったり植民プレイか。退屈だなぁ。
そう言うと思って、ヴェネチアの残りかすに宣戦しといた。
戦争はすぐに終わって、ダルマチアがクロアチアに割譲された。
あれ?ヴェネチアの首都ってダルマチアに移ってたんじゃ?何で割譲できてるんだ?
我々との戦争の直前に、どうやらオーストリアと戦っていたらしく、ダルマチアとコルフ以外の州をすべて失っていたんだ。
ってことはヴェネチアはもはやコルフだけの国になったわけか…。諸行無常の悲しさを感じるなぁ。
なお、残ったコルフは直後にGreek Patriotの手におち、ひっそりとビザンツ領となった。南無。
……。
準備運動もしたし、早くナポリに行こうぜ!戦争したい!
お、おう。(あれ、こいつの綽名って"温和公"じゃなかったっけ)
早くナポリタン食べたい。
わかったわかった。わかったけどちょっと待ってくれ。フランスから参戦要請だ。
なんだよ、間が悪いなぁ。で、相手は?
イングランドだな。
なんだ。なら巻き込まれることもないだろうし応じればいいんじゃない?そんなことよりナポリ!ナポリ!
はいはい、ポチっとな。って、うわぁぁぁ!
ど、どうした?
オーストリアが…イングランド側で…参戦した……。
ま、まあ、ワシらのほうが総兵力では勝ってるし、何とかなるだろ。
いや、確かに我々の方が兵力は上だが、分散してしまっている。
へ?フランス≒オーストリア、教皇領≒イングランドくらいのレベルじゃないのか?
いや、フランス+教皇庁>オーストリア>フランス≒教皇庁>イングランドって感じだ。
つまり、ワシらがフランス軍を全力で支援しないと勝てないってこと?
まさにその通り。さらに悪いことに、我々の陸軍の1/2はセネガル植民地にいる。
なんでまた。
マリに宣戦しようと思ってたからな。
マリ程度、1/2もいらないだろ。それに、結局ナポリ侵攻は先延ばしにするつもりだったのね。
ナポリ攻略はフランスさんのマンパワー回復を待ってやりたかったんだ。計画は完全に破綻してしまったが。
とりあえず全軍をフランス領で集結させて、いつでもフランス軍の援護に向かわせられるようにしよう。
海軍は全力でセネガル派遣軍を回収だな。
~6年後~
やっと終わった…。6年が100年くらいに思えた…。
疲れた…。単独講和の誘惑との戦いがようやく終わった…。
フランス軍との合流に失敗して各個撃破されかける
↓
マンパワー回復イベントに救われる×2
↓
今度こそフランス軍と合流してオーストリアを撃退する
↓
しかしここでフランスにReligious Civil Disorder発生、フランスの力に陰りが見え始める。
教皇軍もマンパワー枯渇寸前。
↓
教皇、単独講和の誘惑に駆られる。
↓
そんな時、フランス軍がマスケット銃を世界で初めて実戦投入する。
↓
一年間の膠着状態を経て講和
今回の戦いで、得たものはarmy traditionくらい。
一方でマンパワーの回復には6年ほどかかる見込みだ。
フランス様にはスコットランドから手を引いてほしいと切実に思うよ。
なんであんなどうでもいい場所にこだわるんだろうなぁ。
気が付けばもう1549年。16世紀も折り返し地点に突入した。
このままだとイタリア統一という今世紀の目標が達成できそうにない…。
カステラは1548年にスペイン化し、セルビアはロシアと同盟した。イタリアにはもう地続きで楽に拡大できる場所もない。
しかし、オーストリアの圧力にさらされている今、チャンスの到来を何十年も待つことはできそうにない。
一刻も早くイタリア半島を統一し、国力増強に努めねばならない。何とかスペインを切り崩せないものか…。
兵力の上ではスペインとほぼ互角なんだし、思い切って宣戦すれば案外うまくいくんじゃ?
我々はスペインと量でほぼ互角だが、質で劣後してるんだ。
またか…。今度はどの程度劣ってるんだ?
敵→テルシオ 自分→ランツクネヒト
また兵種更新のタイミングなのか…。
とりあえず、植民地や陸海軍の維持費を削って3点アドバイザーを雇って技術のキャッチアップに努めてはいる。
盟友フランスは回復しているし、何とかなりそうではあるんだが、今回失敗するともう今世紀中のイタリア統一は絶望的だし、慎重にならざるを得んなぁ。
まあ、どうやらスペインはオスマン帝国と交戦中らしいから、2・3年のうちにチャンスが回ってくるはずだ。
あと少しの辛抱だな。っておい!
暴発したフランスがブレトンに宣戦したようだ。
…。助けてやるのか?
いや、可哀想だがここはdecline。すでに兵力がオーストリア+イングランド>教皇領+フランスなうえに、我々以外の全員がマスケットで武装している。
勝ち目がないし、勝ったとしてもマンパワーの回復にまた時間がかかるだろう。
スペインとの同盟もすでに切っているし、遂に西側で孤立してしまうのか…。仕方ないこととはいえ、悲しいことだな。
ああ。スペインとの戦いは独力でやらなきゃいけなさそうだ。遠すぎてポーランドはついてこないだろうし。
仕掛けるタイミングを見誤らないようにしないとな。
そして兵種転換で失われた士気の回復を待っていたら、スペインはラブールをめぐってギエンヌ・オーストリア・イングランドに宣戦した。
これはまさにチャンス!
というわけで、1557年7月15日、われわれはスペインに宣戦した。時の教皇の名はエウゲニウス五世。奇しくも私の名前と同じだった。
という流れで、無事ナポリとその南、およびサルデーニャ島を奪取。それぞれ、ナポリ・アラゴン司教区として傀儡を立てた。
あとはナポリ・アラゴンのコアを回収して併合するだけだな。
まだスペインは生きてるから気は抜けないけどな。
さて、和平期間が明け、再戦の機会が訪れた。
戦力差はどうなってるの?
おおむね互角。ただ、敵は輸送艦の数以上の兵力を同時に展開できないから、戦場が本土と地続きな我々の方がずっと有利だ。
なるほど。ではしゅっぱーつ。
今回は特に見どころもなく両シチリア全土の解放に成功した。
一つつらかった点を挙げれば海軍力で歯が立たなかったことかな。
そのせいで終盤には敵の大量上陸を許してしまい、冷や汗をかく瞬間もあった。
何はともあれ、勝利してこんな感じになった。
まだ生き残っていたビザンツ帝国を属国化したり、バルカン進出のためにセルビアと戦争したりしてスペインとの休戦明けを待った。
そして1582年、我々は再びスペインに宣戦した。
大丈夫なの?今度は戦場が敵の本土なんでしょ?
かなりギリギリだが、オーストリアがこっちに向かってくるより前にイベリア半島を勢力下に治めたいんだ。
前回の戦いでの失敗から、Naval Ideaを取得したりして海軍力の強化に励んできたし、何とかなるだろ。
そう思っていた時期が彼らにもありました。
しかし彼らの構想は、教皇の裏切りを根に持ったフランスの策謀によってあっけなく打ち砕かれます。
なんとフランスは、教皇の全軍がスペイン領内に突入した瞬間、通行許可を打ち切ったのです。
敵地で消耗した教皇の軍勢に対し、スペイン=ポルトガル連合軍は完全な連携で総攻撃を仕掛けました。
輸送艦の不足のせいで、教皇軍は撤退しようにも撤退できません。
陸軍の壊滅的な敗北に伴う戦争疲労の向上を危惧した教皇は、できる限り多くの軍勢を海上輸送で本土に逃がしたのち、残余の派遣軍をすべて解散しました。
これで本土で捲土重来を果たそうと考えたわけですが、敵がそんなことをみすみす許すはずもありません。
プロバンス・リグリアに上陸するスペイン=ポルトガル軍。
彼らは兵力を分散して占領する愚を犯さず、一つ一つ堅実に占領してゆき、一時はプロヴァンス・アヴィニョン、並びに旧サヴォイア領を占領しました。
遂にミラノが敵の手に落ちようという時、教皇の軍勢は新たな武器を手にします。
そう、マウリッツ歩兵です。
1世代前のテルシオ歩兵を使うスペイン軍は、マウリッツ歩兵を導入した教皇軍の前に敗北し、教皇の軍勢は再びスペイン本土へと侵入します。
しかし緒戦の敗北でマンパワーが底をついていた教皇軍には、マドリードまで侵攻する体力がなく、バレンシア・アラゴンのアラゴンへの割譲とポルトガルの南アフリカ植民地の割譲で講和がなされました。
説明盗られた…。
それにしても彼、前回とは随分キャラが違うな…。
彼のことは置いておくとしても、今回の戦争は危なかった。
フランスの裏切りは絶妙なタイミングだったね。あれがなければもう少し楽に勝てたのに。
いちおう、イベリア半島に安定した港を得たから、次の戦いからは楽になるはずではあるが。
次の戦いはいつごろ?
欠員の補充とマンパワーの補充の両方をやらないといけないから、早くても15年後くらいかな。
なら今世紀はもう終わりか。
いちおうイタリア統一は成し遂げたし、ま、いいんじゃないか。
何言ってるの?南チロルを回収してないじゃない。
あ…。
忘れてたのか。
うん。ま、まあ、来世紀の前半には何とかなるはず。
そういえば、宗教改革系の話題がないけど、どうなってるの?
イベントはいろいろ起こってるぞ。ほかの話題で分断されてたから説明してこなかったが。
まず、ヴェネチアとの最後の戦争の直後、1534年にイエズス会ができた。
次に、オーストリアとの戦争のさなかの1540年、デュッセルドルフで公会議が開かれ、宗教改革との対決姿勢が確認された。
すかさず対抗宗教改革を受容した。
オーストリアとちょっとだけ仲良くなったけど……焼け石に水だったね。
opinion+200くらいあればいいんだがなぁ。まあ、改宗力アップは、東欧やアフリカ進出の役に立つから、宗教改革単体でも十分強いけど。
さらにその11年後、スペインとの最初の戦争のあいだに、トリエント公会議が起こった。
今回はスペイン異端審問が起きなかったのか。
残念ながら。改宗力+5%は強力なので、ぜひとも欲しかったんだが…。
おいおい…。しかもまた継承戦争で攻撃側…。今回のフランスは自滅AIでも載せてるのか…。
この戦いの結果、プロバンス・オーヴェルニュ・アランソンがフランスから分離独立させられている。
ちなみに、その直後に、我々はプロバンス領になったドーフィネを奪い取っている。
フランスの死体マジウマいっす。
というわけで今回はおしまい。
これが今のわしらのヨーロッパの領土。
本当はアフリカ植民の話も入れたかったが、山も谷もなかったので割愛したんだ。
スペイン=ポルトガルとの戦争では戦闘があったりもしたが、いずれもきわめて小規模なものだった。