AAR/第十九回マルチ

第五篇 〜囚われのインド〜

Ming二日目

 Ming PLである狂犬氏から代理を依頼され, もう一度Mingをプレイする.
もうAutonomyの縛りも外れているため, 事実上完全な作業プレイになることが予想された.
しかし, 代理直前に狂犬から次のようなチャットが送られてくる.

〜Ming PLとの個別チャット〜
Ming : インド叩きたいなぁ
筆者 : 叩いたらオスマン来そうでいやだな
Ming : そうそう
筆者 : 海賊(での収入削り)しといたほうがいいのかな
Ming : go
筆者 : おk
Ming : じゅるり
筆者 : (察し)
Ming : そのためのLS そのための海賊? みたいな
Ming : 海賊!暴力!戦争! 海賊!暴力!戦争! って感じで……
筆者 : bengalコレクトとceylon海賊かな
Ming : せやね
Ming : (インドP Lは海賊されてる事に)気づくのかな
筆者 : どうだろ
筆者 : 収入が減ったことで気づきそうではある
Ming: 気のせい気のせい、部隊増えたとか言っといて
Ming : しれっと海賊退けとけば解決
Ming : で, あとあと(海賊しにLSを)戻すと
筆者 : おっそうだな (ゲス顔)
Ming : インド君沿岸あんまり無いからね、海軍でないもんね(ゲス顔)

 インドは沿岸プロビが少なく, 経済力に比して海軍扶養はそれほどでもない.
というか, 海軍力に関しては東南アジアが群を抜いている.
ここに適当に海軍FL系建造物を建てるだけで, すさまじい海軍を出すことが出来るのだ.

 というわけで, プレイ開始後からインドに海賊を送り出す.
早速インドPLからの抗議を受けるも, 大変心苦しい(棒読み)し, 内心こんなことはやりたくなかった(大ウソ)が聞き流しておく.
正規PLにそう指示されたから, 筆者の一存でどうにかできるものではないし, それに結構やってて楽しかった(ゲス顔).

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 困惑するインドとそれを取り囲む狂犬たち (イメージ画像)
これは生贄に捧げられちゃいますねえ……(元ネタ並の感想)*1

 というわけで, 全力でCeylonノードを荒らしにかかる.
Bengalノードではcollecctし, Ceylonには海賊を派遣した.
Ming対策でインドといつの間に仲良くなっていたOttomanがBharat側で介入し, HSによる海賊対策を行うも, そんなものは攻撃側が場所を変えればいいだけの話である.

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漆黒に染まるインド洋の図
うえっへぇ!(ゲス顔)

海賊対策が来れば船を引き返し, HSが別のノードに移動すればがら空きになったノードを空き巣する, という具合に一方的に略奪できた.
この入れ食い状態に筆者は内々心をおどらせ...大変心を痛ませていた.

~全体チャットにて~
Bharat : 収入が落ちるううう
筆者 : 狂犬が悪いよ狂犬が
Ottoman : これ次回Ming PLが戻ってきたら攻めてくるパターンだよね
Bharat : ああああああああああああああ(発狂)
Fra : インドと同盟切っていい?
Fra : 他意はないけど
筆者 : ウソだゾ絶対他意しかないゾ
Bharat : そんなー(‘・ω・)
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雑なコラだなあ (呆れ)

 ただ, Ottoman側やBharat側が海賊をやり返さなかった理由には疑問が残る.
太平洋の小島に植民するなり何なりして起点を作ってしまえば中華の主要ノードに船が届くので, それを利用すれば中華の沿岸をも荒らしまわれるだろうに……
まあ平和的な性格の人が多いので, 思いついてもやらなかったのかもしれないが, 筆者が代理中に自国へと海賊を送られてきたら, 機会をつかんで間違いなくやり返すだろう.
筆者は侮辱を許すことはあっても, 忘れることはないのだから……

日本君, (カソリック経由で)reformedになる.

カソリックとは何だったのか......(困惑)
まあカソリックで居続けるメリットなんて日本には殆どないからね, しょうがないね.
特にゲーム後半でcatholicからprotestant / reformedになる場合, Reformedの方が何かとやりやすい.
というのも, reformedは異端寛容度が +2されるため, 改宗後の宗教統一度を高めに保てるのだ.
(toleranceが十分高ければ, それが異教 / 異端であっても宗教統一度への打撃は全くない)
何らかのideaと組み合わせることで, より国教の変更は容易になるだろう.

日西戦争

 そしてreformedに回収した日本が, ついに鉾先をあらわにした.
対象は意外にも, Spain植民国家が割拠する新大陸であった.

Japan : じゃあ行きまーす↑
Spain : えっ…Spain : えっ…こっちにくるの?

 日本はこっそり, いつの間にか新大陸に遷都しており, Casの植民国家から土地を奪えばそれを本土にする事ができる.
それに奪う新大陸の土地は同宗教かつ, 基本的に全てCastile文化プロビであるため,
Cas文化を受容文化に放り込んでしまえば獲得直後から高効率でプロビを使うことができる.

 では, なぜSpaainを攻めたのだろうか?
実はこの日本はいつの間にかオセアニア経由で新大陸へと遷都しており, 植民国家に奪われることなく新大陸を直轄地にすることができるのだ.
それに同宗教かつ全てCastile文化プロビであるため,
受容文化に放り込んでしまえば獲得直後から高効率でプロビを使うことができる.
そしてSpainは友好的な海軍国家を持たず, 新大陸と日本本土との交通を断ったり,あるいは海賊によって収入を壊滅させるなどの反撃を行おうにもそれは困難であった.
要するに, 日本にとってSpainの新大陸を殴る分にはタイマンに持ち込めるわけである.

 加えてSpainとJapanがこの時点で取得している軍事ideaの間にはかなりの差があり,
Japanが軍質・攻撃・軍量を取っているのに対してSpainは防御のみであった.
ここから生み出される規律差は, すさまじいキルレとなって跳ね返ってきた.

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(虐殺されるSpain本国軍の図)

Spain : ピキピキ ……スペイン兵弱すぎィ!」
筆者 : 同じ宗教どうしで争ってて大変そう
Russia : その点正教は平和の宗教やな, 正教国同士で争ってないし
Ottoman : お, おう……
筆者 : 日本兵が山岳に攻撃してるのにで押し勝ってるwww
Spain : (^q^)
Fra : (Spainが)負けたかな
Spain : (日本兵)多すぎるッピ

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(Spain軍)死亡 確認

Japan : 69年からですけど15年やります?
Spain : 和平しても停戦期間切れたら即来そうなんだよなー
Japan : まあ分からないですよw
Spain : それでもまた来るんでしょ!エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!
Japan : いやー…それは御想像にお任せしますw
Spain : ぐぬぬ
筆者 : あっSpain本国軍が殲滅された
Spain : 痛すぎるッピ!

 Spainは本国軍のほぼすべてを新大陸に派遣していたが, どうもその大半(全て?)が殲滅されたらしい.
これはSpain PLの心を折ったらしく, Japan側の提示した

戦後の外交的再編

 ただ意外だったのは, SpainとJapanのPLが相互に遺恨を残すことなく, むしろSpainが婚姻相手を欲した時にJapanが積極的に名乗り出る(≒攻撃の意志はない)ほどであった.

~全体チャットにて~
Spain : 外交枠余り中
Spain : 同盟相手急募 (あと嫁)
Japan : 日本
Spain : 日本美人ください
筆者 : 殴られても仲良くできるってのはすごいね
Spain : 殴り合ったらきっと仲良くなれるんです

 史実の日露戦争後に日ロがむしろ友好的になったと同様, 地勢的対立がなくなれば友好国になれるのは確かであるが, なかなか出来るものではない.
それにSpainからしてみれば一方的に殴られたわけで, 器の大きさとRTS PLとしての度量の深さを感じる行為であろう.
また, Japan PLのだれも介入できない(あるいは, したくない)状況を作り出す巧緻な技術も称賛されるべきであろう.
この両者のようなPLが増えてくれれば, ゲームを募集する側としては大変ありがたい.

イェズス会とOpen China

西欧国がMing領に商人を派遣してきている場合, MingはOpen Chinaという凶悪な補正を得ることができる.
Ideaとtechコスト10%割引は強いので, 是非狙っていきたい.
代償として1プロビが恒久的にcatholicになってしまうが, だから如何したと言う話である.
このイベントは, 筆者がプレイ開始した際に条件を満たしたので発動させておいた.

ふと世界地図を見ると, もはやAI国家の大半は滅び去り,
もはや彼らは, 僅かに新大陸やアフリカ奥地のド辺境に残存するに過ぎない.
このことは, ようやく本格的な対人戦の季節が訪れたことを感じさせる......

To be Continued……?
=> AAR/第十九回マルチ/第六篇 〜消え去った勝機〜


*1 どうでもいいけどベルサガのサフィアちゃんのこと左右反転顔って言うのやめろよ

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