各国戦略
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まず、神聖ローマ帝国の手引を参考にされたし。
オーストリアは初期の皇帝であり、ミッションでボヘミアを同君下位に収めることで事実上として*1選帝侯の座も手に入る。
また、オーストリアのNIは関係改善速度上昇/IA増加率上昇/外交評判増/後継者誕生率上昇と、選挙にも改革にも強い内容となっている。
他国で皇帝になるところからスタートするより、迅速に改革を進められる地位にあることは間違いない。
まず、ミッションに倣ってハンガリーとボヘミアを同君下位に収めることが目標となるだろう。
HRE内で拡大するのは、AEとIAの都合上、あまりオススメできない。
HRE外であるヴェネツィアを通じバルカン方面に出たり、ハンガリーやボヘミアの請求権を活用して東欧に出たりするのが有力だ。
また、ブルゴーニュの継承の有力候補国であり、ブルゴーニュと婚姻しておけば継承対象となる確率が更に上昇する。
ブルゴーニュを継承できれば肥沃な低地地方を手に入れられ、IAも稼ぐことができると万々歳だ。
後に起こる低地地方の反乱やネーデルラントの独立がネックだが、これは低地地方に首都を移転すれば発生しなくなる。
なお、北イタリアのHRE離脱を防ぐのは慣れていないと難しいため、無理をする必要はない。
離脱されてもただちにIAが減るわけではなく、後からHREに再編入することで容易に取り戻すことができる。
外交が最有力。
初期の外交官は2人しかおらず、にもかかわらず序盤は選帝侯や武力同君下位化した国のご機嫌取りに外交官がとにかく必要なため、外交アイデアの価値が高い。
関係改善の速度が上昇するため、AEをより早く減らしやすく、それが皇帝選挙におけるマイナス評価の緩和にも繋がる。
外交評判+2は皇帝選挙の助けとなる他、同君下位国の継承確率や同盟国の参戦確率を高めてくれる。
次点で有用なのが苦しい財政を支える経済、HRE内および属国の管理に役立つ影響、そして決して腐らない攻撃。
宗教アイデアは早期に東方へ拡張したり世界征服を見据えたりするのであれば優先したい。
が、そうでなければ、対抗宗教改革により宣教師の合計が最低3人にはなり、中盤からは改宗強度も充分確保できるため優先度は低い。
量アイデアも強力だが、皇帝補正により高まった陸軍限界(FL)まで徴兵するだけでも序盤は赤字になりがちなので、早期に取得するメリットは薄い。
人的資源をリカバリーしやすくなるのは大きいものの、オーストリアは同君下位国に恵まれるため戦闘や要塞包囲を手伝ってもらいやすく、工夫次第で陸軍および人的資源の損耗をかなり抑制できるので、用兵に慣れた人は優先しなくていいだろう。
植民戦略に出るのは立地条件が悪い(植民先へ遠い)ため、余程のことが無ければ有効でないだろう。
ゲーム開始直後から諸侯に片っ端から独立保障をかけ、セルフラント平和令状態を作り出すことで、平和の維持と国数の維持によるIAの高速上昇を狙うのがこの戦略である。
外交枠が著しく超過するため、DIPは-999に張り付くことになり、外交技術・外交アイデアは進まず、和平時に不当な要求ができないという難点があるが、それでも強力な戦略である。
せっかく外交枠が超過するのだから、諸侯への独立保障だけしか行わないのはもったいない。
可能な限りすべてと婚姻することで、関係改善と後継者誕生の効率を引き上げ、あわよくば同君下位としてしまおう。
多数の同盟国は防衛に資するのみならず、攻撃戦争を行う上でも圧倒的な数の優位をもたらし、オスマンへの勝利も難しくない。
また、ビザンツやワラキアに独立保障すれば、事前にオスマンの拡張の芽を摘んでおくこともできる。
最初のアイデアは、拡張戦争を行うために「宗教」で確定だろう。
聖戦CBさえあればDIPが-999だろうが異教徒から領土を切り取り放題だ。
切り取った領土がイスラム教であれば改宗し、HREに編入すれば、ますます迅速にIAを溜められる。
ちょっとしたテクニックとして、本来は-999貼り付きで不当な要求ができないところ、
商人estateからDIPを徴収したタイミングであれば、徴収分のDIP相当だけは不当な要求が可能になるというものがある。
うまくHRE編入等でIAを稼げれば、宗教改革前にラント平和令を通し、諸侯特権廃止まで駆け抜けるのも難しくない。
早期に諸侯特権廃止、いわゆるHREファンネルを作ってしまえば、もはや世界に敵は居ない。
この状態は難関実績であるOne Faith達成に有力であり、早期に異端を叩きながら拡張していけば思いの外簡単に達成できるだろう。
選帝侯との関係を侮辱などであえて悪化させることで、初期の君主の退位or死亡時の皇帝選挙で落選し、単なるHRE内の一公国となることもできる。*2
HRE皇帝位に拘らない場合、一般的なドイツ諸国の中盤以降と大きく変わらないポジショニングとなる。
ただし、ハンガリー・ボヘミアへの同君ミッションは健在であり、これらを傘下に収められることに加え、高いDEV、チロルの金山、時に発生するポジティブな史実イベントにより、中欧で最強の地位にあることは間違いない。
隣国となるであろうオスマンの圧力は変わらないが、皇帝位でなければ諸侯の防衛と宗教戦争に駆り出されることはないので、オスマンにだけ注意を向けながら自国の力を蓄えることだけに専念できる。
そういう意味では最も気軽な戦略と言えるかもしれない。
なお、皇帝位に拘らないことはカトリックに拘らないことも意味するので、プロテスタント・改革派への改宗はもちろん、正教やスンニを選ぶことも自由だ。
オーストリアはその地勢とヒストリカルライバルの修正の影響で、オスマン・フランスとの対立が避けがたい。
また、オスマンが多くの場合にロシアと結ぶ*3ため、東西南の三方を敵に囲まれる。
まずはスペイン*4のような史実の友好国と結んだり、事前にロシア*5と何とかして結ぶなどして外交的解決を図りたい。
ただし、宗教戦争の関係で一旦結んだ同盟が白紙になることも多く、情勢が流動的で計画を立てにくい難点がある。
場合によっては大国と単独で戦わざるを得なくなるだろうが、その際は大国の同盟国の中から脆弱な国を選んで宣戦することで、大国を釣り出して叩こう。
この場合は事実上のタイマンとなるため、軍の量・質で劣っていない限り、乗り切ることができるし、多くの戦勝点を稼ぐ必要は無い。
首都を攻略した上で、最小限の戦略で大国間の同盟破棄を強要する和平を通してしまえば、次の戦争でより簡単に各個撃破できるはずだ。
もしタイマンでも戦い抜く能力が無いなら、いったん内政を見直し、より多くの軍量を揃えることを心がけよう。
質も高いに越したことはないが、質を上げる方法はアイデアに集中しており、アイデアを取り直しでもしない限り、簡単に上げることはできない。
一方で量については、HRE皇帝であることによるボーナスもあることだし、様々な形で着手できるだろう。
ボヘミアを同君下位にした後、高い外交評判と安定度を維持し、ボヘミアの所有州を多くしなければ、君主の死亡時にボヘミアを即時併合(継承)できる可能性がある。
このとき、ボヘミアが持つ選帝侯の位がオーストリアにスライドし、王国化する条件を得ることができるため、大きな利益がある。
通常の統合(外交併合)では選帝侯の位は得られない。
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