宗教CBに加え、本期間でコア化補正が各種合算で-55%となり、拡張に有利な体制が次々と整っていきます。
本プレイの宗教改革の時代は1516年に到来。
この時代のボーナスは有用なものが多いですが、コプトであることを活かし異宗教との戦勝点コストを割引する Religious Wars をまず取得し、その後 Prestigious Conversions → Institutional Spread → その他という感じで取っていっています。
Administrative アイディアのふたつめを解放しました(1526年)。
コア化コスト-25%という目が覚める効果。征服プレイのお供です。
早速効果を確認してみます。
コストは32ADM。
・ベースは、開発度×10 の 140
・各種補正を合算して-53.1%(オスマンアイディア-20%、Administrative アイディア-25%、コプトボーナス-10%、戦争疲弊+1.9%)
・140 × (100% - 53.1%) ≒ 65
・テリトリーのため、×50% ≒ 32
開発度14のプロヴィンスをこの時期に32ADMでコア化できるのは、オスマンを始めとしたコア化減が国家アイディアにある国ならではですね(コプトの貢献は7点分)。
なお、コア化期間についても削減されています。
・ベースは36月
・36 × (100-55%) ≒ 16
過剰拡大 (Overextension) のクールタイムは拡張の大きな足かせなので、君主点コストに隠れがちですがこちらもポイントです。
インドは貿易会社 (Trade company) リージョンです。
(貿易会社リージョンはマップモードの Geographical Mapmodes → Colonial and Trade Regions で簡単に確認できます。)
貿易会社は設定することで上記画像のような色々な補正がつくほか、
・自治度の床が0%になる
・交易ノードの過半の交易力を占めることで商人を1入手できる
・宗教統一性にカウントされなくなる
・受容していない文化・宗教のペナルティが取り除かれる
といった重要なものをはじめ、様々な効果があります。
基本的に設定した方が良いですが、改宗力に入るペナルティで改宗が行えなくなるため One Faith を目指すこのプレイでは改宗してから割り当てていきます。
一応、改宗することで国教のプラスの寛容度補正を受けることができるという積極的な利点もあります。
下の画像では、改宗により国教寛容度が適用されているため自治度増による補正と併せ、分離主義が大きく残っていてもて不穏度を押さえ込めていることがわかります。
なお、Religious Zeal によりしばらく改宗できないプロヴィンスについては、ペナルティが消える時期がかなり先なら一度貿易会社に割り当て、ペナルティ消失後に割当てを外して改宗します。
(この際、もう一度割り当てられるようになるまでクールタイムがあります。)
貿易会社の各種効果が受けられ産物も優秀なインドは収益上とても重要であるため、余裕を見ながら順次、産物価値の高いプロヴィンス(シルク、染料、綿花、布地など)から優先して工場を建てていっています。
数度のガチャの末、極めて優秀な後継者を引きました(1534年)。
君主の即位が1509年なので随分かかったな、これで安心……と思っていたのも束の間。
余りのショックにその瞬間のスクリーンショットを撮れていませんが、まだ後継者が成人しないうちに現君主が逝去してしまいました。
イェニチェリの Disaster が進行開始かと焦りましたが、開始時期はまだ先(1559年2月以降)であったために何とかセーフです。
王妃摂政でも戦争できるため、拡張にも影響はありません。
なお、摂政期間が終わった際(1549年)に現れた最初の後継者は3/4/2で、残念ながら引き直しです。この辺りがどうしても運に左右されるのは弱みですね。
条件を満たした後継者(4/5/0)が誕生したのは1561年になってのこととなりました。
この期間においては、インド諸王朝やティムール朝を攻撃し東進、アラビア半島やコーカサス周辺を平定、残っていたやマムルーク朝を併呑、OPMと化していたところを属国化していたフェラーラのコア地域の再征服などを行っていきました。
これら征服の中で西洋世界を相手したのはフェラーラコアの再征服のみであり、これも強い同盟国を持たないヴェネツィア相手に行ったものです。
本格的な西洋世界への進出は、1550年以降の期間へ譲っています。
オスマンプレイでは Unify Islam デシジョン実行のために比較的早い段階でアグレッシブに西進する方針もありますが、それと比べるとかなり防御的な進行と言えるかもしれません。
1550年時点の版図は以下のとおりです。
小さなポーランドはオスマンの属国です。
これは、チュートン騎士団などから度重なる侵略を受けコモンウェルスを形成することなく小国となっていたところを外交属国化したもので、数多くのコアを Reconquest CB で回収できるため全期間をとおしてもかなり幸運な出来事でした。