各国戦略
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EU4初心者向け国家として触る人も多いオスマン帝国プレイにおける初の強敵ポジション。
GC開始時点で列強2位の国力・広い国土を持つ一方で拡張先がパッとせず伸び悩みがち、
外交関係はやや微妙になりがち、交易ノードは序盤からそこそこ良い収入であるがそこまで。
オスマン帝国との対立は必至で射撃解禁辺りのユニットの性能差に悩まされがちな国家である。
やや古めのミッションの為あまり固有のものは無いが、左上の「二つの聖地」はこなしておこう。
メディナ・メッカを自国または属国が領有する事で達成され、devがそれぞれ+2/+2/+2される。
本領はメディナを属国として領有している場合(メッカは属国ヒジャーズが既に領有)、
ヒジャーズがメディナを継承し1つの属国として従ってくれる。
外交枠が最初から埋まっているマムルークにとっては外交枠が浮くのは非常に望ましいため急ぎ達成しよう。
マムルークは初期国力が高いため外交属国化が簡単に行える。
上記で少し触れたが、マムルークは最初から外交枠が埋まった状態でスタートする。
(キプロス独立保障、メディナ独立保障、ファドル属国、ヒジャーズ属国)
メディナは前述の属国→継承で消滅させキプロスの独立保障は取り消し、
更に属国を最初から2つ持っている事を活用しEstate特権で"強力な公爵領"を付与し外交枠を+2してしまおう。
詳細については以下。
マムルーク政体について
マムルークは君主交代時に選択肢が現れ、受容文化x2・チェルケス文化を持つ君主のいずれかを選択する(帝国ランクになると受容文化x3+チェルケス?)。
この選択肢は君主の"年齢""文化""請求権の強さ"しか分からず能力が不明のため、とんでもないハズレの可能性もある(必ず統治が+2される為最弱は2/0/0)。
チェルケス文化の君主は必ず請求権100(最大)で現れ、更に陸軍の伝統+15を獲得する。
なお受容文化がランダムで現れるシステムの為、帝国ランクに上がると文化グループ全てが選択肢として現れる。
後述の文化的相互作用との相性が微妙なオマーン、ハリージー、マフラなどの君主も現れるがエジプト・シリアが選択肢に上がる事が多い。devに依存する?
また、チェルケス文化を受容すると君主選択肢の確定チェルケス文化枠がソマリやベルベルなど適当なものに変わる。
世界をチェルケス文化で染め上げ文化的相互作用を最強にするといった芸当は不可能な事に注意。
君主の統治・外交・軍事スキルに応じて3種類のポイントが積み立てられ、積み立てポイント100を消費し恩恵を受ける事が出来る。
積み立ては毎年「3+君主スキル」で加算されていくため、12年~34年で1回発動できる換算。なお顧問は積み立てに作用しない。
君主交代時に積み立てポイントは0に戻る為、高齢君主を選択した場合一回も文化的相互作用が撃てずに終わる事も。
統治の文化的相互作用は1年間君主点のコスト-5%になる。君主の文化を問わず発動できるが1年限定。
外交・軍事の文化的相互作用は君主文化州のdevに応じたダカット・人的資源を得られる。
この相互作用は特に序盤が強力で、初期のマムルークは受容文化がエジプト・シリアのみと高いdevを持つ所のみのため、例えばエジプトなら1000ダカット・25000人的資源辺りを狙う事ができる。
一方でチェルケス文化はチェルケシアが保持している4州しかない上にマムルークは領有していない為、ゲーム開始から暫くは陸軍伝統以外の恩恵は得られない。
小国が多くどれも戦闘力は大したことないので適当に征服しよう。外交属国で済ませる事も可能。
アレクサンドリアの上流としては、エチオピアノード・アデン湾ノードは優先的に抑えたい。
一方でアレッポノードを経由する必要があるバスラノードは後回しでも良い。
ラマザンは格好の1プロビ国家かつCoT持ちの為抑えておきたい。
交易ノードが完全に分離されており、序盤の進出先としては非常に弱い。
が、チュニスを経由しイタリア半島に攻め込めるので後半は橋頭保として役に立つ。
歴史的ライバルであり、避けて通れぬ道。
また同文化グループで肥沃な土地・強力な交易ノードを持つ事からマムルークとしては絶好の拡張先でもある。
オスマンを倒すタイミングだが、オスマンが手を付けられなくなる状態になる前に倒すのが鉄板。
高いdevとTPを持つコンスタンティノープルを確保する前のオスマンであれば収入がそこまで高くなく、
外交孤立しやすいオスマンを大量の同盟国と一緒に殴って倒すのが楽である。
ビザンツ:対オスマンの要。同盟・保障でも良いが自国で領有した方が良い事も多く、NOCBで属国(後述)してしまった方が良い。
ハンガリー:侮辱やライバルを駆使すれば序盤から同盟可能。世界線によってはオーストリアの同君下位になってしまうので早めに使い倒そう。
ある意味領土約束参戦から反故にしても良いとも言える(ビザンツと違い第二次オスマン戦は普通に勝てるだろうし)。
アナトリア小国:適当に。白羊朝はオスマンと同盟を結構な頻度で締結するため、対オスマンを考えているのであれば初手同盟推奨。
オーストリア:オスマン領のどれかを領有した辺りから同盟が狙える。対オスマンとしては強い働きをしてくれる一方で皇帝防衛に引っ張られる事も多い(特に対ブルゴーニュ)。
ポーランド:強力・・・なのだがアナトリアに進出した辺りでライバル視される事が多い。
序盤の対オスマンとしてしばしば取り上げられる、属国化しオスマンの拡張を封じ込める戦法。
マムルークは初期国力が高く、というか最初だけで言うならオスマンより高い。
その国力から多くの国と同盟を結ぶことが可能であるため、かなり早い段階からオスマンを解体する事が可能。
属国→防衛戦争の戦法を取る場合、距離の問題からオーストリアとの同盟は難しいがハンガリーの方は間に合いやすい。
そもそも属国化した時点でオーストリアとの距離は大分余裕が出来るので、普通に属国化しオーハンと同盟して機を伺っても良い。
なおオスマンの宣戦先だが、運悪く初手がジャンダルやドゥルカディルに逸れてしまう事も多い。
初手ビザンツを安定させるなら上記2国とも同盟を結んでおき抑止力となっても良いだろう。
また初手がアルバニアになることもある。だがこちらの場合ヴェネツィアが参戦しオスマンもそれなりに苦戦するので
普通に属国ビザンツを引き連れ再征服CBで仕掛けてしまって問題ない。
この時点でオスマン陸軍はバルカン半島側にいるため、ヴェネツィア海軍と共にボスポラス海峡を封鎖し快適なアナトリア征服が行える。
まずマムルーク政体自体は君主制の中でも優秀な部類である。
一方で後継者の能力が見えない事が君主ガチャがやりやすくなってくる中盤以降気になってくる。
ほか、政府改革を消費するがイクター制が使用可能。
税収+ダカット、コア化コスト+人的資源、外交評判+属国LD減とこちらも優秀。
NIの方は規律5%はあり、交易系のボーナスも悪くはない。
どれもNI・ミッションの変更は無い。
エジプトはこの中で変態の意義がかなり弱い。マムルーク政体が廃止されるが、そもそも政府改革で手動で廃止できる。
アラビアは請求権が広く貰える。
カリフ国はイスラム教国家なら変態が出来、ローマ帝国のような変態自体を目標とするような存在(と変態条件)である。
変態した時のTier1政体「封建的神権政治」と変態ディシジョンでのボーナスで布教強度+3%、国教寛容度+4、宣教師+1、異端寛容度+1、安定コスト-20%は群を抜いた性能。
主要文化をトルコにしたうえでオスマン(及びビザンツ)を解体すれば変態可能。
主要文化変更についてはトルコ文化州は幅広く存在している為かなり簡単。
主要効果としてはTier1「オスマン政府」が使用可能である。つまるところ第二のオスマントルコになれる。
オスマンはルームへの変態が行えない為、ある意味オスマンとの差別化要素とも言える。
(少し逸れるが、こちらもコンスタンティノープルをトルコ・スンナ派にしたうえで首都にし自身を帝国ランクにするディシジョンが存在する)
NIもオスマンに近い物に更新され強力。全取得した状態のオスマンとの差は以下の通り。
共通:規律+5%、人的資源回復+20%、異教寛容+3、コア化コスト-20%、受容文化+1
オスマン:騎兵戦闘力+15%、戦争疲弊軽減コスト-10%、税収+10%、交易効率+10%、艦船関連コスト-10%、陸軍FL+33%
ルーム:陸軍士気+10%、正統性+1/年、海軍維持費-15%、建造物コスト-15%、対異端改宗+3%、陸軍FL+25%
なお、ミッションの更新は無い。
・権勢アイデア
多方面に属国再征服が行える場所が多く扱いやすい。
北方面はビザンツ・ブルガリア・エレトナを利用したオスマン解体は非常に有用。
東側を臨めばイラク・ティムール一派・インド諸国が広がっている。
・外交アイデア
広い進出先を持つポテンシャルを活用し早い段階から多方面勢力と渡り合うのも広大な版図を持つ国ならでは。
最初から地中海・紅海側どちらにも抜けれるため、アグレッシブな拡張が可能。
・宗教アイデア
付近の状況としては周囲がスンナ派の為、初手に取得してもその力を発揮しづらい。
しかし欧州やインドに早い段階から上陸したのであれば非常に有用である。
またコプトやシーア派・正教会も周囲に点在しているため聖戦CBを持っているといざという時に楽が出来る。
なお東方は州宗教こそ異端・異教だが国教がスンナ派という国家にしばしば出会う事に注意(アジャムやベンガルなど)。
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