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このコーナーを作っては見たものの、今回解除した実績の大部分については、第5章 太陽の沈まない帝国で触れてるのよね。
Spain is the Emperorについても、第1章 対仏大同盟で詳しく述べていますしな。
だから、あとがきでは英Wikiに載ってた "Spain is the Emperor"の別の達成の仕方を紹介しようと思うわ。
我々のようにいきなり全力でフランスに闘いを挑むのではなく、植民地帝国を築き上げてからフランスに決戦を挑むやり方でしょうか？
いいえ、最初に全力でオーストリアと闘うのよ。
なぜオーストリア相手に闘うのでしょう？
ブルゴーニュ継承イベント関連がメインの戦略なんだけどね。
あのイベントってフランスとHRE皇帝専用だと思ってたんだけど、厳密には違うみたい。
カスティーリャにもHRE皇帝の代わりに継承するチャンスはあるみたいなのよ。
どんな条件でカスティーリャがブルゴーニュを継承できるのでしょうか？
カスティーリャが継承できるかだけに絞って列挙するなら、
１．カスティーリャがブルゴーニュと婚姻を結んでいる
２．HRE皇帝がブルゴーニュとWar Leader（盟主）の立場で戦争中、もしくは8州未満（オーストリアの場合は6州未満）しか保有していない
３．HRE構成国のうち3州以上保有している国が一切ブルゴーニュと婚姻を結んでいない
1はともかく、2も運次第に思えますし、3もかなりキツイと思うのですが。
相当厳しい条件なのは間違いないわ。
だから、少しでも継承しやすくするために動くのが英Wikiで紹介されてた方法よ。
どうするのですか？
１．ブルゴーニュとできる限り早く同盟&婚姻を結ぶ
２．（オーストリアに大義名分なんてないだろうから）理由なしでブルゴーニュと一緒にオーストリアに宣戦
３．オーストリア側で参戦した選帝侯国は武力属国化して、オーストリアからはStyriaをリリースさせる
オーストリアの州を削り取って6州未満に追い込むとともに、自分は選帝侯国を属国化することで帝位を狙うわけですな。
ちなみにHRE皇帝になったら、どのような条件で継承できるのですか？
8州以上保有していたら、そのときWar Leaderとしてブルゴーニュ相手に闘ってさえいなければ継承できるわ。
War Leaderとして闘っていた場合でも、3州以上保有しているHRE構成国がブルゴーニュと一切婚姻していなければ大丈夫よ。
ふむ。この戦略だと、運に恵まれれば何とかできそうな気もしてきました。
今回私たちのプレイではこの方法を取らなかったのはなぜでしょう？
この戦略で皇帝になってブルゴーニュ継承イベント起こしたら、その時点で満足してプレイを続けるモチベーションが保てなくなりそうだったのよね。
それに、かなりトリッキーな方法だから、このWikiに最初に載るカスティーリャのAARとしてはそれなりに再現性がある戦略の方が適していると思ったのもあるわ。
カスティーリャは最初から欧州随一の大国としてスタートする自由度の高い国ですし、他にも色々な戦略があるでしょうな。
他のプレイヤーがどんなプレイをしているかも興味が尽きないところです。
今回のプレイの反省点はある意味この終了画面に凝縮されてるわよね。
アイディアの取得がかなり少ないですね。
6個目のAdministrativeは3つ目までしか取得しておりませんし、7個目のReligiousにいたっては最初の1つだけです。
Administrativeは2個目のコア化コスト割引-25%がどうしても欲しくなって取ったのよね。
アジア・アフリカ進出でここまでコア化コストがかかるってのは想定してなかったわ。
Religiousは対オスマン用に聖戦CBがどうしても欲しくなったから取ったわ。
ふむ。やはり、スペイン成立までDIPにかかったペナルティーとポルトガルの併合ptが大きな負担になったということですね。
ペナルティーで受けた分とポルトガル併合にかかった分で計5000ptはありますからな。
まあ、最低限取りたいと思っていたアイディアは取れてたし、プレイしていて困ったことは特にないのだけれど、取得するアイディアと順番にはかなり改善の余地があるわ。
初手は外交枠のためにDiplomacyを選択して2つ目の外交枠＋1まではさっさと取得してもよかったかもしれないわね。
もしくは、外交併合を多用する自分のスタイルはわかってるんだから、Influenceを3つ目まで取っておくか。
そうですね。
もし、またカスティーリャをプレイすることがあるなら、DiplomacyもしくはInfluenceを初手に取るのは選択肢に入るでしょう。
World Discoverer†
あと、プレイ終了50年くらい前に存在に気づいて、結局取れなかった実績が1つあったわね。
World Discovererですな。
このヴィクトリア湖の霧がどうしても取り除けなかったのよ。
この画像を見ていただければわかるかと思いますが、このヴィクトリア湖は、wastelandになっているUgandaの中にあるのですよね。
wastelandの中にあるwastelandであるため、discovery spreadで霧が晴れるのを待つ他ないと思うのですが、プレイ終了までにそれが起こらなかったというわけです。
霧が晴れるまでずっと待機を命じられた右下の探検隊が哀愁を誘うわね。
新大陸に夢中になってる時に東回り航路を完全にスルーしてたのがこんな形で足を引っ張ることになるとは思わなかったわ。
さて、次のプレイですが、どの国に挑戦いたしましょう？
今考えているうちの１つは、オーストリアで神聖ローマ帝国統合。
もう１つは、チュニジアでカルタゴ領域再現、アイルランドの小国で初めてブリテン島制圧、低地地方の小国で初めてオランダ建国、とかそのあたりね。
そういえば、まだHREの改革最後まで通す実績取ってないんですよね。
効率的に領土拡大するにはHREで改革最後まで通すのがいちばんいいってわかってはいるのだけれどね。
でも、だいたいプレイしているうちにHREに国旗が変わるのに抵抗が出てくるというか、キリスト教国でやるときはいつも終了画面にHREの旗を見ることになるのは避けたいとかそんな感じなのよね。
オーストリアならその点HREを1つに統合するところにロマンを感じられるからOKということですね。
スペインでもポーランドでも、AARにはしていませんがブランデンブルクのプレイ時も、最後はハプスブルク朝でしたし、そろそろ本家オーストリアに挑戦は悪くないかもしれません。
オーストリアならある程度構想あるし、そんな苦戦しないでいけると思うわ。イベントも沢山あるみたいだしね。
これまではオススメ国家を中心にプレイしてきたと思うのですが、チュニジアやアイルランドというのは何か心境の変化でしょうか。
大国で気軽にプレイして取れそうな実績ってもうだいたい取っちゃったのよね。
このあたりで小国で悪戦苦闘しながら実績解除目指してみるのもいいかなって思って。
ただ小国プレイは情報も少ないし、イメージも湧いてないから、AARの形に仕上げることができるかは完全に未知数だけれど。
最後になりますが、このAAR執筆にあたっては、Civ4のwikiに掲載されていた科学相シリーズのプレイレポを参考にさせていただきました。
君主と科学相の掛け合いが軽妙な名レポ群で、筆者は大ファンでした。現在サーバートラブルでCiv4wikiがダウンしているため、リンクを張って紹介できないのが残念です。
あのプレイレポを読んでいた時は、こんな形で紹介させていただくことになるとは夢にも思わなかったわね。
全くですな。
それでは、いつになるかはわかりませんが、皆さんとの再会を楽しみにしております。
皆さん、よいEU4ライフを。
スペインに栄光あれ！
Gracias por leer!
