目標:明に25%以上の戦勝点の和平を3回*1通す
縛り:植民の禁止、同盟など外交枠に計上されるあらゆる外交関係の構築の禁止
国力の充実していない状態であっても、内海ガレーパワーで明を叩けることを証明します。
日本の大名は数多ありますが、細川を選んだ理由は
迅速にガレーが強化される素晴らしいNI。
海軍型NIの大名としては河野と宗がありますが、河野のガレー強化が遅い点、宗は海賊で騎士団と被るので却下しました。
日本統一戦は、本旨からズレるのでざっくりと解説。
細川は初期から複数のプロヴィンスを持って頭一つ抜けているので、ライバルCBで君主点を稼ぎつつ領土を拡大。
首都の摂津が農地かつCoTであることにも助けられ、楽にルネサンスを受用できる点も良かったです。
自治度上げによる不穏度減少を使わずに拡大したため、四六時中反乱に苦しめられMPが枯渇。
指揮官の名前が高貴すぎる傭兵を雇ってこれを補っています。
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肥沃な日本ノードの力により金は余るので、停戦短縮のために資金援助してやるような余裕もありました。
一通り大名を倒した後、武田の一プロビしか外交併合ができていない足利を殴り独立しました。
なお京都を奪うことによる幕府化を選択せず、政体が富豪政治の一般的な君主制となっています。
言わずもがな、アイデアは海軍→海運です。
独立を達成したことで日本国外への宣戦布告の縛りが外れました。
未だ日本国内は反乱祭り、陸海軍ともに充実しているとは言い難いですが、さっさと明へ仕掛けます。
海洋国家が明へ仕掛ける際は、スパイで簡単に作れる交易紛争(Trade Conflict)のCBがオススメです。
交易紛争CBを作成する条件は、
・同じトレードノード(ここでは杭州)に、商人がいる
・該当ノードに、対象国(明)が20%以上の交易力を持つ
・該当ノードに、自国(細川)が10%以上の交易力を持つ
一番下の自国の交易力の確保のために、瞬間的に小型船を交易保護に従事させることが必要でした。
CBの作成が済んでしまえば、交易保護を続ける必要はありません。
1508年*2、明との最初の戦争を開始します。
注目すべきは戦争目標が港の封鎖である点です。
港の封鎖を目標とするCBは三つしかなく、そのうち一般的に使えるのは交易紛争のみです。
読んで字の通り、相手国の港を封鎖した状態を続けることで最大25点の戦勝点を稼げます。
封鎖そのものによる戦勝点も期待できるため、海戦の結果にもよりますが30点ほどの戦勝点を期待できます。
30あれば満額賠償に十分ですから、明を銀行化するにはうってつけのCBと言えます。
この時点で紛れもなく世界最強の陸海軍を誇る明相手ですが、
NIで+20%、ドクトリンで+15%、海軍アイデアで+25%の三点セットを誇るガレー艦隊の手にかかれば、海軍を撃滅し陸軍の動きを無効化できます。
愚かにも輸送艦を瀬戸内まで出してきた明海軍は、哀れ海の藻屑。
適度に敵艦を叩いた後は、封鎖フェイズに移行して戦勝点を稼ぎ続けます。
本当は広州・海南のほうも封鎖したいのですが、海軍の補給距離が届かず自然消耗がエグいため封鎖できていません。
台湾に入植すると補給距離が届くようになるので、一瞬だけ拡張を空けるのも悪くないでしょう。
開戦時に80を超えていた天命がドチャクソ下がっていました。
調子こいて改革を通したんじゃないかという疑いもありますが・・・。
トリガーは詳しく知らないんですが、南部の呉越の独立が発生。
おいおい明、簡単にバラけてもらったら(銀行力が弱まるため)困るぜ?
そうこうしている間に開戦から五年経過。
一通り戦勝点を稼いだので、CBでお得な交易力転送と即金賠償で和平しました。
北京・広州・広東ノードでコレクトし、明からチューチューと吸い上げるのが非常においしい。
停戦が続いてる間に、足利の残った領土を踏んで日本統一を達成(1519年)。
やっぱり帝国ランクになれるのがおいしいですね。
なおNIは日本のものに変更しました。
細川NIのガレー+20%が無くても十分です。
せっかくなのでミッションに従って琉球を攻撃しますが、
おっ大丈夫か大丈夫か。
無事に呉越から独立戦争を仕掛けられてます。
堕ちたな(確信)
明vs呉越連合の最中ですが、停戦が切れたので無慈悲に横殴りします。
例によって海戦は大勝、旗艦も拿捕しました。
明さん死んでしまうん?と思ってたんですが、
数の暴力で呉越を殴り倒し、領土を奪った状態で再属国化してました。たまげるなあ。
呉越を殴り倒した明のランドパワーも、日本との戦いには全く役立ちません。
封鎖するだけで勝てるんですが、せっかくなので嫌がらせします。
ver1.30新規追加の海兵隊の出番です。
沿岸プロビを占領し、港の海軍を押し出して殲滅するのには海兵隊がうってつけなので皆使おう!!!
前の戦争より明海軍と戦う機会が多かったので、けっこうな戦勝点を稼げました。
満額即金賠償に持続賠償も組み合わせて和平。
明銀行からの資金援助により、日本の国力も随分と上がりました。
大陸に進出するに足る陸軍も揃ったので、とりあえずミッションのある朝鮮を道路に。
例によって、明は朝貢国を殴られても出てきませんが、天命は高い水準を維持しています。
第一次・第二次戦争における沿岸封鎖で、中国沿岸部は荒廃したのですが、それと借金を合わせても天命の低下はわずかに留まっています。
ちょっとぐらい天命が下がったところで、ランダムイベントによって押し返されてしまうようです。
いっそ破産してくれないかと思って見てたんですが、5桁に届かんばかりの借金を抱えながら生きており、中国の肥沃さを思い知らされました。
やはり内陸部まで荒廃をばらまいて、-1.0ぐらいのデバフをかけてやらないとダメですね。
三回目も交易CBで仕掛けましたが、領土の取れないこのCBで仕掛けたのは失敗でした。
なぜなら、明銀行からの資金援助によって膨れ上がった日本軍は、もはや明軍を凌駕していたからです。
やられたらやり返す。施されたら施し返す。恩返しです!
はい残念でした。君はもうおしまいです。
目標達成後も少しだけプレイは続け、第四回戦争を天命CBで仕掛け、明全土を荒らし回った上で100点和平を通し領土も奪いました。
しかし明は体制を維持しています。様子を見るためセーブから明に入ってみました。
荒廃は戦時中は溜まるんですが、和平すると徐々に回復されて、持続的に天命を下げる要素となってくれません。
破産・借金・汚職の財源不足コンボは、初期から残ったままの東南アジア朝貢でリカバリできています。
ここにランダムイベントによる天命回復が加わるのか、しぶとく生き残っていました。
あえて戦争を継続し荒廃を押し付け続ければ完全崩壊してくれそうですが、それができる状態なら、もはや天命を下げきらずとも倒せるんですよね。
とはいえ、もはや張子の虎となった明の実情を表すのがこれ。
いつもなら高レベル顧問と朝貢のゴリ押しで、Institutionペナを物ともせず最新技術を維持する明ですが、破産によるペナが効いたか技術遅れ甚だしいです。
明に限らず破産国家はこういう末路を辿り、プレイヤーのカモと化す印象があります。
途中からもう海軍アイデアが関係ないように見えたかもしれませんが、海軍アイデアで稼いだ資金力によって陸で殴り倒せるようになったので、実質的に海軍アイデアの貢献です。
なお、軍量とか経済を取っておけば、もっと高効率で同じことができたのではないかという声が配信*3の視聴者からありました。
まったく反論できませんね。
けっきょくのところ、幅を埋めるだけのガレーにドクトリンの+15%を積んでやれば、明海軍程度には負けません。
扶養限界は借金してでも無視すれば良いので、問題は水兵だけですが、日本みたいに肥沃な沿岸プロビがたくさんあるスタートなら十分に足ります。
ガレー艦隊を維持できる水兵を稼ぐ分には、海軍も海運も要らないですね。
じゃあなんで海軍アイデア取ったんだ。
なんだこの海運アイデア専用イベントは・・・たまげたなあ
こんなん初めて見たわ。
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