グランド・アルメは世界最強ォォ

こいつ・・・動くぞ・・・!

開始早々、大事件が発生した。

なんとMoroccoを巡って対立していたPortugalとOttomansが全面戦争へと突入したのだ。

参戦国
海洋連合オスマン帝国
PortugalOttomans
Great Britain

その後の交渉でPortugalはMoroccoの利権から一歩も引かず
Ottomansは交渉決裂したと見るや、すぐさま戦争体制へと切り替え先制をした。

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ジブラルタル海峡を渡って来ると読んでいたPortugalは
GalleyとCarrackを中心とした艦隊を地中海側の港に集結させていた。

それに気づいたOttomansは敢えて外洋から上陸を目論見
両国の哨戒網を潜りまんまとPortugal本土への上陸に成功した。

この絶望的な状況にも関わらず同盟国のGreat BritainはPortugal側で徹底抗戦を宣言し
義理堅く陸海での支援を続けた。

一方で、OttomansのGalleyスパムを前にPortugal・Great Britain連合艦隊は制海権を奪えないまま睨み合いが続いていたが
Portugal主力艦隊が停泊していたGranadaが陥落したことで内海判定の海域で両海軍が激突することになった。

この戦いでPortugal・Great Britain連合艦隊は壊滅的打撃を被り
Ottomansの制海権は揺ぎ無いものとなった。

陸上ではPortugal・Grate Britain軍が必死の抵抗を見せるが
既に西洋化を果たし質・量の両面を満たしつつあるOttomansを前に成す術も無く撃滅されてしまった。

ここへ来て万策尽きたと悟ったのかPortugalは交渉の席に着いた。

対象国講和内容
Portugal1.北アフリカからの撤退。ポルトガルはIfni, Susから北のCeutaを含む旧モロッコ領およびMartaの領有権を放棄する。放棄したプロヴィンスはオスマンが要求し次第オスマンに譲渡するものとする。入植中のTuatについては即時Abandonする。
2.西アフリカへの不干渉。ポルトガルはRio de OroからコンゴのLoangoまでの西アフリカ領へのこれ以上の入植を取りやめる。現在入植中の地域はすみやかにAbandonする。マリ、カネムボルムなど同地域の現地国への攻撃や外交的干渉を一切行わない。
3.Heavy Ship保有数制限。(条約締結から100年間)、ポルトガル海軍においてHeavy ShipのLight Shipに対する比率はHS:LS=1:3を上限とし、Light Ship保有数の1/3以上のHeavy Shipは保有しない。

先の海洋国家敗北に続き、この戦いでもOttomansから国力を大幅に削ぐ条約を飲まざるを得なくなったことで
向こう50年は建て直しが難しいだろう。

この条約をもってOttomansのアフリカ利権は固まり、ついにアフリカ内地への道が開けた。

そして、静観を決め込んでいたある国がツケを払いに裏で動きつつあった・・・。

フレンチ=インディアン戦争

France「我がFrance帝国はIroquoisに対して宣戦布告を行う」

その瞬間、ほぼ全てのプレイヤーが固まったに違いない。

何せフレンチ=インディアン協定が実りLondon陥落からまだ40年しか経っていないのだ。

France「宣戦理由はこうである。新大陸の情報をIroquoisより聞いていた真実とまるで異なっていた。」
France「これによりGreat Britainは必要以上に国力を削がれ、ついにはIroquoisがGreat Britain最後の希望Japanにまでその権益を拡大しようとしている。」
France「Franceはこの暴挙を許す分けには行かない。自分で作った悪魔は自らの責任を持して処分するのが道理であるとここに宣言するところである。」

対象国最後通牒
Iroquois1.第一イロコイ島(イロコイの首都がある島と第二イロコイ島(第一イロコイ島西部にある島)意外からの撤退とそれ以外のNorth America Regionからの撤退。
2.第一・二イロコイ島に該当しないイロコイ領は即時Great Britarinに割譲を行う。
3.Great BritarinのNorth America Regionへの入植・領有権を認める。

上記の内容をIroquoisに通告したものの「貴様の首は柱につるされるのがお似合いだ!!!」という発言を最後に
北米France大使館は炎に包まれた。

これを持ってFrance=Iroquoisは全面戦争へ突入し
瞬く間に北米は戦果の渦に巻き込まれていった。

wtf

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事の始まりはフレンチ=インディアン協定にあり、当初の説明では
イロコイの首都の島と西にそれよりも小さな島が一つ。

そして南にNorth America Regionの島が有り、更に南に南米があると伝え聞いていた。

しかし、その後の聞き取り調査で明らかになったのは「新大陸の90%以上が北米判定」で
更には「イロコイの首都島の西の島は首都島と同じレベルのプロビ数」
極めツケに「そのさらに西に合計30プロビの島がある」というのだ。

France「え、何それ(吐血)」

先の対Great Britain戦はまったく持ってIroquoisを世界の覇者たらしめるだけの戦争であり
ゲームを1700年まで進めてみるとAI操作にも関わらず陸海が1位に上り詰めていたのである。

過去に参加したことあるマルチである言葉を耳にしたことがある。

???「ゲームバランスを官取るのは、力ある国の仕事である。」
???「故に力ある国と結託しバランスを崩す行為をするのは、参加者全体への裏切りに相当する。」

France「もはやFranceの時代は終わりを迎えつつある」「だからせめて・・・」

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「せめてこの仕事は全うしなきゃならんと思う・・・んだが・・・」

大北方戦争

参戦国
北米連合フランス帝国
IroquoisFrance
USACastile
Newfoundland
English Lousiana
Great Britain

他の国に援軍を求めなかったのはFrance式のケジメの付け方である。

ちなみに、相手方にGreat Britainが参戦しているのは
以前対フランスCoaliteonを組んだそのままになっていたのをIroquoisが気づき利用したようだ。

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まずは属国のCastile領北米から60kの軍団を送り込みだ上で一気に制圧を図り
その間もFrance本国から傭兵部隊を輸送し逐次戦力投入を行い続けた。

しかしここでテストプレイをしていなかったが為に大問題が発覚する。

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France「消耗やばすぎぃ」

Castile領北米はツンドラ地形であり元々補給上限が低いのだが
自陣領で1ヶ月に6k以上のManPower消失は正直予想外である。

その後15kのコンパクト軍制に切り替えてみたり8kの大砲抜き小隊制に切り替えてみたが一向に改善されない。

だが、敵は北ではなく南に居る。

つまり敵を駆逐して南進を続けていけばいずれはそんな問題は解決されるとこの時は高をくくっていた。

Iroquoisからは再三白紙和平の申し出が来ていたが即時拒否した。

今を逃せば未来永劫Iroquoisを叩くチャンスが失われる上に
現状でも海軍力が付き始めているのだから手に負えなくなってしまうからだ。

USA!USA!!

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南へ歩を進めるとまずはじめにUSA軍が姿を現した。

実はIroquoisは未だMil Lv14であり、Lv15になるまで時間が掛かる+兵科変更で半年は時間を稼げると見積もっていた。

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だが予想とは裏腹に早々にIroquois軍が姿を現した。それも大群だ。

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兵科ランクが違うとはいえ数が圧倒的であれば負けは必死
急いで小分けにした軍を集め戦闘に備える・・・があっさり勝利。

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もちろん追撃を計るが入れ替わりざまにUSA軍が邪魔してきてまともに前進出来ない

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いざ前へするもうとした頃にはIroquoisは立て直してしまっていた。

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急いでこちらも集結を急ぐが間に合わず大敗を喫した。っていうか、まだ冬じゃないのに消耗11%とかいつ収まるの・・・。

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とりあえず自軍領に引き寄せつつ本土からの援軍を待つ方針に変更する。

さすがのグランド・アルメ、まともにフィールドメイク出来ている会戦では負け知らずだが
陸揚げしてくる増援部隊が前線に届く頃には15kとかになってるのは遺憾である。

先の戦いの後、急にIroquois軍が静かになったが恐らくMil lv15になって兵科を変更したのだろう
ここからが耐え時だ。

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兵総数はこちらが上回ってるのとManPowerにはやや余裕があるので浸透作戦に作戦変更。

ツンドラ地帯抜けたから15kなら消耗しないだろーと思っていたら、一ヶ月で2k削れて行く
なんだここ、マモノでも住んでるのかよ。

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こちらの消耗を待ちつつ総攻撃を敢行して来たIroquois軍、しかし兵配置セルの色が鮮やかである。

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この戦いに勝利し追撃を加えようと思ったその時またも立ちはだかるUSA軍達
もはや「俺を置いて先に行け!」状態である。

終焉

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この頃になるとManPowerが完全に尽き、冬将軍が到来した為に北部で防戦に撤する他無くなっていた。

会戦での勝利から撃滅を目指していたFrance軍としてみれば消耗消耗And消耗の現状は
もはや手に負えない状態にある為、少しでも相手兵力を軽くする為に
USA・Newfoundland・English Lousiana3カ国へ単独和平を申し込み離反させた。

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途中、海上封鎖でIroquoisの厭戦をためようと計ったが
港が遠すぎて消耗9%を記録し断念した。 ちなみに貿易船は美味しく頂いておいた。

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しかし彼我の戦力比は完全に相手に傾き、Iroquois軍90k以上
対するFrance軍はたったの31kである。

残された軍を本国に持ち帰って立て直そうと考えたが
生憎ピストン輸送の影響で輸送艦のほとんどが20%前後と悲惨な状態にあり
泣く泣くユニットを消すことにした。

ヨーロッパ仕様の軍編成にしていたのもあるけど、とにかく消耗きつくて動きづらかった。

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これをもってFrance軍は北米地域において壊滅を喫し持久戦にもつれ込むことになった。

余はカール12世のようにはなりたくない・・・。

すかさず「以前のように協力するか!バラバラになって死ぬか!」とメッセージが飛んできたが
ここで手を引くなら元々宣戦布告してなどいない。

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France「Great Britainも、あなたの友人にはなれるが、やはり臣下にはなれん。」
     「他人事だが保証してもよいくらいさ。」
     「なぜなら、偉そうに言わせてもらえば、帝国主義とは自身の利潤を追い求める思想であって、主従に甘んじる思想ではないからだ。」
     「私はよい友人がほしいし、だれかにとってよい友人でありたいと思う。」
     「だが、バランスブレイカーを見逃そうとは思わない。」
     「だからこそ、あなたと私は同じ旗をあおぐことはできなかったのだ。」
     「ご好意には感謝するが、いまさらあなたの野望にこの老体は必要あるまい。」

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France「帝国主義に乾杯!」

―――そして、通信は途絶した。

対仏包囲網

勢いに乗るIroquoisは欧州各国にFrance分割を提唱した。

イベリアではPortugal、旧Burgundy地域ではGermanyとそれぞれ領土問題を抱えている上に
本土にはたったの64kしか兵力が残されていない。

この呼びかけに周辺各国は大いに活気付き
今後のFranceをどう処したものかと机上で計画を立て始めたに違いない。

せめて、セントヘレナの交番勤務の職席だけは確保しておいて貰いたいものだ。

実質的な衝突が終わったことを確認したうえで、今後の外交を見越し
本日のプレイは終了となった。

6日目の終わりに際して

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CountryIncomeTresuryMax ManpowerManpowerNavies
Commonwelth73.20517.951050003363235
France88.753024.131866006701109
Germany71.932154.801160606097043
Great Britain41.6640.18331103024087
Iroquois84.291331.77802404323137
Mughals38.76630.50416302142712
Ottoman121.071209.74145910145910155
Portugal100.292037.535342046499143
Russia90.1110317.30130970120573
Tuscany31.88163.88381502213567

France軍終了のお知らせ。

国境の向こうではGermany・Portugal・Ottomansが越境を見据えた最終調整を始めている事だろう。

開始より約150年、思えば世界警察としての職務もなかなか思い出深いものが多い。

唯一の希望は未だフランス本土は1プロビたりとも踏み荒らされてはいないことだろうか。

ならば最後にひと暴れしようではないか「グランド・アルメはs・・・。」

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「死刑」

次回、最終話(?)

駐Germany大使館員「報告します、皇帝陛下。Germanyが総動員を発しました!」
外務大臣「急ぎ各国へ調査員を派遣し動向を探らせろ。Constantinopleにもだ!」
Rhein駅伝員「急報、Rhein方面軍がRussia軍と戦闘を開始し援軍を求めています。返答は何と・・・?」
陸軍大臣「皇帝陛下、そろそろ・・・。」
皇帝「うむ。分かっておる。」

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「すまんが、みんなの命をくれ」

To Be Continued...

グランド・アルメは世界最強ォォ


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