「困難は分割せよ」の格言にもあるように、WCとOFを並行するのではなく、WCを終えてからOFを処理したほうが楽です。
1.35のAARでは、WCから20~30年あればスンニOFできるとしましたが、1.36ではどんなもんでしょうか。
とりあえず反乱利用で国教をスンニとしてスタート。
1.35から変化ありません。
宗教/インフラ/諜報/外交/権勢/探検/神聖/傭兵
カテゴリ | ポリシー1 | ポリシー2 | ポリシー3 |
ADM | 宗教+インフラ(宣教師1) | 宗教+諜報(強度2) | 宗教+外交(強度1) |
DIP | 宗教+探検(強度2) | 権勢+神聖(強度1) | なし |
MIL | 宗教+傭兵(強度2) | なし | なし |
1.36でミッションが新しくなったマムルーク・ジョージア・イエメン・アラビアが参戦。
1.35時点で見落としていたルテニア・ポーランド・シレジア(欧州汎用)も加えました。
変態先 | 効果1 | 効果2 | 効果3 | ミッション進行の注意点 |
[事前]サルピエ | 首都ミラノ | 強度2 | ||
※イスラム統一 | 強度2 | 神権変更後にTier1でCaliphate採用可(宣教師1/強度1) | ||
※遊牧民→君主制イクター | 改革ポイント消費 | |||
マムルーク | 首都カイロ | 宣教師1[特権] | ||
ハウサ | 首都カノ | 宣教師1 | [25年] | 宗教統一度100 |
ソコト | 首都ゴビル | 強度1[25年] | ※同名のミッション報酬が二回入るが二重に効かない | |
シレジア[欧州汎用] | 異端強度1[15年] | 宗教統一度100 | ||
モロッコ | 首都マラケシュ | 強度3[20年] |
イングランド | 首都ロンドン | 宣教師1 | 強度1 |
ルテニア | 首都キエフ | 強度3[20年] | キエフ(首都)要塞 |
オーストリア | 強度2 |
ジョージア | 強度2[20年] |
ラーンサーン | 宣教師1[20年] | 強度2[20年 |
ポーランド | 異端強度1 | 人文アイデアなし |
イエメン | 異端強度3[30年] | 強度3[サナア遺産] | FL90%以上 |
アラビア | 異端強度2[40年] | 異教強度2[30年] | 宗教統一の強制ディシジョン異端強度2→4 | |
※神権制採用 | 宣教師4 | 強度6.5 | 議会込 | 改革ポイントはTier13まで足りた |
他にはマリに強度1のミッション報酬がありますが、トリガーとなるMTTH450のイベントをAIに踏まれるため達成不能でした。
NIはアラビアの宣教師2/布教強度3が最優秀ですが、カスタム国家につき変更できません。
宣教師・布教強度ともにAAR/お気楽メモ集#d575fc77にまとめたので、そちらを参照。
使える要素はすべて使ったはず。
その他、大聖堂スパムのみ全州に行っています。
ステート化・布告・文化受容は手間がかかるため行いません。
宣教師は計16人。アラビアNIが使えていれば18人でした。
布教強度は基本58%。異教63%、異端70%超です。
全州を1ヶ月以内で改宗できます。
改宗作業前の世界DEVが以下。ざっくり22000ほどのDEVをスンニ化する計算。
属国(宗教強制した植民地国家)による自前改宗・商人による自動改宗は、自前の宣教師に比べて圧倒的に遅いため無視します。
宣教師はすべて自動派遣に委ねます。機械的に順に作業し、手動に比してタイムラグも無さそうです。
開始したのは1754年1月1日。
1778年に「宗教的熱意」による改宗不可州と、植民地国家が着手している州を除いて完了。
約24年で作業できた計算です。
1783年に最後の宗教的熱意が消え、OF達成。
そろそろ加湿器が必要な季節になってきました。
通算で何度目のWC/OFかを数えるのはやめましたが、WC+OFという枠組みで比較するなら今回が最も楽だった気がします。
カスタム国家のおかげで楽をできたというよりは、プレイの方向性がガチガチに固まりつつあることに加えて、verUPによるUIの向上の寄与が効きました。
特に自動改宗がめちゃくちゃ大きく、最後の改宗作業は10分もかかりませんでした。旧来だと1時間超の虚無でしたからね。
1.35のAARでは概ね同ルートのカスティーリャでWCOFしました。
ここではカスタム国家と比較してみます。
カスティーリャは植民用のミッションが助走となりますが、初期君主の無能さもありカスタムの爆速の展開には届きません。
最終的な植民者数でもカスタムが優位で、自前の制圧力ではカスタムがだいぶ有利です。
ただし、カスティーリャでプレイするとAIカスティーリャというライバルが消える強烈な利点があります。
そのため、最終的に確保する植民州数は大きく変わらない印象があります。
植民地国家の形成が早すぎると問題がある都合、カスタムの立ち上がりの速さが寄与しきらない事情も影響しますね。
カスタムNIの生産財+2.00が圧倒的で、経済覇権のタイミングは数十年単位で変わってきます。
ただし、カスティーリャのセヴィリアノード&ミッション込の関税パワーでも経済力は十分であるため、カスタム経済にはオーバースペック感もありました。
また、カスタムから流出する交易財が他国を豊かにしている感も否めず、WC段階において要塞数/DEVで不利になっているかもしれません。
カスティーリャはサルピエNIのCCR10%でチベットに乗り込むことになりますが、カスタムNIなら20%で乗り込める点で有利です。
ただし、カスティーリャの政府由来の統治効率+5%が乗るため、さほど劣らない印象があります。
カスタムの利点として、アジアにもまとまった土地を持ちやすく、現地での事前の軍編成が楽になることが挙げられます。
遊牧民汎用NIのCCR25%がカスタムの20%を上回ります。
他NIではカスタムが強いですが、CCR5上積みのための神聖+経済を外して諜報や革新に回すことで他NI分を補えるため、互角という印象。
カスタムの難点として、世界を分断するように領土を取っているため、大国が生まれにくくなることが挙げられます。
和平の管理の手間を減らすには大国が減っているほうが好ましいです。
カスタムは共和制で始まるために改革Pが爆速で溜まり、将来の神権化の後にTierを進めるのに困りません。
カスティーリャは神権最終Tierを目指すには不安があるため、変態過程でミッションを利用して改革Pを補充する必要に迫られます。
もっとも、神権最終Tierの必要は「大聖戦」で宗教的熱意を塗り潰すことにしかないため、宗教的熱意への時間的余裕があるなら無視できます。
アラビアNIを使える点と、カスティーリャ自体にも強度の恒久イベントがある点で、カスティーリャが有利です。
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