カスタム国家は満点使える設定とし、800点使ってビザンツ+αの領地に。
即座にビザンツへの変態が可能になる他、イベリア、アイルランド、シベリアへの嫌がらせ飛び地を作っています。
君主力はカスタム国家安定の20歳6/6/6・・・としたかったものの、ポイント不足で6/6/5に。
入植が出来れば良いのでADMとDIPが高ければ大丈夫だと思います。
君主特能は何でも良いので外交評判・LD減・政府改革・技術コスト・アイデアコスト辺りから選ぶと良いと思います。
政府ランクはビザンツ変態で帝国化するので公国で大丈夫です。
ビザンツは専用政体でプロノイア(+1)が作れるようになりますが、カスタム国家用の謎政体"Pronoiar Monarchy"ならプロノイア+3と少し多めに作成出来ます。
プロノイア数が伸ばしづらいゲーム前半戦では、実質的に外交枠+2/FL+200に匹敵する強政体です。
その分ポイントが30→100とかなり高価になるので、他を削る必要が出てきますが・・・。
NIはモルダヴィアをイベントで取られる前に属国化するために属国受諾値+30を最初に持ってきています。
また後の外交評判と合わせて+40程度の受諾値が稼げるので、HRE諸侯も-75補正を貫通して属国化しやすく。
他のカスタム国家解説などにもありますが、交易品生産+2.00はカスタムNIの中でも圧倒的なぶっ壊れです。
ポイント予算の都合で+1.50になってしまっていますが、全ての州が実質工場1.5個建設した状態から始まるので内政面が超余裕になり、工房が解禁された段階でお金に困ることはもう無いでしょう。
(筆者がストレスを発散し虚しい気持ちになりたい時のカスタム国家はたいてい歩兵射撃+1/交易品生産+2/ジャンヌ政体orプロイセン君主制で圧倒的パワーで遊んでいます)
他は領土と政府改革にポイントを吸われたためしわ寄せのような補正群。
戦勝点圧縮はコスパ抜群でぜひ欲しく、ポイントが許される限りの枠内で取得。
<プロノイア制の仕様>
基本的な性能は普通の属国に準拠しており、LD計算も合算で行われるためある程度は宗主国が強くないと回りません。
外交枠は使用しませんが王室間婚姻で外交枠を食う事には注意。
(他のvassal swarmと同様の仕様ではあります)
・世襲プロノイア/プロノイア
プロノイアは2種類、「世襲あり」「世襲なし」に分かれています。
世襲プロノイアがLD+25%/プロノイアがLD+50%される以外は同性能ですが、後者のプロノイアは統治者逝去時に一発継承される仕様です。
ヤバいです。
なおAAR上ではどちらもプロノイアと表記しています。
基本的には世襲プロノイアで運用し、併合したくなった時だけ後者のプロノイアにしていると見て頂ければと思います。
・プロノイアの作成方法
辺境伯やエヤレトと同様に、属国に対して外交アクションで作成します。
ただしプロノイア化のためには君主制/LD15%↓/dev100↓の3点を満たす必要があり、後述のコア化デバフを回避するために衛星国のdev数百相当のコア化が終わったの見届けてからプロノイア化・・・といった流れは不可。
共和制/神権制/部族はプロノイア制に出来ないので、普通に併合するか滅ぼしましょう。
(本プレイでチェルケシアが部族である事を知りました)
また世襲プロノイアから継承可能なプロノイアにする際にも、同じように外交アクションから作成します。
こちらはdev条件がなくLD-15%↓さえ満たしていれば良いので大分お手軽。
・基本ステータス
普通の属国と比べ、MP+5000/MP+50%/連隊コスト-50%により軍を出す事に限れば非常に優れているといえるでしょう。
一方で統治効率-20%/コア化コスト-100%がデバフとして代わりに備わっており、あくまでも皇帝が封土として土地を切り売りする事を意識しているようです。
加えて属国税が普通の属国の1/10程度しかなく、税を納めてもらうよりは前線で戦ってもらう事を強く意識されています。
代わりに属国と異なりMP/海軍FL/水兵を宗主国に献上してくれるようになるので、統治キャパを圧縮したプチ植民地として運用する事も出来るかも?
優れた用兵性能からMP・ダカットの枯渇とはあまり縁がありませんが、属国特有のFL-3が解消されてはいないので、連隊兵舎が手に入るまでは思ったより軍量が出てくれません。
また、プロノイアを作るたびに宗主国のFLが-5されるペナルティが付きますので、序盤から作りすぎると宗主国が全く軍を出せなくなる危険性もある事には注意したいところ。
・個別外交不可
他の属国と同じく個別の外交が行えません。
これについてはわざわざ書く内容でもありませんが、似たような感じ&地域のエヤレトが個別和平可能なので一応明示。
・初期君主が有能
プロノイア制定時には専用君主が直ちに即位し、ADM+1/MIL+4を持った君主が降臨します。なお二代目以降は特に補正が無いので凡化するようです。
君主が強制的に交代されるので、70歳近くの従属国を見てからプロノイアシステムに切り替えさせ即座に継承・・・といった使い方はできません。
・プロノイアの従属国アクション
辺境伯や直轄植民地と同じく「士官派遣の有効化」が使えるためLD-10%/士気+20%/規律+5%の優れた3点セットが受け取れます。
また専用アクション「追加の部隊を派遣」が使え、当該国の2~3割のMPを支払うとLDを-10%し、LD-100%まで累積して使用できます。
これによりプロノイアの継戦力を高めるとともに高めのLDが制御可能です。devポチもしてあげれば-200%まで到達出来るので改宗の強制も難なくこなせるかも。
なお一発継承グリッチになってしまうからか、「親族を王位に付ける」は使用できません。
・プロノイアの強化
ビザンツ限定ですが、ミッションによりプロノイアの強化が行えます。
集権化ルートなら「プロノイアが一発で非世襲型になる」「プロノイア継承時に直轄領+5%」「プロノイアが年間陸軍伝統+3.00」「プロノイアの規律+5%」のいずれかを、
分権化ルートなら「プロノイア+2(テキスト上は+4だが+2の補正を+4に強化するだけなので)」「プロノイア作成による宗主国のFLペナルティ無効化」「プロノイアのFL+5」のいずれかを選べます。
カスタム国家なのでどこでも良いといえば良いのですが、今回はこちらのミッション報酬が欲しいためビザンツを被せるように作成しました。
・プロノイアの作成数
基本的にはTier1政体で+1、ギリシャ文化系の政府改革やアイデアなどで+1なり+2なりされていきます。
そしてゲーム後半の暴力として、「自身のFL+100に付きプロノイア+1」を持っています。
このため終盤は数十のプロノイアが暴れまわり、用が済んだら自動継承するという地獄絵図が出来上がる事に。
今回はカスタム国家でのプレイになりましたが、ビザンツは勿論としてローマ帝国政体でもプロノイアが使用可能です。
例えばAAR/フランス式ローマ帝国のような流れであればゲーム後半はあまり手を動かさなくても良いかもしれませんね。
(余談ですがver1.36で追加された自動改宗機能も非常に便利で、ゲーム後半の操作量は大分減った気がします)
なおビザンツ変態時及びミッションではビザンツ政体が手に入らない点には注意。
・その他
属国化の破棄と異なり、プロノイアのリリースは何故か停戦期間が発生しません。
そのため用済みになったり属国枠の整理するなどといった理由で再侵攻しても良いでしょう。
ゲーム開始時から暫くはひたすら属国化を繰り返します。
特にイベントで消えるモルダヴィア、イングランドの侵攻が早いアイルランド、イベリアの伸長を抑えられるグラナダは急ぎたいところ。
直ちにプロノイアにしても良いですが、この時点ではLD減補正をあまり積めないのでその枠はテオドロやトレビゾンドに使いましょう。
ギリシャ文化は政府改革Tier2でプロノイア数が+2され、実質外交枠+2/FL+200です。
ミッション達成やイベントやらで一瞬で政府改革Tier2まで到達出来るのですぐに使えるように。
プロノイア関連のミッションをクリア。
プロノイア数が+2され、実質(略)。
イベントの選択肢では宗主国のFLペナルティを取り除き、後々のSwarm展開に備えています。
ある程度(属国の)軍が揃った所で戦争。最初はハンガリーです。
・・・が、属国達があまりにも各個撃破されるためイマイチ扱いにくいのを目の当たりに。
最終的に同盟国を失ったところをボヘミアの横殴りが入ったおかげでハンガリーが降伏しました。
属国クロアチアを作った他、トランシルヴァニアを解放させ外交属国化しました。
外交枠・プロノイア枠が少しもったいないので、さっさと継承してワラキアに全部統治して貰う予定です。
なお相手方の共戦国アルバニアさんは属国化→プロノイア化→ハンガリー戦が終わる前に継承となった模様。
そりゃあ10年も戦争してればね・・・
このままハンガリー第二戦で必要分を全て押さえたいところでしたが、この後オーストリアの連合CBで傘下に入ってしまいました。
こちらはハンガリー単品で対苦戦してしまうレベルなので、HREへの殴り込みはまだまだ先の話になりそうです。
探検→拡張アイデアと進めており、同じく拡張アイデアを取得するようになる衛星国を設立させシベリア入植を進めて貰います。
モスクワの伸長を阻止するのは勿論、ある程度入植した際には中央アジア宣戦で役に立つかも・・・?
土地は繋がってないので暫くは役に立たないでしょう。
戦後ハンガリーにハイエナ参戦したヴェネツィアの横っ腹を付いて宣戦。
一進一退こそ続いたものの、最終的にナポリ領1州とヴェネツィアから多くの土地を手に入れるなどイタリアへの遠征は大成功を収めました。
プロノイアを率いる貴族達も自分らの力の高まりを感じてきています。
ただし余勢を駆って進出した東方では黒羊朝率いる精強な騎兵隊に大苦戦。
皇帝軍は本拠地で寝ているだけで一切援軍を寄越さない有様な中、かろうじて白紙講和に漕ぎ着ける。
マラズギルトの呪い。
しかしそこは狡猾なギリシア人、黒羊朝の独立保障の隙を付いて白羊朝方面に進出するといった動きにシフト。
連戦続きで疲弊こそしていたものの、新たなプロノイアの同士となるシリア・イラクを手に入れる事には成功。
しかしハンガリーや黒羊朝に大苦戦とは中々展望が厳しい、さてどうやってプロノイアを鍛えていくか・・・
転機が訪れたのは丁度この頃、属国再征服でお馴染みのティムールが良い感じに縮小していました。
また西方では先のイタリア遠征で疲弊したナポリがアラゴンに敗れ領地が大きく縮小し、属国化を受け入れるまで。
それぞれ外交属国化・軍事属国化を成功させ十分な規模を持つプロノイアがここで手に入りました。
まとまった軍量を出す国がいると戦線を持たせやすくなり、何戦かティムールを鍛えた辺りでようやく安定した用兵が可能に。
なお先に1州取ってたナポリ領はプロノイアを渡していたのですが、用も済んだのでプロノイア枠を空けるべくリリース再征服。
冒頭のプロノイアの仕様で述べた通り停戦期間が無いので速やかに潰せます。
ナポリ・ティムール軍がそこそこ強く黒羊朝ももう敵ではありません。
マラズギルトの復讐はここに果たされたのだ!
そして勢いままにマムルークも・・・は流石に厳しい様子。
ただこちらはシリアがまるまる手に入った事で押し込みやすくなり、次は余裕でしょう。
時代ボーナスで点数が安くなってて良かった。
二戦目はまあそうなるよ。
アラゴンに襲われ滅亡寸前のチュニスを保護しました。
外交属国化でも良かったのですがマムルーク領に作った衛星国が反乱軍にやられまくっていたので通るついでに対処させています。
ちなみにイベリアウェディングは不発でした。
欧州に殴りこみたいものの、どこも外交が強く組みあがっているため、リスクとリターンが一番良さそうなアラゴンへ宣戦。
・・・したはいいものの、アフリカ・イタリア・オーストリアと戦線が散っているためイマイチAIの動きが定まらず、HRE皇帝補正でムキムキのオーストリアに轢かれ続ける事に。
オーストリアが中々折れてくれず、18年かけてようやく終戦。
あちらは大量の軍を動かしすぎてMPが枯渇、動きが怪しくなってきたのに助けられました。
私は一切の戦闘をしない属国にMPを与える補給要員なので実質MP無限です。
しかしナポリ・ティムール・シリア・イラクだけでは欧州方面の大国と戦える力は全く不足しているのがよく分かる事に。
一応HRE内の属国化と継承を組み合わせて強力なHRE諸侯プロノイアを作れつつある事(アンスバッハ)、南イタリアを完全に回復させることができたナポリにはこれから期待したいところ。
その後なんやかんやプロノイアを育て続け40年弱・・・。
ティムールをはじめとした東方従属国は役目を皇帝に任せ現役を退き、中東やインドにプロノイアを作るほど東・南方面は拡張が成功しつつあります。
一方で欧州方面はからっきし、そろそろ一発入れておきたい気もしますが・・・
宗教連盟戦争が勃発。
プロテスタント側がコテンパンにされている所を便乗し、北ドイツで勢力を伸ばしているポメラニアを巻き込みます。
(ポメラニアは宗教連盟戦争でプロテスタント側にいるためHRE皇帝は参戦出来ません)
解放対象となる国家が多く、実入りが多い戦争です。
コモンウェルスは既にボロボロなので戦争で大敗する事が無さそうなのが気を楽にしてくれる。
ポメラニアからは、ありとあらゆる国家を解放。
解放された国は非常にopinionが高いので、この属国化特化NIなら簡単に属国化できます。
これがAE0(実際は1州取ってるのでAE10)で行えるのだから恐ろしい芸当。
同様にキエフとポロツクを吐き出させこちらは外交属国化、後適当に州を取って講和。
ビザンツは総主教権威が下がる代わりにToT+1/絶対主義+10の専用特権を持つので権威とToTを稼げるこのモニュメントは偉大です。
先のティムール(今はヴィジャヤナガルなども)がそうでしたが、システム的に小国になったところを属国化→プロノイア化し、その後再征服CBでコアを回収した時の恩恵が非常に大きいです。
「コア化ペナルティは関係ない」「LDが抑えやすい」「質が高い結構な規模の軍を出してくれる」「併合のDIP無償」とまさに至れり尽くせり。
さて、今度は既に皇帝からも転落した中華の再征服CBでお馴染みの明をNOCBで奪取。
パワーレベリングを行いゆくゆくは欧州で暴れてもらいましょう。