ver1.32による多数の遺産追加で、世はまさに大遺産時代。
どんなプレイを行うにしろ、対応する遺産を確保、ダカット・MPを注ぎ込んでアップグレードするのが重要です。
一方で、戦勝点コストの基本値が20%引き下げられたり、世界的なDEVの増加に抑制がかかったので、征服の根源的な苦労は軽減されていると考えられます。
筆者がまず考えたのは、以前の自作AAR>を踏襲し、ダカットを簡素かつ大量に稼いでからWCに向かうものです。
征服にはダカットのみならずMPやFLも必要となりますが、それについても目処が付いており後述します。
イングランドは探検+拡張+議会による植民者四人体制で世界最速の植民ラッシュを実現し、英国海峡の恵まれた基盤、聖公会の補助もあって資金力をバカ伸びさせられます。
イングランドより高速で植民できる国は存在せず、序盤の(相対的に)困難な戦争を最小限に抑えつつ国力を伸ばすことができます。
コア化や統治効率のNIを持たないため、長期的には変態が必要です。グレートブリテンはエンドタグなので経由できません。
本国がイングランドであるがために、海外にまとまった土地を確保するまでは派兵が面倒です。
1455 | テネリフェ植民 |
1480 | 初植民地国家形成 |
1520 | 帝国ランク化 |
1580 | 経済覇権 |
1600-1700 | 遺産確保・絶対主義上げ・軍事覇権 |
1700 | 帝国主義解禁 |
1700-1720 | 変態準備・連続変態・ヒンドゥー改宗 |
1720-1821 | 急拡大 |
1600年までほとんど非戦、植民のみで経済覇権まで到達。
遺産を確保したり絶対主義上げをたりしながら1700年の帝国主義を迎え、いくつかの変態の種地を抑えて連続変態。
ヒンドゥー筆頭の強遺産モリモリに加え、連続変態によって得た各種補正の力があれば、残り100年で一気にWCまで進めるという皮算用。
どれだけ変態を挟むかは大変な悩みどころです。
変態のためには種地の征服に加え、主要文化の変更、それに伴うステートの解除が必要となります。
それまでにステートを確保しているほど変態のデメリットが大きくなるというジレンマがあるのです。
ただし、複数国家への変態を連続で一気に行うことで、デメリットの発生を瞬間的かつ一度までに抑えることができます。
変態するだけではさほどの意味が無く、目当ての補正を得るためのミッションの達成も必要なので、事前準備が鍵になります。
今回は五つの国へ連続変態する目標を立てました。
変態先 | 主なミッション報酬 | 主なミッション条件 | 備考 |
コンゴ | 異教戦勝点-15%+陸海軍士気+10% | サハラ以南から欧州国排除 | ver1.32追加変態先、比較的に条件が簡単なのに強力な効果 |
クロアチア | 開発-5→分離主義-5 | バルカン地方20州保有かつイタリア国家排除 | 情勢次第では苦労しうるが強力 |
ハノーファー | 不穏度-2 | ブリテン20州保有 | イングランドなら最初から達成済、変態条件を満たすだけで良い |
サルデーニャピエモンテ | 統治効率+5% | トリノ建物5/ピエモンテ州DEV100 | 統治効率が簡単に貰えるおかしなミッション |
ムガル | 統治効率+10% | インド統一 | 遊牧民以外の最終到達点で、ミッション報酬のみならずNIと独自システムに圧倒的な強み |
なお、これらの変態先に共通する特徴として、変態時に強制的に首都移転が行われるという仕様があります。
交易会社の解除等のデメリットがありますが、資金力が十分なら大きな問題はありません。
とはいえ、首都移転が行われないタイプの変態のほうが気楽ではありますね。
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