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ここでは、ナワトル諸国を代表するアステカを例にとるが、ナワトル、場合によってはマヤ、インティの国全般に適応可能である。
アステカは中米地域で最高のDEV値を持つ国家であり、国内に2つも金山を保有しているほか、固有のNIを持っている。
しかしナワトル宗教の特性として、保有州数ごとDOOMが増加し、100に至ると実質ゲームオーバーとなる*1。
序盤は、ライバル視されていない適当な国と同盟しよう。
はじめのうちは1つか2国としか同盟していない国を狙うか、もしくはハイエナする。
ナワトル国家の仕様上、州の割譲は最低限にして、属国化を選んでいく。CBの花戦争で格安、DIPなしで属国化が可能である。
属国化するとその国の戦争を防衛側で引き継げるので、それを利用して属国を増やすのもありだろう。
ただし、これは逆もありうる。つまり、自分の攻めていた国が他国の属国になり、その宗主国どころか、かの国の同盟国すべてと闘わなければなくなることがあり得るということだ。
AEとLDは全く気にする価値がない。はじめを除けば関係のあるすべての国とは同盟関係か停戦が置かれているからだ。
ただし、GC以降、国が増えた影響で包囲網が組まれることもないとは言い切れなくなったので、AEの及びにくいマヤ系国家と同盟を結んで抑止力としておくのもいいかもしれない。
彼らは初期のattitudeこそneutralであるが、関係改善をすればすぐ同盟を結べる。
君主力の価値が低いので外交枠は気にせず、属国を五つ揃えたら宗教改革に臨む。
ボーナスの取得順は、規律→戦争疲弊減少→植民者→外交枠→安定度 が無難だろう。
技術に関しては、軍事は絶対に、それも他国に先行してあげるべきで、君主能力によってはNFをあてるのも視野に入る。
というのも、ナワトルはうかつに州を増やせないので、質的な優位を保つことが勝利の絶対的な条件となるからだ(そのため、軍事顧問に士気or規律が出なければ、リスタートしたほうがよい)。
マヤ系国家は和平で改宗できるので積極的に改宗する。
以下の流れを5回繰り返せば晴れてDOOMの上昇から解放され、さらに中米を統一することでDEV400~500の国を築くことができているだろう。
ちなみに花戦争はまだ可能で、最後の改革後もDOOMは残るので適当な敵を叩いて0にしておくことが推奨される。
西洋国のコア州(植民地はダメ、植民地国家は可)と、自国のコア州とを隣接させることで、近代化が可能(このとき花戦争も消滅)だが、そのタイミングにかなりランダム性がある。
1530~80年、時には17世紀を迎えてようやくなどかなりのブレがあり、また西洋国家に発見されてから近隣に入植してくるまでもラグがある。
西欧国家はこちらを発見すると金山に領土欲を燃やし、戦争を仕掛けてくる。
もし相手が領土の割譲を要求した場合*2、すぐに領土を差し出して講和しよう。
失った領土には植民地国家が成立するため、すぐに取り返すことが可能で、再征服CBなのでaeも皆無だ。
イギリスに多いのだが、戦争を吹っかけてきたくせに、領土を取らずに賠償金だけを求めるタイプは非常に厄介だ。
とはいえ、その場合、近隣に敵領土はなく、相手は上陸戦を仕掛けてくるので上陸ペナを利用して戦おう。
この場合は、講和できるようになってもすぐに講和せず、敵兵を倒し続けて賠償金を絞ってやろう。
戦勝点のかかる講和をすることで、停戦期間を延ばすことにもなる。
どうしても負ける場合でも、*3滅びることはないので気楽に。
西洋化までの内政について言うと、MILは勿論できる限り最新を保つ。特に砲兵の有無は決定的であり、西欧国家は出会ってすぐにでも宣戦してくるので軍質は高くしなければならない。
ADMは、西洋人がやってくるまでに君主にもよるが7~9まで上げることが可能である。
特にアステカはアイデアコスト割引のNIを持っているのでぜひアイデアを取っておくべきだろう。
候補に挙がるのは軍事系と宗教、拡張、海運*4だろうか。
外交技術は一切上げる必要がない。金山のDEV,marchantilism,文化転向に投入しよう。
unbalanced researchがどうしても気になるようなら序盤に上げておくと、受けるペナルティは小さくなる。
植民地は2つ、テキサスと中央アメリカに植民する。これらの地域は西欧国家が真っ先に植民してくるところであり、植民範囲の都合上、自国州と隣接した地域しか植民地化できないので、自分からできるだけ近づく必要がある。
1520年台くらいからは君主力を限界までためておく。原住民国家はinstitutionを一切受容できないので、封建制、ルネサンス、植民地主義、(場合によっては)活版印刷のすべてのペナルティを食らっているので、2300~800ほど貯めることができる。
ただし、君主点を上限以上に持っていると、各分野での君主点の値が変動した瞬間にそのの上限値まで減少する。
例えば、Feudalism、renaissance、Coloniamismのペナルティーをすべて受け、君主点上限が2500の場合、各2499点まで貯めることができ、上限まで貯めたとする。
ここで近代化、上限が999に下降する。この時、例えばADM技術を上げ、600点を消費した場合、ADMは1899点残るはずだが、切り捨てられて999点になる。一方、DIPやMILはいまだ2499点が保持されている。
つまり、2200~3100点以上*5*6の君主点を持っていてもあまり意味がない。
アステカはヨーロッパ国家と戦争とイベントで大規模な反乱とRapid Collapse of Societyという補正がつく。
これは全君主力消費+33%、規律-10%、士気-20%という凄まじいものだが、しかし近代化すると翌月に解除されるため、まったく恐れることはない。
Dharma*7が有効である場合、西洋化の際に原住民国家は模範とした国の政府タイプをそのまま受け継ぐ。
これが曲者で、植民地国家を模範とした場合、それにならった共和制となってしまう。
君主が若年である場合は選挙を続けて専制から君主制にすればいいが*8、優秀な後継者を頼みにしている場合、共和制になったとたんに後継者が消滅するので、少し待って即位させてから改革すること。
ここまで来れればもはや心配事はない。まず西洋化した時点でアステカは列強入りできる可能性が高い。
ナワトルは面倒くさい宗教だが、その面倒くさい部分は完全に解決されており、
不穏度‐2、士気+10%、規律+5%、植民者+1、戦争疲弊-0.05/月、安定度コスト-20%
というぶっ壊れ宗教と化している。西洋人に戦闘で負けることはよほどでないとあり得ないだろう。
あとは豊かなアンデスをスペインより先に征服し、植民地国家を平らげ*9、十分な国力をつけることができる。
外交については、グレートブリテン、フランス、スペインといった植民国家はことごとくHostileで同盟することは絶望的である。
またオスマンやロシアといった利権の絡まない国は大抵態度が?となっているので同盟することは難しい。
欧州に1州でも獲得できれば欧州国家との距離は狭まるので、距離補正による同盟のマイナス補正は消え、ブランデンブルクやオーストリアといった国と同盟することができる。
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