各国戦略
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モロッコは北アフリカに位置するイスラム教が国教の国家である。フランスに植民地化された時代を除けば、王朝こそ変わったものの、現代とほぼ変わっているところはないとても古い国である。ライバルが強国であったり、不忠な属国、バッドイベントが序盤にあるが、上手く乗り切れば、地域大国そして列強へと上がりやすいポテンシャルがある。また、アンダルシアに変態して、ウマイヤ朝の復興といったロマンプレイも可能だ。グラナダよりかは簡単に成立させやすいのも特徴。
絶対に必要ではないが、この状況だとプレイしやすい
・チュニスがモロッコをライバル視していない
・カステーリャとアラゴンがライバル
・カステーリャとフランスがライバル
・チュニスがマムルークやオスマンと同盟しない
開始時に何もせずスタートするとスースがカステーリャかポルトガルかアラゴンから独立支援される。腕に自信があるならば返り討ちにしてもいいがここでは回避する方針でいく。まずイクター制、強力な公爵領の特権で独立欲求を抑える。そして領土を奪おう。独立欲求が上がるが芸術の支援特権で威信を増やして欲求をさげ、また領土を奪おう。そして、属国を解除して完成だ。
モロッコは海岸の襲撃ができる国なので他国より早くイベリアを襲撃して水兵とダカットを確保しよう。基本的に襲えるとこは襲って問題ないがフランスと面している海岸を襲撃すると関係が悪化してしまうため対イベリア、AE用にやめておこう。トレムセンにクレームをつけてチュニスに領土約束で参戦させよう。多少チュニスに取られるかもしれないが大半の領土は確保できるので問題ない。
スースやグラナダを殴るとき、たいていアルジェの小国と同盟していることがある。このままだとチュニスにとられるのでさっさと確保しよう。一国傀儡にできればあとは直接中核化してOK。そのうちチュニスに同盟を切られるので、オスマンやマムルークと同盟されないことを願おう。
サハラ交易路のミッションをクリアすると、スーダン遠征イベントが発生し、隣接する空白地を中核化できる。そして、サヘル地方に幾つかの請求権を経て進出することが可能だ。 サヘル、そしてニジェールは封建制を受容しておらず、軍事的に有利だが幾つかの国と同盟していることがほとんどなのでうまく外交関係をみて進出しよう。マリの金山、トォンプクトゥ、ガオなどの高dev値やCoTを優先的に確保しよう。
モロッコは新大陸にかなり近く、dip7までいかなくても新大陸に行くことが可能だ。イベリアの植民速度に追いつくことは難しいものの、CoTやメキシコの金山は比較的獲得しやすい。英仏との敵対も招くので、オスマンやオーストリアなどの大国と同盟してから進出しよう。因みにイベリアに進出する場合、イベリア勢の植民地を奪うこともできるがその場合植民地の宗教はキリスト教のままなので間違えて自国と国教が違う植民地ができてしまった、なんてことのないように。
項目名 | 原語 | 効果 | 備考 |
![]() | 海軍扶養限界+25% | ||
「沿岸の襲撃」が使用可 | 序盤の金策にはなる。ただし後半になると忘れてしまうのが弱点 | ||
有力なヴェズィール | Powerful Viziers | 君主と同一文化の顧問コスト-20% | 顧問コスト減は終盤まで役立ちやすい。 |
スーフィーのマラブー | Sufi Marabouts | アイデアコスト-10% | 君主点の削減はとてもうれしい。 |
信仰心-0.1%/月 | |||
サハラ縦断交易 | Trans Saharan Trade | 交易効率+10% | 植民プレイする場合は非常にありがたい |
キャラバン力+20% | |||
海岸線の防衛 | Defend the Coastline | ガレー戦闘力+20% | 対イタリア、オスマンなら有用。外海ならば微妙。 |
海賊共和国の保護 | Protect Pirate Republics | 私掠効率+15% | あまり使えない。 |
奴隷兵 | Slave Soldiers | 陸軍維持費-5% | 経済と合わせれば10%減少さでそれなりに有用。 |
騎兵戦闘力+10% | |||
部族勢力の抑制 | Curb Tribal Power | 自治度変化-0.05/月 | 自治率減はあって困らない。 |
![]() | 敵損耗+1 | 野戦をさけて要塞で消耗している時に殴る戦略なら有効? |
・総評
内政には役立つが、規律5%や中核化コスト減がないのが辛い。そこはアイデアで補うのが一番か。
アンダルシアのNIも掲載しておく。
項目名 | 原語 | 効果 | 備考 |
![]() | 陸軍士気+15% | ||
艦船交易力+25% | |||
レコンキスタへの抵抗 | Stand Against the Reconquista | 被射撃ダメージ-15% | |
タイファの統治 | Taifa Administration | 属国からの扶養限界ボーナス+100% | タイファ(Taifa)はかつてイベリア半島に存在したイスラム教諸王国の事。 |
アフル・アル=ズィンマ | Alh Ulh Dhimma | 異教寛容度+3 | 直訳すると「ズィンマの民」、つまりズィンミーの意味。 ズィンミーはイスラム世界における非イスラム教徒の事で、 ズィンマは「保護」「庇護」の意味を持つ。 本ゲームの階級でも登場する。 |
イブン・アラビーの遺産 | Legacy of Ibn Arabi | アイデアコスト-10% | イブン・アラビーは中世のイスラム思想家。 アンダルシアのムルシア生まれで、存在一性論や完全人間論を唱え イスラム神秘主義、スーフィーの確立に大きな影響を与えた。 |
信仰心/Piety-0.1%/月 | |||
ジュンドの定住 | Jund Settlements | 人的資源+15% | ジュンドはここでは現在でいう大シリアの事か。 アラブ系の軍団に割り当てられた征服した土地を指す言葉。 もしくは、アラブ系の軍事集団を指す言葉でもある。 アンダルシアでもこのジュンドで呼ばれるアラブ系の軍団が、 土地が割り当てられ活躍したとされる。 |
コア化コスト-15% | |||
遠征の感傷 | Expeditionary Sentiment | 植民者+1 | |
アル=アワースィム | Al Awasim | 要塞防御+10% | アワースィム(Awasim)は「防衛」「要塞」の意味で、 アラビア帝国側から見て、ビザンツとの間の境界地域を指す言葉。 |
ライバルとの国境地の要塞維持費-25% | |||
![]() | 交易品生産量+10% |
・総評
中核化コスト減や軍事面でのバフをかなりもらえる。地味に異教寛容度も高いのもポイント。ただし変態すると沿岸の襲撃が使えなくなるのは注意。
統治系
・統治…汎用型。アフリカに拡張したり中東に拡大するなら必須。
・経済…土地が痩せているので基盤確保に。インフレ抑制やミッション用に開発コスト減も有用。
・拡張…植民プレイするなら。
外交系
・外交…汎用型。同盟確保にも大拡張にも。
・探検…植民プレイするなら必須。
・権勢…汎用型。属国多用したり、ミッションで請求権がつかない領土を確保するなら。
軍事系
・軍質…陸海と強化してくれるので通常でも植民プレイでも有用。
・軍量…汎用型。消耗しやすいので厭戦の軽減にも。
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