各国戦略

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概要

ニトラは1444年時点でハンガリーに併合されているスロヴァキア国家です。ハンガリー北部に位置しており、独立した際に国境を接する国家はハンガリー、ボヘミア、オーストリア、ポーランドとなります。
このページでは独立ニトラプレイ、および実績であるGreat Moraviaの解除を中心に解説していこうと思います。素晴らしいモラヴィアのページはこちらから。
各国戦略/モラヴィア

実績:Great Moravia

ニトラまたはモラヴィアで大モラヴィアの国境線を再建する。
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ハンガリーに加え、オーストリア、ボヘミア、ポーランドといった周辺国すべてを敵に回します。
ちなみにですが、この範囲内に石炭を算出するプロビが5つもあるので、後半は経済が楽になります。
……生き残れば。

ナショナルアイデア

伝統:歩兵戦闘力+10%、要塞防御+20%
①:交易品生産量+10%
②:統治技術コスト-10%
③:インフレ削減+0.1/年
④:要塞維持費-10%、守備兵数+10%
⑤:歩兵コスト-10%
⑥:不穏度-1
⑦:陸軍士気+10%
宿願:生産効率+10%
まず伝統の歩兵戦闘力と要塞防御は、ニトラに相応しいものといえます。開始時点でニトラにはトレンチーノ山岳要塞とゼンプレーン高地要塞があります。ここに張り付いた敵兵に対して歩兵主体の部隊をぶつけ戦術的勝利を重ねるというのがニトラの基本的な戦い方の一つとなるのです。
1番目の交易品生産量も素晴らしいNIです。ニトラは初期プロビのノベー・ザームキに金山があり、ここの収入を生命線としています。交易品生産量は金生産にも影響を与えるので、相性がとても良いといえます。3番目のインフレ削減も金インフレ抑制に一役買ってくれます。
2番目の統治技術-10%は、急速な征服で足りなくなりがちなADMの消費を補ってくれます。
4番目と5番目で更に歩兵主体の+要塞防衛戦術に磨きがかかります。ただ、この頃から砲兵が解禁されるはずですので、金プロビにDIPDevポチをしつつ金収入を上げ、砲兵生産を怠らないようにしましょう。
6番目の不穏度-1、7番目の陸軍士気+10%は、拡張していくうえで重要なNIなのは言うまでもありません。
宿願の生産効率は金生産に関わらないものの、鉄や銅、衣類、ガラス、ワインといった優秀な交易品を生産する州における生産収入に更なるバフを与えてくれます。特にボヘミア征服を終えた後ならば、より伸びが実感できるはずです。
総じて、ニトラの立地にあったNIであるといえるでしょう。

モラヴィアとの違い

まずモラヴィアとニトラの違いを箇条書きで説明します。
・モラヴィアは3プロビ21開発度であるのに対し、ニトラは5プロビ43開発度である
・モラヴィアは2/3がフス派であるのに対し、ニトラは5/5がカトリックである
・モラヴィアは草原要塞1つに対し、ニトラは山岳要塞1つと高地要塞1つである
・モラヴィアの交易品は穀物とワインなのに対し、ニトラは穀物、鉄、銅、がある
・モラヴィアはボヘミア属国スタートなのに対し、ニトラはハンガリー属国スタートである
・モラヴィアの独立支援国よりニトラの独立支援国の方が強い
・モラヴィアはHRE加盟国だが、ニトラはHRE非加盟国である
順に説明いたします。
まず基本的な国力でニトラはモラヴィアにダブルスコアをつけています。この時点でニトラは優遇されています。
次に宗教統一度も全然違います。まず1.30.3現在、モラヴィアは国教がフス派で宗教統一度76%ですが、ニトラはカトリック統一度100%です。外交関係の構築という意味でもカトリックであるニトラに軍配が上がるのは当然です。
要塞に関しても、包囲中の敵にマイナスサイコロを押し付けられない草原要塞より、押し付けられる山岳や高地の要塞を持つニトラの方が有利です。
また、交易品金を産出するというのはまさしくアイデンティティといえ、近辺諸国で産出している国はオーストリアチロル金山、ボヘミアエガー金山、セルビアコソボ金山くらいであり、この点で言ってもニトラは優秀といえます。さりげなく鉄と銅も強いです。
モラヴィアは初手ボヘミアつぶし、ニトラは初手ハンガリーつぶしから入りますが、1.30においてハンガリーはしばしばオーストリアと同君を結びます。もしオーハンが成立したらめんどくさいことになってしまいますが、ニトラプレイならば先にハンガリーを消し炭にするので、仮に成立したとしてもオーハン(笑)となります。むしろ将来の仮想的であるオーストリアの外交枠が一つ減るのでラッキーとすら言えます。
またボヘミアはしばしばブランデンブルク、ザクセン、オーストリア、ハンガリーとライバルなのに対し、ハンガリーはボヘミア、ポーランド、リトアニア、オスマンといったより強力な国とライバル関係になります。これは独立時の同盟国、ひいては安全保障に大きな違いを生むことになります。
最後にニトラが劣っているHRE非加盟国という問題ですが、実はオーストリアと婚姻同盟を結べばHREに入れます。弱点(ガバガバ)ですね。
以上のことから、ニトラプレイはモラヴィアプレイよりもラクチンであるといえます。

セットアップ

まずはハンガリープレイ時のセットアップを
・クロアチアとの同君解除
・ハンガリーライバル視にボヘミアとポーランドがいる世界線をガチャる。できればオスマンもライバル視されてる方がいい
・オーストリアに軽蔑的侮辱し同盟を結びにくくする*1
・ヘルツェゴビナと同盟*2
・借金を限界まで連打*3
・通貨を限界まで切り下げ*4
・人的資源で騎兵を全雇用*5
・傭兵を限界まで雇用
・ニトラ領以外の要塞全撤去*6
・正規陸軍全解除
・特権をアホ程モリモリにして無駄に引っぺがす
ここまですれば5年後の独立で楽できるでしょう。ここまでしなくても勝てますが。

次にニトラプレイ時でのセットアップを
・独立後はcrown land/直轄領が100%*7なので、各君主点+1の特権など有用なものをぶち込む
・ハンガリーと停戦期間中である5年間は人的資源の回復を待ちつつ要塞をモスポールし独立支援想定国*8との関係改善を図る
順当にいけば勝ち確の布陣を敷けます。

ハンガリー独立戦争

ハンガリー独立戦争は多分何やっても勝てます。しかし、独立するだけでは少し国力的にも物足りないので、ハンガリー首都ペスト周辺を自国で占領することを意識しましょう。ハンガリー首都ペストのあるドナウ川西岸地域は、ペストの開発度11*9を筆頭に8/8/8/5ととにかく土地が細いです。今のうちに実績で必要なハンガリー側のプロビを2~3州奪い、停戦期間中にAEを下げつつステートコア化をして国力を上げることで、よりスムーズに実績達成を狙うことが出来ます。何よりAE管理が楽になります。独立の付与、ある程度の領土割譲、端数で即金を要求し100点講和を叩き込みましょう。

ちなみに、ボヘミアとポーランドは独立戦争に呼んだとしても、間にニトラが挟まっているので領土要求してきません。将来の敵国を無駄に強化しなくて済むのはありがたいですね。せいぜい働かせてやりましょう。あと、ボヘミアは次のターゲットですので同盟は切りましょう。

オスマンを呼ぶ理由

オスマンを独立戦争時に呼ぶ方がいい理由について解説します。
まず呼ばなかった場合、オスマンの目の前にはボコボコにされたハンガリーがあるので、当然単独で宣戦布告してくることでしょう。そして当たり前のように100点講和をキメてしまうでしょう。その時。実績で必要なハンガリープロビをオスマンが持って行かない保証はどこにもありません。
ではオスマンを独立戦争時に呼ぶとどうなるのか。もちろん幾つかの領土を要求するでしょうが、言っても南トランシルバニア数プロビくらいでしょう*10。それだけでオスマン=ハンガリー間に15年の停戦期間を設けることが叶うのです。オスマンに必要プロビを奪われる危険をなくせるのであれば、筆者としては呼ぶ方が正解であると考えます。
ちなみに、土地を渡さないのはお勧めしません。後々ポーランドに領土約束の手形を渡して参戦させるときに応じてくれなくなる危険性があります*11

HRE加盟とバルカン平定

無事独立したらオーストリアに土下座して婚姻同盟を結び、HREに入れてもらいましょう。AEの兼ね合いもあるでしょうが、同盟が無理な場合、関係改善+100にオーストリアのライバルに軽蔑的侮辱+金銭を送る+婚姻でも達成できるかもしれません。
HRE入りしたらバルカン諸国を平定していき国力を高めていきましょう。特に正教会国家は削ってもカトリック国家のAEに響くことがないのでゴリゴリいった方がいいです。滅亡しかけの国、あるいは滅亡した国があるのなら、属国化からの再征服CBを用いていきたいところです。以下に征服したい国の理由を述べます。
・ワラキア
ワラキアは、ニトラがトランシルバニア方面へ伸長するか、あるいはワラキアがハンガリーのトランシルバニアを奪うかしなければ国境が接しない正教国家です。しかし、この国は本土だけでも5プロビ46開発度を誇っており、そのすべてが農地/草原プロビで固められ、トゥルゴヴィシュテにCoT*12が存在しています。ペシュトノードに属しており、文化もスロヴァキアと同じカルパティア文化グループに属するルーマニア文化です。交易品は家畜がほとんどですが、1つだけ銅が採れるプロビがあり抑えておきたいところです。様々な理由からワラキアを征服しないわけにはいかないでしょう。反面南部防衛には向かないように思えるかもしれませんが、ワラキア南部に川が流れているので、トゥルゴヴィシュテ以外の4プロビに要塞を建てれば相手に渡河ペナルティを押し付けることが出来ます*13

・モルダヴィア
モルダヴィアを挙げはしましたが、しばしばポーランドの辺境伯になっているので実際に征服できるかといえば出来ないときの方がほとんどでしょう。モルダヴィアの主要文化はルーマニアで、ワラキアと同じく主要文化グループが同じという共通点はあるのですが、交易ノードはペシュト上流のクリミアノード。ハンガリーがイベントでモルダヴィアを辺境伯にした時に、ついでに属国移譲するかどうかといったところでしょう。

・セルビア
セルビアはオスマンと国境を接しており、ペシュトノード上流のラグーザノードに属している南スラブ文化系の国家で、あまり豊かではない土地しか持っていません。しかしここには上記で紹介したコソボ金山があるのでぜひ征服したいです。コソボはオスマン国境近くの最南端にあるので、最悪取られている場合もあると思いますが、万が一生き残っているのならば優先的に確保しに行きましょう。ハンガリーがセルビアのコアを持っているので、弱ったハンガリーに宣戦布告をしてセルビアが伸長してくるのは容易に想像できるでしょう。従ってニトラと国境を接する機会も意外と早いのではないでしょうか。また、国土全体が攻撃側不利地形となっていますので、対オスマン防衛要塞線を敷くのにちょうどいいとも言えます。

・クロアチア
ニトラにとって海への玄関口に最も近い国です。総開発度は低いですが衣類産出プロビが3つある為、統治技術11で建設できる工場を積極的に建てて経済を補強したいです。さりげなくペシュトノードのプロビもあります。

他にもボスニア、ヘルツェゴビナやラグーザ、ヴェネツィアもありますが、長くなるので割愛します。とりあえず併合しましょう。

ボヘミア解体

バルカンでの拡大とは別に、並行してボヘミア削りを遂行していきたいところです。チェコ、シレジア、ソルブを全て抑えれば、純粋な国力比でオーストリアを凌駕できるはずです。
では肝心の解体方法ですが、ふっつうに領土を割譲していくとAEが大変なことになってしまいます。ここはいくつかの段階に分けて60~70年くらいかけて削っていきたいところです。
また細かい技なのですが、必ずボヘミア戦の時はボヘミアにスパイを張り付かせておきましょう。スパイネットワーク100の時、対象国家への攻城能力+20%AE-10%の恩恵を受けられます。
以下は一例として載せておきます。軽い参考までにどうぞ。

第一次ボヘミア戦

まずはシレジア2ヶ国の属国移譲を目指しましょう。一戦目はニトラよりもボヘミア防衛同盟連合の方が強力である場合が多いので、ポーランド=リトアニアを呼び込む必要があります。この時、ポーランドにシレジア国家のオポーレ、グウォグフ首都を抑えられてしまうと、大抵ポーランド側の領土的関心のせいでポーランド占領下となってしまい、講和会議の時にニトラへ属国移譲させられなくなってしまいます。あらかじめ宣戦布告前にポーランド領に軍事通行権を貰い、そちら側から侵攻するとよいかもしれません。また、首都だけでなくすべてのシレジア領土を自国で占領しましょう。領土約束の空手形を渡したときにポーランド側が占領していると怒ります。講和会議で属国移譲する前に、出来ることなら必ず時代ボーナスのAE-10%を発動させておきましょう。実はこれを発動させないとAEが大変なことになってしまいます。講和会議はオポーレ、グウォグフの属国移譲、ライバルならば屈辱、戦争賠償金、即金の順で選択し100点講和を目指しましょう。ほかの領土はくれぐれも取らないように。講和後は貴族階級の強力な侯爵領というチート特権を発動しましょう。外交枠+2、LD-10は強すぎです。

第二次ボヘミア戦

シレジア国家2つを併合し、国力を増大させて挑みましょう。この時、全HRE国家に-50のopinionペナルティ*14があると思いますので、停戦期間中宣戦前には周辺諸国に関係改善使者を送り、更に関係改善顧問も雇い、ウィーンノードに商人を派遣して関係改善交易方針に就かせて*15、AEやペナルティを急速に冷やしつつ包囲網も細心の注意を払いましょう。請求権はフラデツコ、パルドゥビツェに2州につけましょう。割譲するのはラウジッツ地域のプロビ1つ、モラヴィア地域のオストラヴァ、ボヘミア地域フラデツコ、パルドゥビツェ、AEが許せばインジフーフ・フラデツの4~5プロビです。ボヘミア地域の3州は、ボヘミアでもあまり開発度の高くないプロビですので、AEも飛びにくいはずです。モラヴィア、ラウジッツのプロビからそれぞれ属国モラヴィア、ソルブを作成しましょう。

第三次ボヘミア戦

ソルブとモラヴィアの再征服CBで宣戦しますが、残っているボヘミア地域の領土に請求権を捏造しかっさらいましょう。プラハを取るときにとんでもないAEと外交君主点が飛ぶと思いますので、宣戦前までにフランスやデンマーク、あるいはスウェーデンと同盟し、包囲網を組まれにくい体制を整えてほしいです。あとはまたopinionマイナスを受けることになりますが、ソルブとモラヴィアを外交併合していきましょう。

第四次ボヘミア戦

エガー地域を征服して終了です。さすがにここまで削れていると他の国に奪われている可能性もあるでしょうが、それはそれ。エガー地域は所詮3プロビ程度しかないのでAE的には何とかなるでしょう。実績に必要というだけでなく、エガー金山は何としてもゲットしましょう、また、ボヘミア地域をオーストリアがハイエナしてるかもしれませんが、そこは次のオーストリア戦でまとめて割譲してやりましょう。ハンガリー、ボヘミア、そしていくつかのバルカン地方を征服した今、ニトラはオーストリアと雌雄を決するために決戦に挑むべきでしょう。低地地方をオーストリアが継承しているとかなりしんどい戦いになるでしょうが、そうでないならば割と簡単に倒せると思います。念のためにフランスと同盟を結び、南のオスマンに対するガードも盤石にしつつ挑んでいきたいところです。

オーストリアとの決戦

どのようなオーストリアが相手であれ必要なのはウィーン含むオーストリア本土地域4プロビのみです。ですがウィーンの開発度やAEの関係から、2回に分けて侵攻した方がいいかもしれません。……恐らくこの頃には宗教リーグが仕上がっていることでしょうから、その兼ね合いも込みで同盟構築、オーストリア宣戦にこぎつけなければならないでしょう。実プレイでの状況に左右されると思いますので、解説はここまでにしたいと思います。

オーストリアの完全解体

様々な困難を乗り越えオーストリアを下せたニトラは、ある決断に迫られるかもしれません。それは本土を失ったオーストリアに情けをかけるか、完全解体するかという決断です。1594年以内なら、南ドイツ文化圏にチロルコアとシュタイアーマルクコア*16がまだ眠っているはずです。この再征服CBを用いれば、カルニオラ地域以外は簡単に奪うことが出来ます。チロル地域のインタル金山は金山国家ニトラにとってほしいプロビの一つです。何はともあれ、恐らくここまで生き残ったニトラならオーストリアごとき一捻りにできるでしょう。実績とは関係ないですが、南の怪物と対峙するためにも、国力の糧となってもらいたいところです。

三十年戦争と宗教について

やはりオーストリアとやりあう以上プロテスタントなり改革派なりに改宗するのが一番いいでしょう。また別の案として正教会への改宗も視野に入ります。今回の実績解除における最終決戦相手はコモンウェルスなのですが、高い軍質を誇る彼らに対してほぼ確実にライバル視しているモスクワ/ロシアは、最終的な同盟先としてどうしても引き込みたい相手。その時に自国が正教会ならば簡単に同盟を結べるはずです。もっとも、しばしば借金漬けになってるので使い物にならないことも多々あるのですが……。ただ、正教会システムのイコンにおける人的回復やAEマイナスは相変わらずOP気味ですので、案として全然ありだといえるでしょう*17。いずれにせよ、宗教リーグはプロテスタント側に立って戦うことが大前提となるでしょう。

コモンウェルスへの裏切り

コモンウェルスで必要なプロビはノヴィ・ソンチとクラクフの2つだけ。多分ロシア引き連れて消耗戦してたら勝てると思います。今気が付きましたが特に書くことがありません。モルダヴィアを回収したり、ハールィチ・ヴォルィーニ大公国/ガリツィア・ロドメリア王国あたりでも奪っておくと萌えるかもしれませんね。

アイデア

その立地上、陸戦での勝利を掴まなければ生き残れないニトラにとって、軍事アイデアを最初に取ることは自明の理といえるかもしれません。
攻勢アイデアは指揮官能力、規律、要塞包囲能力、陸軍扶養限界を上げてくれる素晴らしいアイデアといえます。また、防衛アイデアは早期の陸軍士気上昇を担保し、ニトラNIの要塞防衛ともかみ合うので別の選択肢としてありかもしれません。軍質は初期で海に面していないニトラからすれば一手目で取るべきではないでしょう。ただし、経済アイデアを早期に取る予定ならばポリシー含めて候補に挙がるかもしれません。

統治系アイデアならば、経済アイデアは良い選択肢といえるかもしれません。金山のインフレ上昇を抑えつつ、税収入や生産収入を伸ばすのは、交易収入が頼りないニトラにとって大きな助けとなりえます。また、コンプリートボーナスの開発コスト-20%は金山開発にもってこいでしょう。あるいは人文アイデアも素晴らしい選択かもしれません。近くに正教会のプロビが多い以上、異端寛容度や宗教統一度を上げてくれる人文はマッチしているといえます。また、実績の都合上様々な文化が混在する国家となりますので、文化枠+2が生きるとも言えます。関係改善+30%はAEの急速冷凍に役立ちます。人文-攻勢ポリシーを選択することで、反乱に悩まされる心配はほぼなくなることでしょう。

最後に外交系ですが、鉄板の外交アイデアで余裕……というわけでもありません。AE拡散を防ぐためにも諜報アイデアのすゝめ*18を提言いたします。外交アイデアは外交官+2と関係改善+25%によるAE急速冷凍が魅力なのですが、そもそもAEとは-50超えちゃうと結構ヤバい数値なわけなのです。ならば最初からAEを抑制する諜報アイデアはとても有用ではないでしょうか。もちろん外交枠など有用な効果が揃っている外交アイデアは素晴らしい選択ではありますが、諜報アイデアも一考の余地はあると筆者は考えます。特に汚職減と顧問コスト軽減、急速なスパイ網構築は諜報アイデアならではだと考えます。

以上のアイデアがおすすめアイデアです。参考までにどうぞ。

コメント欄

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 以上で終わります -- 2020-08-22 (土) 12:46:26
  • 分かりやすいし文章が丁寧で読みやすい。記事作成乙! -- 2020-08-22 (土) 13:01:19
  • あざっす。載せると自慢みたいになるのでやってないですが、オーハン帝国くらいまで領土拡張できましたので、多分行けると思います。もっとも、オスマンの気分次第では殺されるので、確実にとは言えないんすけどね…… -- 2020-08-22 (土) 13:02:55
  • やべー、そもそもどうすれば復活した国でプレイできるのかわからん俺がいる... -- 2020-08-22 (土) 20:54:51
  • 外交画面の属国作成タブを押してニトラを選択、解放前に解放属国でプレイにチェックをつけて解放 -- 2020-08-22 (土) 21:53:50
  • 上げ。あとで一覧に載せる -- 2020-08-29 (土) 09:56:42
お名前:

*1 ハンガリー独立戦にオーストリアを巻き込むと、信頼度が5低下し同盟を結びにくくなるため
*2 ハンガリーの外交枠に雑魚国家1つを加える
*3 確か43枚
*4 通貨切り下げは連続で5つできる
*5 相手に騎兵オンリーデメリットを押し付けつつ、財源を圧迫させる
*6 個人的にはゼンプレーン高地要塞もいらないと思う
*7 1.30.3現在。正直バグというか見落とされているだけな気もするけどラッキー
*8 上でいうところのボヘミア、ポーランド、オスマン
*9 ニトラ首都のニトラ/ポジョニですら13なんですが?
*10 というか実質プレイヤーが決める
*11 独立戦争時の時に土地をあげなかった経験がないので実はエアプ。領土約束の空手形をしたあとの時は参戦してくれなくなる。
*12 センターオブトレード、交易中心地ですね
*13 お金があれば
*14 HRE国家を外交併合すると受けるペナルティ
*15 筆者もよく忘れますが、商人の交易方針はとても有用です。スパイネットワークを作るときは諜報網構築にボーナスを貰える交易方針に切り替えましょう。
*16 カルニオラ地域のシュタイアーマルクコアはプロビの文化圏が違うので1494年に消える。
*17 筆者はプロテスタント改宗を行い宗教リーグでオーストリアをぼっこぼこにしました
*18 なおあまり共感は得られていない

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