中華の皇帝・明国。
その北部国境に展開する遊牧民たちがいた。
いつの時代も、中華の側には騎乗の民がいる。
そこには彼らがいて。
時として、統一態となった彼らは波濤となって押し寄せるのである。
前年までに、明は満州の諸族を朝貢体制ではなく、直下の属国・領地として組み敷いていた。
中華という体制にとって頭痛の原因たる遊牧国家の服属。それは当国の学者たちにとって明らかなる天命の表れにも思えた。
しかし、それが可能となったのはJianzhouという部族が強大化した余波であり、周辺に敵のいなくなった現状、次に狙われるのは当然のこと豊かな田園、交易地を持つ大明国なのであった。
明は将と総力を結集。
満州における征服地を維持しようと六万余の軍勢が送り込まれた。
だが、満州軍の異常な強さ(discipline115と八旗)を前に、各地で徹底的に敗北し、将は討ち死に、一時は兵力の過半が消滅。
屈辱的な講和を受け入れることになった。
とはいえ彼らは安堵していた。
要求されたのは満州諸族の土地と十年間の賠償金。
そして1000Ducat。金銭で平和が手に入るなら安い。
そう思っていた。
しかし十年間。
和平の期間もおよそ十年間。
この後、約十年毎に資金と土地を蚕食され続けるという事実に、皇帝の城市で気づいたものは誰もいなかった。
明の静かな転落が始まった。
二百年。
十二度に渡る南下作戦の始まりである。
Estateの影響力増大で、ひどいことに。
やってしまいました。
せっかく、それなりにまとまった導入を書いたのに台無しですね。この自画自賛まで含めて、台無しですね。
それはそれとして、私はこのプレイの中で致命的なミスと重傷のミスと軽症のミスを何度かしでかします。
まあ、それらに比べればこんなものはミスではありません。国が滅びないミスはミスじゃない。どうかひとつそういうことに。
こんだけやらかしても明は打倒できると思って貰えれば幸いです。
解除するのに安定度を-3する必要があります。
君主の統治スキルが一定以上なので、政策の宗教的供物で安定度を上げ易くしておきます。
なんか既に安定度が上がっているような気がしますが錯覚です。
錯覚ついでに、筆者が冒頭に書いておくべきだったことを、ここに書いておきます。
1.Haixiからは土地よりも資金を巻き上げた。全土を併合すると190ducatばかりが国と一緒に消滅するため。
2.korchinの一部は朝貢cbを使った明が占領した。
3.koreaの北西部の要塞を割譲させた。
4.プレイヤーの序盤行動方針は基本的に序章と同じ。
5.今後、明からはArea単位でProvinceを取得し、残りは十年間の賠償金と即金を貰う。
6.規律115は遊牧民政体と顧問、そして君主の特性。
正直なところ、君主の+5はオーバーキル気味なのでなくても可能。
7.たぶん何度やっても、1456頃までに宣戦するのが一番楽に勝てる。
(明の大規模な西方遠征がこのころ始まるため。
まだideaが関係なく、軍事技術は同等か先行しているため
なんにせよ上手く勝つか、下手に勝つかの違いだけで、八旗と規律と将軍を揃えれば遊牧民ならどうとでも勝てる)
はい。ここまで錯覚です。
では侵攻に戻りましょう。
序盤の将軍の能力において射撃よりは衝撃のほうが重要なのは間違いないのですが、多少は必要です。
個人的には1/4の将軍と3/3の将軍なら、後者の方を採用します。
これは経験則なので、あまり当てにはなりませんが。
ただあまりにも射撃が低いと、こういうことも発生します。
モラルが削られすぎました。
なので、ちゃんとした将軍を雇います。
軍事点がもったいないですが、負けたら終わりです。
やっちまって下さい。軍事点=100の人。
なんかイベントが発生。
明に凄まじく悪い事が起きている。
安定度-2、天命-20。
これはランダムな要素でしょうか。
それとも首都を占領している満州の行動が関わっているのでしょうか。
文章的には関わっていそうですが、実際のトリガーは解りません。
解りませんが、やることは変わりませんね。
首都寄越せ。あと金。
停戦直後に君主が死亡。
なにやら激的で、時代の転換を予兆させますが、君主の能力的には劣化しています。
前述のイベントで、月毎の増減においても明の天命値は致命的に。
たしか『防衛の及ばない遊牧民との国境』といったようなものが大きく下げていたはず。
下がれば下がるだけ、射撃・衝撃において受けるダメージが増えていく。
また交易品生産も下がるので、収入も落ちる。
なのに我々のせいで傭兵の雇用が常態化しており、収入はますます落ちる。
そのなけなしの収入の十分の一は我々に入ってくる。
それでも月6ducatが送られてくる。うちの財政の四分の一を賄うのだから恐ろしい。
しかし流石に限界らしく、5000ducatの借金がある。
だから朝貢国に攻め込んでも、皇帝はやってこない。
残念でしたね、korea。
明にはこのまま兵力を回復してもらう。
そのほうが戦闘で戦勝点を得やすい。
1491。
敵は砲兵を導入したらしい。
どうやら借金も減っている。
だからなんですか。
首都周辺を抑える。
ところでモンゴル以西ですが、侵攻は時期を考えたほうが良いようです。
宗教の違いによる統治の面倒さにも関わらず、土地は痩せています。
Humanist Ideaの取得は一考の余地がありますが、後々、Qingになり、国教が儒教になることを考えると微妙に思えました。
儒教は選択した各宗教を調和と称して異教扱いから外すので、Humanist Ideaに求めるメリットと被っているのが困りもの。
1506侵攻。1510終了。
今回は国境の明確化を優先。
軍隊の通行が東西で不便だったんです。
ちなみに、この時点で清に必要な土地は押さえたので、いつでもなれます。
弱くなるのでなりませんが。
1518。Korea接収。
1519。いまさら植民地主義が始まる。
妙に遅かったなぁ。
1522。
要塞をピンポイントで占領して回る。
砲兵なくても意外と早い。諜報網が百%だからでしょうか。
そういえば攻勢Ideaも取得していたっけ。
一部は開戦直後の駐屯兵がいない状態を強襲したからですが。
この頃から金銭を貰うのをやめています。
そもそも明が大してもっていません。
無理のない範囲で西方にも進出。
どうせStateには上限で組み込めません。
焼いて君主点を出すのが目的。
あとは自治度を上げて放置。
Yarkandにある金山は、後々組み込んでも良いですね。
1539。いつもの宣戦。
しかし、このとき筆者はこのプレイにおける最大のミスに気づきました。
ここまでのSSを見てもらうと解るのですが、わたしはTribal CBで宣戦しています。
前回のMandate of heaven CBの結果が散々だったので、無意識にこうしていました。
大した違いはなかろう、と。
しかし、中華の土地を貰う上ではMandate~CBを使った方が、たくさん土地が取れるのです。
ちょっと取れすぎて、反乱軍が湧き出すぐらいとれます。
…………。
さ。
いつもの通り戦争が終わりましたよ。
なにもかもいつも通りですね。 CBの確認大事。
1559開始。1563終了。
さて。この戦争時に妙なことが起きていました。
アユタヤが明の領土を闊歩しているのです。
そのうち我々とは別に終戦を迎え、土地を取るでもなく帰っていきました。
なんだあれは。
不審に思いながらも、こちらはこちらで土地を貰って帰る。
いや、本当にMandate cbは優秀だ。
侵攻も八度目を迎え今回も天命CBでやっていきますよ。
…………。
おい、あんた。
天命どこやった?
そして衝撃の事態が。
中華皇帝アユタヤ。
なんてこったい。
弱らせすぎたなぁ。
まさか象さんに負けるとは。
しかし、なんですか。この面白い字面は。
中華皇帝とつけたら大抵のものは面白いんじゃないですか。
宇宙戦艦と同じようなものですか。
……。
宇宙皇帝アユタヤ。
どうしたものかなぁ。
アユタヤとは隣接していないので、中華皇帝位を奪うために、まずはDaiVietを道路にしないと。
どうしたものかなぁ。
その間にも、前回の私と同じ罠に掛かり弱体化していくアユタヤ。
ああいう風になるために、わざわざ取りに行くのもなぁ。
よし決めた。
気分転換にロシア殴ろう。
16世紀とは思えない将軍コレクションで頚木を填めにいく。
ほらほら。うちの貢納国に土地を返してあげてね。
よし。
さて。着々と準備が整ったので、中華皇帝を貰いにいきます。
あ、宇宙皇帝の座は結構です。中華のだけ下さい。どうも。
これで中華の皇帝は満州です。
更に。
清建国。
実績【Qing of China】及び【A Manchurian Candidate】達成。