各国戦略
本ページの内容は、ver1.29.4で確認されたものです。
神聖ローマ帝国の手引も参考。
ブランデンブルクの初期の連隊数は10にも満たないし、州が特別豊かなわけではない。
しかし選帝侯*1であり、固有のミッションツリーと、このゲーム中で陸軍の質が最強のNIを持つ。
まず最初にするべきことは皇帝であるオーストリアと同盟を組むことだ。非コア州のHREの領土を奪うと皇帝と友好的でない限り不当な領土の返還要求がされ、領土を返すか諸国の不興と不穏度を貰うことになる。
選帝侯に対してはほぼ皇帝オーストリアの態度はfriendlyであり、同盟を結べる。
一方、それ以外の諸侯はまず同盟を結べないので、婚姻を狙おう。
同じドイツ文化であれば婚姻に+20の補正が付くので、オーストリアが提案を受けてくれることも多い。
いったん婚姻を結ぶと、自国の陸海軍が弱いために同盟を結べなかったとしても、外交関係超過によるマイナス*2を回避できるので他国よりも有利になる。
婚姻の提案は必ずゲーム開始初日に行おう。オーストリアの外交枠はすぐに埋まるから。
そしてポーランド、デンマーク、ハンガリーのような大国のいずれかと適当な諸国と同盟を組んでノイマルクを購入できるイベントを待つ。
来なくても当然プレイ自体はできるが、ミッションツリーの関係上、また単純に金で領土を(特にAEの増えやすいHREでは!)買えるのはかなりお得なので、リスタートするのが好ましい。
このイベントでノイマルクを得るとミッションがクリアされ、ポメラニア一帯にクレームがつく。
近年のパージョンは以前と違い、AIが人間のために外交枠を開けることがなくなり、その分AIの同盟国が増えた。
しかしながら他の戦争で劣勢だとか偶然同盟が少ない国などで優位に戦える国が発生するので、そこを狙って攻撃、併呑していく。
もちろん機会があれば迅速に攻撃できるよう、同盟以外の隣接国にはすべて征服CBを保持しておくようにしよう。
戦争を仕掛ける目安として、参戦国の規模にもよるが、自国側と同盟が同数程度であれば人間の入っている優位でほぼ勝つことができる。
また、ポメラニアのような細長い国や、アンハルトのような一州国家*3は開幕で敵全軍を殲滅し、あとは全土に1kだけでも置いておくと、新規徴兵が行えず、実質的に無力化できる。
州を約束しての参戦について、これは州を渡すことが基本である。
と、いうのもこの約束を破るとしばらくの間、州を約束しての参戦自体が不可能になる。
州を同盟国に渡す場合、AEもかからなければDIPも向こう持ちである。
州を与えると、その州の価値が貢献度以上であった場合、追加でその国はfavorを得る。
これを利用し、例えば低地の国でブルゴーニュを殴り、その領土を献上して大量のフランスのfavorを得るといったこともできる。
そのような機会がなければ、大国はfavorが貯まりにくいので、ある程度の規模の国(ザクセン、バイエルン、ミュンスターなど)とも同盟を組むとよい。
HREで何よりも大事なことはAEを貯め過ぎないことである。
そのため、ダカットに余裕ができたらすぐにでも関係改善の外交顧問を雇うべきだし、商人はリューベック、ウィーンといった周辺のノードで関係改善に当たらせる。
HREやインドなどのAEの貯まりやすい地域では商人は外交官である。
威信が高いとAEが増えにくく減りやすくなること、同盟国にはAEが非常に散りにくいことも覚えておくといい。
戦争が圧倒的である場合、必ず各国の戦勝点を100点にしたのち個別和平すること。
同盟破棄、ライバル撤回、コア放棄などで威信と資金をより多く稼げる。
威信や金は貢献度を基準に山分けされるが、10年建ての賠償金は貢献度関係なく100%自国に入るのでお勧め。
逆によほどのことがない限り敵同盟国から領土を奪わない事。
必要なwar scoreとAEが2倍になる。
ボヘミアは高確率でライバル視してくるし、こちらもライバル視できるので、ポーランドと組んで叩けば効率よくPPと金を稼げる。
特にシレジア地方はシレジア公国が併合されていれば属国として作り、格安のAEでHREでも有数の富裕な地域を切り取れる。
しかし、州を約束して参戦させた場合、報酬が貢献度に見合わないとたとえ州を与えてもTrustが下がる。
さらにポーランドはオーストリーをライバル視しがちで、最悪同盟を切られてしまうのでほどほどにしよう。
ポーランドはボヘミアに比べるとずっと強大である。
しかし国内は異端が多く、不安定である。これが顕著化するのがコモンウェルス変態時で、旧リトアニア地域の正教徒で国内が溢れかえる*4。
さらに時期的に宗教改革とも重なり、中枢のポーランド地域にすら異端がはびこることになる*5。
ちょうどオスマン、ロシアが初期拡張を終えたころでもあり、ポーランドはまさに内憂外患に悩まされることになる。
この時期になれば、ブランデンブルク(ないしドイツ諸国)も、一角の国となっているので、ロシアと結んでポーランドを轢き潰してやろう。
ポーランドが持つ東西プロイセンは、プロイセン建国に必要な州である。
プロイセン化のメリットは三つ。
まず王国化により、外交官+1,ステート+5などの恩恵が受けられること。
これに関して、30年戦争でカトリックが公式宗教になる場合、プロイセンは選帝侯の地位を失って公国に戻ることになる。
次がmilitarizationの解禁だが、これは思う程美味しくない。
ある程度の大国になればmilitarizationの低下値は許容範囲を超え、0に張り付くことが多い。
とはいえMILは後述の特性から豊富にあるので、重要な戦いでの一時的なバフ程度に思っておくといい。
最後が君主の軍事能力+3で、これにより能力の期待値は3→5と劇的に上昇する。
将軍ガチャは引き放題で、professionalismの向上から人的資源の問題も解決する。
以上のことから、プロイセン化はメリットを多く齎すものの、30年戦争の趨勢を伺い、プロテスタントが不利であればその終結まで変態を延期するのもよい。
ステートはまだしも、外交官の減少は致命的だろうから。
ブランデンブルクは、初期でカトリックを信仰しているが、宗教改革発生後すぐにプロテスタントに改宗したほうが良い。
カトリックの真価は新大陸やルテニアなどの改宗可能な州を大量に擁する国で発揮されるが、ブランデンブルクはそうではない。
さらに現行の仕様では最初に改宗した3か国に改革の中心地が与えられ、これによって問答無用で州がプロテスタントに転向するので、プロテスタント化してもそこまで国内が異教まみれになることはない。
純粋な性能としてもプロテスタントは優秀な部類だし、このころには中堅国程度にはなっているだろうから、信仰の守護者に確実になることができるのも魅力である。
また、史実の宗教である改革派に関しては、改宗できる時期が遅いうえ、基本的な性能がルター派に劣っている。
異端寛容が高いのは改宗が面倒な人にとっては楽かもしれないが。
HRE圏内である以上、AEを軽減する諜報、外交官の増える外交が有効
ADM系では、傭兵とコア化コストが安くなる統治や、内政効率を高める経済がおすすめ。
反面、軍事レベルを7に上げるまでは、軍事系アイデアはオススメできない。
軍事技術の遅れは、統治・外交技術とは異なり、戦争での不利に直結するため、
軍事アイデアにMILを注ぎ込むことで軍事技術が遅れるのは、本末転倒であるからだ。
カトリックプレイであれば、宗教や人文も有効である。
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照