各国戦略
 
本ページの内容は、ver1.29.4(初手HRE解体戦略はver1.30.3)で確認されたものです。

 

概要

欧州随一の強力な国家であり、プレイの自由度も高い。
新大陸進出や、HRE解体、イベリア進出、ブリテン制圧などいろいろな戦略が考えられる。
終端ノードであるイギリス海峡・ジェノヴァの両ノードにアクセスしやすい立地のため、
こちらのシェアを伸ばしていく方向で拡大すれば経済的にも安定する。

対イングランド

古いバージョンでは開始時にイングランドと戦争状態だったが、
現バージョンでは停戦状態で開始するため、有利な状況を作り出してから開戦することができる。
メーヌ降伏イベントによる開戦の場合はイングランドが攻撃側となるため、イングランド単独VSフランス同盟陣営となりやすい。
カスティーリャやスコットランドと同盟を結んでおき、かつスコットランドに通行権をもらって軍を配備しておくことで
強力なイングランド海軍との交戦を避けてイングランド本土に殴り込むこともできる。
ノルマンディー・ガスコーニュを奪還することでミッションが達成でき、ブルターニュやプロヴァンスといった地域の永久クレームが得られる。
ブリテン本土の要塞を落としてノーザンバーランドやウェールズといった属国を作成。
停戦期間が終わり次第属国の再征服CBも利用して殴って解体を進めていけばイングランドはもはや再起不能となる。
その後はスコットランドやアイルランドをも勢力下に収めていく。

対ブルターニュ・プロヴァンス・ブルゴーニュ

ミッションによるクレームを利用して、次の目標となるブルターニュ・プロヴァンス領の獲得を狙う。
それぞれ単独では特に難しいこともない相手であるが、一度に併合することによるAEの急増には注意したい。
プロヴァンスはしょっちゅう破門されるので、破門CBを利用することで、AEがかなり抑えられる。
また、ブルターニュは固有アイデアの1つ目でコアコスト増加があるので、そちらを取得される前に片付けておくのが望ましい。
両国を併合しミッションを達成すると、ピカルディ・ブルゴーニュ地方といったブルゴーニュ領への永久クレームが手に入る。

ブルゴーニュは複数の属国を抱えているので兵力も多く、かつ要塞を多数保有しているため、うまく軍を動かして勝利をもぎとろう。
目標となる州を一度にすべて割譲させるのは厳しいので、要塞のある州を優先して割譲させ、停戦期間後の再戦を有利にできるよう和平案を策定する。
ブルゴーニュ王の戦死イベントが発生するとHRE外のフランス文化グループの州が手に入るのでこれを期待してもよい(1500年までに発生可能性あり)が、
その場合オーストリア等の強国に残りの州が継承されてしまうので、どちらがいいかは悩ましい。

イベリア方面

イベリアに侵攻する場合は、外交関係次第であるが、アラゴン・カスティーリャがライバル関係である場合にまずアラゴンをカスティーリャと一緒に攻めるのが楽。
要塞のあるルシヨンを奪い、可能であればシチリアに上陸してメッシーナの要塞を落とし、
割譲させると後のアラゴン解体の役にも立つし、南イタリアでの拡張の足場ができ、バルカン方面への拡張の布石にもなる。
アラゴンの威信を削っているとそのうちナポリが同君解消されるはずなので、個別に撃破していく。
アラゴンを無力化させたら、次の標的をカスティーリャに変えることになるが、レオンやアストゥリアス等の属国が作成可能なので、
これらを上手く活用することで迅速に領土を奪っていくことができる。

イタリア方面

イタリア方面での拡大についても、ミッションを利用しつつ、サヴォイ→ジェノヴァと勢力を拡大していくことが可能。
本格的な拡大はイタリア諸邦のHRE離脱後に行った方が安全。
上記対イベリア攻略の一環でシチリア・ナポリを確保したうえで、少しずつ北上していくのが良さそう。
なお、国教がカトリックである場合、ローマを領有すると外交評判にペナルティがつくので、注意。

ドイツ・オランダ方面

HRE皇帝が参戦してくることが多く、少々面倒だ。
オスマンが伸びて、壊滅状態になっていることもあるが、皇帝が強力だと攻めあぐねることも多い。
オーストリアまで遠征に行かないと戦勝点が伸びないという悩ましい状態になりがち。
オスマン次第の部分が結構大きい。
平和裏に属国になってもらって、併合という地味な方法が一番いいかもしれない。

アメリカ方面

フランスについてはNIによって軍質がある程度高く、序盤の軍事アイデアはそこまで必要ないため、
植民地国家を目指す場合は早めに探検・拡張アイデアを取ってしまって良いだろう。
カリブ方面から行くか、アフリカを取って南米へ行くか、あるいは、ポルトガル領を奪い取るかだが、
植民可能範囲を広げるアイデアを取れば直接北アメリカへ行くことも可能。
ここまでにイングランドやイベリア勢力を弱らせておけば、新大陸の独占も夢ではない。

初手HRE解体戦略

フランスは、列強入りする開発値とそれに伴う多くの陸軍を有しており、高確率で初手でHREを解体させることができる。特に最序盤は解体しやすい環境が整っているため、一戦略としてここで紹介する。HREを解体できれば、HREにある各種の防衛機能がなくなり、ナポレオンばりにドイツ・イタリア方面に拡張していくことができる。

ここでHREの解体の条件をおさらいする。簡単にいえば、皇帝及び選帝侯を自国の同盟国か交戦国とし、交戦国となったこれらの国の首都を占領すれば、解体することができる。
今回行う方法は、選帝侯とできるだけ多く同盟し、同盟を結べない選帝侯に宣戦し、皇帝と選帝侯の首都を包囲するというものである。
具体的には以下のとおりである。

  1. 教皇領と同盟
    教皇領との同盟は、破門回避をするためである。戦線にはNO CBをするため、AEが拡散し、ほぼ確実に破門される。破門されると、同盟破棄され、上記の条件を満たせなくなる。このため、教皇領とは初手で同盟を結ぶと良い。
  2. ザクセン以外の選帝侯と同盟
    ザクセン以外の選帝侯と同盟を結び、「自国の同盟国である」条件を満たす。基本ザクセン以外は関係改善せずに結ぶことができるが、帝国西側の選帝侯は互いにライバル視している場合があり、一発で同盟を結べないこともある。この場合は、関係改善・金の贈呈・列強行動・軽蔑的侮辱を使用すれば同盟を結べるだろう。同盟関係が危ぶまれる国には、戦争中に同盟を破棄されないよう、外交官を張り付けておきたい。
  3. 軍備の調整
    フランスの場合、最初から単独で28ユニットほど用意されており、HREを解体するだけであれば軍備は十分である。ただし軍備がおろそかになると、同盟破棄をされる可能性があるため、扶養限界程度には拡張しておきたい。
  4. ザクセンにNOCB宣戦
    唯一初手で同盟を結ぶことはできないザクセンに対して宣戦布告する。CBがあればよいが、ザクセンが侮辱してこない限りCBは手に入らないので、基本はNOCBで宣戦することとなる。この際、ブランデンブルクは土地を確約すれば参戦してくれるので、呼び出そう。
  5. ウィーンとドレスデンを包囲
    皇帝オーストリアの首都ウィーンと、ザクセンの首都のドレスデンを包囲する。いずれの首都もフランスから直行で向かうことができるため、他の部分を無視してい張り付こう。15ユニット程度あれば、他のユニットが攻撃してくることはないため、そこまで労せず包囲を完了させることができるだろう。
  6. 選帝侯が寝返った場合はその首都を包囲
    関係改善をしていても、いくつかの選帝侯が交戦国側に寝返って参戦することがあるため、その場合はその首都を包囲する。条件は不明だが、プファルツやトーリアなどの西側の選帝侯が多い。そのためだけに西側に一部隊用意する方法もあるが、ウィーンを包囲した部隊を戻しても十分間に合う。
  7. HRE解体
    包囲が完了したら、HRE画面から解体すれば完了である。この際威信が100もらえるため、無駄にしないよう廃嫡や属国をなだめるのに使用すると良いだろう。
  8. 適当に和平しつつ不要な同盟破棄と一緒に講和
    交戦国はフランス国内を占領しているので、首都を占領したオーストリアから順に個別講和をしていこう。その際に適当な小国を利用して、不要となった同盟の破棄とともに行うとその後の同盟関係の整理が楽になる。

最速で行えばメーヌの開戦に間に合うが、間に合わない場合はメーヌを明け渡してもよいだろう。イングランドへの防衛側宣戦は魅力的だが、HRE解体の方がその後のメリットが大きいだろう。

コメント欄

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • フランスってミッションでブルゴーニュ同君組めるでしょ、つか簡単な国だから無くてもなんとでもなりそうだけども -- 2025-05-15 (木) 04:02:52
  • 初めてフランスをやり始めた初心者です -- 2025-06-26 (木) 09:22:36
  • ミラノを同君化、20年程で摂政中に解除されたのですが仕様なのでしょうか?再同君化もできますがAEがヤバいことに -- 2025-06-26 (木) 09:25:30
  • 評価マイナスでフランス君主が代替わりするかミラノの僭称者反乱が成功すると同君を離脱する。確かミラノはイベントで僭称者沸くからそれかも。 -- 2025-06-26 (木) 10:22:52
  • ご回答ありがとうございます!なんどロードしても独立されるので再同君化しました。環境はDLC全部と日本語MOD入り。状況は摂政になったから3〜6年経過の他国の戦争中に独立ミラノの外交姿勢忠実 評価200 摂政後継者の正当性97と95 僭称者はなし -- 2025-06-26 (木) 10:39:46
  • 独立後ミラノは君主制?共和制でTier1が軍事独裁制かアンブロジアーナ共和制ならミラノ固有国難のアンブロジアーナ黄金共和国が暴発した可能性がある。その場合私は対処法知らないから何もできないけど。 -- 2025-06-26 (木) 13:05:53
  • デバッグモードで確認しましたが、国難は発生しておらずミラノの政体は独立前同君連合で共和制(Tier1アンブロジアーナ共和制)。独立後共和制(同上)。再同君後は君主制(公国ランクでTier1専制政治)でした。今回辿ったのが共和制ミラノをミッションで属国化→教皇と敵対ルート→ミッション報酬アンブロジアーナ継承で一番上の「ミラノを同君下位に」を選択 -- 2025-06-26 (木) 21:09:48
  • 独立前のフランス同君連合共和制ミラノ視点を見て分かった事は、正当な君主が生きている場合選挙事「」 -- 2025-06-26 (木) 21:14:00
  • 誤字脱字と途中送信申し訳ございません。独立前のフランス同君連合共和制ミラノ視点を見て分かった事は正当な君主が生きている場合。選挙の選択画面に「〇〇(君主名)の留任」があること。摂政体制の時はこの選択がなく、官僚・外交官・軍人候補どれかが選択、同君連合が解消され独立にいたる感じでした。ミラノの選挙事にフランスの君主能力が全て+1されるので15~20年後には高ステータス君主になれます。問答のおかげでモヤモヤが晴れました。スレ汚し失礼致しました。 -- 2025-06-26 (木) 21:24:42
  • 検証おつ。ミッションで共和制国家を属国→同君にできるから色々おかしくなってるのね。ヨハンはよ修正……はもうしないだろうな。 -- 2025-06-27 (金) 07:05:06
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