DATA
従属国家†
v1.4より従属国家(Subject Nation)という概念ができた。これは従来の属国(Vassal)、同君連合(Personal Union)に加え、v1.4で追加され植民地国家(Colonial Nation)をさす。またDLCのArt of Warは衛星国(Client State)と辺境伯(March)を、Mandate of Heavenでは朝貢国(Tributary)を追加している。
従属国家にはそれぞれ異なる交渉を行える。
※v1.4で導入された保護国(Protectorate)はv1.20で廃止された。
※従属国家タブに表示されるものの性質が大きく異なる貿易会社 / Trade companyについては交易解説で説明する。
宗主国 / Overlordは、自国の従属国家に対してその領地の開発、建造物の建造を行うことができる。
また、従属国の領地で自国の兵の徴募/船の建造を行うことができるほか、従属国の持つ宣戦事由を用いて他国に宣戦できる。(一部例外あり)
従属国の領地で布教することもできるが、布教するのは従属国の奉ずる宗教である。
| 外交枠の消費免除 | 併合 | 貢納金 | 交易力 | 作成 |
属国 | × | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
同君連合 | × | 〇 | × | × | × |
保護国(廃止) | 〇 | × | × | 〇 | △ |
植民地国家 | 〇 | × | 〇 | 〇 | △ |
衛星国 | × | 〇 | 〇 | × | ◎ |
辺境伯 | × | × | × | △ | 〇 |
朝貢国 | 〇 | × | ◎ | × | △ |
大名 | 〇 | 〇 | 〇 | × | ▲ |
※表の評価はイメージであり、同じマークが同じ意味であるとは限らない。
従属国家一覧†
属国 / Vassal†
戦争、外交交渉、属国の開放を通じて成立する。
属国は以下の特徴を持つ。
- 外交関係に計上される。
収入税収の50%を宗主国に貢納する。
- 宗主国の政治体制や正統性、アイデア、各国NI、ポリシー、イベントによって増減。
- 宗主国の陸軍扶養限界が+1増加。
- 宗主国の政治体制が商業共和制の場合、交易力の50%を宗主国に貢納する。
- 宗主国の戦争に自動的に参戦する。
- 自分から他の国家に戦争を仕掛けることはない。
- 外交タブから従属関係を破棄できる。対象国の独立欲求が50%未満のときは威信-20に加え対象国との関係が-200されるが、50%を超えていた場合ペナルティはない。
外交によって属国化するには、
- 同盟を結んでいる
- 関係が190以上
- 対象国が戦争をしていない
以上の条件を満たす必要がある。
※以下の国は外交的属国化できない
- HREの選帝侯
- 従属国家を持っている
- 教皇領
- 総開発度が100以上
- 対象国のコアを持つプロヴィンスを自国が領有
外交的属国の成立要素
判断基準 | 数値 | 判断基準 | 数値 | 判断基準 | 数値 |
以上を合算し、+1以上になれば承諾してくれる |
対象 国の 態度 | 同盟・友好 ・脅威 | +10 | 信頼 | 50以上 | 50を5上回るごとに +1 | 対象の政体が 商業共和制 | -30 |
中立 | -20 | 50~30 | 50を2下回るごとに -2 | 自国の政体が 商業共和制 | -10 |
敵対・激怒 | -100 | 30未満 | -2000 | 外交評判 | +1につき | +3 |
婚姻関係 | +10 | 国境の距離 | 1ごとに-0.5 | -1につき | -3 |
兵力格差*1 | +20~-40 | 対象が HRE | 自国も | -25 | 国教 | 異端 | -10 |
経済的格差 | +30~-90 | HRE外 | -75 | 異教 | -20 |
| 対象の 政府等級 | 自国を1ランク 下回るごとに +10 | |
※経済的格差 = 60×(基礎税収+基礎生産+属国の基礎税収)/(対象の総開発度)^2-90
10年以上属国であり、かつ関係が190以上、自由欲求が50%未満の場合、外交点を消費し長時間を経て併合することができる。
以下の式で求める属国の各プロヴィンスの必要量の合計からその国を併合するのに必要な総外交点が算出できる。
1プロヴィンス当たりの必要外交点 = (8×開発度)・(1-統治効率)・(1+属国併合補正)・(1+敵対的コア化コスト補正)
併合を開始すると、毎月ある量の外交点が消費されていく。積み立てられた総外交点が上記の必要総外交点に達すると、その属国は消滅し宗主国に完全に併合される。
なお、総必要外交点は影響アイデア3(-25%)、影響-統治ポリシー(-20%)、富豪-影響ポリシー(-10%)、その他NIによって削減される。
併合中にこれらの効果を獲得した場合でもそれまでに消費し積み立てられた外交点は変化しないため、併合進行度は結果的に大きく進展する。
ただし進行度が100%を超えた分の外交点は返還されない。
一か月で消費される外交点は以下の合計で決まる。合計値が0以下となった場合、併合は一時停止するが後退することはない。
- 基礎値 +1
- 外交評判+1につき+1
- 宗主国と対象国が同国教 +1
- 宗主国と対象国が同主要文化 +1
併合開始後に対象国の自由欲求が50%以上になると、併合は中断され外交点の消費も止まる。
対象国の首都が占領されたり、いずれかのプロヴィンスが反乱軍に占領されたりしていると、併合が中断される上に外交点の消費は続き、無駄にすることになる。
ある属国の併合が完了すると外交評判に-3のペナルティが10年間かかる(重複はしないが、有効期間は最後の併合完了を元とする)。
この間は他の属国併合に悪影響を及ぼすため、同時に複数完了するように調整すると効率が良い。
また他のすべての属国からの評価に-30のペナルティがかかる。併合した属国がHRE構成国の場合、独従問わずすべてのHRE構成国からの評価に-25のペナルティがかかる。
これらは重複、加算するが、1年あたり+1.5ずつ低減される。
例:従属国A,B,C,Dがあり、A,DがHRE構成国の場合、A,B,Cを併合完了するとDとの関係が-115悪化し、全てのHRE構成国に対して関係が-25悪化する。
属国との交渉†
- 交易の転換(Divert Trade)
- 有効になっている間、独立欲求+30%、宗主国は対象の交易力の100%を得る。
- 好敵手への禁輸(Embargo Rivals)
- 有効になっている間、独立欲求+5%、対象は宗主国のライバル国に対し禁輸を行う。
- 軍役代納金(Scutage)
- 有効になっている間、対象となる属国からの収入+50%、対象は宗主国の戦争に参加しなくなる。
解除するときに独立欲求+25%
- 宗教の強制(Enforce Religion)
- 独立欲求が50%未満かつ対象からの評価が+でないと使用不可
対象の国教が宗主国と同じグループの場合独立欲求+50%、異なるグループの場合+100%
対象国が宗主国の国教に改宗。
- 中核州/請求権の下賜(Grant Core/Claim)
- 宗主国が持っているコア/請求権を従属国に譲渡する。渡せるコア/請求権は対象国の領土に隣接するプロヴィンスの物に限られる。
- 州の下賜(Grant Province)
- 宗主国が領有するプロヴィンスを従属国に譲渡する。渡せるプロヴィンスは対象国の領土に隣接する物に限られる。
譲渡するプロヴィンスに宗主国のコアが存在する場合は、譲渡の際に対象国のコアが自動的に付与される。
プロヴィンスの開発度1につき独立欲求-0.5%(+0.1%/月のペースで低減)
- 知識の共有(Knowlegde Shareing)
- 対象国の首都エリアに社会制度/Institutionを伝播させる。完了するまで対象国の収入の10%を支払う。
- 借金の清算(Pay Off Debt)
- 対象国の借金をすべて肩代わりする。一部のみの清算はできない。借金1口あたり独立欲求-5%
- 地元支配者の懐柔(Placate Local Rulers)
- 宗主国の威信-20、独立欲求-10%、威信が0以下だと使用不可
- 親族の即位(Place Relative on Throne)
- 独立欲求+25%、対象国が摂政制だった場合+10%。対象国に宗主国と同じ王朝の統治者を据える。
- 土地の没収(Seize Land)
- 独立欲求が50%未満かつ対象からの評価が+でないと使用不可
対象が持つプロヴィンスを宗主国に引き渡す。首都は引き渡せない。
プロヴィンス開発度1あたり独立欲求+5%
辺境伯 / March†
属国を外交タブから辺境伯に任命する(Designate as March)ことで成立する。
辺境伯は以下の特徴(抜粋)を持つ。
- 外交関係に計上される。
- 宗主国への税収の貢納は行わず、外交併合も出来ない。
- 宗主国の陸軍扶養限界が+2増加。
- 宗主国の開発度の25%までの属国でないと辺境伯にできない。辺境伯任命後にこの上限を超えると、辺境伯のボーナスを失う。
- Primitiveは辺境伯を任命することも、任命されることもできない。
辺境伯は廃止(Revoke March)することで通常の属国に戻すことができるが、安定度が-1され*2、対象国との関係が-50悪化する。
- 辺境伯のボーナス
- 人的資源+25%
- 人的資源回復速度+20%
- 陸軍扶養限界+30%
- 海軍扶養限界+30%
- 要塞維持費-20%
- 要塞防御+20%
辺境伯との交渉†
- 交易の転換(Divert Trade)
- →こちら
- 好敵手の禁輸(Embargo Rivals)
- →こちら
- 強制的な改宗(Enforce Religion)
- →こちら
- 中核州/請求権の下賜(Grant Core/Claim)
- →こちら
- 州の下賜(Grant Province)
- →こちら
- 知識の共有(Knowlegde Shareing)
- →こちら
- 借金の清算(Pay Off Debt)
- →こちら
- 地元支配者の懐柔(Placate Local Rulers)
- →こちら
- 親族の即位(Place Relative on Throne)
- →こちら
- 土地の没収(Seize Land)
- →こちら
- 士官派遣の許可(Enable Send Officers)
- 有効になっている間、独立欲求-10%、陸軍士気+20%、規律+5%、対象国の陸軍維持費の33%を支払う。
- 軍への支援金(Enable Subsidize Armies)
- 有効になっている間、宗主国の人的資源回復量の10%を毎月辺境伯に送る。
辺境伯の宗主国に対する評価+50
- 要塞化(Fortify March)
- 辺境伯領内に要塞を建てる。すでに建っているプロヴィンスについてはアップグレードもできる。
建造・改良できるのは1段階ずつなので、複数レベルを一度に施工したいときはプロヴィンスタブから行うのがおすすめ。
衛星国 / Client State†
外交技術23以上になると、自国の首都と同じ大陸もしくは陸路で直結したプロヴィンスに国名・政体(君主制or共和制、前者ならばさらに同王朝or異王朝)・旗を設定して衛星国を建国できる(建国ボタンはプロヴィンスの自治度表示の下にある)。
国教は宗主国と同じで、最初に建国したプロヴィンスの文化が主要文化となる。
特徴および可能な交渉は属国に準じ、辺境伯に任命することもできるほか、加えて以下の特徴を持つ。
- 同時に最大10カ国まで保有できる。
- 独立欲求に-25%のアドバンテージが付く。
- NIは衛星国独自のものが用意されている。
同君連合 / Personal Union†
君主制の国家で後継者が不在の場合、同じ王朝の国家と同君連合を結ぶことがある。
また、王座の請求などの外交行動を通しても成立しうる。成立・消滅の条件については同君連合に関する事項を参照。
同君連合は以下の特徴を持つ。
- 外交関係に計上される。
- 同君連合下位国を上位国が受け継ぐ継承/Inheritanceが発生しうる。また、50年以上同君連合が続いている場合、統合/Integration(コストなどは併合と同じ)が可能。
- 宗主国の戦争に自動的に参戦する。
同君連合との交渉†
- 忠誠派の支援(Support Loyalists)
- 有効になっている間、独立欲求-20%、対象の収入の10%を支払う。
- 好敵手の禁輸(Embargo Rivals)
- →こちら
- 文化の強制(Enforce Culture)
- 独立欲求が50%未満でないと使用不可
対象国の主要文化を宗主国と同じにする。実施に際して対象国の総開発度×2点分の外交点を消費。
- 強制的な改宗(Enforce Religion)
- →こちら
- 中核州/請求権の下賜(Grant Core/Claim)
- →こちら
- 州の下賜(Grant Province)
- →こちら
- 知識の共有(Knowlegde Shareing)
- →こちら
- 借金の清算(Pay Off Debt)
- →こちら
- 収入の搾取(Siphon Income)
- 対象からの評価が+でないと使用不可
独立欲求+10%、対象の収入6か月分の資金を宗主国が得る。対象からの評価-100
保護国 / Protectorate†
保護国はv1.20でゲームから除去されました。
戦争、外交交渉、属国の開放を通じて成立する。
対象国との技術グループの補正差が50以上であることが条件。
保護領は以下の特徴を持つ。
- 外交関係に計上されない。
- 交易力の50%を宗主国に貢納する。
- 技術コスト-20%の恩恵を受ける。
- 関係が低いと破られる可能性がある。
- 宗主国の介入を招かずに戦争が可能。
- 西洋化すると保護領ではなくなる。
植民地国家 / Colonial Nation†
南北アメリカおよびオセアニアには12の植民地リージョンが設定されている。この3つの大陸の外に首都を置く国家が1つの植民地リージョンに5つ以上のコアプロヴィンスを得た時、植民地国家が形成される。
植民地国家は元の国家の従属国として扱われる。
植民地国家は以下の特徴を持つ。
- 外交関係に計上されない。
- 宗主国の戦争には自動的に参戦する。
- 隣接する原住民国家や別の宗主国を持つ植民地国家に戦争することがある。
- この場合、宗主国の介入を招かずに戦争が可能。和平の強制で宗主国が介入することは(攻守問わず)できる。-交易力の50%を宗主国に収める。
- NIは植民地国家独自のものが用意されている。
- 収入のうちから関税/Tariffsとして定められた割合を宗主国に送る。
関税収入=植民地国家の収入×[関税率(Tariff Rate)×{1+関税(Global Tariff)補正}]
[ ]内で計算された数値を関税効率(Tariff Eficcency)という。関税効率は従属国家タブに表示される。
ちなみに関税として宗主国が受け取る金額が丸ごと植民地国家から支出されているわけではない。
関税率は最初は10%で、イベントの選択肢や関税率関連の交渉を通じて変化する。関税率1%あたり独立欲求が+1%される。
関税補正は顧問、奴隷の交易品ボーナス、議会の議案、探検アイデア5、ポリシー、各国NIで上昇する。
独立欲求に影響するのは関税率のみ。関税補正のほうをあげる分には独立欲求に影響しない。
植民地国家との交渉†
- 好敵手の禁輸(Embargo Rivals)
- →こちら
- 強制的な改宗(Enforce Religion)
- →こちら
- 中核州/請求権の下賜(Grant Core/Claim)
- →こちら
- 州の下賜(Grant Province)
- →こちら
- 知識の共有(Knowlegde Shareing)
- →こちら
- 借金の清算(Pay Off Debt)
- →こちら
- 地元支配者の懐柔(Placate Local Rulers)
- →こちら
- 関税の低減(Decrease Tariffs)
- 統治点25を消費し、対象国の関税率を5%下げる。
- 関税の増加(Increase Tariffs)
- 統治点50を消費し、対象国の関税率を5%上げる。
- 総督の交代(Replace Governor)
- 独立欲求が50%未満でないと使用不可
独立欲求+10%、対象国の統治者を新しい人物にする(能力は[4/2/2]・[2/4/2]・[2/2/4]の間で選べる)。
- 植民地戦争の開始(Start War in Colony)
- 原住民国家、もしくは宗主国同士が同盟を結んでいない植民地国家に対し、戦争を始めさせる。だが植民国家が対象に対してCBを持っている事が条件なので死に交渉とかしている。
朝貢国 / Tributary†
外交交渉を通じて成立する。特定の前提条件が無く属国化よりはるかに容易だが、この方法で宗主国となれるのは東方宗教グループ(儒教、仏教、神道)国家、遊牧民技術(Nomad)国家、もしくは中華皇帝のみ。
条件に満たない国家は、講和で敵の朝貢国家を譲らせることでのみ獲得できる。
朝貢国が出来てから条件を満たさなくなっても関係が失われることはない。
朝貢国は以下の特徴を持つ。
- 外交関係に計上されない。
- 戦争行為を含むほぼすべての外交行動が制限されない(宗主国への攻撃を除く)。
- 毎年1月2日に、年間収入の12.5%、もしくは年間人的資源収入の25%、もしくは総開発度×0.03の特定の君主点(端数切捨て、最大12)を宗主国に貢納する。宗主国はそれぞれの国に何を貢納させるか、従属国タブから選べる。
- 同じ宗主国を持たない国から攻撃された場合、宗主国に自動的に援軍要請が送られる。宗主国は拒否してもすぐには朝貢関係は破られないが、独立欲求・関係・外交評判に大きなペナルティが付く。
- 同じ宗主国のもとの朝貢国同士では自由に戦争が可能。
- 宗主国・朝貢国はお互いに、休戦期間が残っていなければ、自由に朝貢関係を切れる。
宗主国が朝貢関係を切った場合、5年の休戦期間が付く。朝貢国は関係を切ると安定度が-1されるが、すぐに旧宗主国に宣戦できる。
- 朝貢国の領土における自国の兵の徴募/船舶の建造および布教はできない。
外交交渉によって他国の朝貢国になることもできる。
向こうが戦略的に興味を持っていなければ受け入れてもらえない。
朝貢国との交渉†
- 贈り物の下賜(Bestow Gifts)
- 独立欲求-15%、対象国の収入6カ月分の資金を支払う。
- さらなる貢納の要求(Demand Additional Tribute)
- 独立欲求が50%未満でないと使用不可
独立欲求+25%、対象国の収入3カ月分の資金を得る。
- 芸術品の要求(Demand Artifacts)
- 独立欲求が50%未満でないと使用不可
独立欲求+25%、宗主国の威信+5 対象国の威信-5
- 州の下賜(Grant Province)
- →こちら
- 借金の清算(Pay Off Debt)
- →こちら
- さらなる軍隊の派遣(Send Additional Troops)
- 対象国が戦争中でないと使用不可
対象国の人的資源増加量の2年分の人的資源を対象に送る。
大名 / Daimyo†
→幕府と大名
独立欲求†
すべての従属国家は宗主国に対して独立欲求/Liberty Desire(LDと略される)を持つ。
独立欲求が50%未満のときは宗主国に対して忠誠的/Loyalな態度をとるが、50%以上になると不忠/Disloyalな態度をとる。
不忠な国家は貢納金/関税を支払わなくなり、一部の交渉が行えなくなるほか、他国と独立支援・同盟関係を結び、独立戦争を起こすようになる。
独立欲求の構成要素†
- 開発度
従属国家の開発度1あたり+0.25%、植民地国家は+0.1%、朝貢国は+0.175%
- 兵力の比較
従属国家と宗主国の兵力を比較*3して、従属国家が大きい兵力を持つほど独立欲求上昇。
具体的には、従属国の兵力が宗主国の兵力の100%であるとき、独立欲求+75%。
- 宗主国を同じくする属国・辺境伯・衛星国は、それらの兵力すべてをまとめて自分の兵力とみなす。
同君連合・従属大名・朝貢国の場合はそれぞれの兵力で完結される。
いずれの場合も、独立支援を受けている国家の兵力も(その国の兵力として)合わせて計算する。
- 植民地国家の場合、この項目はほとんど無視できる。*4
- 従属国家の種類:衛星国は-25%、辺境伯は-10%、従属大名は+10%
- 外交技術:宗主国が従属国家に1レベル遅れるごとに+5%
- 従属国家からの評価:-1ごとに+0.2%、+1ごとに-0.1%
- 婚姻関係:-5%
- 宗主国と統治者の王朝が同じ:-5% 同君連合以外
- 歴史的友好国:-50% ・歴史的敵対国:+50%
- 従属国家が遊牧民国家:-10%
- 外交評価:+1あたり-3%
- 信頼度:50を1上回るごとに-0.4%、1下回るごとに+0.4%
- 独立戦争に失敗:-50% (+1%/年のペースで低減)
- 宗主国の戦争疲弊:1あたり+1% (植民地国家のみ)
- 重商主義:1%あたり+0.25% (植民地国家のみ)
- 植民地国家の統治効率:1%あたり+0.2%
- 植民地国家の戦争に介入:+10% (+1%/年のペースで低減)
- 関税率:1%あたり+1%
- 従属国家領土の開発:1回につき-5% (+1%/年のペースで低減)
このほか諜報アイデア4(-10%)、影響-攻撃ポリシー(-10%)、各種NIで低減でき、イベントや従属国家との各種交渉によっても増減する。
イベントや交渉による独立欲求の増加/減少効果は、1%/年のペースで低減する。
独立戦争†
ほとんどの従属国家は、自力で従属関係から抜け出すには宗主国との戦争に勝つ必要がある。
独立戦争は独立欲求が50%を超えていないと起こすことができない。
従属国家は基本的に他の国と同盟を結ぶことはできないが、以下の方法で協力を募ることができる。
- 独立支援
- 他の独立国との間に協力関係を結ぶ。宗主国との間に休戦期間が残っている国とはこの関係は結べない。
この関係を結んだ国家は、宗主国に宣戦したときに副交戦国として(強制的に)参加し、自動的に同盟関係が結ばれる。
- 従属国家間での同盟
- 同じ宗主国を持ち、独立欲求が50%を超えている従属国家と同盟を結ぶ。
この関係を結んだ国家は、宗主国に宣戦したときに副交戦国として(強制的に)参加し、自動的に同盟関係が結ばれる。
これら2つは独立欲求が50%を超えていないとできない。例外的に、プレイヤーが操作している従属国は自国の独立欲求が50%未満でも締結できる。
独立戦争は、宗主国とともに戦争に参加している間でも構わず宣戦することができる。
軍事的焦点 / Military Focus†
配下の従属国家に対し、戦争中の行動方針を与えることができる(朝貢国には設定することができない)。
方針はそれぞれの国に個別に設定でき、従属国インターフェイスからすべての国家を一斉に切り替えることもできる。
独立欲求が50%を超えている従属国は常に受動的に行動する。
- 支援的 / Supportive:友軍の部隊に同行する。(宗主国に同行するとは限らない。)
対象国の兵力が少ない時、対象国が強力な指揮官を擁しているときにおすすめ。
- 攻撃的 / Aggressive:敵の領域に入って積極的に戦闘を行う。
対象国の兵力が大きい時におすすめ。
- 受動的 / Passive:自国の領内にとどまり、そこを防御する。大軍との戦闘は避ける。
対象国の兵力が少ない時、対象国の部隊を移動させたくない時におすすめ。
- 守備的 / Defensive:友軍の領土を防御する。
対象国の兵力が大きい時におすすめ。
- 包囲 / Siege:敵の領土にある要塞を包囲する。敵との戦闘は避ける。
敵の領土が広かったり要塞が多いときにおすすめ。
- なし / No focus:特に方針を設定しない。
参考:https://eu4.paradoxwikis.com/Subject_nation