AAR/へっぽこスパニッシュ戦記

動き出す者達

※マルチ初日ではありますが、竜之介さんが都合が合わず、代わりにヴィジャヤナガルにActionさんが入りました。
※マルチ初日ではありますが、おやつにまめさんが急用で途中からAIになりました。

Reconquista!

さて、今回のマルチにおいて、カステラはプレイヤー国であるフランスに接しています。
国境はピレネー山脈でしっかりと分かたれており、序盤における衝突はないと思いますが油断はできません。

また、アラゴンの領土はイタリア領土シチリアにも及んでおり、ここを取ろうとする場合、オーストリアと敵対する恐れがあります。
ぶっちゃけ、スペイン成立どころかレコンキスタすら完遂できていないカステラは、上で挙げた2つの国に全く敵いません。フランスなんか特に。

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つまりこんな感じ

ということで、カステラは上記二国に『争うつもりはないヨ』とアピールしつつ、ひとまずレコンキスタの完了を目指します。

そんな折り、ブルゴーニュから対AI戦争の提案が来ます。

ブルゴーニュ「イングランドがポルトガルと同盟してるから手伝ってよ」

カステラ「いいですけど」

同じ海軍国家であるポルトガルは潜在的にはライバルですが、その時カステラはミッションでポルトガルと同盟を結んだばかりで、なんとも申し訳ないことをしたと思いつつも、提案を受諾。

戦争までの間にナバラ王国と同盟を組み、属国化への準備を整えた所で1447年5月、ブルゴーニュはイングランドに宣戦します。

スコットランドを戦争に引き込み、ブリテン島への上陸作戦を敢行するブルゴーニュ軍を眺めながら、約二倍の兵力を持ってカステラはポルトガルを踏み潰します。

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イングランド相手に上陸戦を挑む猛者

特に苦戦も無くあっさりと全土占領。途中同盟参戦してきていたヴェネチアに小型船艦隊を溶かされるというハプニングも有りましたが、戦果は上々と言えるでしょう。

ブルゴーニュ軍も着々と勝利を積み重ね、1449年に和平します。

ブルゴーニュはイングランドよりカレーを獲得。そのすぐ後に百年戦争も終結し、これでイングランドに残された大陸領はガスコーニュのみとなりました。

和平に至りて、カステラはブルゴーニュにポルトガル領の割譲をお願いするも、華麗にスルー。まぁ同盟参戦なんてこんなもんだよね。

対英戦の間をおかず、カステラはイベリアに残った最後のイスラム勢力に引導を渡すため、再び同盟を結んだポルトガルとともにグラナダに宣戦します。
特筆すること無く完勝。逆にこれで負けたら国際社会におけるカステラの地位が失墜しかねません。

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地形的に不利だろうと物量で押し潰すスタイル

途中またも小型船が壊滅したことは歴史の闇に葬られることでしょう。

ボイスチャットにてレコンキスタ完遂を宣言すると、各国からお祝いの言葉が。あとから思いましたがオスマン的にはこれはどうなんでしょう…?

イベリアンウェディングなんてなかった

さて、グラナダを食べ終えた所で次の獲物はおとなりのカトリック国、アラゴンです。
本来、アラゴン併合はイベントであるイベリアンウェディングを待って、平和的に行うのがセオリーかも知れませんが、筆者はこれまでそのイベントに遭遇したことが一度もありません。
そんな起こるかわかんないようなイベントを待つよりも、戦って奪ったほうが早いよねということで、1452年、アラゴンに宣戦します。

その前段階として、アルジェに宣戦しています。これは領土を目的としたものではなく、アラゴンと同盟を組んでいたポルトガルを参戦させないための処置です。
別戦争にて味方側で参戦している国は、仮に同盟国に宣戦しても敵に回ることはありません。プレイヤーチート?知らんな。

アラゴンは陸軍を、イベリア半島とシチリア島に分けて配置していることが多く、その機を逃さなければ比較的簡単に圧倒できます。
唯一の懸念材料としてアラゴンが誇るガレー艦隊がありますが、そちらもこの戦争のために増産した大型船10隻を以って完封。

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主力艦隊同士の決戦。もちろん勝利

イベリア半島領を完全制圧した所で和平。プロヴィンスを2つ割譲させます。
あとは5年毎にひたすら殴り続けるだけです。PPも溜まっていいことづくめ。次回マルチ中にはアラゴンをイベリアから追放することも叶いそうです。

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初日終了時点での領土

スウェーデンの受難

アラゴンを組み敷いたカステラには、もう手頃なAI国家が残っていません。
ポルトガルとは婚姻を結んでいるので、周りくどい宣戦がめんどくさい。
それでもまだモロッコ、アルジェと北アフリカのイスラム勢力は残っていますが、あそこの土地はNIによってコア化コストがえぐいことになるのであまり触りたくないというのが本音です。

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この頃0/0/0の無能後継者が死亡。後任ぐう有能

仕方がないのでひたすら武器工場を立てまくる作業を続けていたところ、モスクワから欧州各国へラブコールが。

モスクワ「誰か一緒にスウェーデン叩こう!」

ブルゴーニュ「いいよ」

カステラ「しょうがないにゃあ…」

フランス「スコットランドは任されました」

かくして、欧州列強による唐突な包囲網が独立して間もないスウェーデンに敷かれることとなります。南無。

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まだフランスが加わっていないがこれだけでも可哀想

まだどの国も発展途上とはいえ、この時代においては最強とも思えるオールスターとの戦争に、スウェーデン、スコットランド、ハンザ、ノヴゴロドの北海連合は為す術もなく打ち破られるかと思われました。

そして1461年、戦端が開かれます。

総勢16000のカステラ義勇軍は、ひとまずハンザの地へ降り立ち、ブルゴーニュ軍と共同でこれを撃破。が、うまく行ったのはここまででした。

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ブルゴーニュ軍との共同戦線
カステラ「待って、損耗がやばい」

モスクワ「スコットランド軍が押し寄せてくるww陸軍が死ぬww」

ブルゴーニュ「ああああ艦隊が沈む」


フランス「スコットランドは全土抑えましたよ」

スウェーデン領の補給限界は非常に低く、更に時は11月冬真っ盛り。だいたい3%から最大で7%の損耗を被り、カステラの人的資源は瞬く間にゼロに。
スコットランド軍の初動が早かったことも災いし、二ヶ国分の兵力を受け止めることとなったモスクワは戦線が崩壊。
ブルゴーニュは小型船中心の艦隊だったため、ガレーを主力としたスウェーデン、ハンザの連合艦隊にあわや全滅まで追い込まれます。

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おかしい()

ただフランスだけは自らの仕事をしっかりとこなしていました。フランスかっこいい。

こうなりゃヤケと、カステラ軍は損耗を無視しモスクワ戦線へ急ぎます。
16000だった兵を損耗だけで10000ほどに減らしながらも、やっとのことで前線に到着。孤立していたスウェーデン軍を敗走させることに成功します。

ボロボロになったカステラ軍は後のことをフランスに頼むと、これまた損耗でボロボロな輸送船でイベリア半島へ逃げ帰ります。

そんなところで1465年、対スウェーデン戦争の途中でマルチ初日が終了します。
ああ、果たしてこのカステラは太陽の沈まない国になることができるのか、とても不安になってきました。

きょうのかすてらさん

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Great Powerとはなんだったのか

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