データ/National Ideas

西ヨーロッパに首都がある国家のNIを掲載しています。
中央ヨーロッパ東ヨーロッパの国家はリンク先にあります。
アナトリア・コーカサスはゲーム上ヨーロッパ大陸扱いですが、西アジアページで扱っています。

 

西ヨーロッパ

各国NI

アイルランド(Ireland)v1.29

Ver1.25統一アイルランド専用のNIとなり、併せてNIの内容も一部変更された。
v1.24まではグループNIで、主要文化がアイルランド(irish)の国家に適用された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統交易効率+10%
陸軍士気+10%
アイルランドの忍耐Irish Endurance被白兵ダメージ-10%
氏族The Clanns君主と同一文化の顧問コスト-20%
アイルランド以上にアイルランドたれMore Than Irish不穏度-2「More Irish than the Irish themselves」:
アイルランドの文化的融合を物語るスローガンでもあるが、
ここでは、アイルランド文化に染まったノルマン人が
時折上記のように呼ばれた事を言っている。
カトリックへの忠誠Loyal Catholics教皇影響度+1/年
対異端改宗強度+2%
豊富な収穫Abundant Harvests交易品生産量+10%
征服されざるアイルランドUnconquerable Ireland戦争疲弊-0.02/月
国有化されたギャローグラス氏族Nationalized Gallowglass Septs規律+5%13世紀から16世紀にかけて、
アイルランドやケルトの族長が雇った重装備の傭兵の事。
bonus.png野望正統性+1/年
共和的伝統+0.3/年

アストゥリアス(Asturias)v1.28

Ver1.28にて新規追加された国家で、併せて専用NIが追加された。
西ゴート王国滅亡の際にイベリア半島北西部へと逃げた王子により建国された国家で、後にレオン王国へと発展した国家。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統宣教師+1
商人+1
レコンキスタReconquista州獲得に必要な戦争点コスト-15%複数のキリスト教国家によるイベリア半島の再征服活動の総称
サンティアゴの道Camino de Santiago国教寛容度+2サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の事。
サンティアゴはキリスト教の聖地。
フランス各地からピレネー山脈を経由しスペイン北部を通る道を指す。
サンティアゴはスペイン語で聖ヤコブも意味する。
世界遺産登録されている。
アストゥリアス貴族Asturian Aristocracy外交官+1
新世界への航海Voyage to the New World植民者+1
千年王国説の復活Millenarian Revival布教強度+2%
州の統一Unify the Provinces自治度変化-0.05/月
初期産業主義Early Industrialism交易品生産量+10%
bonus.png野望人的資源+15%

アラゴン(Aragon)v1.28

Ver1.28で野望の効果が「文化転向コスト-10%」から「砲兵射撃+1」に変更

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統交易効率+10%
ガレー戦闘力+20%
傭兵の王子Mercenary Princes傭兵維持コスト-15%アラゴンの騎士は地中海世界で傭兵として勇名を馳せた。アルモガバルスが有名である。
こうした傭兵を王家の次男、三男に統括させていた。
海岸線の防衛Protection of the Coastlines水兵数+25%
海軍扶養限界+10%
地中海交易Mediterranean Trade交易誘導+20%
荘園の統合Consolidation of the Estates安定度コスト-10%
公認商社Chartered Merchant Companies交易力+20%
統治改革Reforming the Administration自治度変化-0.05/月
子供の保護Protect the Little Folk陸軍士気+10%兵士が戦で命を落としたのちも、その子供を保護する制度。
bonus.png野望砲兵射撃+1

アルスター(Ulster)v1.25

Ver1.25にて専用のNIが追加された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統人的資源+10%
傭兵維持コスト-15%
スコットランド高地との関係Highland Connections無償指揮官枠+1アルスターの貴族はスコットランド高地地方の大氏族である
マクドナルド氏族(ドナルド氏族、MacDonald/Donald)と
婚姻や古くからの縁戚関係のものが多かった。
アルスター貴族Peerage of Ulster威信+1/年
アイルランドの民間人Civilist of the Irishry外交評判+1
ラッパリーRapparees敵損耗+1ラッパリーは、アイルランドの軽装歩兵、カーン?(kern)を起源とする、
名誉革命時の反革命勢力ジャコバイト(Jacobite)のゲリラ兵の事。
カトリックの優勢Catholic Ascendency対異端改宗強度+2%
防衛者The Defenders外国の諜報検知力+10%
諜報網構築力+10%
アイルランド最後の砦Last Redoubt of Ireland要塞防御+20%
bonus.png野望建造物コスト-10%

アンダルシア(Andalusia)v1.28

Ver1.28にて専用のNIが追加される予定。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統陸軍士気+15%
艦船交易力+25%
レコンキスタへの抵抗Stand Against the Reconquista被射撃ダメージ-15%
タイファの統治Taifa Administration属国からの扶養限界ボーナス+100%タイファ(Taifa)はかつてイベリア半島に存在したイスラム教諸王国の事。
アフル・アル=ズィンマAlh Ulh Dhimma異教寛容度+3直訳すると「ズィンマの民」、つまりズィンミーの意味。
ズィンミーはイスラム世界における非イスラム教徒の事で、
ズィンマは「保護」「庇護」の意味を持つ。
本ゲームの階級でも登場する。
イブン・アラビーの遺産Legacy of Ibn Arabiアイデアコスト-10%イブン・アラビーは中世のイスラム思想家。
アンダルシアのムルシア生まれで、存在一性論や完全人間論を唱え
イスラム神秘主義、スーフィーの確立に大きな影響を与えた。
信仰心/Piety-0.1%/月
ジュンドの定住Jund Settlements人的資源+15%ジュンドはここでは現在でいう大シリアの事か。
アラブ系の軍団に割り当てられた征服した土地を指す言葉。
もしくは、アラブ系の軍事集団を指す言葉でもある。
アンダルシアでもこのジュンドで呼ばれるアラブ系の軍団が、
土地が割り当てられ活躍したとされる。
コア化コスト-15%
遠征の感傷Expeditionary Sentiment植民者+1
アル=アワースィムAl Awasim要塞防御+10%アワースィム(Awasim)は「防衛」「要塞」の意味で、
アラビア帝国側から見て、ビザンツとの間の境界地域を指す言葉。
ライバルとの国境地の要塞維持費-25%
bonus.png野望交易品生産量+10%

イングランド(England)v1.25

v.125でグレートブリテンとNIが分離。
それに合わせてNIの内容や効果も変更。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統不穏度-1
歩兵戦闘力+10%
王立海軍A Royal Navy大型船戦闘力+10%百年戦争を前後してイングランドの海軍は大幅に強固になり、
ヘンリー8世により常設海軍が設立された。
海軍伝統+0.25/年
エルサム法令The Eltham Ordinance生産効率+10%ヘンリー8世の大法官、トマス・ウルジーが1526年に発布した宮廷改革に関する法律。
歴史的には失敗に終わった。
国務大臣Secretaries of State外交枠+116世紀半ば頃から、王の従者は、王に代わって、法の制定等に権力を有した。
航海条例The Navigation Acts交易効率+10%1651年制定。イングランドの貿易をイングランド船に限定し、
保護貿易主義の形成に貢献した。
レッドコートRedcoats陸軍射撃ダメージ+10%イギリス陸軍兵、特に銃士隊の通称。
由来は陸軍の制服の上着の色からである。
18世紀では世界最強の軍の1つとして敵に恐れられた。
傷病人委員会The Sick and Hurt Board水兵回復速度+10%海軍艦艇に傷病乗組員を収容し治療する
医務室的なものを設け損耗を軽減した。
(その医務室的なものをThe Sick and Hurt Boardすなわち傷病人用甲板と直訳すべきか、
それとも現代的に医務室と意訳すべきか?)
水兵維持費-10%
イングランドの権利章典English Bill of Rights分離主義年数-5名誉革命後の1689年に制定された法律。
「君臨すれども統治せず」の立憲君主制が確定した。
bonus.png野望無償指揮官枠+1

ウェールズ(Wales)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統陸軍士気+10%
敵損耗+1
議会Cynulliad安定度コスト-20%
吟遊詩人の文学Bardic Literature威信+1/年
ハウェルの法Cyfraith Hywel不穏度-1
英国君主制Unbennaeth Prydain正統性+1/年
経済復興Economic Revival生産効率+10%
ウェールズ大学Prifysgolion Cymruアイデアコスト-10%
ウェールズ教会Welsh Church国教寛容度+1
対異端改宗強度+1%
bonus.png野望陸軍扶養限界+25%

オーモンド(Ormond)v1.25

Ver1.25にて新規に追加された国家で、併せて専用のNIが追加された。
オーモンド伯爵であり、アングロ・ノルマンに起源を持つバトラー(Butler)家の王朝

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統威信+1/年
要塞防御+20%
英国の軍務English Service歩兵戦闘力+10%
ヨーロッパの宮廷The Courts of Europe外交評判+1
羊毛伯爵The Wool Earl税収+10%7代オーモンド伯トマス・バトラー(Thomas Butler)の通称。
貿易より得たその莫大な財からそのように呼ばれた。
地元住民の抑制を保つKeeping the Locals in Line不穏度-1
アイルランドの好敵手Irish Rivalries外国の諜報検知力+20%
アイルランドの行為戦法Irish Siegecraft攻囲能力+10%
バトラー家の揺るぎなきものEntrenchment of the Butler Dynasty建造物コスト-10%
bonus.png野望正統性+1/年

オファリー(Offaly)v1.29

Ver1.25にて新規に追加された国家で、併せて専用のNIが追加された。
多くのゲール人の小部族に分かれていた地域だが、本ケームはオコーナー(O'Connors)家の王朝。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統敵損耗+1
関係改善+25%
ギャローグラスThe Gallowglasses傭兵雇用コスト-15%13世紀から16世紀にかけて、アイルランドやケルトの族長が雇った重装備の傭兵の事。
傭兵の規律+5%
アイルランドの歓待Irish Hospitality顧問コスト-15%
雇用可能顧問+1
河川貿易River Trade首都ノード交易力+20%ここの河川はシャノン(Shannon)川を指す。
シャノン川はキルカー(Cuilcagh)山地から流れ出す川で、
西部(コナハト地域)と東部(レンスター地域)・南部(マンスター地域)に分割する
アイルランド最長の川で、この川の水運は古来より重要視されてきた。
クロムウェルが「地獄へ行くかコナハトへ行くか」と言ったとされたが、
その意味は死ぬかこの川より西に移住するかという意味である。
神への畏れThe Fear of God国教寛容度+2クロンマクノイズ(Clonmaenois)修道院の事を指している。
544年、アイルランド中部の街アスローン(Athlone)の南方に聖キアランにより建造された修道院。
聖キアラン(Saint Ciarán)はアイルランド12使徒の1人。
初期キリスト教の、また学問や貿易等の中心地として栄えたが、16世紀に英国軍に破壊された。
現代では、跡地を観光できる。
城館Tower Houses要塞防御+20%
一族の問題A Family Affair正統性+1/年
共和的伝統+0.3/年
バーナットThe Buannacht人的資源+15%バーナット?(Buannacht)は傭兵の一種。
英訳すると「billeted soldier」。「billet」は兵士の宿舎の事(兵舎とは違うらしい)。
兵士の宿舎を割り当てられた傭兵の事か。
アイルランドではギャローグラスからこのバーナットへ転換していったという。
bonus.png野望生産効率+10%

オルレアン(Orleans)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統要塞防御+20%
交易誘導+10%
オルレアン攻囲Seiges of Orleans要塞維持費-15%1428年、英軍によって包囲されたオルレアンは、1429年ジャンヌダルクによって救済され、
そのことはこの都市の戦略的重要性をフランス中に知らしめた。
この都市を支配するものはロワール川の両岸をも支配するのだ。
オルレアンの港Port of Orleans州からの交易力+10%もし、フランスでの交易における十字路があるなら、それはオルレアンだ。
ロワールの流域から下流に、そして大西洋に向けて簡単に行ける上、上流にはブルゴーニュとローヌの流域が、下流には地中海が横たわる。
然して、オルレアンはロワール川沿いの最北端の町にして、
ボースの平原を抜けパリに容易にたどり着けるのだ。
ボワネのソフランSaffron of Boynes生産効率+10%オルレアンの人は、戦争と荒廃の後に、生産の中心地との成るあらゆる切り札を持っていた。
交易における地の利があるのみならず、豊かなボースの土地は繁栄を約束されていた。
すぐにボワネは世界ではなくとも欧州のサフランの一大生産拠点となり、
商人は価値ある香辛料の為に遠方の地から列をなすだろう。
ロワール川流域のシャトーChateaux of the Loire Valley威信+1/年ある統治者はこの明確な事実に気づくまで長い時間がかかった。
フランスにはここ以上に陽気な天気と、美しくのどかな眺望はないと。
ばらしてしまえば、壮麗な新しい宮廷、ロワール川の流域のシャトーが建設中で、
それは所有者の権力と我々の建築家の才能を示すものだ。
オルレアン大聖堂The Cathedral of Orleans国教寛容度+2我々の都市ではすばらしい大聖堂を必要としており、
我らが持っているそれは前世紀の混乱の粗暴さが生んだ。
我らの偉大なる都市の富を象徴する新しく素晴らしい大聖堂の建設にとりかかろうではないか。
全宮廷でのフランス語French Language in All Courts外交枠+1長きにわたりラテン語は欧州の共通語として通用したが、正直に物申せば、それは死語でもある。
我らは新たな共通語を見出さねばならず、フランス語のような共通語であると。
カルヴァンとモリエールCalvin and Moliereアイデアコスト-10%オルレアンはそれを愛する物には忠実で、
あらゆる権威が保証されないとする人に寄り添う反逆者である。オルレアンの少女と呼ばれたジャンヌダルクから、
ここで法を学び後にあらゆる教皇の権威を否定したジャン・カルヴァンや
或いは後にモリエールの名を取り宗教や社会の偽善行為のあらゆる形を
舞台演劇で演じて楽しませたジャン=バティスト・ポクランまで、
オルレアンの子らは世界にその標を残していった。
bonus.png野望建造物コスト-10%

カスティーリャ(Castile)v1.28

Ver1.28にてスペインとNIが分離し、新規に追加された。
一部、過去のNIからの踏襲や、スペインと同一のものがある。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統宣教師+1
陸軍士気+15%
レコンキスタReconquista年間陸軍伝統低下-1%キリスト教世界によるイベリア半島の再征服をさす言葉
スペイン宗教裁判Spanish Inquisition布教強度+2%まさかの時の
カビルドCabildos生産効率+10%かつてのスペイン領植民地の都市など基礎自治体の行政を任務とした機関。
日本語では市参事会と訳される。
教皇子午線Inter Caetera植民地域で自国にとっての海外領土、
または植民地国家への請求権付与
1493年にポルトガルとスペインで世界を「分割」する事を定めたライン
植民者+1
インファンタスInfantas外交評判+1インファンタスはスペイン王国並びにイベリア諸王国の王族の称号。
男性がインファンテ(infante)、女性がインファンタ(infanta)となる。
後継者誕生確率+33%
サラマンカ学派School of Salamanca主義思想の伝播速度+10%サラマンカ学派は、16世紀から18世紀にかけて、
スペイン王国のサラマンカ大学を拠点として活動した
スコラ学あるいは神学・哲学の学派。
ヌエバ・プランタNueva Planta自治度変化-0.05/月ヌエバ・プランタは日本語で「新国家」や「新組織」の意味。
スペイン・ブルボン朝の祖フェリペ5世が
中央集権化を目的とした多数の王令を指す。
当時のスペインは連合王国の体を取っていたが、
1707年~1716年までにそれぞれの王国に対して新組織王令を発布、
各王国の特権や地方機関を廃止し、
言語や法律もカスティーリャのものに一本化した。
bonus.png野望植民地人口増+25

カタルーニャ(Catalonia)v1.28

Ver1.28から同Verで新規追加された国家であるバレンシア(Valencia)、マヨルカ(Majorca)にも適用されるようになった。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統商人+1
小型船コスト-15%
海の総領事Consulate of the Sea海軍伝統+1/年
百人議会Consell de Cent顧問コスト-10%
カタルーニャ憲法Constitution of Catalonia不穏度-1
カタルーニャの要塞化Fortifying Catalonia要塞維持費-10%
ミケレットMiquelets人的資源回復速度+15%
「自由か死か」'Lliures o Morts'陸軍士気+10%
カタルーニャの鉄工所Forges of Catalonia生産効率+10%
bonus.png野望船を失った際の士気への影響-20%

ガリシア(Galicia)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統小型船コスト-15%
海軍伝統+1/年
聖ヤコブの道The Way of St. James税収+10%この地域にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラへの道。
戦争のガリシアGalicia la Bella要塞防御+20%
市内の手綱Rein in the Cities安定度コスト-10%
ガリシアの造船所Galician Shipyards船舶の耐久力+5%
サンティアゴ・イ・シエラ!Santiago y Cierra!陸軍士気+10%レコンキスタで突撃を行う際のスペインでの掛け声。
カンタブリア海の水兵Sailors of the Cantabrian Sea船を失った際の士気への影響-20%
イルマンディニョスIrmandinos歩兵戦闘力+10%15世紀ガリシアで貴族に反乱を起こした民衆。
bonus.png野望商人+1

キルデア(Kildare)v1.25

Ver1.25にて専用のNIが追加された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統不穏度-1
要塞防御+20%
アイルランド総督Lords Deputy外交評判+1アイルランド総督は、15世紀から17世紀に置かれた、
イングランド王国による支配体制の下における君主の名代で、
アイルランドにおける行政の長。この時代はロード・デピュティ(領主頭)という。
15世紀に入り、イングランドが薔薇戦争によってアイルランドへの影響力を失うと、
アイルランドにおける権威は、
キルデア伯フィッツジェラルド家が一手に握ることとなった。
雄弁Silver Tongues関係改善+20%キルデア伯フィッツジェラルド家は何度もイングランド王に背いてるが、
その度許しを乞い、キルデア伯に復帰している。
絹衣のトマスSilken Thomas陸軍士気+10%第10代キルデア伯トマス・フィッツジェラルドの愛称。
1534年6月11日トマスの父、第9代キルデア伯ジェラルド・フィッツジェラルドが
ロンドン召喚中に処刑されたという噂を受け、
ダブリン城を襲撃、イングランド王ヘンリー8世に反乱を起こした。
実際は父は処刑されておらず、反乱も失敗に終わり、
1537年2月3日に処刑され、一時的にキルデア伯は途切れてしまう。
この時のトマスや兵士の帽子には絹のフリンジ(ふさ飾り)が付けられていて、
そこから絹衣のトマス(Silken Thomas)と呼ばれた。
また、この反乱は「絹衣のトマスの乱」と呼ばれている。
魔術師伯爵The Wizard Earl技術コスト-5%第11代キルデア伯ジェラルド・フィッツジェラルドの異名。
上記の10代トマスが反乱を起こした際、彼は5人の叔父と共に処刑され、
一時的にキルデア伯は断絶するが、
彼の腹違いの弟であるジェラルドは唯一男系で生き残り、フランスに逃れ保護された。
その後、イタリアの宮廷文化等を学び、
ヘンリー8世の死去後はイングランドに渡り、キルデア伯に復帰した。
「魔術師伯爵(Wizard Earl)」と呼ばれるようになったのは、
彼が錬金術に大いに興味を持っていた為、
キルデア市中では彼は魔法の力を持つと噂された事から。
カラ馬術Curragh Horsemanship騎兵戦闘力+10%カラ(カラフ、カラッハとも、 Curragh)はキルデアにある広大な平原の事。
ゲール語由来であり、訳すと「走路」や「馬を走らせる場所」という意味。
現代ではアイルランド競馬発祥地とされ世界有数のカラ競馬場がある。
フィッツジェラルドの新邸宅A New Seat for the FitzGeralds建造物コスト-10%
アイルランド王立軍Royal Irish Army人的資源+10%
bonus.png野望威信+1/年

グラナダ(Granada)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統税収+15%
宗教的統一性+25%
啓典の民People of the Book異教寛容度+3同じ啓典(=聖書、the Book)に由来する宗教を信仰する民を表す言葉
アル・アンダルスの奪還Recover Al-Andalusコア化コスト-15%
勉学の道標Beacon of Learning主義思想の伝播速度+10%
ジブラルタル海峡Strait of Gibraltar首都ノード交易力+10%
交易誘導+10%
アルハンブラAlhambra建造物コスト-10%グラナダの王宮を兼ねた城塞。
ムーア人Moors人的資源+10%グラナダ王国の主な人的資源供給元として、
対岸のマグリブ地域から来たムーア人傭兵があった。
コルドバのカリフの後継者Successor Caliphate of Cordoba威信+1/年「コルドバのカリフ」とはイベリア半島全体を支配した後ウマイヤ朝のカリフのこと。
bonus.png野望アイデアコスト-10%

クランリカード(Clanricarde)v1.25

Ver1.25にて専用のNIが追加された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統国教寛容度+1
交易誘導+10%
14部族The Fourteen Tribes交易効率+10%中世、都市ゴールウェイは商人家の
アングロ・ノルマンを起源とする12部族とアイルランド2部族、
計14の部族の寡頭制による自治が行われた。
火と剣とによってBy Fire and Sword過酷な処置コスト-15%イングランドが対アイルランド政策時にしばしば見られる表現。
反抗したリーシュ領主ローリー・オグ・オモア(Rory Oge O'More)に対し
クランリカード伯が協力したため、
アイルランド総督はオモアと共に「火と剣とによって」対応するよう命じたとされる。
ヘンリク・シェンキェヴィチ作の小説「With Fire and Sword」と掛けている?
パラドックス社も上記をモチーフにしたゲーム出してるし。
海の民族People of the Sea水兵数+25%クランリカードが持つコナハト(Connacht)西海岸にある
コネマラ(Connemara)は土地は痩せていた為、
海から生計を立てており、
クラア(Curragh、小舟)やフッカー(Hooker、1本マストの帆船)の扱いに長けていた。
アイリッシュ・ホビーIrish Hobbies騎兵攻撃範囲+50%アイリッシュ・ホビーは13世紀前に作られた馬の品種。
現代では絶滅種であるが、いくつかの馬の品種の起源となっている。
軽騎兵用の馬として人気が高かった。
地獄へ行くかコナハトに行くかTo Hell or to Connacht陸軍損耗-10%イギリス共和国の護国卿クロムウェルがアイルランド植民の際に、
アイルランド人に迫った言葉。
死ぬか、シャノン川より西の土地へ移住するか、という意味。
コナハト地方は痩せた土地で、貧窮地として知られていた。
カトリックの抵抗者Catholic Holdouts教皇影響度+2/年
長官職The Lord Presidency安定度コスト-10%16世紀~17世紀に掛けてイングランドによって設置された
コナハト長官?(Lord President of Connaught)職の事。
広範囲の権限を持つ軍事指導者の職であった。
bonus.png野望商人+1

グレートブリテン(Great Britain)v1.25

v.125にてイングランドとNIが分離し、新規追加。
一部、イングランドのNIからスライドされたものあり。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統海軍士気+20%
大型船戦闘力+15%
合同法The Acts of Union外交併合コスト-15%イギリスにて、各王国と合併する際に作成された法律の名称。
1536年から1800年の期間をかけ、幾度かの合同法が成立し、
現代のイギリスとして知られる領地となった。
領有可能ステート数+3
丘の上の町City Upon a Hill植民地人口増+20元はイングランドのNI。
イエス・キリストの山上の垂訓の中の一節。
マサチューセッツ植民地の建設者ジョン・ウィンスロップが演説に引用し、
後にアメリカ合衆国のポリシーとなった。
英国商船隊の設立Establish British Merchant Navy関税+15%商船の一団であり、戦時には軍事品や補給品の運び手として駆り出された。
イギリスは長期に渡り、最大最大の商船隊を保有していた。
王立協会The Royal Society技術コスト-5%1660年11月に設立された科学学会。
現存しており、現存する中では最も古い科学学会。
現在、イギリスにおける事実上の科学者の団体の頂点でもある。
古今、著名な科学者が多数在籍しており、
例えばニュートンは、本協会の12代理事長を務めた事で知られる。
将校地位購入制の改革Reform of Commission Buying規律+5%元はイングランドのNI。
将校地位購入制は1683年に開始された
歩兵、騎兵連隊に限定された役職の購入制度。
1795年に軍の総指揮権を任命されたヨーク公により、
次の階級の購入までに、その前の階級で
一定の期間務めを果たさねばならないという改革がなされた。
初期の工業化Early Industrialization交易品生産量+20%産業革命で知られるように、イギリスは世界で最初に工業化が興った国である。
ブリタニアよ大海原を支配せよBritannia Rules the Waves海軍提督機動+1元ネタはジェームズ・トムソン (James Thomson) の
「ルール・ブリタニア(Rule, Britannia!)」の詩の一節。
後に曲がつけられ、イギリスの愛国歌として親しまれた。
ブリタニアはイギリスを擬人化した女神のことで、
イギリスが世界を支配するという曲。本ゲームのDLC名にもなっている。
海上封鎖効率+33%
bonus.png野望海軍伝統+1/年

コーンウォール(Cornwall)v1.25

Ver1.25にて専用のNIが追加された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統生産効率-10%
募兵期間-10%
スズ鉱区議会Stannary Parliaments不穏度-2中世ではコーンウォール及び隣のデヴォンはスズの一大産地として知られ、
スズ鉱夫やスズ鉱業利益の為、議会が置かれた。
コーンウォールの反乱者Cornish Rebels敵損耗+11497年にイングランド王ヘンリー7世がコーンウォール地域へ課した
多大な戦争税と徴兵に反発して発生した反乱を指す。
祈祷書の伝統主義Prayer Book Traditionalism国教寛容度+2イングランド王エドワード6世の治世に、
宗教改革としてプロテスタントの教義を含む英語で記載された共通祈祷書を導入した際、
国内での評判は悪く、特に当時英語を解さず
コーンウォール語を用いていたコーンウォールでは強い反発を受け、
「祈祷書反乱」と称される大規模な反乱に発展した。
ペンザンスの海賊Pirates of Penzance私掠効率+20%ペンザンスの海賊は、アーサー・サリヴァンとウィリアム・シュベンク・ギルバートにより
作られた喜歌劇(サヴォイ・オペラ)。ペンザンスはコーンウォールにある港町である。
なお、ゲーム中のフレーバーは劇中歌「Oh, Better Far to Live and Die」の
冒頭部の歌詞となっている。
敵船捕獲確率+10%
コーンウォールの王党軍Cornish Royalist Army陸軍扶養限界+20%王党派は騎士党とも呼ばれ、イングランド内戦期から王政復古期(1642年 - 1680年)にかけ、
イングランド王へ忠誠を誓い支持した人々を指す。
逆に議会を支持した議会派(円頂党)と敵対した。
コーンウォール地域は応答派が有力であった。
ギア・ラウトThe Gear Rout移動速度+15%ギア・ラウト(Gear Rout)は第1次イングランド内戦終了後の1648年5月16日、
ペンザンスでコーンウォール人の王党派70人が殺害された事を発端とした
コーンウォールの反乱を指す。
アーサー王のロマン主義Arthurian Romanticism威信低下-1%/年アーサー王は6世紀頃に活躍したとされるブリテン人の伝説の王。
円卓の騎士を従えてサクソン人と戦ったとされる。
コーンウォール地域のティタンジェル城はアーサー王所縁の城という伝承があり、
アーサー王とコーンウォール地域は縁が深いとされる。
ロマン主義が流行った時代、イギリスはヴィクトリア朝の時代であったが、
この時代にイギリスではアーサー王伝説のブームが起こり、この城跡は観光地となった。

サヴォイ(Savoy) ver1.30

Ver1.30からサルデーニャ=ピエモンテとNIが分離する予定。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統関係改善+25%
外交枠+1
フランス撃退Repel the French要塞防御+20%
トリノの聖骸布The Shroud of Turin威信+0.5/年1453年より1983年まで聖骸布の所有権はサヴォイ家が保有していた。
教皇影響度+1/年
傭兵の伝統Mercenary Tradition傭兵維持コスト-15%
ワルドー派弾圧Crush the Vaudois布教強度+2%Vaudoisはワルドー派の意味。
ワルドー派は1655年サヴォイ公に迫害、虐殺された。
サヴォイ的な弾力性Savoyard Flexibilityアイデアコスト-10%
アルプス通行税Alpine Tolls州からの交易力+10%
サヴォイ王家の正統性Savoyard Legitimacy正統性+1/年
bonus.png野望税収+10%

スコットランド(Scotland)v1.25

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統陸軍扶養限界+33%
陸軍指揮官白兵+1
黒ダグラス家の打倒Break the Black Douglas不穏度-1スコットランドダグラス伯家は赤ダグラス家と黒ダグラス家で争っていたが、次第に赤ダグラス家が優勢となっていった。
王立スコットランド海軍の近代化Modernized Royal Scots Navy艦船関連コスト-10%
王族の統制Reign in the Clans人的資源+20%
彗星Comets?安定度コスト-10%
王室歳入Tighten up Royal Revenue税収+10%
バシリコン・ドロンBasilikon Doron正統性+1/年1599年にスコットランド王ジェームズ6世が著した帝王学の本。
ギリシア語で「国王の贈り物」の意
領地没収Pass the Act of Revocation侵略的拡大-15%
bonus.png野望陸軍維持費-5%

スペイン(Spain)v1.28

Ver1.28にてスペインとカスティーリャのNIが分離し、併せて一部効果の変更、新規追加された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統陸軍士気+15%
砲兵射撃+1
カトリックへの帰依Devout Catholicism教皇影響度+2/年
教皇子午線Inter Caetera植民地域で自国にとっての海外領土、
または植民地国家への請求権付与
1493年にポルトガルとスペインで世界を「分割」する事を定めたライン
植民者+1
財宝艦隊Treasure Fleet海軍扶養限界+25%植民地と本土の間を結んだ輸送システム。
インディアス艦隊とも呼ばれ、1566年から1790年まで採用された
スペイン無敵艦隊A Spanish Armada大型船戦闘力+10%スペインの大艦隊はレパントの海戦でオスマン帝国を破ったが、
後に規模の劣るイングランド海軍に大敗を喫した。
海軍提督機動+1
通商院Casa de Contratación関税+15%通商院はスペインにおける植民地統治機関のひとつ。商務院とも。
1503年にセビリアで初めて設立された。
貿易や関税、出入国の管理等を行い、
フランス革命で廃止されるまで、
スペインの植民地政策を支える中心的な機関であった。
使節の移動時間-33%
コルテスの抑制Rein in the Cortes外交ポリシー自由枠+1コルテスはスペインやポルトガルにかつてあった身分制議会の事。
はじめ、封建家臣・僧職会議をコルテと呼び、
13世紀後半から都市代表の出席が原則となって、コルテスが成立した。
コルテは元は「宮廷」を意味する言葉。
黄金の世紀Siglo De Oro威信+1/年スペインの文芸が最も隆盛をきわめた時期の事。
主に16、17世紀を指す。
DLC「Golden Century」【注:まだ仮称で変わるかも】の名前の元ネタ。
bonus.png野望規律+5%

スライゴ(Sligo)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統建造物コスト-10%
外交官+1
貿易の促進Promote the Trade交易効率+10%
スライゴの城を再建Rebuild the Castle of Sligo敵対的コア化コスト+25%
文化の十字路Cultural Crossroads受容文化枠+1
別の方法A Different Way外国の諜報検知力+10%
諜報網構築力+10%
ノルマンの伝統を学ぶStudy the Norman Traditions軍事技術コスト-10%
スライゴ海軍の野望Sligo's Naval Ambition海軍扶養限界+20%
端から端まで現実主義Pragmatism Over All異端寛容度+1
異教寛容度+1
bonus.png野望要塞維持費-20%

ソモンド(Thomond)v1.25

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統国教寛容度+1
コア化コスト-10%
熾烈な競争Fierce Rivalry外交評判+1
一族の征服Subdue the Clans陸軍扶養限界+20%
強奪の強制Enforce Cios Dubh税収+15%
外国契約Foreign Contracts傭兵維持コスト-15%
アイルランドの牧草地Pasture of Ireland生産効率+10%
ソモンド軍の改革Thomond's Army Reform戦闘で得る陸軍伝統+50%
ソモンドの海外への野望Thomond's Overseas Ambition植民地人口増+15
bonus.png野望請求権捏造コスト-25%

ティアコネル(Tyrconnell)v1.25

Ver1.25にて新規に追加された国家で、併せて専用のNIが追加された。
古いルーツを持つアイルランド原住民オドネル(O'Donnell)家の王朝

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統生産効率+10%
人的資源回復速度+15%
外国人による要塞Fort of the Foreigners要塞防御+20%バイキングによって要塞が築かれた事が始まりとされる街ドニゴールに、
ティアコネルのオドネル(O'Donnell)家は1474年、居城としてドニゴール城を建造した。
漁夫王The Fisher King交易力+10%漁夫王(いさなとりのおう)、フィッシャー・キングはアーサー王物語に登場する人物。
フランスのラ・ロシェルでワインと魚の取引を行ったティアコネルのオドネル王は、
大陸では漁夫王としてしられるようになった。
宗教の後援者Religious Patrons国教寛容度+2ティアコネルの王達はフランシスコ会修道院を支援したことで知られる。
聖パトリキウスの煉獄St Patrick’s Purgatory宣教師+1聖パトリキウスの煉獄は古代からの巡礼地。
聖パトリキウスはアイルランドにキリスト教を広めた司教でアイルランドの守護聖人。
ダーグ湖のステイション島に実在した洞窟。
洞窟は閉鎖されたが、現代でも巡礼者のいる地である。
ノッカボウの教訓Lessons of Knockavoe陸軍指揮官白兵+11522年、ノッカボウ?(Knockavoe)にて
オドネル家のマナス・オドネル(Manus O'Donnell)が
ティロン王コン・オニール(Conn O'Neill)の軍に対して
夜襲を行い、散々に打ち破った事を指す。
亡命者の国Land of Exiles雇用可能顧問+1
スコットランドとの繋がりScottish Ties傭兵枠+50%カルバー・オドネル(Calvagh O'Donnell)は
父マナス(Manus)と兄弟ヒュー(Hugh)と対立した際、
スコットランドの有力氏族キャンベル氏に援助を求め、
砲兵隊を借りて勝利し、ティアコネル王の地位を得た。
bonus.png野望陸軍維持費-5%

ティロン(Tyrone)v1.25

Ver1.25にて専用のNIが追加された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統歩兵戦闘力+10%
威信+1/年
アイルランド王の長Chief of Irish Kings属国の独立欲求-10%1493年、イングランド王ヘンリー8世がティロン王ヘンリー・オニール(Henry O'Neill)を
「アイルランド王の長(the chief of the Irish kings)」と称した。
なお、ヘンリーの子が初代ティロン伯コン・オニール(Conn O'Neill)となる。
オニール・モアThe O’Neill Mór正統性+1/年オニール・モアは代々ティロン王を務めたオニール家の家長の称号。
モア(Mór)は「大」の意味。
世襲制ではなく分家からも選ばれた。
タニストリーTanistry安定度コスト-10%タニストリー(Tanistry)は、ケルト文化圏の王位・族長位継承制の事。
ゲール語で「第2の王」を意味し、選定で後継者となった者をタニスト(Tanist)とよぶ。
王の存命中に行われる事が特徴で、在位中の王が成年になるとタニストの選定が行われた。
武装した民族Arming the People人的資源+15%
陸軍扶養限界+15%
カトリック外交Catholic Diplomacy外交官+1
教皇影響度+1/年
伏撃戦Ambush Warfare陸軍指揮官機動+1
ワイルド・ギースThe Wild Geese傭兵の規律+2.5%16世紀から18世紀にかけて、ヨーロッパ大陸で活動したアイルランド人傭兵のこと。
直訳すると「野生の雁(ガン)」、つまり渡り鳥の意味。
ウィリアマイト戦争にてイングランドに破れたアイルランド人の中で
フランスへ亡命した集団が傭兵となった。
bonus.png野望開発コスト-10%

デズモンド(Desmond)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統人的資源+25%
守備兵数+25%
城の国家The Land of Castles建造物コスト-10%
分家筋Cadet Lines安定度コスト-10%
ゲール族の砦Gaelic Bastion陸軍士気+10%
マンスターの野望The Munster Ambitionコア化コスト-10%
州獲得に必要な戦争点コスト-10%
強い独立心Fierce Independence外交枠+1
軍事文化の促進Promote the Culture of Service戦争疲弊-0.02/月
陸戦で得る威信+25%
内部を完璧にInner Perfection統治技術コスト-10%
bonus.png野望要塞防御+15%

ナバラ(Navarra)v1.28

Ver1.28でフエロの終了(End of the Fueros)の効果が「安定度コスト-10%」から「自治度変更再実施までの期間-25%」に変更

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統海軍扶養限界+20%
小型船コスト-20%
塔屋Dorretxeak要塞防御+10%バスク語でTower houseのこと
ナヴァラの兵団Navarrese Company傭兵維持コスト-15%
猛き開拓者Intrepid Pioneers植民地人口増+20
環大西洋捕鯨Transatlantic Whaling生産効率+10%バスク人は北アメリカ発見直後からセントローレンス河口などで捕鯨を始めていた。
ピレネー横断交易Cross-Pyrenean Trade交易誘導+25%
主義思想の伝播速度+5%
王立バスク協会Royal Basque Societyアイデアコスト-10%
フエロの終了End of the Fueros自治度変更再実施までの期間-25%フエロとはイベリア地域で法律に近い扱いをする慣習のこと。
bonus.png野望交易効率+10%

ヌヴェール(Nevers)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統歩兵コスト-10%
教皇影響度+2/年
ヌヴェールの鍛冶場Forges of Nivernais生産効率+10%
国とヌヴェール公国の風習との記録Commentaire sur la Coutume du Pays et Duche de Nivernais安定度コスト-10%
ファイアンス焼きの生産Faience Production交易品生産量+10%
真のフランス人True Frenchmen陸軍士気+10%
ロワール川に架かる橋Bridges of the Loire要塞防御+20%
モーバンの乳母Morvan Wet Nurses人的資源回復速度+10%
ロワール川流域で最大の宮廷Greatest Palace of the Loire Valley威信+1/年
bonus.png野望歩兵戦闘力+10%

ネーデルラント/ホラント(Netherlands / Holland)v1.22

正式なアイデア名はオランダ(Dutch)である。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統水兵数+25%
海軍扶養限界+50%
アムステルダム銀行の設立Found the Amsterdam Wisselbankインフレ削減+0.1/年1609年1月31日にアムステルダムに設立された北ヨーロッパで最初の公立振替銀行。
民間業者が実施していた為替業務で、為替手形の支払いに
悪銭(法定重量を満たさない軽量コイン)を渡す違法行為を撲滅する為に設立された。
設立と同時に600ギルダー(オランダの通貨単位、グルデンとも)以上の
為替手形の決済は同行での決済を義務付けた。
オランダの貿易精神Dutch Trading Spirit商人+1
交易範囲+10%
干拓地Polders開発コスト-10%低地地方はその名の通り、海抜から低く度々洪水に悩まされた。
11世紀~14世紀に掛けては天候不順の影響もあり、大きな洪水が度々発生し、
元々湖であったが海となるまで侵食され
ゾイデル海(ザイデルゼー)が形成された。
その為、オランダでは干拓の技術が非常に発達した。
1612~17年には初の干拓地、ベームスター干拓地が造成された。
提督の命令Instructie voor de Admiraliteiten海軍提督射撃+21607年4月にてネーデルラント連邦共和国とスペイン王国との間で起きた
ジブラルタルの海戦での当時のオランダ海軍最高司令官である
ヘームスケルク提督の命令を指すようである。
この戦いでオランダ海軍はスペイン海軍を奇襲し、ヘームスケルクが戦死するものの
スペイン海軍を壊滅させた。
ゲーム中のフレーバーはジョン・ロスロップ・モトリー著の
「History of the United Netherlands」より
決戦前にヘームスケルクが将校を集め、叱咤した演説の一部から。

「この日より、海軍勝利の長きリストの始まりである。
そして、この勝利のリストがわが祖国を永遠に高名なものとするであろう。」

'This day begins a long list of naval victories, which will make our fatherland for ever illustrious'
水兵維持費-10%
人文主義の受容Embrace Humanism異端寛容度+3ネーデルラントは、最大の人文学者とされるエラスムスを輩出するなど、
宗教改革に大きな影響を与えるた人文主義の先進国であった。
工兵隊Army Sappers攻囲能力+10%
小隊射撃Platoon Fire陸軍射撃ダメージ+10%戦列歩兵が一斉射撃をせず、各小隊ごとに順に射撃をし、
将校が命中を確認しながら確実に戦果を挙げる射撃方法
bonus.png野望交易効率+15%

ノーサンバーランド(Northumberland)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統騎兵戦闘力+10%
敵損耗+1
パーシー治世の保護Secure Percy Rule正統性+1/年
ノーサンブリアの覇権の記憶The Memory of Northumbrian Hegemony請求権捏造コスト-25%
英国キリスト教のゆりかごCradle of British Christianity国教寛容度+1
城の国家A Land of Castles要塞維持費-15%
リンディスファーンの福音書Lindisfarne Gospels威信+1/年
文学と哲学の社会The Literary and Philosophical Societyアイデアコスト-10%
ニューカッスルへ石炭輸送Taking Coals to Newcastle交易品生産量+10%
bonus.png野望宣教師+1

東フリジア(East Frisia)v1.25

Ver1.25にて専用のNIが追加された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統後継者誕生確率+50%
私掠効率+15%
東フリジアの長Chiefs of East Frisia不穏度-115世紀半ばより東フリジアはカークセナ(Cirksena)家の支配となったが、
その前は複数の酋長による寡頭制が引かれていた。
ザクセン抗争The Saxon Feud陸軍伝統低下-1%/年
宗教思想の中心地Center of Religious Thought宗教的統一性+20%
オランダ移民Dutch Migrants雇用可能顧問+1
メノナイトの避難所Refuge of the Mennonites異端寛容度+2メノナイトはメノー派とも呼ばれる、
キリスト教アナバプテスト(再洗礼派)の教派。
名前の由来はフリースラント生まれのアナバプテストの指導者、メノ・シモンズから。
特徴は、非暴力、暴力を使わない抵抗と融和および平和主義のために行動である。
自律した中産階級Autonomous Burghers交易効率+10%
エムデン会社The Emden Company交易誘導+20%エムデン会社はプロイセンの貿易会社の1つ。
東フリジア地域のエムデンの港を本拠に中国の広東と貿易を行った。
bonus.png野望海軍伝統+1/年

ブラバント(Brabant)v1.25

Ver1.25にて専用のNIが追加された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統税収+10%
安定度コスト-10%
自由憲章Charter of Liberty不穏度-11354年にブラバント公ジャン3世が公布した自由憲章のこと。
ブラバント公国内の安全と都市商工業の発展を約束した。
湖沼戦Marsh Warfare陸軍指揮官機動+1
クーデンベルグの宮殿Palace of Coudenberg威信+1/年クーデンベルグ宮殿は12世紀頃に城塞から宮殿に建て替えられ、
以後ブラバント公爵が住み、その後の統治者ブルゴーニュ公フィリップ3世や
神聖ローマ帝国皇帝カール5世等が住んだ宮殿。
1731年に火災で半分が消失した為、取り壊された。
当時ヨーロッパで最も美しいと言われた。
以後、宮殿跡はホテルのワインセラーや銀行の保管庫として使用され、
現代ではベルビュー博物館の地下に宮殿跡地として観光できるようになっている。
ヨーロッパの砂糖産業の中心地Sugar Capital of Europe交易誘導+20%アントワープ(アントウェルペン)は16世紀には
ヨーロッパの砂糖精製の大半を担い、
砂糖貿易の中心地であった。
アントワープの銀行Banks of Antwerp利息-0.5上記の通り、アントワープは16世紀に貿易の中心地として発展を遂げ、
併せて、銀行業も発展、金融の中心地であった。
寛容の伝統Tradition of Toleration異端寛容度+2ここでの寛容は宗教的寛容を指す。
異教寛容度+1
連邦直轄領Generality Landsステート維持費-15%16世紀後半に成立したとされるネーデルラント連邦共和国時代、
ブラバントは連邦直轄領であった。
bonus.png野望陸軍士気+10%

フランス(France)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統人的資源+20%
外交評判+1
全宮廷でのフランス語French Language in All Courts外交枠+1ルイ14世の全盛期を迎え、各国宮廷での外交使用用語がフランス語となった。
エラン!Elan!陸軍士気+20%正確にはエラン・ヴィタール(Elan Vital)。訳すと「生命の飛躍」
ベルクソンが提唱した生命の進化を押し進める根源的な力のこと。
フランス軍はこのベルクソン哲学を重視し、その思想を取り入れた。
その場合は「攻撃精神」みたいに訳される。
要はフランス版「大和魂」。
三部会Estates General税収+10%フランスの貴族・僧侶・市民の各代表が参加する身分制議会。
後に市民代表が独立して「国民議会」を宣言、革命の原動力となった。
現地交易主義Native Trading Principles原住民蜂起確率-50%
原住民同化+50%
ヴォーバン要塞Vauban Fortifications要塞維持費-20%ヴォーバンはルイ14世の時代の元帥・築城総監。
第1次大戦の時期まで有効な堅固な要塞建築方式を考案した。
哲学者The Philosophes技術コスト-10%
自由・平等・博愛Liberte, egalite, fraternite異端寛容度+2フランス革命を起源とする当時のスローガンで、
現代フランスでも標語として憲法に記載がある。
異教寛容度+2
bonus.png野望規律+5%

フランドル(Flanders)v1.25

Ver1.25にて専用のNIが追加された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統交易品生産量+10%
主義思想の受容コスト-10%
フランドルの織布Flemish Cloth生産効率+15%フランドルは11世紀以降毛織物業が盛んとなり、
伴って海上交易が振興され、国際商業の中心地となった。
干拓地Land Reclamation開発コスト-10%
聖像破壊運動Beeldenstorm対異端改宗強度+2%16世紀の宗教改革の際に起きた宗教像を破壊して回った運動で、
Bleedenstormは低地地方一帯で起こった聖像破壊運動を指す。
1566年、主に改革派によりアントワープやヘントにある教会、修道院が
襲撃され聖像等が破壊された。
中には司祭の家まで襲撃したという記録も残っている。
以降、オランダでは彫刻があまり好まれなくなり、代えて絵画が発達したという説がある。
フランドルの革新Flemish Innovation主義思想の伝播速度+10%ここでの革新は特に画家の事を指している。
アンソニー・ヴァン・ダイクやピーテル・パウル・ルーベンス、
ジェームズ・アンソール等フランドルを拠点とした著名な画家が多くおり、
15世紀頃にはフランドル絵画と呼ばれる一派もあり、隆盛を誇った。
北海の造船所North Sea Shipyards小型船コスト-20%
フランドルの学者Flemish Academics技術コスト-5%フランドル地方には、人文学者デジデリウス・エラスムス、
地理学者ゲラルドゥス・メルカトル、解剖学者で医師のアンドレアス・ヴェサリウス等
著名な学者を多数輩出している。
輪縄の着用者Noose-Bearers敵損耗+11539年、低地地方は当時神聖ローマ帝国皇帝でありスペイン国王である
カール5世にて統治されていたが、
戦費の為の増税をヘントの町が拒否、反乱が起こした。
カール5世はこの反乱を鎮圧した際、一部の労働者に輪縄をつけ、
白衣を着させ(絞首台に向かう格好をさせ)、行進させるという屈辱の罰を与えた。
しかし、彼等は誇りを失う事なく輪縄を着用したという。
以来、ヘントの人は自身を
Stroppendragers(輪縄の着用者、Noose Bearers)と呼ぶようになった。
ヘントの人達にとって輪縄は権力への強い抵抗を示す象徴となっている。
現代ではこの姿を模して行進する祭りも開かれている。
bonus.png野望交易効率+10%

フリースラント(Friesland)v1.25

Ver1.25にて専用のNIが追加された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統開発コスト-10%
生産効率+10%
沿岸産業Coastal Industry艦船交易力+10%
アップシュタールスブーム同盟The Upstalsboom Leagueステート維持費-25%アップシュタールスブーム?(ウプスタルスブーム?)同盟は、
12世紀頃に「フリジアの自由」を掲げてフリジア貴族とフローニンゲンの街を中心に
当時の封建制に対抗する為に作られた同盟。
オランダの勇敢さDutch Courage陸軍士気+10%
ゾイデル堤防The Zuider Embankments建造物コスト-10%
建造期間-10%
ポルダーの洪水Flooding the Polders要塞防御+15%ポルダーは干拓地の事。
見解の相違Difference of Opinion異端寛容度+1
異教寛容度+1
戦友Brothers in Arms首都ノード交易力+10%
受容文化枠+1
bonus.png野望税収+10%

ブルゴーニュ(Burgundy)v1.25

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統陸軍士気+10%
外交枠+1
金羊毛騎士団The Order of the Golden Fleece威信+1/年1430年にイングランドのガーター騎士団を倣って設立された騎士団。
傭兵連隊The Compagnies d'Ordonnance傭兵維持コスト-15%
ブルゴーニュの三部会Promote the Estates General傭兵枠+50%
封建陸軍の改革Reform of the Feudal Army規律+5%シャルル突進公の手で封建的な騎士軍団編成がより近代的な軍隊編成に改められた。
完璧な街Integrate the Towns in the Estates General交易効率+10%
崇拝の自由Allow Freedom of Worship異端寛容度+2
連隊システムCreate the Regimental System人的資源+25%
bonus.png野望交易品生産量+15%

ブルターニュ(Brittany)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統海軍伝統+1/年
交易誘導+10%
ブルターニュの独立の歴史Legacy of Breton Independence敵対的コア化コスト+25%
ブルターニュの荘園The Estates of Brittany不穏度-1
ブルターニュの境界線Breton March要塞防御+20%
ブルトン・カトリックBreton Catholicism布教強度+1%
教皇影響度+2/年
海岸線の防衛Protect the Coastline艦船関連コスト-10%
公益同盟League of the Public Weal外交評判+1中央集権政策を進めるフランス王ルイ11世に対抗し、
ブルゴーニュを中心としたフランス国内有力大諸侯が結成した同盟。
ブルターニュも参加した。
万能薬The Catholicon威信+1/年
bonus.png野望海軍扶養限界+25%

プロヴァンス(Provence)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統陸軍士気+10%
外交評判+1
アンジューの相続権Memory of Angevin Claims請求権捏造コスト-25%
アンジュー家の復興Revive House of Anjou正統性+1/年
複合君主制Composite Monarchy不穏度-1
タラスコンの城Tarascon Castle要塞防御+15%
公益Public Weal外交枠+2
トゥーロンの造船所Toulon Dockyard海軍扶養限界+10%
海軍維持費-5%
プロヴァンスの指し子縫いProvencal Quilting生産効率+10%
bonus.png野望威信+1/年

ヘルレ(Gelre)v1.25

Ver1.25にて専用のNIが追加された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統安定度コスト-10%
海軍維持費-10%
封建の昇進Feudal Elevation外交官+1ヘルレは初め伯爵領であったが後に公爵を認められ、公爵領となった。
ハンザ同盟の都市Hanseatic Towns交易効率+10%
外国支配への反逆Defiance of Foreign Rule正統性+1/年ここでいう外国はブルゴーニュの事。
河川の支配Rule the Rivers開発コスト-10%
ヘルダーラント戦争The Gelderland Wars陸軍士気+10%
支払いとしての略奪Loot as Payment略奪速度+25%
土地の交渉Land Negotiations外交併合コスト-15%ヘルレはホラントやユトレヒトへ土地を担保として金を貸出し、
結果、ナイメーヘン(Nijmegen)やフェルウェ(Veluwe)を得た。
bonus.png野望異端寛容度+2

ポルトガル(Portugal)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統交易効率+5%
交易範囲+30%
航海王子の遺産Legacy of the Navigator水兵数+25%ジョアン1世の子・エンリケは航海者たちのパトロンとなり、未踏のアフリカへ領域を広げた。
その功績から「エンリケ航海王子(Prince Henry the Navigator)」と称された。
植民範囲+25%
アフォンソの布告Afonsine Ordinance交易品生産量+10%アフォンソ5世の摂政・コインブラ公ペドロは、
発達するブルジョア階級の支持を受けて国内貴族の抑制政策を実施した。
インド庁Feitorias交易力+10%
バンデランテスEncourage the Bandeirantes商人+1ブラジル奥地を探検、開拓した一団。
絶対王政Royal Absolutism建造物コスト-15%
絶対主義+0.1/年
未信仰の地Land before Faith植民地人口増+15
ギルド開放Open up the Guilds交易効率+10%
bonus.png野望関税+20%

マン(Mann)v1.25

Ver1.25にて新規に追加された国家で、併せて専用のNIが追加された。
1444GC開始時は、独立国家ではなく、イングランドからの解放により使用できる。
過去にグレートブリテン島とアイルランド島に囲まれたアイリッシュ海の中央に位置する島、マン島に存在した王国。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統水兵数+20%
艦船関連コスト-10%
スタンリーThe Stanleys外交官+1スタンリー家はイングランドの貴族の一つで、
1405年にウェールズで反乱鎮圧の功績により、マン島領主を賜った。
その後、マン島統治権を世襲する権利とその王を称する権利を与えられ、
以降スタンリー家がマン島を治めた。
マン王Kings of Mannコア化コスト-10%マン島は小さな島ながらもイングランドより王国として認められていた。
ティンワルド高等院Tynwald High Court雇用可能顧問+1ティンワルドはマン島の議会を指す。
元々はヴァイキングが治めていた時代の青空議会で、
現代にも続く千年以上の歴史を持つ世界最古の議会。
下院に相当するハウス・オブ・キーズ(The House of Keys)と、
上院に相当するレジスレイティブ・カウンシル(The Legislative Council)の二院を中心とし、
上下両院の議員が合同で一つの機関を構成する高等院(The High Court of Tynwald)が
議会における最高意思決定機関として、
上下両院の上位に位置づけられている
マン島及び島嶼部Mann and the Isles海軍士気+15%
継承法The Act of Settlement不穏度-11704年に制定された、地主と小作人との間での土地に関する継承や譲渡を定めた法のこと。
異端者は燃やせBurn the Heretic対異端改宗強度+2%
復帰法The Act of Revestment外交併合コスト-15%1765年、当時のマン島領主は封建的諸権利を王室に売却し、マン島は王室領となった。
このときのマン島購入法を復帰法と呼ぶ。
現代でもマン島は、連合王国の一部でも主権国家でもなく、自治権を持った王室属領である。
bonus.png野望規律+5%

マンスター(Munster)v1.25

Ver1.25にて新規に追加された国家で、併せて専用のNIが追加された。
デズモンド王(デズモント伯ではない)であるMacCarthy家の王朝。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統陸軍維持費-5%
請求権捏造コスト-25%
北海の漁師North Sea Fishermen首都ノード交易力+15%
勇敢で信心深いThe Brave and Faithful戦争疲弊-0.02/月マンスター地方のデズモンド王マッカーシー(MacCarthy)家の
紋章の題銘は「Forti et tibeli nihil difficile」と書かれており、
その意味は「Nothing is difficult to the brave and faithful」、
「勇敢で信心深き者に難しき事は何もない」である。
丘陵の襲撃者Hill Raiders敵損耗+1
スペインとの繋がりSpanish Ties規律+5%
より公正な土地Fairer Shores植民地人口増+15アイルランドはイングランドの圧政や飢饉により、新大陸へ多くが移住した。
その際、最後の寄港地としてアイルランド南西端のクロークヘイブン(Crookhaven)港が知られる。
海賊の安息所Pirate Haven海軍伝統+1/年マンスターは海賊が多かったことで有名で、
前述のクロークヘイブン港を拠点とした。
17世紀には海賊同盟もあったとされる。
私掠効率+15%
内なる敵Enemies Within諜報網構築力+20%
bonus.png野望宣教師+1

ミーズ(Meath)v1.26

Ver1.25にて専用のNIが追加された。
Ver1.26にて効果が一部変更された。
┗というより税収+10%の効果が2つあったので、バグ(設定ミス)の修正をしたものと思われる。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統要塞維持費-20%
守備兵増加速度+25%
無能な大君主Ineffectual Overlords生産効率+10%元々は、グループNIのアイルランドNIであった。
外国人Foreign Nationals外交評判+1元々は、グループNIのアイルランドNIであった。
アイルランド議会Parliament of Ireland安定度コスト-10%
イングリッシュ・タウンEnglishtown文化転向コスト-15%
軍事課税The Cess税収+10%セス(Cess)は主に英国とアイルランドで使用された地方税の意味だが、
ここでは、町を守る特別守備兵の維持を目的とした特別税のこと。
トリニティ・カレッジTrinity College統治技術コスト-10%トリニティ・カレッジ(Trinity College)は大学・研究機関の名称、
もしくは大学の学寮の名称として英語圏で広く使われている呼称であるが、
ここでは特にダブリンにある大学の事を指す。ダブリン大学トリニティ・カレッジは
1592年アイルランド女王でもあったイングランド女王エリザベス1世にて創設され、
現代にも残る400年以上の歴史を持つアイルランド最古の大学。
国内第1位、世界でも100位以内に入る世界有数の大学である。
被包囲心理Siege Mentality要塞防御+20%
bonus.png野望指揮官包囲+1

ユトレヒト(Utrecht)v1.25

Ver1.25にて専用のNIが追加された。

項目名原語効果備考
項目名原語効果備考
Traditions.png伝統税収+10%
分離主義年数-5
新しき信心Devotio Moderna国教寛容度+1Devotio Modernaはネーデルラントの
ゲラルト・フローテ(Gerard Groote)により、
提唱された敬虔主義的運動の事。
宗教改革につながる改革運動の1つとして知られる。
フローテは神秘主義主義的性格を持つ共同生活兄弟会を設立した事でも知られる。
司祭も一般信者も隣人愛的共同生活のなかで、
観想、祈り、清貧を実践することを目的とした。
活動としては、聖書や教父著作の書写が勧められた。
エクス・カテドラEx Cathedra教皇影響度+2/年エクス・カテドラはローマ教皇が持つ権威や職権の中で、最高のものとされるもの。
またその行使による教理宣言。聖座宣言とも訳される。
信心+0.5/年
情熱+0.25/月
教会権力+10%
武装都市Fortified City要塞防御+10%
攻囲能力+10%
ファーツェ・ラインThe Vaartse Rijn交易効率+10%ファーツェ?・ライン1137年に作られたオランダで最も古い運河の1つ。
ユトレヒトとホランセ・アイセル川や
ニーウェヘイン(Nieuwegein)とを結んでいる。
当時の低地地方における重要な航路の1つであった。
現代では、メルウェデ運河の一部に流用されている。
教会の都市City of Churches宣教師+1
布教強度+2%
文化的回復力Cultural Resilience受容文化枠+1
君主と同一文化の顧問コスト-25%
大衆の啓蒙Enlightenment of the Masses主義思想の伝播速度+25%
bonus.png野望主義思想の受容コスト-10%

リエージュ(Liege)v1.25

Ver1.25にて専用のNIが追加された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統陸軍士気+10%
教皇影響度+2/年
ギルドの民主制Guild Democracy安定度コスト-10%
リエージュの戦争The Wars of Liège人的資源回復速度+20%
信仰Religious Devotion信仰+1/年
ヴィッテルスバッハ司教Wittelsbach Bishops関係改善+30%ヴィッテルスバッハ家は、
ドイツのバイエルン地方を発祥とするヨーロッパの有力な家系。
一時期、ヴィッテルスバッハ司教君主を務めた。
プランス・エベック宮殿The Prince-Bishop's Palace外交評判+1プランス・エベック宮殿は、
リエージュのサン・ランベール広場にある宮殿。
リエージュ司教君主の邸宅として使用されていた。
1000年頃に初めて建造され、その後何度も焼失、再建され、
現代にも残っている。
現在も使用されているようで、中の観光は出来ない模様。
なお、Princeは英語読みプリンスではなく
フランス語読みのプランスを採用している。
文学協会Société Littéraire主義思想の伝播速度+10%
人間と市民の権利の宣言Declaration of the Rights of Man and Citizen不穏度-1人間と市民の権利の宣言は、
1789年のフランス革命時に人間の自由と平等などといった、
人権に関する宣言であるが、
1790年、リエージュは上記をモデルとして市民権の改正を行った。
bonus.png野望建造物コスト-10%

ルクセンブルク(Luxembourg)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統生産効率+10%
守備兵増加速度+25%
帝国の遺産Imperial Legacy外交評判+1
アルデンヌThe Ardennes要塞防御+20%
モーセル川交易The Moselle Trade交易誘導+15%
ルクセンブルグの要塞The Fortress of Luxembourg要塞維持費-15%
スペイン回廊The Spanish Road人的資源回復速度+10%
ルクセンブルク大公国The Grand Duchy of Luxembourg外交枠+1
全方位の敵対者Rivals On All Sides外交官+1
bonus.png野望攻囲能力+10%

レオン(Leon)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統税収+10%
国教寛容度+2
レコンキスタの伝統Heritage of the Reconquista陸軍伝統+0.5/年アストゥリアス王国、後のレオン王国はイベリア半島最後のキリスト教徒の土地にして、再征服運動の原点となった。
レオンのコルテスLeonese Cortes不穏度-1
新世界の征服Conquest of the New World植民者+1
サラマンカ学派School of Salamancaアイデアコスト-10%
レオン海軍の拡張Expand the Leonese Navy海軍扶養限界+25%
レオン語の後援Patronize the Leonese Language威信+1/年
レオン人の民族主義Leonese Nationalism歩兵戦闘力+10%
bonus.png野望生産効率+10%

レンスター(Leinster)v1.25

Ver1.25にて専用のNIが追加された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統敵損耗+1
要塞防御+20%
パラディウスの遺産Legacy of Palladius布教強度+1%パラディウスはアイルランドで初めてのキリスト教の司教。
聖パトリック(パトリキウス)と混同されるが、別人(同一の説もある)。
431年にローマ教皇ケレスティヌス1世(Coelestinus I)の命により、
アイルランドのレンスター地方アークロー(Arklow)に渡り、布教したとされる。
しかし、すぐにレンスター王により追放され、432年にはアイルランドを去った。
その後すぐにアイルランドにキリスト教の布教を行うのが聖パトリックである。
黒き地代The Black Rent首都ノード交易力+15%ゲール人がアングロ・ノルマンの街やイングランドの植民の街に対して
要求した貢物の事。みかじめ料の一種。
アイルランド語で「cíos dubh」と呼ばれており、
英訳すると「Black Rent」となる。
敵の属国は味方The Subject of My Enemy is My Friend反乱支援効率+20%慣用句「敵の敵は味方」をもじったもの。
強くない者は狡猾でなければならないHe Who Is Not Strong Must Be Cunning被射撃ダメージ-10%アイルランドの諺。
アイルランド語では「An té nach bhfuil láidir ní folair dó a bheith glic」。
長き記憶Long Memories戦争疲弊軽減コスト-10%
ジェラルディン同盟The Geraldine League外交枠+1絹衣のトマスの反乱にて空白となったキルデア伯に
生き残ったフィッツジェラルド家末子ジェラルド・フィッツジェラルドを
キルデア伯へ戻す事を発端に結成されたアイルランドの王達の同盟。
ジェラルドの後見人の叔母エレノア・マッカーシー(Eleanor McCarthy)が
後ろ盾を得る為、ティアコネル王マヌス・オドネル(Manus O'donnell)と結婚。
また、ティロン王コン・オニール(Conn O’Neill)とも親戚関係であり、
ソモンドのオブライエン(O'Brien)家等も加えて大連合を結成した。
その後、イングランド統治の打倒を目指した。
バリーナコール軍事学校Ballinacore Military Academy軍事技術コスト-10%ウィックロー(Wicklow)のバリーナコール?(Ballinacore)に勢力を誇った
フィア・マクヒュー・オバーン(Fiagh Mac Hugh O'Byrne)の訓練の事。
第二次デズモンドの反乱時、1580年のグレンマルーア(Glenmalure)の戦いで
イングランド軍を率いたグレイ卿へ奇襲攻撃を行い、打ち破った。
bonus.png野望宣教師+1

ロレーヌ(Lorraine)v1.22

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統歩兵コスト-10%
キャラバン力+20%
ヴォージュ山脈The Vosges要塞防御+20%フランス北東部にある山脈
ロレーヌの鉱山Mines of Lorraine生産効率+10%
ロタリンギアLotharingia請求権捏造コスト-25%意味はロタールの国。
カール大帝の孫の代で、三分割されたフランク王国の一つで、
フランス語ロレーヌ、ドイツ語ロートリンゲンの語源。
柔軟な外交Flexible Diplomacy外交官+1
二つの言語、一つの土地Two Languages, One Land受容文化枠+1
三司教管区Trois-Eveches国教寛容度+2
スタニスラス広場Place Stanislas威信+1/年
bonus.png野望税収+10%

グループNI

特定の集団に属する勢力に対して適用されるNI

ハイランダー(Highlander)v1.25

主要文化がハイランダー(Highlander)の国家に適用
v1.25で新規に追加された。

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統後継者誕生確率+50%
守備兵数+25%
ウォレスThe Wallace陸軍士気+15%ウォレスはウィリアム・ウォレスを指す。スコットランドの英雄。
イングランド王エドワード1世の過酷なスコットランド支配に対して抵抗運動を行い、
1297年のスターリング・ブリッジの戦いでイングランド軍に勝利をおさめた。
その後、捕縛・処刑されるが、スコットランドの民衆を鼓舞する結果となり、
後にイングランドがスコットランド支配権を喪失する事となる。
フレーバーは15世紀にブラインド・ハリーによって書かれたスコッツ語文学の代表作品である
ウィリアム・ウォレスを題材にした英雄詩「ウォレス(Wallace)」の出だしの一部。
スコットランドで長らく人気があり、聖書の次に人気のある作品とされてきた。
ハイランドの氏族The Highland Clans敵損耗+1
城への襲撃Storming the Castle攻囲能力+10%
聖公会の教義Episcopalianism宗教的統一性+10%聖公会はイングランド国教会の系統に属するキリスト教宗派。
スコットランド聖公会は1690年にスコットランド国教会から分離して誕生した。
安定度コスト-10%
高地地方突撃Highland Charge与白兵ダメージ+15%
武装条例The Arming Act人的資源+10%
オシアンOssian威信+1/年18世紀のスコットランドの作家ジェイムズ・マクファーソンが
スコットランドの伝説の英雄詩人オシアンが残した
英雄フィンガルにまつわる一大叙事詩を発見したとして発表した作品群の語り部として登場する。
ただし、このジェイムズ・マクファーソンが発表した作品は多分に創作が入っている。
オシアン自身はアイルランド伝承文学のフィアナ伝説群に登場する
アイルランドの伝説の英雄詩人オシーンをモデルとしている。
昔は双方ともオシアンと呼称されたが、最近では区別するため、オシアン、オシーンと表現するらしい。
bonus.png野望人的資源回復速度+10%

フランス諸侯(French Ducal)v1.22

主要文化グループがフランス(French)の国家に適用。
(Auvergne, Gascony, Toulouse, Armagnac, Foix, Bourbonais, Berry, Alencon, Normandy, Champagne, Dauphine, Picardy, Champagne, Hainaut, Bar)

項目名原語効果備考
Traditions.png伝統要塞維持費-10%
騎兵コスト-10%
交易の人々Men of Trade首都ノード交易力+10%
ルネサンスの宮廷Renaissance Palaces威信自然減-1%
突撃と死Qui Ruit Et Lethum歩兵戦闘力+10%
宗教的信念Religious Conviction国教寛容度+2
フランス料理French Cuisine威信+1/年
フランス啓蒙思想French Enlightenment外交枠+1
小国家La Petite Nation陸軍士気+20%
bonus.png野望税収+10%

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