AAR/AnotherWorld Universalis (AnbennarMOD紹介)

Castellos is dead

年代記騎士団(Order of Chroniclers)*1が最近配布している冊子には、Cannor大陸全土を揺るがしかねない情報が記載されていました。Aelantir大陸で発見された壁画神殿(Mural Temple)*2において、Regent Courtの主神Castellosはエルフたちの天空神Castellarと同一の神であり、壁画にはその神Castellarが災害を食い止めようとして失敗している様子が描かれている、という衝撃的なものでした。冊子の裏面には、その壁画の模写と思われる物も描かれています。
Regent Court教徒の反応はさまざまであり、信じない者、発表を擁護する者、非難する者、宗教指導者に答えを求める者……この未曾有の混乱に対し大祭司達は事態を収束させることができていません。
この報告が正確なものかどうかはまだわからないが、もし本当なら、Regent Courtは今まで死んだ神によって導かれていたことになります……。

1508~1560

1508年5月、Coriniteが発生しました。この宗教はRegent Courtの異端です。Wyvernheart王国においてCoriniteを宣言した異端者たちは、Escann地方が緑潮によって壊滅したのはCastellosが死んでいたためRegent Courtの支配力が弱まっていたからであり、これはさらにRegent Courtの祭司達の怠慢であったと糾弾しました。伝統主義者の主張する次の統率者はCastellosの息子Adeanですが、AdeanはCastellosの下で保守的になってしまい、Regent Courtの領域を外敵から護るような積極的な行動はしないだろうととも主張しています。彼らは、Agradosの正統後継者としてのCorinを次の統率者として抱く考えのようです。この考えがどこまで広まるかは今のところ未知数です。

Hunter's Follyの地がCoriniteの改革中心地になります。

また、これと同時にRegent CourtからCastellosとCorinがいなくなります。

1514年12月、君主が崩御、後継者は引き続きMunasを信仰します。

1518年3月、解明の時代(Age of Unraveling)へ突入しました。

同月、第十一回汎神殿評議会(The Eleventh Pantheonic Council)が発生しました。各神信仰の代表者が集まったこの会議は不和が予想されましたが、実際にはそうではありませんでした。Castellosの代表自身もCastellosの死を納得して受け入れていました。この会議のメンバーも殆どが問題の壁画を魔術を通して、若しくは直接に見ていたのです。
会議の焦点はCastellosの後継者に関するもので、案の定、伝統を重んじる派閥はAdeanを、実力を重んじる派閥はCorinを推しています。結局両者の間で合意は得られませんでした。

その間もCoriniteはその勢力を広げています。

1520年10月、イベントで魔術師階級の影響力が上がったので、試しに魔術を唱えてみます。魔術は「Cast Spells」の特権を付与して行います。魔術師階級の影響力が高いほど、効果も大きいです。

いくつか種類があるのですが、外交点に余裕があるので作物の実りが良くなる魔術を使います。

1521年12月、長い思案の末、現君主はその座を降り、Lorentの統率者を選挙で選ぶ仕組みを作り上げました。スターテン・ヘネラールの採用です。これにより、長く続いてきたSiloriel朝は途絶えますが、これ以降Lorento王国はさらに繁栄することとなり、この決断をした王も名君として讃えられるようになるでしょう。

1528年6月、どうやら現Anbennar皇帝がCorinaiteに改宗したようです。現時点でAnbennar皇帝位に宗教的制約はないのでこのまま続きますが、帝国内の分断はさらに深まりそうです。

また、この時期に、世界の秘密を探求すること目的とした学術組織、Ravelian SocietyがCannor大陸各地で活動を開始しています。この組織は、各地に支部を立ち上げ、精力的に活動しているようです。

この後約40年、Cannor大陸は高い緊張状態ではあったものの特に何事も起こりませんでした。Lorent王国は侵略的拡大が厳しいためCannor大陸での拡張は控えめにし、主に南Aelantir地方を重点的に攻略、勢力を広げていました。
しかし……

1576年1月、宗教同盟の結成
Corin派とAdean派の緊張はついに頂点に達し、現皇帝は選帝侯の資格としてCorin派であることを要求することを発表しました。Adean派の選帝侯達は皇帝の横暴な要求に抵抗するため同盟を結成、帝国内外の諸国へ助けを求めました。皇帝たるIstoralore選帝侯国も折れる気はないようで、各国に援助を求めています。

これは、旧時代の制度で、我が国の勢力拡大に蓋をしてきたAnbennar帝国を解体する、絶好の機会と思われます。我が国の軍事力ならAdean派の盟主に押されることは疑いありません。

1576年8月、解体のための根回しを終え、ついに皇帝に対して宣戦布告します。

1578年11月、Corin派に着いた皇帝及び選帝侯3か国の首都の包囲が完了、帝国の解体を宣言します。

1595年5月、旧帝国領を一部割譲させたことで、開発度が1000を突破。中央集権的な新時代の帝国であることを宣言、帝国ランクとなります。


*1 世界中のあらゆる知識を集め、百科事典に書き込むことを目的とした学者集団。Magisteriumの神殿から分かれて生まれたこの組織は後の活版印刷による印刷革命の時期に独立した団体となり、世界各国から支援を受けた、Cannorで最も有名な中立団体となる。
*2 Elf文明の歴史を描いたいくつもの壁画と、壁画に描かれている事象について記載された資料が残る古代神殿

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