各国戦略
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リトアニアは多くの強国に囲まれているため、大陸の内側に向けて勢力を伸ばすことは難しい。
周辺諸国の軍事的、外交的な傾向により、リトアニアはその時々で成功している国に、ちょうどコバンザメのようにお伴しなければならない。
リトアニアの外交官たちは、隣人たちと好をむすび、盟約を交わし、翻って衰弱を促し、また取り込むことに奔走するだろう。
もっとも重要な隣人、それはポーランドだ。ポーランドとリトアニアはヒストリカルフレンドであり、確実に同盟を組むことが出来る。
ポーランドは豊かである上、マゾフシェやモルダヴィアといった属国を多く持つので、同盟すればオスマン戦やモクスワ戦で、心強い友となってくれる。
しかし、コモンウェルスへの変態を望むのであれば、ポーランドと同盟してはならない。
コモンウェルス化の条件であるリトアニア主導の同君連合は、ほぼミッションによるものでしか不可能なのだ。
リトアニアはミッションツリーのおかげでリヴォニアとリガを征服すれば、すぐにポーランドを同君化できるCBがもらえる。
この場合、高い確率でポーランドをライバル視するボヘミアやハンガリーと組むのが良い。
ポーランドは初期段階で同盟できる国に恵まれず、同盟国は1国であることが多いので、チュートン戦などの隙を突いて倒すのは容易だ。
リトアニアによるコモンウェルス変態の条件は、ポーランドの所有する州が32未満。
これはポーランドの初期領土にマゾフシェとダンツィヒを加えた程度の数で、モルダヴィアを併合すると超過してしまうので、戦争の際に奪うか、(ポーランドを同君下位としているのであれば)チュートンやワラキアにわざと敗北し、ポーランドの領土を削ろう。
第二の問題は、西方への拡大を止めないモスクワ・ロシアだ。
プレイヤーが怠けていれば、すぐにモクスワはノヴゴロドを吸収し、たちまちロシアが立ち現れる。
モスクワを幼虫のうちに叩き潰し、雪だるまのように膨張する前に切り刻むべきだ。
待たなければならないのは、決行の好機だけ!
モスクワは程なくノヴゴロド・カザンとの戦いに出かけていくだろう。背後を突くのも結構だが、戦争が終わるまで待つのも手だ。
モスクワによって衰弱したノヴゴロドに宣戦し属国化すれば、OEとAEを節約しながら、ノヴゴロドのコアを得ることができる。
OEの節約は、ロシア征服、その後の遊牧民狩り、西洋との戦いに共通する必須条件となる。
リトアニアはカトリックと正教に二分されており、後にプロテスタントが割って入ってくる。
最良の選択肢は、正教に改宗することだ。
宣教師の維持費を0にし、(分離主義がない)適当な正教の州に送り込み、宗教反乱を発生させた後に反乱軍の要求を受け入れれば改宗が可能だ。
正教は強力な性能と拡張先(ロシア、バルカン)での圧倒的なシェアを誇る。
リトアニアの伝統に異端寛容度+3とかいうバケモノもあるため、改宗の影響は少ない。
ただし、ミッションによりモスクワ/ロシアに同君下位化のCBを得たいならば、それまではカトリックであらねばならない。
後にプロテスタントに改宗し、中欧・北欧の諸国と通ずるのも選択肢だが、いくつの国がプロテスタント化するのかは運であり、不確実となる。
カトリックのままでいたいのならば、宗教改革の時代までに宗教統一度を上げなければならない。Emperorが入っていれば、州の改宗により教皇影響度を稼いで教皇庁コマンドを使えるので案外悪くない選択肢になる。
国内が異端に染まりきって国力が低下すれば、先に待つのはロシアとオスマンによる分割である。
信仰の擁護者や宗教アイデアを活用して、国内を改宗していこう。
特に、信仰の擁護者は対オスマンの疑似アルバニアトラップとしても有効である。
リトアニアは開始時点で人的資源が不足しており、筆頭拡張先であるリヴォニア・チュートンとは、1450年まで停戦を結んでいる。
もし、ポーランドと友好関係を結ぶのであれば、近い将来の戦乱まで力を蓄えておくのがセオリーだろう。
だが、ポーランドと少なからずの敵対行動をとるというのであれば、初手ポーランド攻撃をお勧めする。
諜報網を作成するのには一年程度の時間を要してしまい、初手攻撃として遅れが出る。
よって、リトアニアとポーランドとの国境部に広がるハールィチ・ヴォルイーニのコアを活用する。
まず、スタート直後にハールィチ・ヴォルイーニ公国を属国開放、その一か月後の12/12に再征服CBで宣戦布告。とっても簡単だ。
この作戦で一番の障害となるのはポーランドの同盟国だが、ポーランドは周りから嫌われており同盟する国は限られている。
同盟先としてはボヘミアやハンガリー、オーストリアが良いだろう。
ポーランドをライバル視していれば領土約束で参戦させられる。
ただし、南のモルダヴィアが高確率でポーランドの辺境伯となり、途中参戦してくるだろう。
必ず敵兵力の各個撃破を行い、こちらの兵力損失を抑えよう。
第一次リトアニア・ポーランド戦争では属国ハールィチ・ヴォルイーニのコアを全て回復しておきたい。
こうすることでポーランドとモルダヴィアの国境を遮断し、モルダヴィアが外交併合されることを防げる。
南部の領土を失ったポーランドは、マゾフシェと東西プロイセンを全て手中に収めても32州未満になる。
これにより、同君化後に外交的なコモンウェルス樹立の条件が満たされる。
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