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拡散する聖公会

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プレイ環境

Ver1.34.2
使用国:イングランド→グレートブリテン
宗教:カトリック→聖公会
DLC:全部
MOD:日本語化

ざっくり

非鉄人で1.34を走ってみたものになります。
1.34はメインターゲットのバルト海国家だけに留まらず沢山のアプデが入っており、さりげなく大きな恩恵を受けているイングランドで試走を兼ねたプレイレポートとして足跡を残しました。

イギリスは近世後半~近代での史実での暴れっぷりの割に中世末から始まる本ゲームではなんとも言い難い立ち位置で、強いのは間違いないもののエンジンがかかるのに時間がかかるうえ、他欧州列強と比べて拡張プレイを補助するシステムに乏しかった事がそこそこ足を引っ張っていました。
今回のアップデートでいよいよ欠点が気にならないレベルに超グレートになったので、世界中にユニオンジャックの旗を立てるべく駆け回ろうかと思います。

目次

1.大航海時代:アンジュー帝国の復活
2.宗教改革の時代①:グレートブリテン国教会
3.宗教改革の時代②:大国達の整理
4.絶対主義の時代①:バフマニーは何を思う
5.絶対主義の時代②:軍事覇権
6.革命の時代:アングリカン・コミュニオン

1.34のイングランドプレイとしての変更点

基本的な仕様変更は他の方がいっぱい書いてくれているので、イングランド関連の話のみです。

ミッションの強化

地味ながらミッションが少し強化されています。
中でもインドミッションラストのTake North Indiaで得られる補正(MP+25%、異教寛容+2)が20年限定→キャンペーン終了時までに変更になったのは注目すべき点です。
(同じく恒久補正になったHRE皇帝の権威+0.1も何かに使えそうな気はするのですが・・・どうでしょうか?)

どちらも優れた補正である事は言うまでもなく、後発DLCに抜かれ続け欧州の中でも微妙寄りになっていたミッションが見劣りしないレベルにはなったかと思います。

イングランド君主制に貴族階級追加

呪いの装備ことTier1「イングランド君主制」でも貴族階級が無効にならなくなりました。
序盤から月間MIL+1や外交枠+2などが使用でき、それだけでも超強化と言っても過言ではありません。
今までが弱体化していただけだって?そうねぇ・・・

政府改革大幅変更(withイングランド君主制)

こちらはあまりにも変更されすぎており、政府改革自体の内容については割愛。
とりあえず神権制は相変わらず改宗力に優れている・・・どころか更にパワーアップを果たしました。
聖公会はドマイナー宗教でありながら改宗力自体は並レベルなので、改宗力の向上自体が大幅強化ではあります。

ところでTier1が固定される政体、例えばポーランドのセイムor選挙君主制や明の天朝などはTier1の政府改革がロックされております。
このロックの仕様はTier1の別の政府改革だけでなく、わざと政体を変えようとTier6政府改革で共和制や神権制に逃げる事についても基本的には出来ないようになっています。
その中でイングランド君主制も同様にTier1を固定されてはいるのですが、何故かTier6政府改革による君主制→共和制/神権制への変更は行える仕様になっています。
なので、共和制or神権制に政体変更する事であっさりイングランド君主制は普通に外せたりします。

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ざっとコンソールで確認してみたところところ前verの1.33(上図)でもそうだったし最新verの1.34.4でも出来るようなので、今のところは仕様なのでしょう。
今までは政体変更すると政府改革が大きく後退するため(神権制の政府改革が進め切れない点もあって)使い勝手は微妙でしたが、安定度-3だけで変更できる現verは非常に強力な選択肢になりました。

序盤はイングランド君主制で有効状態になっている議会によって格安顧問や植民者+1を使い倒し、後半は政体変更で国難の手間をスキップしデメリットを踏み倒す戦略はお手軽に強いと思います。
こうなってくると開始時から議会が使えるというのは大きな強みですね。

聖公会アクション強化

今まではカトリックが強力すぎるため聖公会になるメリットがやや薄かったのですが、ついに聖公会にも強化が入りました。
概ね使いやすい補正が揃っており、爆速でお金が貰えるアクションは重商主義+1アクションと合体し更に強化、政府改革進捗+15%や植民進捗upも中々有難いです。
後半は安定度+1、最低限の軍質強化、新教評価+50アクションは腐る場面が無くいい感じになったのではないでしょうか。

個人的には新教評価+50(上限+100)が非常に気に入りました。
グレートブリテンのような外交併合力に優れる国家において属国併合ループを補助してくれる機能は非常に強力です。
(Opinonの+値が高すぎるため、属国併合によるOpinion-30の積み重ねを意識する必要が殆どなくなりました)

神権制の戦勝点圧縮+イギリスの外交併合力+聖公会の高評価維持力は各々の間でシナジーを生み終盤の拡張力を大いにサポートしてくれます。

勿論カトリックの方は周知の通り数多の補正に加え戦勝点-10%(トリエント公会議)や更なる外交併合コスト減を持ちやはり強力ではあるので聖公会1択という訳でもありませんが、イングランドの選択肢は確実に広がったと考えています。

HRE皇帝の土地返還要求

あまりイングランドに関係する話ではありませんが、従属国が不法な領土を持っている時のHREの返還要求が何故かその従属国に飛ぶ機会が増えました(たまに宗主国に飛んできます)。
なので、不法な領土を嫌うのであれば同君下位のフランスに全力で土地をぶん投げてHRE侵攻を進めるというのも一つの選択肢になります。

この辺りは特に高dev地域になるのもあって基本的には制御しやすい同君下位を持つ国全般で使えそうなギミックで、国の規模によっては属国でも小分けにすれば大丈夫そう?かもしれません。
(こちらは1.34.2の話なので、1.34.3がどうなっているかは分かりません)
→1.32~34を漁ってコンソールでチェックしてたところ、昔から属国の不法領土に対しては宗主国に返還要求が飛び、同君下位の不法領土に対しては直接同君下位に飛ぶようでした・・・誤った話をまき散らして申し訳ございません。
なので皇帝同盟に対してこちらの同盟関係が劣っている場合で不法領土を同君下位渡してしまうと、知らない所で勝手に返還されてしまうっぽいですね。

コメント


コメ返し

コメントありがとうございます。


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