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まずムザブについて簡単に説明すると、内陸サハラ*1の貧しい3プロビの、信仰している国が3つしかないイバード派の、海軍が強いことで知られる汎用ベルベルNI*2の国である。
ちなみに、初期で変態先を4つも持っている国でもある。
この段階で強い要素を何一つ見いだせないが、このページではこの国で,どちらも英wikiの基準でVHにランクされている「An Unlikely Candidate(ムザブでアンダルシアを建国する)」および「The Third Way(イバード派の国でシーアとスンニの国と州をすべて滅ぼす)」の達成を目標とする。
まずは世界線の選定から。かなり多いので覚悟してほしい。
とおよそこの通り。もちろん全部満たさなくてもよいし、ゲームをある程度進めないと判断できないことも多いので、とりあえずは上から5つまでを満たすことを目標にしよう。
まずは外交官はチュニスに婚姻の使者を飛ばし、関係改善する。
チュニスははじめは同盟してくれないが、関係改善を続ければ同盟を組んでくれる可能性がある。
チュニスはそこそこの確率でオスマンと結ぶし、また後述の理由からモロッコ地域を確保することが望ましいため、同盟する優先度は非常に高い。
FLいっぱいに徴兵、NFはADMかフラット。
seize landして直轄領を増やし、ADMとMILを増やす特権を与える。
時間を動かす前に、封建神権政の能力を使い、隣接プロビすべてにクレームをつける。
そうすることで、touggourtに開始1月で宣戦できる。
さて、今verではAI,特に中小国はFLに比べてはるかに少ない量しか軍隊を常備しないため、トゥーグルト、同盟国のフェザーンに勝つのは容易。
講和ではフェザーンを属国化し、トゥーグルトは侮辱、改宗を叩き込む。
次はトレムセンに拡張したいところだが、この国はモロッコか、運が悪いとオスマンと同盟する。
もちろん再走してもよいが、今や隣国となったジェリドは、筆者の経験上トレムセン、グラナダ以外と同盟を結ぶことはないので、これを使ってつり出す。
トレムセンの首都はレベル3要塞であり、トゥーグルトの領土を食った程度ではFLが9以上にはならないが、しかし属国フェザーンの軍隊が加われば包囲できるし、何ならチュニスの助けを借りることもできる。
チュニスに土地を渡す場合、Dahlaを渡そう。
こうすることでモロッコとチュニスが海域で接し、土地を約束して戦争に呼びやすくなる。
ともあれ、こうしてムザブは海に出ることができ、忘れがちだが沿岸略奪も可能になる。
トレムセンを倒せば、次はモロッコだ。モロッコはイベリア勢に食われることも多く、先んじて確保しなければならない。
まず序盤において、モロッコが戦争するパターンはいくつかある。
グラナダが攻められて同盟参戦するパターン、カステラorポルがモロッコの属国を独立支援し独立戦争が始まるパターンの2パターンが特に多い。
war goalの位置関係上、前者の場合はイベリア有利だが、後者はモロッコ有利だ。
よって、ハイエナするなら前者のパターンを狙おう。
ただし、グラナダがモロッコ、チュニス両国と結んでいた場合、チュニスを自国の対モロッコ戦に呼ぶことは当然できない。
モロッコは開始時点で多くの属国を抱えているが、時間が進んで併合されたほうが軍量は少なくなる。
講和ではまず山岳要塞のあるフェズ、それからイベリア勢に奪われないよう、沿岸部を優先的に割譲させよう。
さて、こうしてモロッコを制覇すると、カステラをライバル視しているフランスは「カスティーリャに脅かされている」という補正がつく。
ビザンツでハンガリーと同盟するときにお世話になる補正である。
これによって同盟要請を受けてくれやすくなるので、関係改善と外交評判顧問で同盟にこぎつけよう。
同盟のプラス補正を少しでも増やすため、一番安い歩兵でいいのでFLいっぱいまで陸軍を雇うこと。
加えて海軍力も意外と重視されるので、ガレーと輸送船を大量に作ろう。
マムルーク、オスマンがカステラをライバル視していれば、彼らもこちらと同盟してくれやすくなる。
この国と境遇の似たグラナダでは新大陸遷都もポピュラーな戦略ではあるが、これは推奨できない。
まず第一にその場合、マグリブはイベリア勢のものになるので、新大陸の広い範囲にイスラムが拡散してしまい、回収が困難になる。イスラムの植民地国家でも成立しようもんなら悲惨である。
第二にthe third wayはギニアからモグーリスタン*8まで非常に広い範囲を征服する実績であり、新大陸に逃亡しては間に合わない可能性がある。
第三にせっかく新大陸に拡大したとしても、アンダルシアの建国と同時に首都が移動し、新大陸は植民地国家のものとなって国力を大幅に損なうし、もし変態しなければクソ弱いムザブのアイデアのままになる。
以上から、新大陸への遷都はお勧めできないが、しかしDoFの仕様上、またイベリア勢の妨害の意味から植民地国家を作ることは十分有意義である。
カステラ戦ではフランスに土地を約束すれば参戦してくれるので、南北から挟み撃ちにしよう。ジブラルタル海峡は外洋扱いなのでガレーの優位はないが、デコイとしては有効なので浮かべておいて、ジブラルタルを通行可能に、またマラガ要塞の海上封鎖ペナルティを無くす。
モロッコプレイでも使える技だが、あえてこちらから侵攻せず、カステラ軍が少数アフリカに侵入する度に海上封鎖して閉じ込め、殲滅するのも手だ。
アンダルシア化のためにはカステラ、ポルトガル、アラゴンすべてからプロビを奪う必要がある*9。
ただイベリアンウェディングが起こっていれば一気にとれる*10が、そうでない場合、アラゴンを倒す必要がある。
しかしこのverではaiアラゴンはナポリを失っている場合が多いので、成長したムザブの国力なら割と勝つことができるし、何ならチュニス、フランスを呼ぶこともできる。
アンダルシア化すると、士気+15%,被白兵ダメージ-15%の補正で軍質が一気に上昇する。
またholy orderできるようになるので、忘れずに各ステートに適用しておこう。
ここまでくると、アンダルシアは列強に浮上しているだろうし、高い軍量とセビーリャノードからの豊富な資金力で一気に拡張していける。
優先度的にはまずオセアニアに植民するマムルーク*11を倒す。
マムルークがオスマンに食われるのを防ぐため、オスマンと同盟して参戦させ、常にマムルーク、オスマン間に停戦を設けるとよい。
また東西アフリカは国の数や改宗すべき国も少なく、また欧州諸国にイスラムプロビ*12を奪われると面倒なので、先に征服しておこう。
コモロ諸島は植民しても宗教が変わらない島で、スンニを信仰しているので入植、確保すること、またインドネシアの未入植地は軍隊を派遣し、原住民を全滅させておくことで、だれかが入植した瞬間その国の宗教になり、回収しなくてもよくなる。
小技として、ある国を滅亡させる講和は受諾にペナルティがかかり、敵戦力のほとんどを滅ぼすか、開戦から相当の時間が経っていないといけない。
しかし、このプレイでの目的はあくまでイバード派以外のイスラムの殲滅であり、国家を消滅させることではない。
そこで、首都以外を割譲させ強制改宗すると、実績の条件上、その国に攻撃する必要はもうなくなる。
強制改宗では滅亡のようなペナルティはないので、戦争にかかる時間や手間をずっと短縮できる。
当然宗教、管理は鉄板。序盤は聖戦によるae削減や布教以前に、あまり領土が取れないため、先に管理を取っておくとよいだろう。
現行verでは統治キャパが厳しいため、また宣教師顧問を出すための顧問ガチャの回数を減らすためにも管理は欲しい。
またNIに異教寛容+3があるため、人文はなくてもあまり困らない。
軍事アイデアは宗教とのポリシーで対異端布教強度+3がある攻勢で確定。
余裕があれば宗教とのポリシーで士気+10%をとれる軍量もよい。
また外交や権勢も拡張の上で重要だが、アンダルシアNIに植民者+1があるため、探検拡張は不要か、優先度が低い。地図はイベリア勢から盗めば事足りる。
ただし、アンダルシアをすぐに建国せず、アフリカに進出して国力を高めるようなプレイでは探検を取ることが重要になるだろう。
現行verではstrong duchyによる属国ファンネルが強く、また州を属国に統治させればテリトリー、非受容文化による布教強度ペナをある程度緩和できる。
そのために権勢も必須ではないが、余裕があればとるとよい。
「An Unlikely Candidate」
「The third way」
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