各国戦略
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アイルランドは1444開始時点で、13の州すべてがバラバラになっている。12の地方諸国と1つのイングランド領地にだ。
これらを統一するにはそれにふさわしい世界線が必要だが、運が良ければ必ず統一できるわけでもない。
ここでは、アイルランド統一とブリテン島の制圧までを紹介する。
まず12ある諸国のうち、どこで開始するかの考慮点について。
まずは周りの諸国にライバル指定と使い捨て同盟の設定を行い、歩兵4騎兵2の連隊(それ以上雇用できるならする)まで陸軍を保有、ライバル国に宣戦布告し併合というのが基本の流れになる。包囲網対策に無理な併合は避けよう。
また、対イングランド戦に向けてスコットランドとの同盟は進めておきたい。最終的にはかの国も亡ぼすので、アイルランド東部のペールを手中に収めるまでの一時的な同盟であることを忘れてはならない。
詰みポイントは2つ。1つはスコット=フランス同盟が成立し、百年戦争再開でスコットランドがイングランドに切り取られること。
こうなると、後々の対イングランド戦で強襲上陸と海峡突破を同時にしてくる可能性があり死ぬ。また、アイルランドを統一したとしても国力差でひねりつぶされる。
もう1つは、アイルランド諸国がイングランドの属国になること。イングランドはAI諸国と同盟し、しばらくすると属国にしてくる。
こうなると手が出せなくなるので、なるべくイングランドと同盟している諸国はワザ(後述)を使ってつぶしておきたい。
領土を拡張をしていくうえで、おそらくある問題が出てくるかもしれない。
それは諸国がイングランドや他の大国と同盟しているというものだ。引く手あまたのフランスはほとんどないが、ブルターニュやデンマークといった微妙な奴らが、どこかの諸国と手を組んでるかもしれない。
もちろん、イングランドとの同盟は迅速に対処しなければならない。
というわけで、2つのワザを記載しておく。1つはおなじみ釣りだし宣戦。
大国と同盟している諸国を諸国Aとする。この諸国Aが別の諸国Bと同盟していたら、諸国Bに宣戦布告することで間接的に諸国Aと戦うというものだ。
これなら(戦争リーダー扱いしない限り)大国は出てこない
もう1つは属国化からの戦争継続を利用する方法だ。これは、諸国Aが大国としか同盟していない場合に有効である。
説明すると、諸国Aの隣にある諸国Xと戦争し、占領をしているとしよう。AIの諸国は大抵、隣国に請求権を作っているので、漁夫の利宣戦、つまり諸国Aが諸国Xに攻撃側の宣戦布告をしてくる。
こうなれば成功で、あとは諸国Xを併合せずに属国化すればよい。属国にすると、その国の戦争状態を継承するので諸国Aが諸国X+自分に攻撃しているという構図を作ることができる。
この年代では、大国が攻撃側の侵略戦争に参戦しないので、あとは諸国Aをシバいて終わりである。
アイルランドの統一はワザを使えば比較的簡単に終わるだろう。
なのでこの時期から対イングランド及び対スコットランドに向けての布石を撒いておきたい。
アイルランドを全部自国で統一した値を1とするならば、諸島連合を吸収したスコットランドは2、イングランドは4くらいの国力がある。勝てへん。
なので属国ファンネルを利用しておきたい。2~3州を得ている属国を2国作成することで、最大12+2連隊(属国1か国最大6連隊作ってくれるのと、1属国で自国1連隊作れる。2属国だと倍)をかさましできる。
ただし、マンスターは初期の要塞を撤去しないと借金に陥るので、その地域で属国開放するなら注意。
なお、属国に州を与える方法は属国タブをからできる。
ちなみに欲張って3属国作ると、自国の国力<3属国の国力状態になり、全属国の独立欲求が50%を超えてしまう。
こうなると独立戦争してくるわ軍隊動かさないわで酷い目に遭うから、3つめ作るのはやめておこう。
属国の作成を済ませたら、スコットランドと同盟を組もう。
もしいけそうなら、今のうちからフランスとも同盟したい。
参戦を期待するのではなく、宣戦されるのを回避するために必要な存在だ。
さて、この時点で世界情勢がどうなっているかで難易度が変わってくる。
もしイングランドが、フランスやブルゴーニュと立て続けに戦争して疲弊していたら、ペール奪還戦争を仕掛けてもいい。強襲上陸に必ず対応していけば勝てるはずだ。
なんなら、スコットランドがイングランドへ逆侵攻しているようなら万々歳である。
しかし、ピンピンしているようなら焦らず機を待って行動しよう。
第一回目の対イングランド戦争は、ペールだけ(できればマンも欲しい)を獲得できるようにしよう。
よほど幸運な世界で、あなたの用兵に腕があるならば、ウェールズ地方の要塞を落として1州だけ割譲させてもいい。属国ウェールズを作ることで、再征服CBを利用できるからだ。
もし、ブリテン島で新しく属国が作れるならば、アイルランドにある属国は外交併合してしまおう。
2属国の状態をなるべくキープしておきたい。
オススメ属国はウェールズ、ノーザンバラード、そしてスコットランド内にあるゲールだ。ADM節約のためにも、作れるようにしておこう。
この二つは世界の情勢でどちらを先にやるか決めなければならない。
イングランドが大陸領土を保持しており、また軍や経済の状況が健在ならば、スコットランド侵攻はやめておいたほうがいいだろう。
仮にこちらがスコットランドと戦争して勝利したとしても、一度の戦争で全部併合できない。後々イングランドがハイエナしてくるしおそらく成功する。それは困る。
逆にイングランドがガタガタで、スコットランドがイングランドを吸収しそうならば、スコットランドを攻めたほうがいい。バランスよくたたいていこう。
ここで、スコットランドを攻める際の注意点として、フランスが参戦するかどうかを確認することだ。機を見て戦争しよう。
もしスコットランドが諸島連合を併合していなかったら諸島連合併合をし、しているのであれば属国ゲールの作成を行いたい。
領土とたっぷりの賠償金だけを求めるのはナンセンスだ。屈辱を与えるのもいいが、なるべく外交関係の破壊を徹底したい。
アイルランド海軍はまだまだ小さく、維持費を賄うだけの収入も少ないだろう。ロンドンを抑えて主要交易ノードをイギリス海峡にできれば話は別だが、そうでないならば敵同盟国からの不意な強襲上陸を避けておきたい。
また、一度外交関係を破壊してしまえば再び結びなおさないことも多い。何度かの戦争に小分けしてでも、相手に不利な外交状況を押し付けておきたい。
イングランドとスコットランドを交互に切り取れば、あとは消化試合だ。
属国の併合、外交、交易をぬかりなく行いつつ、力でねじ伏せてしまおう。
また、ノルウェー(場合によってはデンマーク)がブリテン地方の島をまだ持っているかもしれない。
請求権を捏造して逆ヴァイキングしてやろう。ブリテン統一とコア化を完了したら、実績は目の前だ。
シビアな戦争なんかしたくない、もっと自由にのびのびやりたい!という方にはこちらの戦略をお勧めする。
この戦略が意味することは、とどのつまり血みどろのヨーロッパから脱出してしまおうということである。
アイルランドはフランスやイングランドなどの植民大国ら同様、新大陸へは比較的近いので、ドイツ諸侯などでやるよりは断然楽である。
基本的にどれでもいい、どこを選ぼうと、植民距離にはほとんど影響はない、あったとしても他の近い諸侯を飲み込めばいいだけのことである。ただ、かなりの(楽な)拡張を要求されるので、伝統でコア化コスト−10%がついているソーモンド辺りが良いだろう。-10%と言っても侮るなかれ、仮に100ADM要求されるプロビを3つコア化するとしたら、これだけで30ADMの得である、実に無能君主(0,0,0)十ヶ月分、神君主(6,6,6)3ヶ月分で、あるに越したことはない。
また、伝統で請求権マラソンを25%早められるマンスターも候補に入る、ソーモンドと違いコア化コスト削減はないものの、規律UPがあり、植民地人口増加+15がソーモンドよりも早く手に入る(それでも遅すぎるが)。
初手探検、当然である。次点で拡張、これは後述。後はお好みで、だが、新大陸に本拠地を構えるという戦略上、DEVポチが必須な上、大規模拡張でADMも持っていかれるので、軍事系アイデアをとったほうが安定するだろう、基本的にプレイ全体を通して軍事点は余るので。ただ、いくら軍事系アイデアを取っても、イベントなどで無料で強化される大国には絶対に敵わないので、悩ましい所。
同盟はもちろんイングランド、そして強そうなアイルランド諸侯、彼らに攻め込むことはこの戦略ではほとんどないため、フランスとの関係のことはまだ考えなくてもいい。さて、植民をするにはまず金がいる、それもかなりのハイペースで行うので、使う金はアイルランド諸侯からしたら莫大だ。
そこで、序盤の金策を比較的楽にするため、上記の実績プレイ同様アイルランド島内で小拡張を行う、3〜4プロビあれば十分だろう、それより多くとっても最終的には属国やイングランドに渡すことになるため、あまりアイルランドでの拡張は意味がない、しかし一プロビのままだと、それはそれでイングランドに強制属国化されてしまう、拡張が必要ない理由は後述。
数多い諸侯の中にはスコットランドやデンマークと同盟を結んでいる国も多いだろう、それを利用し、イングランドと共にスコットランドやデンマークを攻める。何故か?もちろん金のためである、アイルランド諸侯の賠償金なんぞたかが知れてるので、彼らから金を巻き上げ今後の植民資金に充てる。
デンマークからは余裕があればアイスランドなどを取ってもいいかもしれない、筆者のプレイ時は、属国アイスランドがカナダに植民してヴィンランドを作ってくれたので、意外なところで役に立つかも。
さて、探検アイデアも取り、植民者もおり、外交技術7で植民距離も足りる、しかも金は十分。
レッツ植民タイムだ!上陸場所はもちろん位置的にも近い北米・・・・と言いたいところだが、北米は植民時間に反して見返りが小さい土地ばかりなので、あまり命を賭けて植民するような場所ではない、となるとやはりDEV値が多く、交易の中心であるカリブ、ここしかない。一応植民距離的には顧問を雇わすとも十分足りるので、もしもなんらかの事情でカリブ海に到達できないのならば、仕方なく北米に植民するしかない。だが目指すはカリブだ!何がなんでもポルトガルやスペインよりも前にカリブ海を抑えられなければ、このプレイは御陀仏、ここの植民スピードこそが天下の分け目である。
二つ目のアイデアも植民者を増やす拡張がいいだろう、スペインやポルトガルの植民スピードが遅いのならば、他のアイデアでもいいかもしれないが、彼らがいつペースアップしてくるか分からないので念のためダブル植民者で対応するのが安定である。ちなみに優先的に取るべき土地はDEV値が高いウィンワード諸島、ジャマイカなどの交易中心点一択である。
さて、順調に植民が成功し、4プロビまでカリブ海を抑えたとしよう、ここでまずすべきことは五プロビ目を獲得するのではなく、ヨーロッパ側の土地を属国やイングランドに与えることである。具体的にどうするのかというと、一プロビだけ残して他は全て属国解放、イングランドへ売却する。こうすることで、新大陸遷都への条件を満たせる。
そう、(欧州国家の)新大陸遷都の条件とは、「ヨーロッパに一プロビしかないこと」、元々一プロビしかないアイルランド諸侯にとっては完璧にマッチしている。
いよいよここまできたら遷都だ、遷都場所はどこでもいい、できればDEV値が元々高いところがいいだろう(君主点消費を減らせるため)。ポチッ!
やっとのことで遷都したならば、あとは五プロビでも十プロビでもいくらでも拡張できる、新大陸に首都を有している国家には植民国家が誕生しないし、邪魔する強国も(新大陸に)いる訳でもない。後は自由だ・・・と言いたいところだが、強国が居ないのは新大陸だけ、本当の敵はやはり西欧諸国である、彼らにはどうしてもniや技術などで負けてしまうため、戦争を吹っかけられよう物なら100%敗北である。更に彼らは植民スピードアップのバフすらついているため、植民する土地がどんどんなくなっていってしまう・・・・・
と、思うかも知れないが実は植民に関しては全くもって問題ない。
何故だと疑問に思うのなら植民国家に対して「宣戦布告」ボタンを押してみよう。
ポチッとな、あれ?植民国家なのに本国が参戦しないぞ〜?
そう!これが新大陸亡命戦略の根幹であり楽である所以、「新大陸に首都を有する国家が植民国家に宣戦布告しても本国はついてこない」という仕様である!!
この仕様のお陰で、いくら植民されようと、いくら成長しようと、挙げ句の果てには負けようと、簡単に土地を分捕ることができる、しかも本国の方は少し怒るだけで何もしてこない、いや参戦しろよ。
後はお察しの通り、植民しつつ植民国家を叩くだけ、それだけで北米統一、頑張れば新大陸統一も夢じゃない。欧州勢との同盟や婚姻は、国境間の距離だけで拒否されてしまうので、かなり難しいが、同じライバル補正や関係改善でどうにかなる。(ただし西欧は無理、新大陸への領土欲が尋常じゃないので、イングランドにも高確率でライバル視される。同盟を結ぶなら欧州内陸部のオーストリア、生きていればアラゴンにポリ連合ぐらいしかない)
そして新大陸でつけた力で、欧州侵略も出来るかもしれない。とにかく軌道に乗るのが早い戦略なので、応用が効きやすい。(ちなみにブルターニュやナバラでもできる)
制度などはDEVポチで十分間に合うし、後半になれば革命の影響も受けない(国難が発生する条件の一つは首都が欧州にあること)。
一つデメリットがあるとすれば、こんなものロールプレイも何もあったもんじゃないし、アイルランドである必要性がない、これらに尽きる。アイルランド愛好家ぐらいしかやらないであろうこの戦略だが、一プロビからDEV値2000以上の超大国に変貌するのは圧巻の一言、そんな快感を味わいたいのならぜひ。
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