Trade/交易は税収、生産収入と並ぶ国の主な収入源の一つです。州が生産する交易品の取引をコントロールし、集め、収益に変えることで得られます。
そのシステムは複雑ですが、上手く扱うことができれば財政面で大きな助けとなるでしょう。
条件が揃えば税収・生産収入をはるかに上回る利益を得ることも不可能ではありません。
交易の舞台である交易ノードは、ミニマップのTrade Mapmodeを選ぶことで表示させることができます。
世界全体はいくつかの交易ノードに分割されており、全ての州はいずれかのノードに属しています。
ノードは一方通行の交易路で結ばれ、世界規模のネットワークを構成しています。プレイ中の操作で交易路を変えることはできません。
位置関係によってUpsteam/上流、Downstream/下流と呼ばれます。
各州の交易価値は州の交易品の価格に生産量をかけた値になり、州が属する交易ノードごとに集計されます。さらに上流から送られてきた交易価値がこれに加わります。
ノード上にある交易価値は、そのノードにおける国ごとの交易力に応じて下流に送られるか徴収されるかのどちらかに割り当てられます。
上流に送られることはありませんし、ごく稀な状況を除き消滅することもありません。
そのノードで発生する交易額はLocal、上流からの交易価値の移動はIncoming/流入、そして下流へ送られる分がOutgoing/流出、最後に残って徴収される分がTotalと表記されています。
交易力は国ごとの各ノードへの支配力を表し、主にノード内の州や軽装船を交易に従事させることから得られます。
各ノードでの交易力の働きは以下の三つに分類されます。影響を及ぼすことのできる交易価値はノードにおけるその国の交易力の比率などによって決まります。
(Collect/徴収)交易価値を収入に変えます。基本的には首都が属するノードだけがこの状態です。他のノードで行うには商人を送る必要があります。
(Transfer downstream/下流に送る)そのノードの下流方向に
のノードがある場合は交易額を流出させます。複数の送出先がある場合、自他国の商人の有無で送出先が変わります。全く商人が居ない場合は等分されます。
(Transfer upstream/上流に送る)上記二つ以外の場合、交易力の一部を上流ノードに送るだけとなります。この状態のノードでは交易価値を操作できず、利益に繋げることができません。
国からノードに派遣され、Collect from Trade/交易からの徴収かTransfer Trade Power/交易の送出のどちらかの任務に従事します。
徴収配置の場合、配置されたノードから交易収入を得られます。また、そのノードでの交易額収入補正が10%増加します。ただし、首都ノード以外での徴収は最終的な交易力に-50%のペナルティが付きます。
ノードで送出配置の場合、配置ノードからの送出にボーナスが付きます。さらに送出先が複数あるノードならどのノードに送るかを貿易マップから指定できるようになります。
送られる額は交易力の割合とTrade Steering/交易誘導の補正によります。
ノードで送出配置の場合、上流へ送られる交易力に微妙なボーナスが付きます。有用なケースが思い付きません。
交易路に沿って交易力を増やす
首都とかに向けて流す
首都とかで現金化
交易価値は、州で産出された交易品/Trade Goodsが流通することで生じる利益を抽象化したものである。
交易価値は生産収入とも密接な関わりがある。詳しくは生産ページも参照。
ある州における交易価値の計算は以下の通り。
交易価値 = 州の交易品生産量 × 交易品価格
Trade Value = Goods Produced * price of the good
ver1.8より、交易品価格は種類ごとに決まった基本の数値にイベントによる補正を加えたシンプルなものとなった。詳しくは交易品および価格変動イベントも参照。
※金/Goldは交易品価格が0で固定されているので、金を産出する州は交易価値を一切発生しない。
あるノードに属するすべての州の交易価値を合計したものがそのノードの交易価値(Local Trade Value)となる。
徴収されなかった交易価値(=流出/Outgoing)は交易の流れに沿って下流に向かって移動する。
ノードごとに計算に用いられる交易価値は、そのノードの交易価値と上流から流れてきた交易価値(=流入/Incoming)とを合計したものになる。
ちなみに交易価値は自治度の影響を受けない。
商人を送出配置しているノードでは、そのノードで同一方向に送出配置されている商人の数に応じて交易価値に以下のボーナスが得られる。
6人以上は変化なし | ||
商人数 | 商人ごとの 増加率(%) | 増加率累計(%) |
---|---|---|
0 | 0 | 0 |
1 | +5 | +5 |
2 | +2.5 | +7.5 |
3 | +1.6 | +9.1 |
4 | +1.2 | +10.3 |
5 | +1 | +11.3 |
ボーナスは商人の所属国の交易誘導の値によって増加する。例えば商人を置いた国が1つだけで、その国の交易誘導値が+20%であった場合、元々のボーナス5%が+20%増加し、6%のボーナスになる。
注意すべきは、商人による操作が行われていなければ交易価値の増加は発生しない点である。
交易力(TP)は州・軽装船などから発生し、それぞれ対応する補正によって修正される。
Local(Provincal) Trade Power Modifier/州交易力補正と(Global) Trade Power Modifier/交易力補正は一見似たような効果に見えるが、それぞれ適用される対象が異なる。
基本的には、州の開発度1につき+0.2の交易力が発生する。 いくつかの州ではこれに加えて、主に地理的要件による交易力の増加要素がある。
この開発度と増加要素を合わせた数値に、州交易力補正を合計した値が掛け合わされる。
最後に、自治度による補正が加えられる。州の自治度の半分が補正後の数値に掛けられ、その積が最終的にその州が発生する交易力の値になる。
名称 | 加算値 | 備考 |
---|---|---|
社会制度(Institution) 「植民地主義」の発生地 | +5 | |
交易中心地(CoT) | +10 | 内陸・沿海の2種があるが加算値は同じ |
大河川の河口 | +10 | 一部の河川ではこの補正を持つ州が 2つ存在するかわりに加算値が+5になる |
重要な天然港 | +10 | 未開拓州に存在し、植民完了後に イベントによってCoTに変化する |
海峡通行税 | +20 | シェラン州のみ |
ボスポラス海峡通行税 | +10 | コンスタンティノープル州のみ |
交易拠点 | +10 | 後述 |
要件 | 補正値 | |
---|---|---|
社会制度(Institution) 「植民地主義」を受容済み | +10% | |
諜報アイデア3個目 | +10% | |
各国NI | +10%~+25% | |
沿岸州 | +25% | |
貿易会社に与えている州 | +100% | |
市民階級に与えている州 | +50% | |
重商主義 | 1%につき | +2% |
建 造 物 | 「市場」 | +50% |
「交易所」 | +100% | |
「証券取引所」 | +125% | |
封鎖状態 | -75% | |
占領状態 | -50% | |
包囲中 | -25% | |
イベントなどによる州補正 |
州交易力をまとめると以下の式になる。
州の交易力=(開発度×0.2+交易力増加要素による加算)×(1+州交易力補正の合計)×(1-自治度/2)
市民階級に与えている州では、上の式における自治度の影響は無視できる。
CoTなど固有の州補正による交易力の増加はきわめて強力であるので、建造物や階級による補強はそのような州に実施するとより効果的。
アフリカからアジアにかけての地域には貿易会社リージョン/Trade Company Regionと呼ばれる15個の地域的区分が存在する。
この貿易会社リージョン内に位置し、テリトリーに属する州は貿易会社に設定することができる。但し、その国の首都と同じ大陸に位置する州は貿易会社に設定できない。
貿易会社に設定された州が1つでも存在する貿易会社リージョンには貿易会社が設立したとみなされ、従属国家タブにその貿易会社が表示されるようになる。
通常、テリトリーの州は自治度の下限が75%に制限されるが、貿易会社に設定された州は自治度下限が0%になる。
貿易会社に設定された州は宗教統一度の計算に用いられなくなり、非受容文化・州の宗教に対する寛容度に由来するペナルティが生じなくなる。
貿易会社に設定された州には以下の補正がつく。
貿易会社に設定した州は好きな時に設定を解除できるが、解除から5年間、交易品生産量-200%の補正が付与され、その間は再び貿易会社に設定することができなくなる。
貿易会社リージョンはそれぞれただ1つの交易ノードに対応している。
あるノードにおいて、自国の貿易会社に設定した州から得られる交易力がノード全体の州交易力の50%以上に達した場合、商人を1人追加で得る。
このボーナスはそれぞれの貿易会社リージョン(=ノード)ごとに獲得できるので、複数のノードで条件を満たせばそれに応じた人数が得られる。
DLC「Wealth of Nations」もしくは「Common Sense」を導入している場合、従属国タブから貿易会社への交渉として、投資の促進/Promote Investmentsを有効化できる。
有効になっている間、その貿易会社に設定されている州交易力+50%を得るが、有効化している貿易会社1つにつきインフレが+0.03/年だけ発生する。
重商主義1%あたり以下の影響を及ぼす。
州交易力:+2%
禁輸効率:+0.5%
植民地国家の独立欲求:+0.25%
重商主義は初期設定では10%だが、一部の国家は25%で開始される。主にイベントやディシジョンなどによって増減する。
DLC「Mare Nostrum」を導入していれば、交易タブの重商主義の促進/Promote Mercantilismボタンを通じて上昇させることもできる。1回押すごとに外交点100点を消費し、重商主義が1%上昇する。
カトリック・聖公会はそれぞれの特殊システムから上昇させることもできる。
DLC「Res Publica」導入時に有効。
政治体制が交易共和制・交易都市・民会共和国の国家は、首都ノード以外のノードにそれぞれ1か所ずつ交易拠点を設置することができる。
設置には統治点50点が必要で、設置した州に対し州交易力+10・海軍扶養上限+1の効果がある。
軽装船(小型船)を交易保護/Protect Tradeの任務に就けることで、型式に応じて1ユニットあたり2~5TPの交易力を得ることができる。
但し、発生する交易力は海軍維持費によって100%~25%の間で変動する。
軽装船を派遣するにはそのノードが内陸ではなく、補給範囲/Supply Range内であり、自国がそのノードに交易力を持っている必要がある。
ノード内に州を持たなくても商人を送り込めば交易力が得られるので、交易保護を送ることは可能である。
交易任務中も通常通りに消耗が適用されるため、ノード領域内かその近くに港が無ければ修理にかかる時間で効率が低下する。但し、外交技術Lv22以降なら消耗は発生しなくなる。
技術LV | ユニット名 | 交易力 | |
---|---|---|---|
日本語訳 | 原文 | ||
2 | バーク | Barque | 2 |
9 | キャラベル | Caravel | 2.5 |
15 | 初期型フリゲート | Early Frigate | 3 |
19 | フリゲート | Frigate | 3.5 |
23 | 重装フリゲート | Heavy Frigate | 4 |
26 | グレートフリゲート | Great Frigate | 5 |
軽装船から発生する交易力は以下の補正要素によって増加する。
DLC「Wealth of Nations」導入時に有効。
内陸ノードにおいて商人を配置しての送出もしくは主要交易港による徴収を行っている国には、そのノードにキャラバン力と呼ばれる交易力が発生する。
その国の総開発度の1/3が基本のキャラバン力(最大で50)になる。この基本値にキャラバン力補正の合計をかけたものが実際に得られるキャラバン力の値になる。
キャラバン力に対する補正は以下の通り。
あるノードで州交易力の合計が10以上に達した国は、そのノードに有する州交易力合計の20%が、そのノードに直接流入するすべてのノード(隣接する上流ノード)に発生する。
また、改革の時代の能力「強力な交易船」を発動している間、軽装船から発生する交易力の20%が伝播の発生源となる交易力として扱われる。
※あくまでも伝播発生源として扱われるだけなので、さらに伝播による20%化処理を経る。つまり、実際に伝播するのは、軽装船交易力の20%×20%=4%だけである。
商人が配置されているノードでは2TPが得られる。これ単体では微々たるものであるが、ノード内に州を持たないが軽装船で交易力を持ちたい場合などの足掛かりとして利用できる。
主要貿易港が位置しているノード(=首都ノード)では5TPが得られる。
交易力補正はGrobal Trade Power Modifierなどのプラス補正と、国外ノードでの過剰拡大ペナルティ、禁輸などによるマイナス補正の合計になる。
前節で述べた交易力の合計に、ノードごとに発生する交易力補正の合計を掛け合わせて得られた数値が、そのノードにおいて保有する交易力として用いられる。
首都ノード以外で商人が徴収している場合、そのノードにおける(補正処理後の)交易力は半減する。
※外交関係などによって他国との間で交易力の授受を行うときの加減処理はそれよりも後で行われる。つまり、他国から移転してくる交易力はペナルティを科されない。
ノードの交易力=[州交易力+軽装船交易力+キャラバン力+商人配置による交易力+首都ノードによる交易力]×交易力補正×(首都ノード以外での徴収によるペナルティ)±(移転交易力)
禁輸は対象国の交易を妨害する外交行動である。禁輸の発動/Issue Embargoで有効になり、禁輸の撤回/Revoke Embargoで無効化される。禁輸は外交関係枠を消費しない。
発動した国が交易力を有する全てのノードにおいて、対象国の交易力補正値にマイナス補正を与える。
生起するマイナス補正は各ノードごとに異なり、そのノードにおける発動国の交易シェアに応じて基本的な規模が決まる。また、禁輸効率/Embargo Efficiencyの値による増加補正を受ける。
禁輸効率の補正は以下の通り。
具体的にどのくらいの補正になるかは各ノードタブから見ることができる。また禁輸状態は外交タブにも表示され、国ごとに影響を与えるノードと補正値を一括して見ることができる。
禁輸を行っている間は対象国からの評価が-15され、相互に禁輸していない限り対象国は発動国に対し交易紛争のCBを得る。
禁輸している一国ごとに交易効率が-5%されるが、対象国がライバル国であればこのペナルティは発生しない。
ライバル国を禁輸するとPower Projectionが獲得できる。相手国の交易に与える影響が大きくなるほど得られるPPも上昇する(最大+10)。
交易力の移転によって、他の国が保有する交易力の一定割合を自国のものとして利用できる。交易力の移転は交易力計算の最後の手順で行う。つまり、交易力の補正は与える国のものを使用する。
交易力の移転はいくつかの方法があり、それぞれ移転率も異なる。いずれも外交関係枠は消費しない。
ノードは交易における地域的なまとまりを表す。
EU4英語版wikiから交易ノード地図画像を見ることができる。
ノードはいずれも中心となる州を持っており、あるノードが交易範囲内か否かの判定、内陸・沿海(・内海)ノードの種別、商人の移動時間などは、その州との距離を用いて処理される。
ノードの配置には著しい格差があり、当然ながらより下流にある方が有利。特にVenice,English Channel,Genoaの3つは流出先がない終端ノードとなっていて、ノード外の国の影響を受けにくくなっている。
但し、これら3つのノードはいずれも範囲が広く、交易力の大きい州を多く持っているので、独占することは困難ではある。
ノードはその位置により内陸/Inlandと沿海/Coastalの二種類に分類される。これはノード右上に付く内陸マークの有無で判別できる。
沿海ノードは軽装船による交易保護/Protect Tradeが可能で、船の数とグレードに応じた交易力を得ることができるが、私掠船による妨害を受けうる。一方、内陸ノードにはキャラバン力が付加される。
主要交易港は国の貿易の中心となる州のことで国ごとに一つだけ存在し、通常は首都に設定されている。
主要交易港が位置する交易ノードを首都ノード/Home nodeと呼び、そこでは自動的に徴収状態に固定される。首都ノードにおける徴収は他のノードと違い交易力半減のペナルティがない。
DLC「Wealth of Nations」を導入していれば、外交点200点を消費することで中核州ならどこにでも主要交易港を移動させることができる。
主要貿易港にしたい州タブの上部左側にあるボタンを押せば、主要交易港がその州に移動する。首都移転ボタンの隣にあるので押し間違いに注意。
主要交易港が首都に設定されているときに首都の移転が発生した場合、主要交易港も自動的に新しい首都へ移動する。
基本的により交易力シェアが多く、より下流にあるノードに設定する方が有利。
商人を配置し送出に設定している、あるいはその下流に位置するノードのいずれかで徴収を行っている場合、送出モードになる。
ノードから送出される交易価値の計算は2段階に分かれている。
自国の送出量=流出額×自国がノードに持つ交易力/商人によって送出操作している国がノードに持つ交易力の合計
この段階での交易力は交易誘導による補正を受ける。
商人を配置しているノードでは送出先を貿易マップモードから決めることができる。
第2段階においては商人配置の有無が重要になってくる。交易力を独占していても商人を配置していなければ交易価値が国外に流出することがありうる。
オスマン帝国などは広い領土と数少ない商人によってこの状態になりやすい。
逆に交易力シェアが高い国があっても、その国が徴収や商人を配置していなければ、自国の商人を配置・送出することで非常に効果的な交易操作を行うことができる。
また、流出先が一つしかないノードは徴収額-流出額の比率だけが重要で、交易価値に対するボーナス狙い以外では商人を送出配置する必要がない。
交易誘導は流出する交易価値が先を決める際に、交易力を修正する。徴収額・流出額を決定する段階では影響を及ぼさない点に注意。
また、商人配置による交易価値の増加ボーナスにも影響する。
交易誘導は以下の要素によって増加する。
これらを合計し、交易力と掛け合わせて得られた数値が、送出先ごとの配分を決定するときに交易力の値として使用される。
操作してきた交易価値を現金化する。
貿易港のノードでは自動的に徴収が行われる。首都ノード以外でも商人を配置すれば徴収できるが、その場合交易力が補正後のものから半減する。
徴収するノードの交易価値(現地で発生した分と上流ノードから流入してきた分の合計)のうち、自国の交易シェアが占める割合だけが徴収額となる。
あるノードでの交易収入=ノードの交易価値の合計×(そのノードに自国が持つ交易力/そのノードの交易力の総計)×(1+交易効率補正の合計)
徴収された交易価値にこの数値を掛け合わせて得られた値が、最終的な交易収入の額となる。
交易効率は交易の流れ自体には全く関与しないが、上昇させればシンプルに収入が増加するので、交易システムをあまり理解していなくてもとりあえず上げておいて損はない。
交易効率は外交技術の向上など、様々な要素によって上昇する。なお、交易効率の値は200%が上限となる。
技術LV | 0 | 3 | 5 | 10 | 13 | 16 | 21 | 24 | 28 | 30 | 32 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
交易効率 | +0% | +2% | +4% | +6% | +8% | +10% | +12% | +14% | +16% | +18% | +20% |
要件 | SIZE(14):上昇値 | 要件 | SIZE(14):上昇値 | 要件 | SIZE(14):上昇値 | 要件 | SIZE(14):上昇値 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
外交技術の先行 (Ahead of Time) | +20% | ポ リ シ | | 交易-統治 | +20% | 政 治 体 制 が | 立憲共和制 | +10% | 議題「貿易規制の軽減」 | +10% | |
交易-軍質 | オランダ共和制 | +10% | 国教がゾロアスター教 | +10% | ||||||
SIZE(14):アイ デア | 交易アイデア4個目 | +10% | 革新-交易 | +10% | 自由都市 | +10% | 改革派で交易に注力 | +10% | ||
各国NI | +5~15% | 海運-攻撃 | 交易都市 | +10% | テングリで第二国教「スンニ派」 | +10% | ||||
統治者 の個性 | "実業家/Entrepreneur" | +10% | 海軍-統治 | 禁輸の 発動 | 非ライバル国 1か国につき | -5% | ノルスで主神「ニョルズ 」 | +10% | ||
"大雑把/Indulgent" | -10% | 海軍-交易 | ヒンドゥーで主神「スーリヤ」 | +10% | ||||||
国難 | 「貴族政変」発生中 | -10% | 攻撃-交易 | 市民 階級 | 影響力・ 忠誠度により | +20%~ -10% | 商人を配置しているノード | +10% | ||
顧問 | "交易商人/Trader" | +10% | 交易-経済 | このほか、様々な国家補正で増減 | ||||||
交易-拡張 |
DLC「Wealth of Nations」もしくは「El Dorado」を導入していると有効。
軽装船を含む艦隊には私掠任務を設定することができる。この任務に就いている船は私掠船となり、交易範囲内に位置するノードに派遣することができる。
私掠船も交易保護中の軽装船と同じように交易力を発生させるが、その交易力は"海賊"という仮想的な国家が保有することになる。
私掠船は交易保護中の1.5倍の交易力を発生し、私掠効率/Privateers Efficiency補正の合計が掛け合わされた値が最終的に発生する交易力となる。なお、交易保護と同じように海軍維持費の影響を受ける。
私掠船が発生する交易力=軽装船交易力×1.5×(海軍維持費による影響)×(私掠効率補正の合計)
海賊の跋扈するノードでは、海賊がノードで占める交易力に応じて交易価値が減少する。つまり、"海賊"は派遣されたノードで自らの交易力を用いて徴収を行う。減少する交易価値も徴収と同じ計算に基づく。
私掠船を送った国家は、海賊が獲得した交易価値の40%にあたる額をを略奪品/Spoils of Warとして受け取る。
海賊のいるノードで交易力シェアの20%以上を占めている国は、私掠船を送った国に対して"海賊討伐"のCBを得る。同様に、15%以上を占める国家から私掠船派遣国への評価が毎月-1ずつ、最大-100まで低下する。
※いずれも、該当する国自身がそのノードに私掠船を派遣している場合は除く。
ライバル国が交易力を持つノードに私掠船を派遣するとPPが得られる。得られるPPは派遣する私掠船の交易力・派遣ノードの交易価値および同ノードでのライバル国の交易シェアに比例し、最大+10まで増加する。
私掠効率は以下の補正によって増加する。
DLC「El Dorado」もしくは「Mare Nostrum」を導入していると有効。
輸送船以外の船舶を1ユニットでも含む艦隊*1には海賊狩りの任務を設定できる。海賊狩りはそのノードの海賊の私掠効率を減少させる効果がある。*2
大型船・軽装船を含む艦隊はどのノードでも送れるが、ガレー船しか含まない艦隊は内海に面したノードにしか送ることができない。
艦隊を構成する船と私掠任務に就いている船のそれぞれの砲門の比率が、減少させる私掠効率の値を決定する。前者が後者の2倍以上のときが最大で、私掠効率を99%減らすことができる。
なお、海賊狩りはベルベル国家の海岸の襲撃/Raid Coastの被害も減らすことができる。
交易を操作する使節の1種。外交技術Lv1以上で配置することができる。上で述べたように商人の数は交易操作に大きな影響を及ぼす。
派遣した商人が実際に効果を発揮するのは現地に到着してからになる。ノードに配置済みの商人について任務の変更によって生じる効果は即時反映される。
基本の商人数は2人。さらに増やす方法は以下の通り。
商人を派遣できるのは中核州および入港許可がある州からこの距離以内にある発見済みのノードだけとなる。
外交技術の向上によって基本となる値が延長し、各種補正の合計を掛けたものが実際の交易範囲の値になる。
技術LV | 0 | 1 | 2 | 4 | 5 | 8 | 10 | 16 | 17 | 21 | 24 | 28 | 30 | 32 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
交易範囲 | 0 | 100 | 200 | 210 | 230 | 240 | 260 | 280 | 300 | 320 | 340 | 360 | 380 | 400 |
交易範囲の補正は以下の通り。
DLC「Cradle of Civilization」を導入すると有効。
商人を配置しているノードではそのノードにおける交易方針を決めることができ、それぞれの方針に対応するボーナス効果を得られる。
方針は以下の5種から1つを選ぶ。
※設定に際しノードでの交易力シェア50%以上が条件になっている方針は、交易力シェアが50%を割り込んでも40%以上を維持している間は有効。
ある交易品について、世界全体での市場シェア/Market Shareが20%を超えると、その交易品ごとに設定されているボーナス効果を得ることができる。
市場シェアは州の生産量とその産出州が属するノードでの交易力シェアによって求められる。
市場シェアとボーナス効果はLedger/台帳のStrategic Goods(40ページ)で確認できる。
コメントはありません。 Comments/データ/交易解説
参考
https://eu4.paradoxwikis.com/Trade
https://eu4.paradoxwikis.com/Trade_strategy
https://eu4.paradoxwikis.com/Naval_warfare#Privateer