各国戦略
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結構簡単にオスマンは倒せる。運があれば。
かつての仕様では、ダーダネルスを海上封鎖してオスマンをアナトリア側に閉じ込め、バルカンを占領することで勝利することができた。
しかし現状では両岸を支配していれば海上封鎖していようが渡ることができるし、ミッションツリーの変更でランダム性が失われ、歴史的な領土に大量のクレームがつくようになってオスマンはさらに強化された。
現行の仕様で一番メジャーな戦略は「アルバニアトラップ」と呼ばれる手法である。
この戦略はまずアルバニアと関係改善していつでも同盟できるようにして置き、アルバニアがオスマンに宣戦されたらすかさず同盟してヴェネツィア、アルバニア軍とともにオスマンを殴る手法である。
特にアルバニアのスカンデルベグは、君主特性で士気が+5%されている上に、非常に優秀な5-5-5-0の将軍であるため、これと合体して動けば、オスマンの優秀な将軍と序盤のアナトリアユニットにも有利に戦えるだろう。
これは、AIに主導権を取られるうえに各個撃破される危険性もあるが、ビザンツは初期で10k程度を動員できる、場所が場所なら中堅国と扱われるべき国であり、この軍が加わればオスマンに勝利するのはそう難しくないだろう。
また、ワラキア、セルビアなどの正教国家と関係改善し、同盟して抑止力とする。
この戦略は大きく運がからみ、初手でオスマンに宣戦されるとリセットするほかないからだ。
幸いなことに現verでは、オスマンのミッションではコンスタンティノープルにクレームがつかないので、諜報網構築して請求権捏造されるまでの暫くの間は猶予期間がある。
DLCのMare Nostrumが有効ならば防諜コマンドを使って更に少しだけ時間が稼げる。
さて、この戦略が成功すればおそらくビザンツは大半のコア州を取り戻し、国力は飛躍するだろう。
戦争リーダーはAIなので、ダーダネルスの対岸などの重要な州を割譲させてくれるかわからない所があるので、個別和平してもよい。
アルバニアのTrustは若干下がるが2~3州を取得する程度に戦勝点は確保できているはずだ。
個別和平しても、アルバニア側の和平で我々にコア州を返還してくれることも多いのであまり心配はいらない。
ここまでくるとオスマンを解体することを考えるタイミングだ。
マムルークと戦っているときを狙ってもいいし、バルカンの同盟国のほか、ハンガリーを呼び込んでもよい。初期でオスマンとハンガリーは微妙に国境を接しているので、そこを約束すれば無償で来てくれる。
ブルガリア、エレトナ、あるいはオスマンに攻められたカラマンといった国のコアはオスマンを解体するのに有効だ。
各文化のPrimary nationのコアはどうやっても消失しないので、周辺国に袋叩きにされたオスマン自体を属国にすると、大量のコア州が請求できるが、ヒストリカルライバルなのでLDが+50されてしまう。
ともあれ、瀕死の危機を脱したビザンツは、拡張先の選択肢も多く州も豊かであるため、君もBasileusになる一歩を踏めるはずだ。
別の戦略としてハンガリーとの同盟を活用した戦略を紹介する。概要としてはハンガリーがオスマンをライバル視している世界線でハンガリー・ワラキア・アルバニアと同盟し、停戦の切れる1450年頃に三ヶ国とともにオスマンを叩くというものだ。
選ぶ世界線はハンガリーとオスマンがライバルが必須であり、ビザンツとジェノヴァがライバルではない(ハンガリーはジェノヴァと同盟しやすい)、ビザンツ・ハンガリーとヴェネツィアがライバルであること、オスマンとクリミアが同盟しないことが望ましい。
初手でハンガリーと関係改善しつつアルバニア・ワラキア・テオドロ・トレビゾンド・コーカサス三国あたりとできるだけ早く同盟することでオスマンが最初に宣戦するのをを防ぐ。関係改善で足りない場合は外交評判を上げる顧問や扶養限界以上の軍量が必要になる。ハンガリーとの同盟に成功したらアルバニア・ワラキア・ハンガリー以外は同盟破棄してかまわない。オスマンに諜報網を構築しつつ資金援助をもらうためマムルークと関係改善を行い、1448年中ごろになったらコンスタンティノープルの要塞を有効にして15~20連隊ぐらいまで軍を増強しよう。1450年になるとハンガリー・ワラキアとオスマンの停戦が切れ、土地約束でハンガリー・ワラキア・アルバニアを引き連れてオスマンに宣戦することが可能だ。
注意点としてはハンガリーが1450年までに戦争をしていたり、ワラキアがオスマンに独立保証されているor残酷特性のドラキュラが即位した場合は参戦させることができなくなる。また、オスマンが三か国以上と同盟している場合も勝算は低くなる。オスマンが同盟している国として想定されるのはクリミア・白羊朝・ドゥガディル・チュニス・グラナダあたりだ。運が良ければ0~1カ国の場合もある。
オスマンに宣戦するタイミングだが二通り考えられる。オスマン領のセラニク(マケドニア)が平時で使用停止されている場合とオスマンがアジア側の国と戦争状態なってすぐに背後を刺す場合だ。ここでは1450年になって前者の場合で開戦したことを想定する。宣戦事由はセラニクの再征服にして、防衛の布告や連隊に同盟軍接触の許可を忘れないようにしておこう。兵力は互角、軍質はオスマンが上、将軍ではスカンデルベクやフニヤディ・ヤーノシュなどの名将を擁するこちらが多少上だ。使用停止で守備兵が0人になっているセラニクは一か月の包囲で確実に落とすことができる。こちらの連隊が少なくない限り、オスマン軍はコンスタンティノープル包囲に向かう可能性が高いだろう。セラニク陥落後の基本方針としては首都エディルネを落とし、同盟軍とともに会戦で勝つことで戦勝点を50ぐらい稼ぎ、戦争疲弊を赤にすることだ。扶養限界以上の軍量であるため借金がものすごい勢いで増えていくだろうが30程度までは許容範囲で領土奪還後にすぐに返済していくことができる。最悪、コンスタンティノープルを落とされても会戦に勝ち続ければ十分な戦勝点を確保できる。
オスマン戦ポイント
①クリミアは軍も多くその位置から同盟軍の挙動をおかしくさせるため厄介だが首都包囲+その他の州占領で離脱させやすい
②ヨーロッパ側をすべて占領すると同盟軍が自国領内に引き籠ることがある。オスマンがヨーロッパ側の州を占領すると動き出す。同盟軍が動き出すまで待ち、ゲームの再起動も試そう。
③海峡を使った防衛、アナトリアへの囮上陸ができれば有効だがAIの動きに左右される。
④マムルークは稀にしか背後を突かないので期待しない。
⑤同盟軍の動きをしっかり見て連携を心掛ける。同盟軍がすぐ駆け付けてくれるかを確認してオスマン軍に攻撃するなど
うまくことが進めばコアすべて返還+賠償金で講和できるだろう。自信があるならばハンガリーにも領土を渡す必要はない。最低でも要塞のあるセラニクとエディルネは確保したい。戦後はヴェネツィアなどに宣戦されないよう同盟を確保し、借金の返済、20隻以上のガレー艦隊の整備を進める。オスマン2戦目は属国ブルガリアを再征服の宣戦事由を使う。1万程度のオスマン軍を渡らせたのちに整備したガレー艦隊で海峡を封鎖することで一方的にオスマン軍を殲滅すことができるためビザンツ単独でも勝利はたやすいがクリミアから迂回する可能性もあるため海峡を封鎖し続けず、黒海に艦隊を派遣して監視しておきたい。厄介なのはクリミアが敵にいる場合で速やかに占領して離脱を狙いたい。
なおハンガリーと同盟して1450年にオスマンを叩くという戦略はアルバニア・セルビア・ワラキア・聖ヨハネ騎士団(ライバル関係によってはヴェネツィアとの両立も可能)などでも難易度・再現性は異なるが可能であるため実績を目指す機会があるならば試してみてほしい。
焦点となるのは宗教アイデアの扱いである。
大まかに2つの考え方がある。
一つは、ビザンツが戦うのは基本的に異教・異端であり、正教は積極的に州を改宗することによって真価を発揮する宗教であることから、聖戦CBを使えて改宗費用を直接・間接的*1に節約してくれる宗教アイデアを最優先で取得するという考え方。この場合は遅くとも2番目*2に取得するのが望ましい。
もう一つは、ビザンツは元々布教強度が高く*3、宣教師を稼ぐ手段が多い*4ことから、宗教アイデアが無くとも普通に改宗プレイが可能なので不要であるという考え方。この場合は代わりに人文アイデアを早期取得して反乱対策をするのが望ましい。
目安としては、序盤からユスティニアヌス帝みたいな大拡張をしたい場合は、改宗速度が速ければ速いほど良いので宗教取得戦略を、安定性重視で経済強化しつつ無理せず拡張していくなら、改宗速度が過剰になるおそれがあるので宗教非取得戦略をお勧めしたい。あくまでも目安であるが。
それ以外のアイデアについて、グループごとに順番に述べていく。
まず軍事系アイデアであるが、序盤においては基本的に避けるべきである。
アイデアの取得のために軍事技術が遅れては元も子もないからだ。
もちろん、軍事に優れた君主がいれば同時並行で上げることも可能なのだが、残念ながらビザンツは初期君主・後継者ともにあまり優秀ではなくMILが不足しがちである。
MILに余裕が出てきたあとで、ポリシーも考慮しながら各自好みの物(言うまでもないが海軍は論外)を取れば良いと思う。
統治系アイデアでは、経済、人文が比較的優秀。
特に人文は、上記の反乱対策もさることながら、受容文化枠が2増えるのが地味に強い。主教座を置けるステートを確保しやすくなるからだ。
最後に外交系アイデアだが、やはり外交・影響が頭一つ抜けているだろうか。
最終的には両方取るのが良いと思うが、ポリシーとの兼ね合いを考えれば、宗教アイデアを取得するなら外交アイデアを優先し、宗教の代わりに人文を取るなら影響を優先した方が良いだろう。
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