宰相。プロイセンの近況とこれからの展望について話しなさい。
はい。まず、内政についてです。宗教戦争以降の度重なる北欧と東欧への進出により、開発度が600→1100に増えました。
しかし、国力増大のわりには収入が増えておらず、まだ大軍を抱えることはできません。
どうして、収入があまり増えていないのかしら?
まだ、自治度が高いことと、ポリ連合は我々との戦争に加え、内戦状態が続いていたので、ポリ連合の領土に施設が全く建っていないのです。
なので無理な戦争と出費は避けてください。
続きまして今後の戦略ですが、北欧方面へはまだ侵攻を続けますが、東欧へはロシアをあまり怒らせない程度まで侵攻し拡張を終わらせます。
拡張が落ち着きましたら神聖ローマの帝位を狙います。帝位につくには簡単な話。軍隊を増やして脅威度を上げ、HRE内での拡張は行わず上昇したAEを下げて、適当な選帝侯と仲よくすれば帝位につけます。
いいえ。それだけでは帝位につけないでしょう。
プロイセンの強いリーダーシップを見せつけなければ、皇帝に即位できないわ。
(ゲーム的にはできますし、お金もないので戦争はしないでほしいなぁー)
そのためには、そうね。フランスの同盟国に不法占拠されている神聖ローマの土地の解放、もしくはヨーロッパを脅かすオスマンへの勝利が必要よ。
それと帝国諸侯をできるだけ解放しましょう。
・・・まぁ好きにしたらいいんじゃなんですか?
かくして、対フランス、対オスマン同盟が結成されたのであった!
対フランスとオスマンで利害が一致したとはいえ。
よく、オーストリアと同盟できましたね
最初、顔を合わせたとき・・・
嫌い!! あんたなんか大っ嫌い!!!
プロイセンのバカ!もうしらない!!
・・・って、感じだったわ。
でも、私(プロイセン)は、あなたを(オスマンから)(神聖ローマ諸侯のいち)騎士として、守りたいのよ。と率直に言ったら。
・・・って、急に顔赤くして、黙っちゃったわ。
取り乱した自分を振り返って反省したみたいね。
うわぁ。
それなんか勘違いされてません。
何のことかしら?
ただ、同盟したら結婚しましょう(←外交コマンド)と言ったら。
という具合に帰らされたわ。
うわぁ…
朴念仁って言われません?
朴念仁?
わからないならもういいです。
in1615
・・・暇ね。
戦争とか起きないかしら?
さっきまで、ポリ連合とデンマークと戦争してたでしょうに・・・。統治点カツカツですし、戦争するお金もないです。
あいつら弱すぎるのよ。あんなの戦争に入らないわ。
戦争したいから、外交状況の報告をしなさい。
えぇ・・・。
とりあえず報告することは、最近までイギリスがフランスに植民地戦争を仕掛けられてました。ボッチ国家だったのが仇となったようです。
それと先ほど入った情報ですが、カステラ・フランスVSオスマン・モロッコ戦争が勃発しました。
これはチャンスね。40師団を新規編成して宣戦布告よ。
人の話聞いてました?! ほんと戦バカだな陛下は!!
賠償金とればいいだけの話よ。しばらく借金生活を我慢しなさい。
叩けるうちに叩いとかないとだめなのよ。
かくして、ヨーロッパ世界からのオスマンの脅威を払拭するべく。オスマン帝国に宣戦布告。
プロイセンを盟主とするオーストリア、ロシア連合軍がフランス軍とともにバルカン半島に進軍する。
オスマン軍は、モロッコ軍含め15万人で迎撃に向かうが、欧州連合軍はこれを撃破。
ついにプロイセン軍は首都コンスタンティノープルを占領する。
しかし大勢のオスマン軍がアナトリア半島に未だ健在であり、プロイセン連合軍はバルカン半島の一部領土の割譲と多額の賠償金を条件にオスマン帝国との講和をおこなった。
完全な勝利ではなかったものの、同盟を主導し、最強と謳われたオスマンの首都を占領したプロイセンの名声は欧州の西端リスボンから東端のモスクワまで知れ渡った。。
オスマンに勝利したプロイセンは皇帝に代わり不法な領土を領有する帝国諸侯から実力での帝国諸侯の解放を実施。合計で12もの諸邦が解放された。
いくつかの帝国諸侯からプロイセンのこの行為に対して神聖ローマ皇帝に抗議が寄せられたが、
そもそも、不法に占領された帝国の領土が元の所有者に返されたに過ぎないわ。
諸侯が不法な侵略行為で占拠した土地が元の所有者へ戻ることは合法よ。
という結論を下した。
プロイセンの強大な武力を背景とした神聖ローマの権威を回復させるこの行動は不評をかったのは事実だが、プロイセンによっていく年にも渡る諸侯間の紛争を終わり、平和な世界を築くことができるかもしれないという淡い期待がドイツの諸侯の間に広がったのも事実であった。
そして、プロイセン自身プロテスタントの守護者と神聖ローマの平和を守るものとしての自負を持ち、次の神聖ローマ皇帝となるべく選帝侯に対し、交易力の転送や列強として国家への影響を行ったり、資金の贈与を行うなどの行動を始めた。
プロイセンは、その後も、イベリア半島モロッコ領グラナダのレコンキスタ戦争、第二次対オスマン/バルカン/レコンキスタ戦争に勝利するなど名声を上げ、
1639年.ついにプロイセン王は悲願の神聖ローマ皇帝として戴冠する。(6/5/6の神君主)
一部の諸侯は、帝位を追われたオーストリアとプロイセンの二回目の普墺戦争になるやもと思っていたのだが…
フランクフルト大聖堂 -皇帝即位の日-
・・・。皇帝即位おめでとう。
お祝いしてあげるわ。感謝しなさい!
ありがとうございます。
一応選挙の結果とはいえ、ごめんなさいね。
・・・別にいいわよ。初めてのことではないし。
・・・それに、あなたは私を守ってくれる騎士様なんでしょう///
はい??
・・・というようなことがあっただけで、二国間で戦争がおきるような気配は全くなかったのであった。
皇帝即位後、今まで遅々として進まなかった帝国の改革を着々とすすめ、遂に永久ラント平和令を施行。
それ以降、諸侯間での紛争は起こらなくなり、神聖ローマに悠久の平和がもたらされた。
その平和の中、神聖ローマ内では産業、文化が大きく発展し、1700年初頭はまさに神聖ローマの絶頂期であった。
しかし、その後ナポレオンの国民軍に敗北。神聖ローマは解体されてしまうこととなる。
だが、神聖ローマのアイデンティティは失われず、この神聖ローマの繁栄の記憶は、きたるべきドイツ民族の国民国家形成の原動力となり、今も歴史の中で輝き続けているのである。
(完結)
この後ですが、もう待っているだけでIEが溜まり、HREを簡単に統合することができると判断して本編を終わらせていただきます
中途半端な状態で本編を終わらせることをお許しください。
このAARを作りました理由は2つあって、プロイセンプレイにおけるドイツ統一の手段は、early Reich 実績のように、主に武力によって統一する手段以外にも、
外交とHRE改革によっても統一できるというEU4の面白さを伝えるべくAARを書きました。
特にプロテスタントで神聖ローマを統一というのはなかなかロマンがあると思います。
そして2つ目ですが、まず神聖ローマは最後から2つ目の改革を通すと、諸侯が全て属国と同じ扱いになり、戦争をすると諸侯の軍と合わさり、数の暴力で相手を蹂躙できるという最強状態になります。
そして、プロイセンの軍質はゲーム中最強。
大量の属国を作れる最強のHREシステム×️プロイセンの最強軍質 。
この 最強×️最強のマジキチ国家を作りたかったというのがAARを書いた2つ目の理由です。
そしてここからのAARはそのマジキチ国家をさらにマジキチにするというのが目標です。
要するに本編終わった後の第2部のスタートです。
目標は神聖ローマの構成国を75以上にする、ヴォルテールの悪夢実績の解除よ。
とれたらいいなー。
続く。