※今回、コウスレイマンさんの予定が合わず、フランスにRagosさんが代わりに入られました。 注意:このAARは6割フィクション4割主観で構成されています。 ※カスティーリャと書かないのはタイプがめんどくさいからです。
さて、ブルゴーニュがリタイアしてしまい、プレイヤーが一人減って少しさみしくなった欧州に、オブザーバーのActionさんが新しいプレイヤーであるmizoakeさんを連れてきました。
といっても、本格的な参加ではなく植民国家やアフリカの小国など、外交に関わらない場所での実質見学のような感じになる予定でした。
そして選ばれた場所が、東欧の吹けば飛びそうな今にも滅びかねない1プロビ国家。
そう、クロアチアです。
オーストリア、オスマン、ハンガリーにサンドイッチされているこのクロアチアは、オーストリアの属国という扱いで、外交に干渉しないというルールを定めた上で、マルチ4日目はスタートします。
カステラ「オーストリア=クロアチア二重帝国かな?」
4日目が始まり、カステラがまず最初に片付けるべきは、進行中だった西アフリカ連合との戦争です。
さすがに技術グループも技術レベルも遥かに格下なマリやソンガイに負けるカステラ陸軍ではありませんが、こいつらはほんとに無駄に数が多い。
殲滅は容易にできるも、封鎖しそこねたプロビから傭兵がわらわらと湧き始め、すぐに10、20と数を増やしていきます。厨房によく出る黒いのを彷彿とさせる粘り強さです。
結局、カステラ陸軍主力をほぼ全て投入することに。
しかしその甲斐あって、ソンガイ、ボルヌ帝国を保護国に、マリからは金鉱を奪うことに成功します。
これでやっと艦隊を整備できる…。
その後、ケープの大半に植民者を派遣し終えたカステラは、今度は東アフリカへ。
ムタパをサクッと保護国へ、更にキルワからトレードセンターを割譲させ、一気にザンジバルノードシェアトップに。
ザンジバル→ケープ→コンゴと流し、その先の象牙海岸でコレクト。ここだけで13Dほどの交易収入を得られることに。
トレードカンパニーの恩恵により、商人も6人へ。
そして東アフリカへ拠点を得たことにより、カステラはついにアジアへと手を伸ばします。
カステラ「はるばるきたぜインド!さぁインドさん!カステラにプロビを渡すんだ!」
傍から見れば宣戦とも思えない発言ですが、もちろんインドと戦争しに来たわけではありません。
インドとは前々から、西洋化の援助をすることを約束していました。
その内容はカステラがインドに隣接プロヴィンスを確保すること。
予定より少々は遅れましたが、苦節100年、ようやくインドとの約束を果たすことが叶います。
ということでインド南端のKochinを租借し、即コア化。
カステラ側の旨味として、インドに恩を売ることができると同時に、東インド会社のDecisionを実行できるようになります。
この世界に西インドがあるのかどうかは疑問ではありますが、とにかくその効果はかなり強力。
East India Trading Company | |
Merchant | +1 |
Global Trade Power | +5% |
Kochinのコア化費用ADM60と引き換えに考えても等価どころかお釣りが来るほどの効果です。
とにかくこれでインドは西洋化できる下地が整ったわけですが、ここでひとつの問題が浮き彫りになります。
それはカステラの技術の遅れ具合です。
フランス「カステラさん技術低くないw?」 カステラ「えっ」
上の画像を見てもらえばわかりますが、軍事は辛うじて追いついてはいるものの、他においてはかなり離されています。
まさかの下位技術グループであるオスマンに劣る体たらく。
まぁオスマンはアイデアがほとんど取れていないのでわからなくもないのですが、オーストリアフランスは一体何者なんだろうか。
更に、あくまでこれは4日目開始時点での情報です。実際この話題が出た時、フランスあたりとは軍事でさえ2つ3つ離されていました。
モスクワ「なんでそんなに遅れてるんですかw」 明「内政をしすぎだからだよきっと。見えないけど」 カステラ「そ、そうだよ!内政いっぱいしてるからだよ!いやーちょっと内政控えないとなぁ(震え声)」
とは言ったものの、そう内政をしていた覚えはありません。
ではなぜこんなにも遅れているのか?アイデアを取っているADM・DIPはまだわかりますが、MILが遅れる理由がその時はわかりませんでした。
カステラを蝕んでいたもの、それは南アフリカの原住民抹殺大作戦にほかなりません。
あの地域の原住民はケープまわりは500程度と数が少ないものの、東の方では7000や5000などかなりの数がいます。
それらを消費MILポイントも確認せずひたすらヒャッハー!した結果、かなりのMILポイントを無駄遣いしてしまったのです。
オーストリア「カステラさん軍事技術大丈夫?軍貸そうか?」
と心配までされてしまう始末。
今回はインドが西洋化できないほどに低いわけでは無かったので良かったですが、アジアにしては技術が進んでいる明に接しても西洋化できないだろうなぁ…。
イベリア半島に割拠する3つの国家。
東はアラゴン。かつて地中海で猛勢を誇った彼の国は既に没落し、残された都市はバレンシアと首都バルセロナのみ。
西はポルトガル。未だその海軍力は他の国家に引けをとらないものの、最盛期と比べると影を落としつつあります。
そして中央に位置するはカステラ。イベリア統一の野心を持つこの帝国は、海外で得た国力を以って今ポルトガル=アラゴン連合と戦端を開きます。
カステラ軍は軍勢を2つに分け、宣戦と同時にポルトガル、アラゴン各軍へ突撃。これを殲滅することに成功。
ポルトガルの同盟国としてイングランドが参戦してはいますが、そちらに割くリソースはありません。大型船艦隊を向かわせ湾口封鎖にとどめます。
最早ポルトガル連合にカステラへ対抗する力は陸軍、海軍共になく、唯一の希望であろうイングランドもカステラのアルマダに閉じ込められ救援には来られません。
先に脱落したのはアラゴンでした。二日目には併合すると宣言したものの、様々な要因によりここまでのさばらせてしまいましたが、ついに4日目にして併合が叶います。
カステラ「やっと、やっとアラゴンを併合したぞ!これでスペインになれる!」 オスマン「おめでとう!」
ポルトガルもイベリア領は全て併合し、残るは孤島のみとなったところで放置していたイングランドへ。
イングランドがマスケットを装備しているのに対してまだ槍を主力としていたカステラは、数の暴力で勝利することはできるものの、キルレートにおいてはこちらがかなり分が悪いです。
これ以上イングランドとおいかけっこをしてもこちらの被害が増えるだけと判断し、ポルトガルと以下の条件で和平します。
といったところで、マルチ4日目が終了。
次回はモロッコを征伐し、セビリアノードを早く独占してしまいたいですね。
マルチ4日目開始時点では、クロアチアはハンガリーの属国となっていました。
早速オーストリアが独立の手助けを申し出たようですが、そんな時に限ってブルゴーニュに殴られたりと、あまりうまくいってはいなかったようです。
なんとか4日目終了までには独立を果たし、かつての宗主国を食べ少しずつ大きくなってます。