[[AAR/SunriseInvasion]
室町幕府9代将軍足利義政の継嗣問題に端を発した応仁の乱、それに続く100年の戦国時代。
戦乱を収束したのは三管領(細川・斯波・畠山)の一つ斯波家が守護職を務める尾張の守護代の一族である織田信長の登場を待たねばならなかった。
信長は天下布武を旗印に武力で国内を統一し、形骸化した足利将軍を追放した。
プレイを始めるにあたって、日本の独自政体「Shogunate」について軽く説明を。
中世日本の「幕府」制度をゲーム的にどう落とし込むか。
パラドックスと言えども、難問のようでEU3以来、様々な仕様が入りは修正され、が続いています。
EU4では、日本のオリジナル政体「Shogunate」として表現されています。
将軍プレイの場合は伸びそうな大名家との友好度を高めて外交併合していくことが基本になります。
ある程度大名を併合すると生き残った大名が対抗同盟を組み仕掛けてくることになるでしょう。
幕府の有力者である細川家と山名家が将軍継嗣を擁立し合って争ったのが応仁の乱です。
本AARでは、その禍の芽を摘むべく両家の外交併合を行います。
室町幕府は鎌倉時代に武家政権の本拠が置かれた鎌倉を中心とする関東に鎌倉府を置いて将軍の一族を鎌倉将軍、有力大名の上杉家を関東管領として関東に赴任させました。
この自立性の高い組織はしばしば戦乱の元にもなった。
本AARでは、細川・山名の次に上杉家を併合した。
ちなみに、大名プレイをするなら上杉家は割合楽です。君主能力が444スタートの上、甲斐(金山)に隣接しています。
'1462年'
着々と幕府有力者を取り込んでいく中、将軍義政の継嗣義視が死去。
その直後に将軍義政も世を去った。
幕府はこの緊急事態に皇族である北白川宮家から将軍を迎えることとした。
前時代の鎌倉幕府においても、源頼朝以来の源氏嫡流将軍は3代で途絶え、その後は摂関家、次いで皇族から将軍を迎えていた例があり、それに拠ったのだろう。
室町幕府第10代征夷大将軍に任官した北白川宮泰仁王に対し、足利将軍家の縁戚でもある管領斯波家が武家側に政権を奪還するために蜂起。それに守護大名甲斐の武田氏と中国地方の有力者大内氏の雷同。
日本は大乱に陥る。
'1470年 斯波家の乱'
中国地方の大内家を討伐に赴いた幕府軍は神話の地・出雲で討幕軍と激突。
武家への政権奪還を目指す斯波家側の士気は高く幕府軍は連敗を喫したが、瀬戸内水軍の活躍もあり、室町幕府の始祖・足利尊氏のように九州で戦力を立て直し反撃。
斯波家を滅亡させた。
敗残の大内氏はその後幕府と距離を取り、朝鮮半島との連携を目指すが、10年後幕府の征討を受けて滅亡。
ここに宮家将軍・北白川宮泰仁王の元、日本は再度統一されることとなった。
その後日本では、皇族内の有力者が将軍として国内的には天皇を補佐し、対外的にはEmperorを名乗る日本風封建君主制が成立することになった。
天下統一の成った日本では国内で湧き上がるエネルギーを未踏の地の植民に注ぎ込んだ。
フィリピン群島のうち、スールーは原住民の好戦性も低く植民しやすい。
そこからブルネイにクレームを作成することでマラッカ方面へ進出しやすくなる。
最終目標はマラッカの領有。東アジアの富が流入する交易の要衝だ。
中国明朝の臣・鄭和は、1405年から数次に渡って艦隊を組織し、インド洋を横断し遠く東アフリカ沿岸まで航海に乗り出したという。
この壮挙を『明史』では「西洋下り」と呼んでいる。
その後100年の時を経て、北白川宮家率いる日本は一時的な航海ではなく、恒久的な植民をこのルートにそって実施した。
アフリカへ辿りついた日本は、現地の部族を服属させるともに、神道へと改宗させていった。
'1550年'
神道を奉じるコンゴ。
'1584年'
マリから奪ったCayorでポルトガルの直轄州と隣接。
いよいよ準備は整った。
終了予定は1596年。
'1597年'
予定を1年超過したが、無事達成。
ちなみに、AAR/SunsetInvasionでは、1552年に西○化を終了しているので、45年も遅かったことになる。
南アフリカに植民する列強は州を残らず貿易会社領にしてしまうので、ケープ付近で西○化することができなくなった。
その結果、トロピカル(植民効率大幅低)を最低でも2か所程度は入植しないと隣接が難しいのが原因だ。
1597年までかかってしまった西洋化達成時の軍事技術Lvは9。列強は15、中国でさえ11。
想像以上の出遅れとなってしまった。
既にスペインやポルトガルといった植民地帝国に邪魔者とみなされ、更には中国にさえ技術力で劣っている。
スペインに保護してもらおうと思ったが、遠すぎて無理とお断りされるの図。
中国方面に出兵しないので、ハイスピードでゲームは進んでます。
日本統一以降はブルネイ・アチェ・セイロン・コンゴ・ベニン・マリの6回戦争をしただけです。
戦争もそれぞれ1発属国化あるいは、1州割譲という戦争なので、すぐ終わります。
こんな超省力展開の我らが日本。
予想はしてましたが、やはりマリから割譲させないと西○化条件を満たしませんでした。
結局ルアンダ(今後周辺)とゴールドコーストの2か所のトロピカル植民を終わらせる必要があり、とっても大変!
南米植民も考えたのですが、植民距離が足りなかったです。
東回りでアメリカいった方が本当に早いんじゃないだろうか・・・。